農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

WWOOF

夏休みの来客と香港からのウーファー

31日夜にslow food関連の集まりが共働学舎でありそのうち大人3人子供2人が
終了後我が家のゲルに泊まりました。

それはにぎやかに楽しげにキャンプの時みたいな雰囲気が2階でひたすら疲れて伏していた
自分の耳に届きました。

翌朝初めましてとご挨拶したのは9月に当農場で行われるコープさっぽろ「畑でレストラン」
の女性と小学生の男の子、ドイツのフライブルグ在住の北海道出身のお母さんと女の子でした。
ベトナム有機農業視察で一緒に旅をした大町さんのお友達でした。

朝食を囲みながらいかに環境への配慮において日本が遅れているか話題になりました。
アメリカから日本に来た時にエミーも日本のプラスチックバッグ(レジ袋)や過剰包装に
驚いたと言っていたのを思い出しました。

自分もついバッグを忘れレジ袋に入れてもらうことが多いので反省。
ドイツでは考えられないことのようです。

子供達は今回初めて会うので最初は距離があったのが、犬のジーコを介してその距離が
縮まり二人で仲良く散歩に連れて行ってくれるまでになりました。

そのうちに娘が孫を連れてうちの涼しい森に避暑に来たりしていかにも夏らしい、
夏休みの子供が遊ぶ微笑ましいひと時でした。

また人参の草取りに出かけましたがさすがに暑すぎて2時間ちょっとで
ほうほうのていで逃げ帰りました。

夕方香港からのウーファーをバス停に迎えに行きました。
北海道が大好きで今回で5回目だそうで日本語が上手です。
今起きている香港の抗議活動について早速色々教えてもらいました。
香港の人たちガッツがあります。
報道ではわからないことがたくさんあるものです。

さあ、また新たな助っ人の手を借りて人参畑に向かいます。

人参畑で明瞭になること

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かぼちゃ苗が若かった頃受けた風害でまだ地面が見えています。坊ちゃんかぼちゃはほぼ全滅でした。

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人参畑はだいぶ緑のストライプがくっきり見えるようになってきました。

おととい朝、新得駅にジョージワシントン大学生のエミーを見送った後は
一人畑に立ちました。

ゆだるような暑さでキャベツ植えは6割くらい行ったところで中断し、
カゴで集めなくても草を抜いておくだけで済む人参除草に集中しました。

ちょっとでも気を抜けばあっという間に草に埋め尽くされる人参
だからくっきりした緑のストライプが描けることは奇跡的なことなのです。

草を制圧したからとて豊作とは限りません。
しかし人参の1本1本が大切に育ててきた子どもたちであり
それが整列して時折吹く風にそよいでいる姿を見るのは無上の喜びです。

エミーの3週間の滞在中もっとも多かった作業がしゃがんで草を抜く作業で
ちょっと可哀想かなと思っていましたがウーファーノートには草を抜きながら
人生のいろんなことについて考えることができたとありました。
そして、人生において「希望」と「一生懸命働くこと」は誰にとっても
重要な二つのことだとわかったと書かれていました。
つらいことより学んだことの方が多かったんだ、とても嬉しいです。

1週間後にはワシントンDCに戻り勉強を始めます。
公衆衛生学と日本語を専攻し卒業後は日本の現場で少し働きその後アメリカで
医科大学生になる計画です。

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ジーコもよくエミーに散歩に連れて行ってもらったね。

散歩でスッキリ!

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ジーコの大好きなキャッチボール、上に放り投げると時折見事なジャンプで
キャッチします。そしてまっすぐ持ってきてしばらく引っ張りっこしても離さないので
無視するとポトンと落としまた投げろと催促するのです。

この二日間も雨がちでした。
きのうは家の裏の人参2番草取りなのでジーコも見えるところの方が楽しいだろうと
近くに繋いだのが間違いでした。
「遊んでくれ」とわんわん吠え続け、谷間にもわんわんとコダマして
うるさくてかなわないので元の場所に戻してから踵を返すと、
さらに大きな声でギャン鳴きをするのでした。

それでエミーにもう草取りは終わりにしてもらいジーコの散歩に連れて行ってもらいました。
40分ほどの散歩から帰った時にはとても落ちつたいつものジーコになっていました。
そうか運動量が足りてなかったんだねと今日もエミーに連れて行ってもらいました。
ジーコもすっきりした顔でボール遊びをせがむのでした。

白菜が発芽してきました。昼の土砂降りで畑はまだじっとりですが夕方には
夕日も射し明日からはお天気が期待できそうです。

エミー

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6月16日仕事を終えてからエミーを初くったり温泉に送りました

午前中は雨だったのでエミーは休みにして待ったなしのかぼちゃの追肥や
人参の抜き草をしました。(その間エミーは図書館やミンタルにソフトクリームを食べに
連れて行ってもらった模様)午後は一緒に人参抜き草。

きのう畑で彼女が話した中で印象に残ったことがありました。
それは「私たちの世代は未来に希望を持つのが難しい。でももっと上の世代が
未来に希望を感じながら行動をするのを見て刺激になり勇気付けられている」
といったことでした。

彼女が2歳の時に2001年911が起こり、
それに続くアフガニスタン侵攻やイラク戦争があり、地球温暖化に
よるとみられる世界的な気候変動が深刻さを増す中で育ったことを
考えると、希望を持てなくなった世代ということがわかる気がします。

同時に現在も銃規制はなかなか進まないし全米女性の6人に1人は性暴力の被害を受けて
いるという話。さらにトランプ政権下で進む人種や性別や貧富などの社会の分断など
問題は山積しているということです。

若者たちの多くはそういうアメリカに失望し気候変動などにも次に何が起こるのか
不安に感じていると言います。
また歴史を振り返ってみてもネイティヴアメリカンを追いやった上の建国があり
上の世代とはまたちがう目で自分の国を見ていることがわかります。

ただ、ホワイトハウスまで徒歩10分の大学に在学するエミーはホワイトハウスの前で
様々なプロテスト活動を行う人々をたくさん見てそれにインスパイヤーされると言います。
そう、希望を捨てない人たちがいて本来のアメリカが持っている自由と平等と民主主義を
求める人たちです。

アメリカの自分の世代の抱えるいろんな悩みを説明してくれた後で
エミーは自分自身はオプティミズム(楽観主義)が大切だと考えていると言います。

うちに来た理由は日本語をもっと勉強し日本文化を深く知りたい、なぜなら
パブリックヘルス(どう訳すかわからない)健康や医療を含む社会のあり方を考える
学問を専攻していて日本の長寿の理由や医療の先進性にも関心があり卒業後は
日本とりわけ東京で働きたいという明確な夢があるからです。

そのために1年ごとの目標を定めていてすでにうちの滞在後に東京で会う大学教授や
様々な人にアポを取って人脈を作っているところだと言います。

いやー、その行動力はすごいです。
数多くと過ごしてきてウーファーというのは自分の中では「自分の人生を愛しそのための
努力を惜しまない人たち」という定義が出来上がってきました。
まさにエミーは大変な状況の中でも自分の人生を愛している若者です。

そして彼女の言葉にあったように自分らはまだ希望という言葉を知りながら育ってきた
世代として次の次の世代にまで少しでも希望を感じさせられるような生き方をする
責務があると改めて自覚させられたのでした。

そして彼女の言葉「この惑星はのちに続く世代からの借り物であるから」
本当にそうだと思います。
これからの余生それを考えて生きていきたいと思いました。

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春作業をしながら

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その昔、農業を始めた頃はこの両側の畑を借りていてこの近くに6年住んだ。

朝からお天気が良く畑も乾いているのでマルチ剥がしに精を出してほぼ1日で終了。
林の陰はごく少しの畑の隅にはまだ雪がありマルチをあとちょっと残して。
すごい土を浴びるので顔は真っ黒、田吾作という感じになった。
道端にはおびただしい数の福寿草が列をなしていて陽を浴びて金色がかった黄色が並ぶ。

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ウーフホスト登録証、今年15年目

ウーフホストは毎年更新してそのたびに丸いシールが増えた真新しい登録証が
ウーフジャパンから送られてくる。
今年はついに15年目になった。人数は数えたくない。いつも一人一人と向き合って
きたつもりなので一人一人として思い出す。素敵な若者たちと心通わせられたことは
本当に良かったと思う。有機の畑はその場として最高の設定だったような気がする。

