農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

母なる大地

知床の隆起にびっくり

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けさのニュース、知床でなぞの海底隆起10mにびっくらこきました!!
http://www.asahi.com/articles/ASH4S6RWPH4SIIPE03L.html
神様はそこが原発の下だからやめておこうなどとは考えないでしょう。

世界でも厳しい規制基準だなどとこの地殻不安定な国で言う輩が信じられません。
だいたいからして避難計画を作らなければならない発電っておかしいと思いませんか?

あらためまして再稼働には反対です。
すごくあたりまえなことなのになあ・・・。

地熱発電シンポジウム

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大間原発で有名な電源開発という会社が地熱発電所を
大雪山国立公園の新得町トムラウシに作る計画が持ち上がっている。
これについて地元トムラウシの住民や道内の自然保護団体は反対している。
一方町長は歓迎ムードだと聞く。

地熱発電についてよく知らないので知りたいと思った。
会場は新得町公民館中ホール。
80人ほどの人が集まった。

第一部は地質学の学者や自然保護に関わる人達の調べて来たことの発表。
自然エネルギーだからいいのではないかという甘い認識は吹き飛んだ。
冒頭グーグルアースを使った3Dの航空写真を見てより想像できるようになった。

問題は人間のあくなき欲望なのだと思う。
ついにこんな山好きにはあこがれの聖地のような自然豊かな場所にまで
その欲望が手を伸ばしてきたのかと思う。

第二部は全体ディスカッション。
その時司会者から電源開発から2名来ていたがいじめられそうなのでと
帰ってしまったと説明があった。

象徴的なできごと。
少なくともみんな真実を知りたくて集まって来たと思う。
事業者や町に質問しても答えてくれないから自分の力で資料を探して来た
パネラーの方々もいじめようとするような人はいなかったように思う。
最後まで聞いていてほしかった。そして住民の意見を会社に持ち帰ってほしかった。

人間のありかた、経済のありかた、いろいろ考えさせられた日でした。


福井地裁判決おめでとう!

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201504/2015041400475&g=soc


きのうの高浜原発再稼働を認めなかった地裁判決はひとすじの光明でした。
東電原発事故以前はありえなかった判決です。
福井地裁の前で朗報に涙するひと達がテレビに映っていました。
みんな自分の時間を差し出して原発を止めようと祈るような気持ちで努力して来たのでしょう。
昨夜は炭酸水で乾杯しました!

せんきょへGO!

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北海道の魅力は何といっても自然(多様な生態系)だと思う。
それがあるから観光がなりたち健全な食べものを生み出せている。
お金より何より大事にしなきゃならないと寝ても覚めても思う。
近くで遠くでじりじりと観光資源が失われている。
農地が失われている。何とかしなきゃ。

まず簡単にできることは選挙だ。
そのお金優先の最たるもの、ペテン師力発電(原発のこと)の再稼働に対し
言いよどんでいるような知事や議員は当選のあとどうするかは明らかだ。

今日は選挙当日、お忘れの方はぜひ投票所へGO!

「せかたべ」大盛況!!

「世界が食べられなくなる日」上映会2日目に行って来ました。
受付をほんの少しお手伝いしながらお客さんが次から次に来て
その中に若い人も多く見受けられうれしくなりました。
2日あわせて約500名がこの映画を見ました。
この十勝でそれだけ集まったというのはスゴいことです。
終わってからも30名近くが残りそれぞれが自己紹介したり
映画で感じた事やこれから食の安全のためにどうしたらいいかなど話しあい、
大いに盛り上がりました。
スタッフの皆さんそして主催者の方々お疲れさまでした!!


「せかたべ」を観にレッツゴー!

「世界が食べられなくなる日」とかちプラザ レインボーホールにて
いよいよ明日から上映です!
新得では手持ち分からすでに10枚は買ってもらっています。
どんな世界に私たちは住んでいるのか?
どんな未来を創っていけばいいのか?
上映後のフリートークタイムも楽しみです!