金色の秋

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エドワードに髪をほどいて見せてよと言ったらすぐに見せてくれた。20年のラスタヘアー

今日は連れが身内の葬儀で本州に行っているのでエドと1日芋クリーニング。
彼の着ている紺色のサロペットはメルボルンの蒸気機関車を保存する会のもの。
実際石炭をくべて走らせるのだそうだ。
大企業を相手にする太陽光発電やバッテリーの技師がこんなヘアーをしてるなんて
かっこいいな。オーストラリアでは仕事は週4日にしようと云う動きがあるという。
できるだけ労働時間を少なくしたいと多くの人が考えている。
効率を合理的に考えた上でのことだろう。
要するに人生に何を望むかということが現れているんだと思う。

ソユーズと芋と星空と

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カロリーナがソユーズと呼んだソバの島立ての前で

映画祭開幕とともに始まった新内の畑の蕎麦刈りが終わった。
(上サホロの畑は最後に蒔いたのでまだ)
朝には新内小学校からPAやアンプを回収し、
午前中いっぱいかかって高校生の泊まる予定のゲルの
細かな整備をしたので蕎麦は午後から始め1時間半で刈り終えた。

今年は珍しく倒れていないので雑草が多いところ以外は楽に刈ることができた。
逆巻くように倒れかぶさる蕎麦を刈るのは大変だ。
青い空を雲が行く。蕎麦の刈り終えた赤い茎に優しく秋の日光が当たる。
隣のえん麦畑が風の通り道を示す。

カロリーナはウイーン大学の日本学科の学生で母語はドイツ語でフランス語、英語は
すでに堪能で他に両親の出身のスロバキア語チェコ語がわかる。

偶然映画祭に来ていた人はウイーン大学に昔訪ねたことがあり
そこの日本学科の日本語で書かれた修士論文のレベルの高さに驚いたと言う。
(私にはもう一つの別の驚きがありその同世代の男性は高校生の時に私たちが
新得に入植するきっかけになった白鳥の宿に泊まったことがあるということだった)

映画祭のさよならパーティで披露したのはカロリーナが歌うチェコ語の曲。
ギターを弾きながら歌う哀愁を帯びた曲でアコーディオンをそれにつけた。
この曲に今夢中でそば刈りの間もずっと頭の中でなっていた。
彼女の声も素敵だしメタファーに溢れた詞が興味深いので後ほど録音して
おこうと思っている。

さて、大阪の男子高校生3人が4時頃芋を拾い始めていた畑に到着。
既につなぎと長靴姿に着替えてあり挨拶もそこそこに全員で芋を拾い1時間。
やはり頭数、短時間で2本の畝を終えた。

温泉に連れて行ったあと我が家の美味しい旬の夕食を囲み、ドラムを教えてから星を見に行く。
望遠鏡でリングと輝く土星を見て半月のクレーターいっぱいの月を見る。
大阪では一つか二つしか星は見えないのだそうだ。
宇宙の広さ、星の多様性、感動する高校生を見ながら自分もいつも感動する。
忘れているのにいつもそこにあった宇宙。

ウーファーをキャンセル

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エムが手を伸ばす、招き猫?

我が家に来るウーファーは一緒に暮らすことになるので
プロフィールやメッセージの書き方でできるだけどんな人か想像して
受け入れるか否かを決めている。
その勘はほとんど当たっていてうちにはいい人しか来ていない。
最低限の礼儀そして相手をおもんばかる気持ちは備わっているか、
やはり文面にはその人の内面が映し出されると思う。

9月25日から10月8日までの2週間受け入れる予定だったフランス人男性
ウーファーを昨日キャンセルした。

幾つかのやりとりで滞在後自分が沖縄に行くための質問をしてきて
それに答えても謝意はなく、地震の直後には宛名も自分の名前も書かず
地震は大丈夫だったかという短い質問があり、こちらは停電で大変だったけど大丈夫
と返信しても1週間も返事はない。

来たと思ったら自分はたくさんこの地震でフライトを変えなければならなかった。
そちらでは今も毎日地震があり予定日につけるかどうかわからないかもしれない、
青春18きっぷがどうのこうのとあり、自分のことばかりで一切こちらへの配慮がない。

で、この人はセルフィッシュな人と判断。ずっとモヤモヤと不安だったのがこれですっきり。
そういう人とは暮らせない、事前の策。

というわけでこの25日から8日までという大変な収穫ラッシュに
突然空白が出来てしまった。
すぐにウーフで大募集をかけたが日にちも迫る中来てくれる人がいるかどうか。
誰かいい人が現れてくれますように。

かぼちゃ置き場完成!

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百姓大工と弟子のカロリーナ修繕完成記念写真パチリ!

もう一台めのかぼちゃを運び入れるまでになっている中大急ぎで細かい穴を塞ぎ天井まで掃除をし
ついに置き場所が完成。カロリーナには感謝です。

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そうして迎え入れたかぼちゃは揃いよく大玉で惚れ惚れするきれいさ。

これからどんどん甘みが増すのです。新しいきれいな場所でかぼちゃ達も良かった。
以前はこの背後の窓は板や段ボールで塞がれていて暗かったのが昔のままのガラス窓を
修復、明るく古民家カフェ(言い過ぎ)のようになった。

百姓大工の腕も上がり

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夕暮れに、手前が大根そしてキャベツそして人参とそれぞれ微妙に色が違います

午前納屋修理、午後芋掘り。
カロリーナはウイーン育ちなのでこの田舎では初めての体験ばかり。
板をノコギリで切っては充電インパクトドライバーでバリバリ止めていく。
今日の仕事は2階に上がり床の隙間を塞いでいくというもの。
百姓大工としてはもうエキスパートだ(笑)
たまに動きが止まって何かなと思うと目線の先にクモがいる。
他の生き物は平気なのにクモだけはどうもダメらしい。
同じような人が近所のよしえさん。
昔牧場で隣で搾乳していた時「ギャッ」と言ったかと思うと外に飛び出した。
目の前にクモが糸を伸ばしながらスーッと降りてきたのだった。
よしえさんはこの地域で生まれ育った酪農にずっと携わってきた人。
この一件以来農村育ちだろうが都会育ちだろうがクモに関しては関係ないことが
理解できるようになった。自分にはちっとも怖いと思えないけど人は感じ方が違うのだ。
嫌いなものは嫌い、それでよし。

ようやく修繕も先が見えてきた。
しかし終わったと言えるまでにはあと2年はかかる。
長ければ長いほどウーファーの思い出がこの建物に刻まれていく。

上サホロの仮装盆踊り

17日は恒例の地域の盆踊り大会、前日の雨でグランドから体育館に会場が移された。
私たちはスコットランドと日本の文化交換で行こうということになり、
マリは金魚柄の浴衣姿、とっても可愛いし踊りも習ったことがあって私などより大分上手だった。

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日中連れが私たちが畑仕事をしている間にスコットランド風の男の衣装を用意してくれた。
うちにあるものでそれらしいものを製作、テーブルの上はココシャネルの作業場
のようだった(笑)バグパイプはアルトリコーダー4本と馬の皮で似せる。

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顔にはネッシーのフェイスペイント、ネス湖がスコットランドにあるというのは
知らなかった。マリの実家はその近くで、お母さんは絵描きでネス湖の
風景画を描いてきたという。
連れはウエールズの民族衣装っぽく装う。
今年の仮装はこれでいこうと決まったのは前日でたった1日でこれらをこさえてしまう
連れに脱帽。

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1年に1度みんなで輪になって踊る。
先人たちや亡くなった人たちに捧げるのは「今も楽しく地域仲良く集っている」という
そのことだと思う。子供たちはどんどん成長し頼もしくなっていく。
楽しい夜も過ぎ帰りがけは寒くて特にチェックのスカートなどは(笑)
マリも私たちも賞品までもらい最後の夜の良き思い出となった。

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さよならマリ また会いましょう 

種まき最終日

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フランスのラウラが描いてくれた絵です できる!