帯広上映会詳細
https://pinvents.com/event/1537883419769516/

おぼろ月夜に

有機認証に必要な栽培計画書をひねりだした後で外を散歩すると
東に赤い月がぼうっと昇っていた。 おぼろ月夜。
2012年「いのちを紡ぐ音楽会」でご一緒したYaeさんの歌を思い出した。
菜の花のかわりにここはいまだ雪原が広がるばかりだけど、
日本の原風景を描いた素晴らしい歌だと思う。

    朧月夜   高野辰之作詞・岡野貞一作曲

1、菜の花畠に 入り日薄れ
  見わたす山の端 霞ふかし
  春風そよふく 空を見れば
  夕月かかりて におい淡し

2、里わの火影も 森の色も
  田中の小路を たどる人も
  蛙のなくねも かねの音も
  さながら霞める 朧月夜

どこを旅しても思う。やっぱり風景って大事だ。
人の心にきっとどこかでフィードバックしている。

最近大好きな風景の場所に銀色の防雪フェンスが出来て
少々息苦しい気分になっている。
まがりくねった小さな沢がそこにはありその向こうに
真っ白な日高連峰やサホロ岳が見えていたのだった。

もうすぐ春、景色というものが愛おしい。

ウソが歩く昼下がり/ナキウサギ写真展



最近よく家のまわりで見かけるのがこの鳥。
中型でまるまるとしていて
しきりに地面に落ちているウバユリの種などを食べている。
図鑑で調べたらウソの雌でした。

ウソが歩く昼下がり。
安倍総理のことではありません(笑)

先日2日半も吹雪に埋もれていたので
この穏やかな雪解けの進む日々は何となく
うきうきとしてきて春になるのが待ち遠しくなります。



今日は新得町公民館へ高倉裕一さんのナキウサギ写真展に行って来ました。
氷河期の生き残りナキウサギ。
あちこちで人間の経済活動によって絶滅の危機にさらされています。
写真はどれもこれも可愛いくてファンになってしまうこと請け合いです。
ちなみに私も高倉氏も「ナキウサギふぁんくらぶ」というのに入っています(笑)
http://www.pikafan.com/fanclub/

3月3日まで。

往く秋に



今日のようにたとえば人参を抜いていて
立ち上がった拍子に見えた風景が秋の彩色の雑木林だったりすると
なぜか涙が出そうになる。
それは美しさのあまりということもあるけれど、
こんな平和な風景が存在しているのにいつまでも
この地球を壊しながら進む経済活動やら戦争や悲惨がなくならないことへの
悲しさもやっぱりある。
木々が冬に向かう少し柔いだ太陽に謙虚に寄り添うその色合いに
私たち人間も何か学べないものだろうか。
成長戦略などという古いことばはもう終わりにしよう。
代わりに共生ということばを使いたい、無性に。
それほどの力を風景は宿していることを改めて感じた日。

「未来は私たち子どものためのものです。」



下記のリンクの中に29日の泊原発廃炉訴訟の口頭弁論で意見陳述を却下された高校生が
閉廷後の報告会でそれを読み上げている動画があります。
会場では感動して涙ぐむ姿も見られたということです。

「未来は私たち子どものためのもの」
まったくその通りです。

原発がどれだけたくさんの夢をすでに奪ってきたのか
そのことは考えてみるに値することです。

勇気を出して語ってくれたことに
自分はどう向き合うのかを大人として問われています。

http://hairotokachi.jpn.org/2013/07/info/556

春の向こうの宇宙の摂理



春先にはコゴミと呼ばれたクサソテツもゼンマイをほどくようにしてこんなに開きました。

日に日にまわりの緑の色合いが変わって行きます。
北海道は初夏のいちばん奇麗な時期を迎えています。

植物はみんな効率よく太陽のエネルギーを取込もうとして
実にバランスのとれた形で葉を広げていくのが観察しているとわかります。
水の作用、土の質、風の来る方向、地球の引力、
そして何より大事な太陽の位置。
どんな野原の片隅にも草の道ばたにも森の高い所にも
どこをとってもバランスのとれた姿があります。

すべての力が均衡を保つ特別な一点が生命なのでしょうか?
だから宇宙のエッセンスを映して植物たちはあんなにも
美しくかがやくのでしょうか?