天気が悪くなるということで4時半に起き、
2日前倒しで大根播種。
これで今年度の種まきは全部終了、ほっとする。
人参間引きも追い込みに入る。
マリにはキャベツ土寄せが届かなかった株元部に
鍬で土を寄せてもらう。あとは葉が大きくなり雑草は抑えられる。

こんなことを40年もやっているとつくづく農作業はパズルのようなものだと感じる。
天気を見ながら今はこの作業を優先させようとか、これはまだ待てるとか、
数々の失敗経験があるおかげで最大限合理的に時間を使うための組み合わせがわかるように
なってくる。思い切り肉体を使うパズル遊び。

畑がキャンバスでそこに微妙に色の違うストライプで絵を描いている、
そんな風に思うこともある。

間引きが終われば一段落、そしたら畑から少し離れて小屋の修理にかかるつもり。

今日は夕方まで雨が降らずに仕事を進ませてくれた。
今は優しく静かに雨が降っている。
今頃帯広では大きな花火大会に大勢が歓声をあげてるのだろう。

ラウラの誕生日

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14日はステイ中のラウラの29回目の誕生日。
フランスの革命記念日でもあるそうだ。
特別な日なのでお休みにしてみんなで出かけることにした。

まず年々盛り上がりを見せる屈足(くったり)軽トラ市に寄った。
まず広場にステージが作られハワイアンダンスと歌の男女ペアが
出演中でお年寄りたちが椅子に座って楽しんでいた。
前から友達の山田王国や近隣農家が新鮮な産物を並べていたり
コーヒー屋さんや本屋さんや絵描きの葉書売りなど小さいながら
ユニークなファーマーズマーケットだと思っていたが、
ついにコンサートまでやってしまうとは・・人形劇も上演したことも
あるということだった。
地域のお年寄りがとても楽しみにしているのだそうだ。
住民自ら10年かけて育ててきた軽トラ市はなんだか進化していて
大きずぎず温かみのある今までになかった楽しみ方になっていた。
次回は僕もアコーディオンを弾きに行こうと思った。
フランスでは小さな村々にこうした蚤の市があって毎週末どこかで
行われているので何も予定がなければそこを歩くと楽しいのだそうな。
そこには会話があって地元を愛する人がいてとても素敵なことだ。

その後帯広に向かう。
目的は六花亭に行きラウラの誕生日を祝うため。
誕生日であることを証明するものを持ってスタッフに
告げると飲み物やケーキがプレゼントされ、さらに
お姉さんたち3人がテーブルの前に立ちハッピーバースデイ
の歌を見事にハモって歌ってくれるのだ。
居合わせた客も拍手して祝福してくれる。
六花亭の粋な計らい。
もちろんラウラにはケーキ屋さんに行くとしか言ってなかった
のでサプライズだった。
見ず知らずの人でも誕生日を祝ってくれる、あるいは祝ってあげられる
ということは素晴らしい事ではないだろうか。
ずっとこのサービスは続いて欲しい。

旅行記 イギリス編

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3月7日 Glustonbury tor にて

我が家にウーファーとして20才の時と26才の時に滞在した
サミュエルをイギリス南部サマセット州に訪ねました。
イギリスのブリストル空港に着いた私たちを車で迎えに来たサミュエルは
土で汚れたジーンズで現れ思わず親近感で笑ってしまいました。
ガーデナーとして少し仕事をしてきたところだと言います。
2012年に東北の震災復興ボランティアに来たついでに我が家に
2ヶ月滞在して以来の再会でした。

サミュエルの実家にお世話になり数日間サミュエルと共にまた別の
ウーファーだったベンを訪ねてコーンウォール州に小旅行もしました。

写真は世界屈指の野外ロックフェスの毎年行われるグラストンベリーの
アーサー王の伝説にも有名な丘の巡礼の小道にて。
はるか昔にはケルト人の聖地でもあったそうです。
サミュエルと妹のクロウィーと私たち夫婦の4人で歩きました。

ここはサミュエルの育った町に近く、子どもの頃よく大人達の間を
くぐり抜けポールマッカートニーやニールヤングのライブを間近に観たといいます。

丘のてっぺんには旧聖ミカエル教会の屋根のない塔がありこの辺一帯の
シンボルとなっています。

グラストンベリー・トアと呼ばれるその丸い丘からの眺望は
まさに牧歌的ということばがぴったりです。
白い点々は羊の群れ、ヘッジロウと呼ばれる1.5mほどの生け垣が
ゆるやかなカーブを描いて牧草地を見渡す限り区切っています。
農家もしっとり落ち着いたレンガ作りでこの国の歴史を感じました。

グラストンベリーの町におりハイストリートを歩くと、
ロックフェスの影響からかヒッピーカルチャーが根付き
オーガニックレストランやスピリチュアル系のお店が連なり
道往く人のファッションも自由で様々でした。

楽器屋の前にストリートギターと書かれたギターがあったので手にとり
ブルースを弾きだすと通りすがりのおばさんが「私ブルース好きなの」と
言っていきなり即興で合わせてブルースを歌いだし「わあ、さすがここは違う!」
とびっくりしました。

ウーファーが来ない!

白菜、キャベツ、大根、人参の穫りいれ時期は
いつもこの7日前後が最終リミットで過ぎると凍ったり
ぬかるんだりで大変になります。

5日から滞在予定のフランスの若者は6月に予約を入れ
変更があれば少なくても1ヶ月半前に連絡しますと書いてあり安心していたら
いくらメッセージを送っても返事が来ません。
この13年間で初めてのケースです。

きのうは若い友人が風邪をおして来てくれて人参抜きと1トンのかぼちゃ箱詰め
を手伝ってくれて大助かり。

今日から手伝いが誰もいません。大募集です。

「時は海だが岸までだ」by ボブ・ディラン
何とか乗り切ります!

トムのこと

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ドイツの日本学を学ぶ大学生トムは早稲田大学に1年留学していました。
最後に当農場で1ヶ月ほどウーフで滞在したのですが帰国後ドイツからアコーディオン用の
クリスマスソング楽譜やシュトーレンなどのお菓子などを2回にわたって送ってくれました。
また、その中に入っていた昨年春に放映された「YOUは何しに日本へ」という番組に
取材された友達と2人の四国八十八カ所お遍路の旅のビデオを懐かしい思いで
見せてもらいました。
日本の若者言葉の「やべっ・・」の発音を教えてもらったり
いっしょに戦争法案反対ピースウォークでアコーディオンを弾きながら歩いたり、
新得小学校の土曜授業でコンサートをしたり農作業以外でもたくさん楽しい思い出
ができました。お遍路の中でトムが「どうやったら恩返しができるかな?」
と日本語でつぶやく場面があり、うちに送られたプレゼントもきっと彼が日本で
受けた親切へのお礼の気持ちも入っているのだろうなと思いとても暖かな気持ち
になりました。

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きのうは雨さえ降った本当に珍しい冬です。
積雪も少なくいつもは4、5回はやる屋根の雪下ろしもなく老体には助かっています。
小屋も老体なので屋根がつぶれないかいつもはハラハラするのです。
古いものを大事にしたいと思っています。
たとえば小さなサイロはこの地に入り開拓して家畜を飼って来た先人たちの
苦労を忘れないようにするため残していきたい。
今年は中につっこんできた使い終えたポリマルチを片付けてきれいにして
内部を何かにしたいと考えています。
古いマンサード型の屋根を持つ牛舎を直しながら作業小屋にして使って来ましたが
これもできるならまだまだ残していきたい。

凍った土の中からの人参を出荷しながら冬が過ぎて行きます。
春に向けて少しずつやるべき事をチェックしつつ。

農村ホームステイ写真展開催中!

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都会の高校生を受け入れる「とかち農村ホームステイ」のホストファミリーとなって
2年が過ぎました。
現在その写真展が帯広駅地下のおびひろ市民ギャラリーで開催されています。
そのポスターの写真がなんと当農場に2年前来た埼玉の高校生はなちゃんと
ひかりちゃんになっています。
中ぐらいに伸びた人参の草取りを終えて笑いながらこちらに帰って来る2人。
とてもいい子達だったので印象に強くのこっています。
夜空の星を見てもすごく感動していました。
忘れがちだけど都会にはない素晴らしいものが田舎にはたくさんある。
それをそばで暮らす僕たちがどう守って行けばいいのかをよく思います。
そんなヒントを都会の子供達が教えてくれます。

パンク!