今日はジャガイモ除草機を入れたあと大雨となり
ビショ濡れになってトラクターで帰ってきました。
タイヤの巻き上げる水しぶきや
帽子を打つ雨音を半分は楽しみ、
あと半分はパンツまで冷たくなり早く着きたくて一目散で(笑)

水滴の飾りから



レディスマントル(聖母マリアのマントという意味のハーブ)に水滴の飾りがいっぱいついていた朝。
水というものは不思議だ。
こうして見えることもあれば空気のように見えなくなることもある。
いろんなものを通り抜けいのちの輝くもとにもなる。
あらゆる生命はこの水によって貫かれている、だから「つながっている」。

水がなければ生命もないとするならば、
この「考える」という行為も水がしているといえないだろうか。
水が水を見ている・・・。 
ああ、大それたことを考えてしまった。
とりあえず「つながっている」というところでとめておこう。

水はいのち。
その水を気の遠くなるくらい長いあいだ汚染してしまう原子力エネルギーなどいらない。
水はほかの生命からの借り物でもあるのだから、
人間という種の、しかもほんのひとにぎりの考える「経済成長」のために汚してしまって
いいわけではない。

一滴の水に宇宙を見よう。
そのほうが「成長戦略」より素晴らしい。


ミニ太陽温水器



工作好きの連れあいの役に立つ作品

「ウドンゆでるから1本持って来て〜」
「はいよー!」とデッキにあるつや消し黒スプレーで塗られたペットボトルを台所へ持って行く。
「あちちーっ!」温度計はないがたぶん50℃以上はあり嬉しい悲鳴。
ガスが節約できて、太陽の力はまだまだ生かせると実感する。
最近役に立たないものばかり作っているのは私のほうで、逆転しました。
やるなあ。

発泡スチロールの箱、ふたに窓を開けガラス板をガムテでとりつけ。
スチロール内部にアルミシートみたいなのをはる。
お日様に向けて斜めに置く。

超シンプル!!

ソーラーいいぞ断酒57日目
ソーラーいいぞ断原発0日目

大雪山の雪はまだらで



昨日で雨はあがり

谷にカッコウの声がこだまして

のんびりしてるだけのヘビにぎょっとし

スモモの花の甘い香りは美人すぎて悩殺されそうになり

今何になりたいかと問われたら

絵のフレームになりたいと答えたい

そんな春の農作業日和



光と影ゆらめくステージでニリンソウ


ラブ! ローカリゼーション



昨日マルチはり作業を大急ぎでやり終了間近の占冠村山菜市に行って来ました。

会場は道の駅でそこはまるでイタリアのトスカーナのテッラマードレ広場のようなおしゃれな雰囲気。

お腹をすかせていた私はその場で5種類の山菜を選び天ぷらに揚げてもらう「山菜天丼」を注文、おいしかった。
カミさんはワインを注文し鹿肉ソーセージをつまみにご満悦、札幌や道東から手伝いに来ていたスローフードの友人達と談笑。

この春設立されたSlow Food Shimkappuのそろえたローカルフードの数々。
「幸せの経済学」や昨年のYaeさんたちとの「いのちを紡ぐ音楽会」のチラシを作ってくれたスローフードしむかっぷの
リーダー山本敬介さんのデザインのフラッグがずらりと並んでいる。
プロのデザイナーではあるけれど本当にデザインの持つ力はすごいなと思いました。
希望や夢、そんなものまで表現されていてお腹だけでなく気持ちも満足させてもらいました。
青空の最高なお天気の中集まる人達の表情もみんなリラックスして楽しんでいます。

わたしたちは映画「幸せの経済学」で後半に謳われていた希望へと向かう「ローカリゼーション」の実際の例を
わずか1日後に見せてもらい大感激!

希望の未来、まずこうしてローカルフードを楽しむことからはじまるのかもしれない。
ラブ!ローカリゼーション



大成功だった今回の上映会の実行委員とゲストのみんなで集合写真。ひとりひとりが素敵な笑顔!
これから十勝をスロウに(楽しく地に足をつけて)盛り上げていける仲間たち!

幸せの経済学上映せまる!



お天気もよく午前中はトウキビとカボチャ準備、アルプスのような山脈をながめながら働ける幸せよ。

一方、実行委員の代表のカミさんは明日の上映会本番に向けて看板制作ちう。アルプスつながりだ(笑)

しあわせの断酒49日目
幸せには断原発 0日目



池の水を飲み干す前に



4月2日撮影:沖縄県名護市辺野古の浜辺のヤドカリ 「気の遠くなるくらい昔から君たちはここで暮らして来たんだね。」

「蛙は自分の住んでいる池の水を飲み干したりしない。」ネイティブアメリカンの格言

今わたしたちの住むこの国はまさに池の水を飲み干そうとしているカエルなのではないでしょうか?
原発の事故収束もままならないのに他国に原発を売り込んでみたり、
環境を顧みない多国籍企業に支配されようとしていたり、
いかなる場合でも核兵器を使わないという署名を拒否してみたり、
米軍とともに戦争をできるように憲法を変えようとしていたり・・・。

たった一時のしかも一握りの人間の金儲けのためにこれから生きるであろうすべての
子どもそして生き物全部の未来が危機にさらされてしまっているのを感じています。

でも、希望も感じることもできます。
どうしたらいいかビジョンを持っている先駆的な人達が必ずいて、こちらが心を開けば
ちゃんとつながることが出来るからです。

そんな素敵な出会いをこれからもここで書いていきたいなと考えています。

芽吹く春



きのう、じゃがいも畑を作るためトラクターの作業を一日。
先日の雪もきれいに消えようやく春らしくなってきた。

日高山脈はなぜかいつもより高く大きく見え、
反対側には大雪山がひときわ白く輝いて神々しい。

今までいったい何人がこの高台から同じ春の山並みを見たことだろう。

人の想いを超えてそこに常にあったもの。
人にはそんな大きなものが必要だと思う。
何かの目印として。



映画「幸せの経済学」への招待



「幸せの経済学」は、開発という名の消費文化に翻弄されるインドのラダック地方の
人々の姿を追い、世界の環境活動家たちが「本当の豊かさ」について説くドキュメント映画。
ヘレナ ノーバーグ=ホッジ監督 68分





私たちの感じている「幸せ」って、ほんとうの「幸せ」?
グローバリゼーションからローカリゼーションへ。

そんなキーワードがぴったりの映画です。
映画を観て終わりではなくそれをきっかけにしたトークセッションの場を用意しました。
ゲストに料理研究家の中島デコさんや十勝で生きる若者も迎えて
「幸せ」について語り、ともに考えてみませんか? ぜひご参加を!


★映画『幸せの経済学』上映会

上映日:2013年5月25日(土
場所 :芽室駅前プラザ「めむろーど」2F セミナーホール1号室(西側)

◎1回目の上映 14:00~16:30
上映後トークセッション 中島デコさん(マクロビオティック料理研究家)、小寺卓矢さん(写真家)、司会 湯浅優子(スローフードフレンズ北海道リーダー)

◎2回目の上映 18:00~20:30
上映後トークセッション 斉藤ヒロトさん(スロウ発行など)、渡邊季意子さん(家具職人)、司会 宇井宏


■チケット料金
前売り1,000円、当日1,200円、中・高校生500円、小学生以下無料

■問合せ先 宇井茂子 080-5585-6993
■チケット予約受付 minnnano.slowcinema@gmail.com
          FAX: 0156-65-3742(宇井)

■チケット販売所 芽室町観光物産協会 勝毎サロン
 ナチュラルココ本店・エスタ店、結YUI、美容室ボヤージ


・主催:~みんなのスローシネマ実行委員会~
・共催:スローフードフレンズ北海道、オーガニック家庭菜園プロジェクト
・後援:芽室町教育委員会、帯広市教育委員会、十勝毎日新聞社、北海道新聞帯広支社、NHK帯広放送局、NPO Cineとかち
・協力:北海道十勝総合振興局


署名活動なんて



5月5日「子どもの日」泊原発が停止してちょうど1年がたった。
ことしも脱原発1000万人署名の街頭署名を「さよなら原発新得会」で行うことが決まっていた。

さて、行く前の頭の中ではこんなふうに考えていた。
「署名なぞ集めても効果があるのだろうか?事故は収束していないが政府は再稼働やる気マンマンだ」
「いもの準備は終わってないぞ。いいのか?」
「いや、でも署名活動に来るのは大方年配の人達だ。寒いのに人も集まらなかったら気の毒だしな。」

「しゃーない、行くしかないな。」
ということで出かけて行った。

スーパーマーケットの前すでに10人ほど年配の男性たちが集まっていて
僕は明るくあいさつ。やるからには笑顔で接しよう。

歩道に立ち自転車で買い物に来たおばさんに近づいていきそこから署名活動スタート。
こんな小さな町の人通りも少ない中でも話しかければ何人も署名してくれた。
そこで思った事。
署名など聞く耳を持たない政府には何の効果もない。
でもこれは自分の意志の問題なのだと。
署名を集めるという行為も、また署名するという行為も等しくどんな世界を生きたいかの
意思表明なのだと気がついた。
それは社会に向けたものでもあるけれど同時に自分の心と体にその意志を伝えているのだ。