パンクについてまったく知らなかった。
日本にも最近ヘイトスピーチが問題となってそれに
抗議するデモも起きているが、ケベックではスキンヘッドの
パンク達が人種差別主義者を攻撃してきたという。
以前はそれが暴力的に行われたこともあったらしいが、
現在はスキンヘッドのパンクがヘイト行動をするレイシストの
前に仁王立ちとなりにらみつけお説教し続けるのだそうだ。
どうやら正義感の極まった人達というのが向こうのパンクらしい。
パンクとヒッピーは同じ頃生まれたらしくて、表現や好みは
まるで違ってもめざす世界は共通するものが多いというのが
イヴァンドレの認識だ。
そして大阪で見て来た安保法制反対デモでも若者達が参加して
いたことに驚き彼らはパンクだったと言った。

人参を抜きながらいろんな話をした。
ヘイトスピーチやレイシズムを生むのは無知からなのだということ。
無知から来る怖れ。怖れからくる攻撃。
だから教育が必要なのだということ。

ケベックの山の上にある公園で毎週日曜日にタムタムフェスティバル
というのがあり大勢がジャンベやタムタムなどの打楽器を持ち寄り延々と
ひとつのリズムで自由にジャムセッションが行われるのだそうだ(冬以外)

そこでイヴァンドレはブルカを被って目だけがわずかに見える女性が
そのリズムに乗って体を揺さぶるのを見てとても印象的だったと言う。
私たちは同じ人間なのだ。

パンクだけどなぜかとても爽やかな風が流れた人参畑での話。



ブライアン感謝デイ

キャベツ収穫発送とかぼちゃ磨きを午前中したあとで、
休みは要りませんと言ってくれて20日近く手伝ってくれた
ブライアンに感謝の思いを込めて六花亭のティータイムと
いっぴんの豚丼を食べに帯広に出た。
「いもやカボチャばかり見ているから通りを歩く女性は
みんな美人に見えるよ。」と私。
実際は枯れ葉が踊り中心部以外はあまり歩く人は見なかったのだが
六花亭はいつものようににぎやかだった。
失望してしまうことの多い日本だが、ヨーロッパの人から見た
視点からはいいところもたくさんあることがわかってくる。
サービス、たとえば水は無料だがベルギーなどでは有料だし
チップという面倒くさいシズテムも日本にはない。
折しも店内に誕生日の子供を連れた家族のために
ホールスタッフがハッピーバースデイの歌を3人のハーモニーで
歌い客全員が拍手をするという場面もありその雰囲気にとても
気持ちの良さを感じたようだった。
個人の権利を主張するのが当たり前のヨーロッパに希望を見いだせず
和を大切にする日本に魅力を感じるのだそうだ。

地球上のあらゆる国や民族が持つ文化には良い所悪い所があり、これからは
その良い所を見つめて取込んで行くべきだと思う。

どうしたらLOVE&PEACEを実現できるのか。
ブライアンはベルギーの国鉄の車掌として働く中で多くの乗客と接客する
うちトラブルを大きくしないことを学んだという。
怒る女性客に「あなたの笑った顔はとても美しいですよ。」
と言ってスマイルに変えたこともあるという。
不機嫌な客は最初はストレスだったし、中には乗車賃を値切る人もいたりして
その中でどうしたら全員がハッピーになれるかを考えてきて
今ではそんな困った人達にも楽しんで対処できるようになってきたという。

いずれにしてもどうしたら自分も人も幸せになれるか、そこに一番の関心が
注がれている。
素晴らしい青年と出会えて本当に感謝だ。

農村ロックホームステイ

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10月7日 ソバ落としを終えて

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前列左2人がステイした美咲ちゃん佑季ちゃん

このところ大家族が続いている。
きのうまで最多の8人で食卓を囲んだ。
娘の友達で新しい寿司やのロゴや看板のデザインの旅に来てくれたヨリちゃん、
大阪の池田高校から来た農村ホームステイの2女子高生もいる。
この二人は可愛いらしい今どきの女子高生だけど礼儀正しくて家族からも愛された。
人参の大口出荷の段ボール箱詰めを手伝ってもらったり8人分の人参ジュースの
準備をしたり。本当はイモ掘り希望だったが台風のため断念、風はゴウゴウと吹き続けている。


我が家には20年以上前からマシンガン横田氏が置いたままのドラムセットがある。
ウーファーにも修学旅行の人にも等しくドラム講座を行う。
8ビートの頭にバスドラを入れるシンプルなものが必ず誰でも20分くらいで
出来るようになる。
そこですかさずギターアンプのボリュームを上げロックンロールを始めるのだ。
きのうはそこにブライアンのベースも入った。

この過程が素敵なのだ。
最初は出来ないと思う。始めはバスドラを入れれば腕がめちゃくちゃになる。
でも一瞬正しく入ったところを見逃さず伝え何度もトライするうち
体の中で何かがつながりだす。
本来誰もが持っていたリズム感が蘇って来る瞬間だ。
小さな成功体験。できないと思っていたことができるようになる。

農家での農村体験でうちではロック体験である。
なかなかないだろうなあ。

のっぽのブライアン

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ブライアン Be wildにて国鉄の車掌の帽子をかぶり。

凍るという恐ろしいリミットがあるために
それぞれの作業をパズルのように組み合わせる毎日。
畑の乾き具合、天気予報、家族の疲労度、発送しなければならないもの、
さらにはいくつかの小さなライブに向けての練習、次の仕事を
どこに持って行くかをいつも頭の中では考えている。
そこに大小のアクシデントが起こり揺らいでしまうことがある。
きのうもそんな日。
頭の中で描いたように行かないのは世の常だ、そう思った方がいい。
とはいえ、人はそのアクシデントの傍らで足踏みはしていられない。
いつかはそれを置いて歩いて行かなくてはならない。
そしてその時痛みを柔げてくれるのはそばに居合わせる誰かなのだ。

今ステイ中なのはベルギーからのブライアン。
ベルギー国鉄の車掌で有給休暇をためて3ヶ月の旅行に出た。
我が家で初めてのウーフ。
2日続いたそば落とし作業も楽しんですすんでやってくれて大助かり。
人生のすべてから旅で出会う人のすべてから何かを学ぼうとする強い意志を持っている。

ふだんは車掌の仕事で人々を幸せにすることに喜びを感じている。
でも順風満帆な過去ではなく父親はアルコール依存症で50才で亡くなり働く姿は
見た事がなかったという。薬物依存症で刑務所に入った兄弟もいるという。
痛みを知っているからこその優しさなのだとわかった。

「起こってしまったことは起こってしまったこと。何かをそこから学びさえすれば
いいんだ。どうか自分をを責めないでほしい。」
のっぽのブライアンはそう噛みしめるように言ってまた陽気に歌を歌いながら
そばの束を運ぶのだった。

料理ふたつ

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アカネとレイ子が二人でフランスの典型的な家庭料理を作ってくれた。
キッシュとフランスから送られて来たコンテ(チーズ)入りのサラダ。
本場の味はやはり違う。美味し過ぎて感激。

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映画祭のさよならパーティ向けにたっちゃんが作った巻寿司。
富士山と太陽の絵柄もありこちらは純和風。
あっという間になくなるという予想通りこれの3皿分と舟盛りはすぐになくなった。

ソバ刈り終了!