「どんな世界に生きたいか?」

町で知り合いでもない人に笑顔で話しかけてみる。
はじめは拒絶されるのでは?と少し怖いが、
話しかければ、けっこう向こうからも話してくれるものだ。
そんなことも署名を集めるというきっかけがなければなかったこと。
まずこちらが先に署名して名前を見せ「農業をしているがいったん事故が起きれば農業はできなくなるから
原発はなくしたいと思うんです。」というと、
「わたしももうこの先短いからいいけど孫のことを考えると心配でねえ。」とか、
「姉が福島にいるから心配なんです。」とか、
はじめは名前と住所を書くのをためらっていても最後はしてくれる。
その時僕が言い始めた言葉は「ただご自分の意志を表わすということなんですよ。」
・・で、自分で言ってみて
「ああ、そういうことでいいんだ」と思ったのだった。

やはり相手も同じように何か世の中に何か怖いものを感じていても、
そんな話をする相手もひょっとしていなかったのかもしれない。
そこにちょっと安堵の表情を見せてくれたのでそう感じた。
そう、ひょっとしたら今の政治も何かおかしい空気があると、
思っている以上に多くの人が感じているのかもしれない。
ただそれぞれが分断されてしまっていて自分1人の中から
外に出さずにいるのかも知れないと思った。

署名をくれた人の中でこんな若い女性がいた。
旅行カバンを引きながらこちらに歩いてきた。

生まれも育ちも東京都神田だけれど地震も最近怖く移住先をさがす旅で北海道に来ているということで、
前日ホテルサホロに泊まり今日タクシーで新得駅に来た所、そばでこんな小さな町なのに脱原発を訴えている
人たちがいて驚きそばに行ってみようと思ったと話してくれた。
その方も官邸前デモなども行っていたが誰かに何とかしてもらおうと思っても無駄なような気がしてさいきん
足が遠のいてしまわれたとのこと。
千葉などにも移住先を探したがピンとこなくて、でも札幌に行った時に故郷の千代田区に似ていて小躍りしたい
気持ちだったと、だからその方は北海道が今気に入っているようであった。
そして、
日本の半分が(放射能汚染で)人が住めない状態になってしまったとお考えで、
北海道だけはきれいなままで残っていてほしいと思っていると話してくれた。

そう、本当にそう。
そんな話しを見ず知らずの方とすることができた。
その方もほっとしたように見えたし僕ももちろんほっとした。

このように、署名活動だって決して無駄じゃない。
新聞にのる非人間的な政治の動きより
確かな人間の当たり前の感性が通りにはあったことが突然に見えて来た。
行って良かった。
小さな行動でもそれが人の想いをつなげるものならなんとかなるかもしれない。
大切なのは「笑顔」と「意志の表明」この二つだ。



うるわしきやんばる(高江ヘリパッドとは?)



沖縄東村(ひがしそん)高江(たかえ)のそれはそれは豊かな森にカフェ山甌(やまがめ)があります。
4月1日にライブをさせてもらったところです。
その場所の雰囲気とそこに暮らす家族と、
おしゃれでシンプルでおいしい料理が食べたくてやってくるお客たち、
その素敵さはどうしても伝えきれないのであきらめます。

でもそんな宝のような場所に突然に実戦さながらのアメリカ軍ヘリコプターが
低空飛行で現れたりすることは知ってもらいたいと思うのです。
なぜ低空飛行かというとレーダーに映らないために山や谷の地形を這うように
飛ぶことが必要だからと言われています。

すぐにでも敵地で攻撃できるようにするための練習には民家があることも必要とばかりに、
新たな建設予定の6カ所のヘリパッドは高江の集落を囲むようにすぐそばに計画されました。
そのうち1つは住民の命がけの抵抗を無視してついに出来てしまいました。

子どもも住んでいるのです。
日本政府はあなたたちには我慢してもらうしかないと言い放つだけなのです。
危険も不安もご負担をお願いしますと、そういうことを平気で言えるのが日本政府なのです。(ドキュメント番組「標的の村」より)

きらきらした目の子ども達はそれでもカニを沢でつかまえたり、
お父さんお母さんの苦労を知って仕事を一生懸命手伝っていました。

みんなこの地を愛しています。
人と自然とつながっていることを意識に刻みながら、
家族を愛して日々を大事に生きていこうとしている愛すべき人たちなのです。


関連して2008年Coccoさん主演のドキュメント映画「大丈夫であるように」からの胸を打つYoutubeのピックアップです。
沖縄の多くの人の気持ちがCoccoさんの口から語られています。
そして知らなかったことを素直に謝り、同じように傷つく人の気持ちに寄り添おうとしていています。
自分でもこんな謙虚な気持ちを持ちたいと思いました。素晴らしいです。


http://www.youtube.com/watch?v=yq3GQ4-RmQo











沖縄のこと



辺野古にて。4月2日
このフェンスの左側が米軍基地のひとつキャンプシュワブだ。

前日は高江で自分のライブがあり、約束どおり首相官邸前デモで会った座間の人達が
ほんとうに会場の「カフェやまがめ」に来てくれた。

僕はこれまた宮古島での仕事を休んで来てくれたウーファーのサミュエルと二人
車を借りて辺野古に行ったのだが、そこでまたザマーズと出会ったのだった。
そのフェンスに祈るような気持ちで赤いリボンを結びつけていった。

この目の前にその新たな米軍基地が埋め立てて作られるという計画に対して
地元のオジイ、オバアたちが中心になって必死にストップさせてきた。
時には体を張ってまでも。

きれいな海だ。すぐそばにジュゴンも生息している豊かな生態系をもつ海。
ザマーズとサミュエルと辺野古の浜できれいな貝がらを見つけたり
「だるまさんがころんだ」をしてるようなヤドカリ、
ちょこちょこ歩き出したり我々の動きにピタッと止まったりするのを
見たりしてしばし遊んだ。

でも心の中では有無を言わせず作られて来た基地を受け入れざるを得なかった
沖縄の苦しみを同時に感じて悲しくてたまらなかった。

沖縄のたった8日間の滞在だったけれど
旧友との出会い、新たな出会い、盛況だったコンサート、そしてこの辺野古の問題や
ヘリパッド(ヘリコプター離発着場、実はうわさどおりオスプレイパッド)6カ所が
高江の集落を囲む計画と今でも住民が闘っている問題など、
たくさん見て来て感じたことを伝えていきたいと思う。

あまりありすぎてなかなか進まないのだけれど
どんなカタチでもいいから時間がかかっても伝えていきたいと思っている。

あれから1ヶ月たとうとしているが
厳しい環境の中で健気にそして明るくふるまう沖縄の人達に恋をしているのかもしれない。
毎日のようにもやもやと思い出している。
「ラブ沖縄」

TPPについて 日本の皆さんへのメッセージ



グローバルフードシステムと呼ばれる世界の食料貿易動向および穀物メジャー企業の実態­についての調査研究の第一人者である、ブルースター・ニーンさん、キャサリン・ニーン­さんから、TPPについて、日本の人たちへ送るメッセージ 〜You tube より

北海道長沼町にメノビレッジという有機農場を営むレイモンドさんと明子さんは古くからの友人です。
レイモンドさんの有機農法の師でもあるというニーンさんご夫妻からの簡潔にまとめられた日本へのメッセージです。

3.11に胸に刻む



写真は2月15日金曜日官邸前抗議に参加した時のもので数人が1枚の横長の絵を広げているところです。
「偽りを、やめろ」の文字が見えます。官邸前にぴったりの抗議のことばです。




今日は吹雪と吹きだまりから脱出し町へ出る事が出来た。
3.11から2年がたち原発事故のことを考える新得の集いに行って来た。(さよなら原発!新得会主催)

20人もの人が集まりそれぞれが考えている事やこれからどうすればいいのかを
話し合った。みんなよく勉強してきていて知らなかったこともずいぶん教えてもらった。

何をめざすべきか?
全原発の廃炉。
それが、いやそれしか選択肢はないと出席した人の大半が理解しているのがわかり、
とても力強く思った。
こんな小さな町だけどこれから去年よりさらに脱原発の動きは活発になるような予感がする。