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ドイツの若者トムと12日に始めたソバ刈りが今日終了しました。
刈っただけでまだ島立ては残っていますが・・。
写真はライブ翌日のよしこさんとソバ刈り現場で記念撮影したものです。
よしこさんとたまたま同じローカル線で到着したフランスからの女性
ウーファーのアカネ(本名アガットゥ)とレイ子(本名レティッシア)と
新しい家族のたっちゃんそして娘と若い力を借りています。

手刈りなので鎌が危ないので気をつけるように何度も注意を促して
誰もケガせず終えてほっとしています。
いつものことですが4反ある面積の半分ほどが倒れて、
そんなソバを刈るのは大変で腰は痛いし
それでもみんな一生懸命手伝ってくれました。

現在よしこさんと歌った新内ホールでは空想の森映画祭が開かれています。
18日のオープニングパーティで歌ったきりなかなか仕事が矢継ぎ早にあり
映画祭にはいけません。さよならパーティだけは必ずいつも参加します。

今年のウーファーはみんな誠実に手伝ってくれて助かっています。
そして娘夫婦も手伝ってくれて助かっていますが毎日大家族で暮らしています。
今年は義父が亡くなりましたが今まで以上ににぎやかになりました。

ナットの誕生日

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今日も雨で遅れている草取りも白菜まきもあきらめた。
かわってムクムクと帯広の泊原発廃炉の会十勝連絡会の主催のアベやめろアクションに
行きたくなってきた。

今滞在中のタイからのナットが21才の誕生日ということもわかり
お祝いも兼ねてみんなで出掛けることにした。
アコーディオンや鳴りものと「アベ政治を許さない」ポスター持って帯広駅南口へ。

ここに集う人達が無条件に好きなので久々に会えてうれしい。
コールがあったり替え歌があったりスピーチがあったりする中署名を集める人達。
自由参加なので個人の意志でここに来る人たちだ。
若者や平和を訴える旅を22年継続中の人もいてトーンとしては自由で明るい感じ。
「火事と戦争いっしょにするな!」とかコールも復唱する
「花いちもんめ」みたいでなぜか楽しい。

解散したあと六花亭にナットの誕生お祝いに行く。
パスポートの誕生日を確認後やがてロウソク付きのケーキと紅茶が彼女の
前に運ばれてきた。

満席で多忙にも関わらず3人の女性ホールスタッフが笑顔で目の前に立ち
見事なコーラスでお誕生日の歌を歌い、食事中のお客みんなも拍手をした。

前から知ってはいたけど身内が祝ってもらうのははじめて。
何と粋なサービスなんだろう。うるっと来てしまった。
彼女はとても喜び私たちも仕合せな気分にさせてもらった。

久しぶりの帯広でいいリフレッシュになりました。

フキおばけ

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人参草取り中に突然の雨。
そんな時には畑のふちに走って行ってフキの葉をとってくる。
シンガポールのヤオちゃんに肩と背中用に1枚、やや小さいほうを帽子用に渡した。
すると、手だけが見えていてまるでトトロの国の妖精みたいになった(笑)

パラパラと降る雨。
こんな日にも草は待ったなしにのびるけれど心和むひとこま。

はじめのウーフ

ウーフで今年最初の滞在はシンガポールからの28才の女性。
現在オーストラリアのパースで臨床心理士の資格をとるために大学院に通うが、
卒論を提出し終えたばかりで旅行に来たのだった。

毎日草取り、人参ばかりだとしゃがみ姿勢ばかりできついので
立ってやれるカボチャやトウキビのホー除草もはさみつつ。

錆び付いていた英語力を駆使しつついろんな話しができてほんの少し
自分も光まぶしいパースや蒸し暑いシンガポールに行った気分になれるのがうれしい。

ウーフはウーフしたい人からのリクエストメールから始まる。
メールから受ける印象はさまざまで、いかにもコピペで複数に送っているのが
バレバレの人や写真ものせてなくて自己紹介文も短い人がいて、
こういう人には再度なぜうちを選んだかとかもう少しあなたの好きなものはとか
聞かなくてはならない。
するとそういう人はほとんど返さなかったり返って来てもあいかわらず不十分な文章だったり
する。

今回の彼女ははじめのメッセージですぐにいい人だとわかった。
瞬間的に暖かい気持ちになったのだ。
たとえ英語でもその人の心持ちはこちらに伝わるのだ。
こうしてメールのやり取りでかなり淘汰して、それはそれで疲れる作業ではあるが、
最終的にうちに来る人はみないい人達しかいない。
いい人というのはいっしょにいて疲れない、しかも見習うべきものをたくさん
持っている人という意味で。

さあ、今日も草取りにでかけよう。


今年はじめのファームステイは

来たのは兵庫県の高校生男子2人。
1日目を行政的に失敗したリゾート地のホテルで過ごした彼らは失望していて
うちに来てようやく北海道に来た実感がわいたと話した。
ま、モンゴルの住居というとても北海道らしくない宿泊場所ではあったが。
我が家での1日。

午後3時くらい到着。
雨上がりで外が濡れていたのでソバのラベルをはる作業。
森でマキ運びしたあと夕食はジンギスカンを家族といっしょに食べる。
ちなみに前日のホテルもジンギスカン、ただし冷めていてまずかったらしい。
うちの次の小樽でもジンギスカンだという。
聞いていれば違うメニューを出したのにと家族は笑う。
でも二人はおいしいとおかわりもしてくれた。

仲良く二人でお風呂に入った後雲が切れかけて来た空に星が見えて来たので
望遠鏡を設置し外に誘った。
二人は歓声をしきりにあげて星が沢山見えることに驚いていた。
望遠鏡で土星をとらえ見せてあげた。
リングがくっきり見えるのだがコツがあるのか横長の光としか見えなかったようだ。
しかも風で震えるし地球が動いてくれるのですぐに円の中から消えて行ってしまう。

南の空に蠍座を教えてあげると感動していた。
「いいなー北海道!」と何度もため息。良かった。

翌朝同じく受け入れをしている隣りの牧場に行き、親切に子牛のミルクやりから
搾乳まで体験させてもらい大満足。

朝食後野良いも抜き、トウキビのホー除草、耕耘機体験などして森に軽トラックの
荷台に乗って前日の寄せておいたマキを運びに行った。
そして作業は終了。

二人は仲良く常にボケと突っ込みの漫才みたいな会話なのでとても愉快だった。
私たちは彼らの名字からヒントを得てコンビ名を「大谷マーケット」と命名。
うちの犬コジローと同い年ですっかり3兄弟のように仲良くなっていた(笑)
かわいい男の子たちで久しぶりにたくさん笑った24時間だった。
感謝!

若者たちと働く

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初秋の日射しを浴びてベンと小野くんが大根の草をとってくれている。
朝からトウキビ発送、じゃがいも選別、マキ小屋の増築、トラクター整備と
目まぐるしい。尻に火がついている状態だが若者2人がいるこの数日は何かと
仕事ははかどっている。

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ベンが屋根材を打っているところ。いっしょに仕事をしても安心して組める。 

冬を越す準備を!

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今ステイ中なのはオーストラリアはキャンベラから来た18才のダーシー。
高校と大学のすきまに日本にやってきた。
もの静かでとても誠実、お父さんは絶滅危惧種を救う研究をする生物学者だ。

今日は雨、
2日前にようやく有機認証書類提出を終えトウキビ出荷までのすきまにそれ!とばかりに
マキの仕事を手伝ってもらった。
今しかできない。がんばらないと寒い冬を越せない。
黙々と私が切り、黙々とダーシーが積んで行く。

キチンと積まれた物ってなんでも美しいね。
絵みたいだ。
ありがとう、ダーシー。 

トムヤンクンと巻寿司のさよならパーティ

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白菜のホー除草、ヌーンは今日新たな場所へウーフに向かう。
ゆうべは本格的なトムヤンクンを作ってごちそうしてくれた。
トムはスープ、ヤンは辛い、クンはエビのことだと教えてもらった。
パクチーをトッピングさらに根はきざみスープに煮込んであった。
こぶみかんの葉、赤玉ねぎ、しょうが、レモングラス、ミルク、ナンプラー(魚醤)
南蛮、トムヤンクンの素、そして十勝マッシュ(マッシュルーム)などが材料だ。
まだタイに行った事もないのにタイの文化に触れる事が出来てとても幸せ。
トクヤンクンが辛くていい香りで暑さの疲れも吹き飛んだ。

バンコクの大学では会計を学び日本に来る前にインターンシップ(企業の研修)をして
その時の給料で日本にやって来た。
今月12日はタイの母の日なのでそれまでに帰るのだという。
何をプレゼントするの?と聞くと日本料理を作ってあげようと思っているとの答え。
なので昨夜は巻き寿司 も練習代わりに作ったのだった。

トムヤンクンと巻き寿司がきのうのテーブルにはならびちょっとした
さよならパーティとなった。
「ありがとうヌーン。」
大学が始まるのももうすぐ、残り少ない日本の旅を楽しんでいって下さいね。 

ピスラ舞う畑にて

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左より5月23日播種かぼちゃ、6月7日播種人参、6月21日播種人参。

人参を2週間もたってから2回目を蒔いたのは長雨で畑に入れなかったからです。
いつもは約10日ずつ3回に分けて蒔きます。
これは草取りが集中してしまうのを避けるためです。

きのう21日蒔きの人参の間引きを始めました。
間引きには経験と熟練が必要でどれを残しどれを抜くか、間隔をどのくらい保つかが
のちの収穫量に影響するので誰かに任せることのできない仕事のひとつです。

その間タイから来ているヌーンには畑まわりのホー除草をしてもらいました。
仕事を終える時「コップンクーン、マークマーク!」(ありがとう、とてもとてもの意)
と声をかけるとヌーンは「どういたしまして!」と答える(笑)
こうしてお互いことばを覚えて行きます。

ツァカツァン(せみ)ピスラ(蝶々)アロイ(おいしい)ナーラ(かわいい)
ファンディ!(良い夢を!)サワディカー(女性のこんにちはお早うこんばんは)
サワディクラップ(男性のこんにちはお早うこんばんは)etc

英語を使ってお互いの言語を探っていきます。
同じチョウチョウでも国や地域によっていろんな呼び方があるのを知って行くと
違う衣装の着せ替えごっこをしているみたいで楽しいものです。

パピヨン(フランス)ティェンホワ(台湾)ファルファーラ(イタリア)
マレウレウ(アイヌモシリ)←忘れてました。 などなど

違う言葉、違う民族、違う歴史、違う文化、この違いがあることで
この色合いの変化を楽しむことができるんですね。
それは私たち自身を映す鏡にもなり得ます。

パレスチナで死者が1500人を越えたときのうの朝刊にあり
とても悲しい気持ちになりました。
多くは何の罪もない子ども達や一般住民です。
あろうことかアメリカはイスラエルに武器をさらに提供しています。
それはイスラエルの自衛権だというのです。

相手の素晴らしい所が見えなくなった時に人は残酷になれるのでは
ないでしょうか。その時に人は鏡を失い自分が見えなくなってしまうのです。

ともあれ、微笑みの国タイの人達の笑顔はやはり素晴らしいのです。
世界には平和に暮らしたい人がほとんどなのです。
武力で積極的平和をというスローガンよりはるかにウラのない素直な特質だと
思います。
せまい自分感から離れて多様性に目を向けること、それって大事だなとあらためて
思うこのごろです。そこから必ずスマイルが生まれてくるはずです。
 

農の持つ秘めたる可能性!

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当農場ではウーフホストも継続中ですが
今年はさらに本州からの修学旅行の高校生を1泊〜2泊受け入れる
農村ホームステイの受け入れ家庭に参加しました。
3年ほど前から始められた実に素晴らしい取り組みだと思っています。
十勝の農家が受け入れ先ですがどこに振り分けられるかは
子ども達には運任せ、でも今までどの子もみんないい経験をしたと感じているとのことです。

1回目大阪から女子2名、2回目大阪から男子2名、そして今回は
埼玉から女子2名を受け入れました。

写真は人参の草取り。
そのむこうにはタイからのウーファー二人がいてそれだけでこの有機畑というものが
何か希望へ通じる特別な場所になり得てるような気がして嬉しくなります。

短い間にぎゅっと詰まった新しい体験。
星の世界にリングのついた土星に。
しぼりたての牛乳に音楽に。(彼らにはドラムの基本を教える)
あまりに試験や部活で忙しくてなぞることもない世の中の動きについて初めて聞かされたり。
初めて作るルバーブやフサスグリのジャムに。
初めて食べるそばのガレットに。
スローフードにローカリゼーションに大間原発に遺伝子組み換えにTPPに。
そして森の中の木漏れ日に。

その基本にあるのが畑に立つということ。

この体験をしたかしないかでその後の人生は微妙に変わって行くのだろうと
確信します。

観光地に行って神社仏閣をぞろぞろ歩く修学旅行にはないまったく新しいカタチ。
大げさに言えば底辺から何かが変わって行く可能性を秘めています。
素直な明るい子ども達に希望を感じています。


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草伸び月に奮闘!

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草も一番伸びる今日この頃、私は1人であちらの畑こちらの畑へさまざまな作業。
その間地味な人参草取りやカボチャのホー除草はすっかり彼女達におまかせ。
天気のいい時勝負なので二人いてくれて助かります。
さっそく今日から雨。感謝! 

1人のウーフのホストとして



昨年秋の大雪で折れた太い枝がまだ森の中に。冬に備えて薪作り。

きのうの朝、ウーフのオフィスからメールで連絡があった。
以下の報告が韓国の女性ウーファーからあり、
このままだと日本でウーフすることが怖くなって
そのまま帰国してしまうことになりかねないので
何かメッセージを送れる方はお願いしますということだった。

『私はとても当惑しています。
あるホストさんにWWOOFの申し込みをかけたところ
このような返事をいただきました。

「ごめんなさい。日本を悪くおっしゃる方々の国に対して
お引き受けすることができません。
日本が悪い!!とあんなに反日行動を激しく行うみなさまに
ご同意ができませんので、あしからずご了承くださいませ。」

このような扱いを受けたことは初めてであり、
今は、日本で滞在するのが怖くなってしまいました。』


私は何をさておいてもと目にしてすぐこの韓国の方に英語でメッセージを送った。
どんなに傷ついたろうと思ったからだ。
そして多くの日本中のホストからもメッセージが送られオフィスでまとめて
そのウーファーに昨日のうちに
まとめて送ることが出来たということだった。

人の感じ方を変えることはできない。
この好きとか嫌いとかいう心の問題はなおさらやっかいだと思う。
でも、国とはなんなのだ?
その1人の人間は国なのか?
この文体をしばらく俯瞰するようにながめてみようと思った。
なぜなら今の世相の無視出来ない勢力としてこのような文体が目立ち始めているから。

ウーフも今年で10年目。
たくさんの若者、さまざまな国からやってくるのだが
いつも個人のハートとしてつながっているのを感じている。
国などいらないと言っているのではない。

ただ、その前にひとりの人があるだけなのだ。
畑で働き、歌をうたい、食事をかこみ、笑い合える
そんな素晴らしい能力を持った人間どうしだと確信。
痛みだってわかりあうこともできる。
その可能性を自ら閉ざしてしまうなんてもったいない。

さあ、深呼吸!
本当に気持ち良い世界をめざして鼻をクンクンさせよう!

イギリスからの便り



こちらを向いているのがサミュエル。フェンスは鹿よけかな?

我が家に2回にわたってウーフに来てくれたサミュエルからメールが届いた。
2回目となるおととしは秋に2ヶ月いてくれて大助かりだった。
南部のブライトンという美しい海辺の町の近くの有機農場で働きだし、
自分のための畑でビーツや玉ねぎや大根をまいたところだと便りにあった。
今週はポカポカと暖かく農作業も快適に進んでいる模様。
はるかなイギリスでもこうして土や自然とともに生きて行こうとしている
若者がいるのは本当にうれしくなる。
音楽に国境がないようにオーガニックな生き方にも国境はない。
同じ母なる地球の上だ。

ブルーベルの花が(ってどんな花だろう)森の木々の下をじゅうたんのように
うめつくして今とても美しいのだそうだ。

やがては自分の農場を持ちたいというサミュエル。
そうしたら今度は私たちがウーファーになって手伝いに行こうと思っている。

台湾のウィリーとの思い出



先日3週間と少し我が家に滞在し仕事を手伝ってくれた
ウィリー君を新得駅に見送った。
それだけの時間を共に家族のように過ごしたので
やはり見送ったあとは少し淋しい。

農作業は忙しかったし、
同時に進めていた納屋の補修やマキ作りなどもあり
ハイキングに連れて行くなど特別な事は何もしてやれなかった。
娯楽らしいことは映画「風立ちぬ」をいっしょに見に行ったくらいか...。

ウィリーは台湾大学の生命科学専攻の19歳で、
初めての日本旅行にも関わらず
高校でと大学で勉強しただけで日本語も話せるし本も日本語で読める。
これにはびっくり!英語もほとんど使わずにすんだ。