みんなの話しを聞いていて思った。
やはり原発の問題はエネルギーとか経済なんかの問題ではなく
人の、いのちの尊厳の問題なのだと。

3.11に改めて胸に刻んだこと。

はじめての官邸前デモ



2月15日金曜日6時から8時までの首相官邸前抗議行動に初めて参加した。
そこでザマーズ見つけた!(ザマーズとは新得の空想の森映画祭でつけられた座間から
毎年やってくる彼女達につけられた愛称)
毎週官邸前には行っていると聞いていたのでこちらは「あ、やっぱりいた」という
感じだったが彼女達はびっくり。
春に沖縄に僕がライブツアーに行くというと「行く行く、行きます」と即答。
その行動力と愛と平和に向かうパワーは全開なのだ。沖縄の問題も彼女達の射程内だからだ。

寒かった。
雨上がりの首相官邸の上空ににじみながら浮かぶ半月に近づいた三日月。
ドラム隊のリズムに合わせて「大間つくるな 原発いらない さっさとやめろ 子どもを守れ
再稼働はんたい 大飯をとめろ」と元気な若い女性やだみ声のおじさんのリードで
集まった数百人が声をあげる。

そしてスピーチが始まる。福島みずほ氏もすみやかに廃炉に舵をきるように切々と訴える。
岩手の山の中でハンバーグを製造している青年は基準値以下ではあるが肉からセシウムが検出されていて
それを表示して売っているが農家の人からは叱られるがそれでもやめることはできない。
どうかその気持ちの事を考えてくれと半泣きで官邸に向かって訴えていた。

そしてまたリズムとコールが始まる。
このようにスピーチとコールをサンドイッチ状にはさんでいるのは行ってみて初めてわかったこと。
その長さのバランス感覚がとてもいいと思った。
また、歩道の規制線で仕切られた半分の狭い中が抗議行動に許された範囲であることもちょっとした
驚き。もう少し広いのかと思っていた。

僕も北海道から持って来た「原発?いらねーぜ!」のプラカードを高く掲げ寒さに震えながら
少しずつ最前線ににじり寄って行った。
警察官が数メートルおきに立っているがいやな威圧感は感じなかった。
車椅子で抗議に参加していた人がものを落とした時若い警官がサーッと来て拾ってあげようと
していたりして暖かいものを感じた。
このような信頼関係を作り上げたのも首都圏反原発連合の我々の知らないところでの
忍耐強い努力があるのではと想像する。

最後は代表のミサオ・レッドウルフさんのコールでしめくくられた。
いや、ロックだ。黒っぽい服装に白い大きなマスク、長身で長い髪、
声をふりしぼって官邸に向かって抗議する。
政権が変わろうが変わるまいが、
未来に責任を持たずに経済でつき進むすべての鈍感さにも向かって。

何もしないではいられない、そんな気持ちはどんな小さなアクションでも起こそうとする
人達に共通のものであるはずだ。
このデモを主催してきた彼女達にしてもたまたま自分たちに出来る事をしたら
こうなったということだろう。

それはいくつもの出会いと重なり昨年は主催者発表20万人もの抗議行動となった。
盛り下がったといわれているがそれはどうかわからない。
今でも原発事故は収束していないとは首相も認めたところであるからだ。

地道な努力をしたうえでのロックな自由な表現、
そんなミサオさんたちのやり方を僕は支持する。
反対ばかりしていても何も変わらないという批判もあたらない。
それはそれぞれに与えられた役割があるということ。
優先順位はその人が判断すればいい。

コールに合わせて体を揺すっていると少し暖かくなって来た。
8時となり抗議行動は終了しミサオさんもパンクロッカーから普通の人に変わり
丁寧で適切に集まった人の労をねぎらい次の3月10日のデモの告知をする。

ここまでいっしょにつき合ってくれた東京で働く友達と二人
国会議事堂前の地下鉄へと潜っていくと暖かくなりほっとすると同時に
多くの刺激、共感を感じられたこの夜に参加できたことに感謝の気持ちが
わき上がってきたのだった。



抗議活動を終えて3月10日の原発ゼロ大行動のチラシといっしょに手渡された
NO NUKES MAGAZINE というリーフレットはきれいで、かわいいイラストがふんだん
に使われていて多くの人に抵抗なく読んでもらえそうなミニ冊子。