仕事時間以外はよく居間でうちにあった本を日本語でいつも読んでいた。
曰く、本を見るとワクワクするのだそうだ。

出発の前日の朝に共働学舎新得農場代表の宮島望さんの著書
「いのちが教えるメタサイエンス」(地湧社刊)をちょうど読み終えて
とても面白かったというので共働学舎に午後連れて行く事にした。
学舎内の「みんたる」に行きそこに働く友人にウィリーを紹介し
宮島さんの本を読破したことを伝え、宝石のように美味しいソフトクリームを食べながら
ぐるっと見学してそれなりに満足して帰って来た。

夕方その友人が電話をくれ、
ウィリーの話をしたところ宮島さんが食事でもしながら話したいとのことで
取る物も取り敢えず二人で飛んで行った。
なんせあちこち講演したりで忙しくなかなか会えない人、
こんなチャンスめったにない。

食堂の白いテント生地の屋根のついたテラスに宮島さんはいた。
挨拶もそこそこに宮島さんはメタサイエンスを中心にウィリーにいろんな
科学的な話をパソコンにまとめた画像を参考に話してくれた。
彼が日本人ではなく台湾人であることなどお構いなしに宮島さんは
ドンドン話すのだが、
驚いたのは、傍らで聞いている私がまるでわからない結晶体がどうの
電磁波がどうの、フラクタルがどうのを、
ちゃんとウィリーが理解して聞いていることだった。

頭のいい人同士って多少の言語が違っていても
図形などを見れば理解できてしまうんだと
自分とはかなり脳のデキが違うのを
改めて追認させられた(笑)。

ウィリーは最後に感動した本の著者本人と話をすることができてとても喜んでいた。
そして、
科学の進むべき道をいのちの素晴らしさと結びつけて考えている宮島さんと出会った事は
きっとこれから学び研究者になりたいウィリーに大きないい影響を与えるに違いない。
運がいいというほかはない。

来て早々脱原発路上ライブに連れて行き、
参院選があり、日本の若者が政治に関心が薄いことを不思議に思ったり、
TPPや遺伝子組み換えや戦争や平和についても
我が家での日常会話だったのでいろいろ知った事も多いと思う。

ほとんどは知らない方が幸せなことだったかもしれないがそれも現実。

でも科学を志す者がこうして手に豆を作ってマキを割ったり、
釘を打ったり、
人参の草取りを辛抱強く続けたりすることが、
何かとても大切で将来の人類に役に立つ何かを明らかにする力になるのではと思えて来る。
そんな希望も託してウィリーを見送った。

見送ったあとノートには「幸福な世界をめざして」と書かれていた。
こんな頭脳と優しいハートを持った若者がいることは世界にとっても希望だ、と思う。










サミュエル旅立ち

そばのトウミがけ2回目、いも箱詰め、軽トラ洗浄・タイヤ交換。
小屋の中の凍結も気になりだした。
冬支度と野菜の仕事が同時進行、疲れもピーク。

2ヶ月と5日滞在して一番大変な時期手伝ってくれたサミュエルを一昨日見送った。
仕事は大変だったけど100回近くも(200回の誤り)美味しい食卓を共に囲んだのだ。
英国と日本の文化の交換をしながらよく笑い合った。
土の上の苦労を共にしているからこその楽しい食事。
慌ただしい時もあったが確かに幸福な時を過ごしたと言える。
6年前20歳の時に2週間、そして今回となればもう家族のようなもの。
子どもを見送る時のように無事を祈りつつ、充実した人生があるように願いながら手を振った。




さようなら原発バスツアー



先日札幌で「さようなら原発1万人集会」があり
十勝から一般市民でバスをチャーター、サミュエルと3人で参加してきました。

http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001210150010

思い思いの楽しい仕掛けを作って、僕は急遽十勝のドラム隊に。
結果1万2千人が集まり大成功。
これだけの人が原発をとめようと強く思っている。
そして沈黙して忘れるのではなく行動で示すために集まった。
それは大きな第一歩。

前日は夜11時までカボチャつめ。
この時期の1日農作業を休むことは大変なことだと
帰ってからの忙しさに改めて実感。

それでも行って良かった!
怒りはパワー。

きのうようやく2回目の人参に着手。
1回目は惨憺たる有様だったけどこれはとても良くてほっとした。
キャベツはヨトウ害と生育が進みすぎて割れたり出荷にも大変な時間がかかる。
あと1ヶ月が勝負。

心軽やか断酒202日目
心待ちな断原発0日目

はばたく雲のかなたへ



きのう、フランスから来たウーファーのミカエルが帰って行った。
2週間の滞在中人参の間引きを除いてあらゆる農作業を手伝ってもらった。

ウーファーには最低1回はくったり温泉に連れて行く事にしているが、ミカエルは
すっかり気に入り自転車で一人で3回も入りに行った。
(帰りは上り坂なのでトラックでむかえに)
過去最多記録。
ただ、みんな裸になる、でも心は裸にならないねと日本人を観察して言った言葉が気になった。

帯広署名アクションのあと、僕のつけていた「NO NUKES! ようこそ自然エネルギー」
の缶バッジが欲しいというので
あげるとすぐにショルダーバッグにつけた。

電気が好きで電気製品の修理の仕事をしているが地震の少ない国ということもあり、
たぶんそれほど強い関心は今まで持っていなかったと思うが、私もずいぶん話しかけたので
日本の状況やなぜ私たちが反対しているかを理解してくれたと思っている。

ともあれ、毎回事故もなく無事に新得駅に見送ったあとはほっとする。
未来ある世界の若者を預かるのだから。
そして同時にまた新たに遊びに行ける楽しみも増える。

今日は雨、五十肩が休めていてもドヨンと痛む。
ミカエルがもし手伝ってくれてなければ今頃どうなっていたことか。
ありがとう!





電気を愛しているミカエル



こちらは新得町の国道沿いそばの館前の喫茶店Be wild店内のステンドグラスの製作中のおうちだそうです。
素敵ですね。

今日でようやくキャベツ植え終わりました。
そしてまた人参の草取りに戻ります。

今ステイ中はフランスのブルターニュ地方からやってきたミカエル。
ワイン3本、大きなきれいなビスケット缶、オイルサーディンなど重たいのに
はるばるお土産を携えて来てくれました。
日本語を勉強して2年、仕事はテレビや電話の修理でブルターニュ一帯をまわっているのだそう。

自ら電気オタクというくらい電気関係が好きで、
中でも可笑しかったのは、通電中の電気牧柵のワイヤーを握ったまま
バチバチいっているのに平気で笑ってしばらくそのままでいたこと。
フランスは230ボルトだそうでさすがに触ってしまうとショックだそうですが・・・。
また、カメラで風景を撮ってるのかと思ったら高圧電線が7段にもなっているのが珍しいと鉄塔を撮っていたり(笑)
フランスは電線は地下埋設しているのだそうで、
私が日本は電線がごちゃごちゃ下がっていて美しくないだろうというと、
いや、それがまた美しいなんて言うから、結局それぞれその国にないものに憧れるものであるなと思った次第です。

電気は数学で数学の脳なのでまったく違う部分を使う日本語を勉強することは脳のバランスに良いと思ったのだそう。
私たちはフランス語の初歩を教えてもらい、ミカエルには日本語の基本を教えながら生活しています。
フランスの発音の難しいこと、口の中の両側に卵を入れてしゃべるといいというので試してみたり(笑)
文法もフランス人自身が難しいというのだから日本人にとっては大変な言語であるのは間違いない。

うちまで来るのに60時間、そして前回来たロンドンのエドワードと同じくウーフは我が家だけ。
そんなに苦労してこんなところまで来てくれるのだから、
楽しく充実した体験であるよう私たちも願っています。



炭酸水大好き断酒126日目
いつでもカモン断原発0日目

然別湖をながめておにぎりを



珍しく連れがハイキングに行ってもいいねというので
エドを連れて然別湖を見下ろす白雲山に久しぶりに登ってきました。
海外の若者は概してハイキングが好き。
今でこそ山ガールが人気となってきたけれど日本では
若者はあまり山に行かないというと皆驚きます。

青く静かな然別湖と雲海をながめながら食べるおにぎりと
キュウリの浅漬けは何とも幸せな気分にしてくれました。

下りはじれったいだろうと思いエドを先に行かせ
私たちはえっちらおっちら、「昔は駆け下りられたもんじゃがのう。」
とかつぶやきながら膝をかばいながら降りて行ったのでした。



ロンドンから来た17才



今ステイ中のウーファーはロンドンの17歳エド君。
高校の夏休みで24時間かけて来たのが当農場、はじめての日本です。
青っぽい瞳がきれいな物静かな子で、哲学を勉強していて一番好きなのはヒュームだそうです。

初めてのホー作業もすぐ覚え黙々と作業を手伝ってくれます。
おかげで私たちは人参の除草に専念することができて間引きの前の段階まで
漕ぎ着けることが出来ました。

うちでの経験が日本の体験のほとんどとなりますが、
連れもできるだけ日本の伝統的な食べ物をと和食を多く出すように心がけています。
ほとんどが未体験のものですがすべて美味しいといって食べてくれます。(梅干し以外は)

もともと1970年代にイギリスで始まったウーフというシステムですが、
日本と同じくイギリスでもそれほど知られているわけではなく、
たまたま雑誌で見かけて知ったということで、友達のあいだでもとても珍しい体験のようです。

でもこうして一人で初めての国の初めての家庭で
農作業をしたり生活を共にするという行為自体、
ましてまだ17歳、これからの人生にどんな影響を
もたらすのでしょうか?
とても楽しみです。

めでたい断酒  115日目
原発なすに(なしに)0日目

ありがとうアリアンナ



きのう4週間滞在したアリアンナはイギリスへの帰路につきました。
細いからだでも力持ちで重いコンテナを持ったり一生懸命働いてくれました。
感謝!



アリアンナの艶のあるきれいな長い髪(こんなに長い人を見るのは初めて)人間離れしていて人魚姫か妖精のようでした。
おととい、ピューっと行ってピューっと帰って来た然別湖で水切りをして遊びました。

染み入る秋の色の中で



きのうソバ落としが終了。
今日も雲ひとつない空のもとジャガイモを大急ぎで掘っていました。
けさで次の畑へと移ってきました。これでようやく半分が終わりました。
土が乾くとイモとの分離が良く仕事もしやすくこのお天気がしばらく続いてくれることを
願うばかりです。

写真の白菜の向こうでイモを拾っているのはアリアンナ。
イギリス中央部のリーズというところに住んでいて看護士を病院や家庭に派遣する会社で働いています。
去年の年休2週間と今年の2週間の合わせて4週間の休暇をとりわざわざ我が家にウーフしに来ました。
そう、なんと休暇のすべてが我が家でのウーフということになります。
あちらで日本に旅行した人から写真を見せてもらってからずっと来たいと思っていたのだそう。
我が家はこの時期忙しく特にどこかへ連れて行ってもあげられないけれど
それでもきっとこの初めてのアジアへの旅を楽しんでくれているような気がします。
時間がある時は編み物をしたり本を読んだり、仕事も根気よく誠実にこなしてくれています。
法律の学位は持っていますが、
将来は大学院に戻り医療の法律を学びそういう仕事につきたいのだそうです。

振り返らず断酒590日目(・・・しかし、最近ノンアルコールビール依存症になってしまいました・・・ま、いっか)
俺は待ってるぜ断原発0日目(農業と原子力は共存できません)

助っ人に感謝!



ウーファーが入るまでの間農作業のお手伝いをしたいとメールをくれたのは
以前うちでwwoofしたことのある子のお姉さんのMちゃん、
昨年暮れの札幌のみんたるでのソロライブに来てくれて以来の再会でした。
映画祭の前夜祭の日から滞在中です。
ソバ刈り、島立て、じゃがいも選別、トウモロコシ出荷、いも掘り、坊ちゃんカボチャ収穫、大根ホー除草、食育イベントの準備と
目まぐるしい毎日ですが一生懸命手伝ってくれています。
一時はBe-wildの洋子さんも心配して大根のホー除草を手伝いに来てくれましたが
その後10月初旬からのウーファーの予約も次々入り収穫最後までつながって行きそうです。
もしも自分たち二人だけで収穫だったらと思うとゾッとします。
もうすぐ初霜が降りてもおかしくない時期、みなさまに感謝です!

ウーファー求ム! 



台北のスージー今頃は自分のお店で忙しくしてるんでしょう 滞在中自分の休日なのに私たちのために食事を作ってくれたりしました ウーファーは家族です

農業最盛期を迎えています
いつもならウーファーがすでに決まっていて後から入る申し込みをお断りするほどでしたが
今年は1週間後には途絶えてしまいそう
7年目にして初めてのことです。
さあ大変どうしよう

しかしながら今まではいいウーファーに恵まれて来ました。
彼らから得たものはとても大きいものです。
自分の人生をあきらめずに愛するということ・・・

ギリギリでも申し込みが入るよう祈ります 祈ります 祈ります

スイート ヒッチハイカーズ



若かりし頃、まだビーワイルドも出来る前にこのあたりからヒッチハイクをして東京まで行き、
無農薬八百屋たちと有機農家が一同に会す「プロジェクト・イシ全国大会」
というものに出席したことがあります。
超お金のない時でしっかり交通費を頂いて帰りもヒッチで帰って来たっけ。

写真はビーワイルド前でヒッチにトライするペニー&オーウェン、二人とはたくさん楽しい時を共に過ごしました。
結果、親切なビーワイルドの友人が釧路まで乗せて行ってくれたようです(笑)
道中とても楽しく、洋子さんがおにぎりを持たせてくれたととても喜んでいました。
ありがとう

さて、今日は午前中で雨の中キャベツ植えを終了したので、スージーを連れて久しぶりにビーワイルドに午後のお茶をしに行きました。
スージーは台北でナチュラル系の手作り小物やクラフトのお店を経営しているだけあって店内にある洋子さんのステンドグラス製品には興味津々でした。

農作業メモ:1の畑キャベツ植え完了、1の人参2回目手取り除草、1のかぼちゃホー除草ツル配り、2のかぼちゃツル配り

やっぱりラブはいいなあ



昨日は私の誕生日でFace bookやメールでお祝いの言葉を頂きありがとうございました。
たまたま雨降りだったし56だということでゴロゴロと寝転がっていました。
夜は好物の手巻き寿司とノンアルコールビールで乾杯、幸せな誕生日でした。



今日の仕事を終えて帰ってくると一足先に仕事を上がってもらったウーファーのペニーとオーエンが仲良く手をつないで散歩中。
二人はフィアンセでやがて結婚します。
ペニーはオーストラリアのメルボルンにあるビクトリア州政府の環境の政策の仕事をする公務員で
オウエンはメルボルンの病院に勤務する細胞生物学の研究者です。
なんと5ヶ月も休暇をとって旅行をしています。
来月には帰国してまた以前の仕事に戻るといいます。
すごいですね!日本では考えられない事です。
働く事も大事だけど、まず自分の人生を楽しみ愛することを一番大切にしていていいな!と思います。
そして、理屈無く
やっぱりラブっていいなあ♡
幸せな恋人達が通るとたとえ曇り空でも楽しげに踊りだし歌いだすかのよう。

雨が上がり草も作物もにゅうっと伸びてきて今日はほとんど一日しゃがんで人参の草取りをしてもらいました。
彼らがいなかったら今頃ゴロゴロどころかノビていたでしょう。感謝!

農作業メモ:第一回目人参手取り除草、かぼちゃ風害予防、新内かぼちゃ畝間中耕

半夏生の日に



今年初めてのウーファーがオーストラリアから来てくれた。
こんなことがあった日本なのに来てくれた、深く感謝します。

農作業メモ:エン麦畑電気牧柵延長 1回目人参手取り除草 エン麦播種3分の1終了ばらまき 

ファルファーラ(イタリア語で蝶々)



今年はいつもなら予約がかなり入るWWOOFのリクエストが原発事故のおかげかいまだほとんどない。
どうなることやら草取り本番。

2年前にイタリアからのウーファー、アレッサンドラに教えてもらって覚えた唯一のイタリア語が蝶々=ファルファーラ、複数形だとファルファーレでした。
カラスアゲハ、この色の美しいこと!

農作業メモ:そば施肥 じゃがいも中耕 野良芋抜き
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