カンパによって送ってもらえそうです☆
詳しくは以下のサイトから。

http://coalitionagainstnukes.jp/?p=2551

メディア報道について / 光の柱夜空に立つ

昨日は帯広で開かれた十勝キリスト者平和の会主催の
「思想と信教の自由を考える2・11平和集会」に参加してきました。
いのちのことば社で編集の仕事をしている方を講師として迎え
「メディア報道について」というテーマでのお話を聞いて来ました。
いかにメディアというものが私達の暮らしに大きな影響を与えているかを痛感する
毎日ですがさらに知識が深まったような気がします。
原発しかり、戦争しかり、教育問題しかり。本当に伝えてほしいことはなかなか伝えず
大企業や政府に都合のいいことが流されることが多いと感じていました。

最後にわたしたちに出来る事を話してくれたことが印象に残りました。

1、リテラシーの力をつけること。
2、新聞社やテレビ局に対して記事と番組に意見を述べること。
  特に良い記事や番組には「とても良かった」と伝えること。
  良心的な記者や番組担当者はいるので、その人たちを支えることはとても励みになる。
  (それは私達がやさい美味しかったとお客さんから伝えられるとまたがんばろうという気になるのと同じです。)
3、たしかな情報源を得ること。けれども、それを鵜呑みにしてはいけない。

そうですね。批判ばかりしても何も変わりません。
特に2は今までしてこなかったように思います。
たとえば北海道新聞にも素晴らしい記事を書く記者さんがいます。
たとえばNHKでも(特にETV)たまに踏み込んだドキュメントが流れることもあります。
今度から電話でそれを伝えてみようかと思っています。

貴重なお話をありがとうございました。




光の柱夜空に立つ



きのう寝る前のウォーキング、月はなく星がきれい。
ひらひら飛んで来る雪で目が痛いのでゴーグルをしているのだけれど
はじめはゴーグルのレンズの傷が光るのだろうと思っていたら
はずして裸眼で見てみると光の柱が数本空に向かって垂直に立っていた!

佐幌岳の手前や狩勝峠の麓あたりから雲で消えるまでまっすぐ突き出た光。
その雲の上にはUFOの母船でもいるのかと子どもじみた想像を一瞬働かせながらも、
よく見るとほかの場所にも薄くではあるがいくつもの柱が立ちしばしそのパノラマに見入った。

ストーブの傍らに猫のように丸まって眠っていた連れを起こしに行った。
あとで連れが調べるとそれは「光柱現象」というのだそう。
地表近くに浮かぶ雪の結晶に光(地上の街灯など)が屈折して見えるという、
極寒地に起こるとても珍しい現象だったらしい。
以前新得町北極圏という住所で友人から便りが届いたことがあるが(笑)
その北極圏なみの地に住む幸せを感じさせてもらった夜だった。

参考サイト
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=2009022003

よれずに歩ける断酒320日目
ぶれずに未来へ断原発 0日目

飛行機の窓から



「目で判断せずに心で判断しろ」 シャイアン族の格言より


飛行機から見ると日本列島はとても小さい。
夕陽に光る日本海に突き出た男鹿半島、付け根に八郎潟が見える。
さらにわずかの時間でマサカリのように突き出た下北半島にさしかかった。
六ヶ所村や建設中断中の大間原発のある半島は函館とワンセットで見えて来る。
イカ釣り漁船の光が海峡にチラチラときれい。
きのうの道新朝刊には「大間原発 建設再開へ攻勢 電源開発社長が現地入り」の見出し・・・。

お盆過ぎに初めて能登半島の七尾市に行きました。
目的は息子の結婚相手のご両親にあいさつするため。
翌日は朝から私たちに能登のきれいな場所を案内しようとお父さんの運転する車で
ドライブに連れて行ってくれました。

ご両親ともに生まれも育ちも能登。
黒塗りの瓦屋根の家々と、海の幸に恵まれた
美しいこのふるさとを愛してやまないのがうかがえました。

そのご両親の家から敷地真下に活断層があるのを指摘された志賀原発(しかげんぱつ)までは
わずか10kmという近さ。
もし何かあればあきらめるしかないと胸中を話してくれました。
そして今日の道新朝刊には「断層あっても原発稼働 保安院が安全新基準検討」の見出しが・・・。

能登島、輪島朝市、白米千枚田、総持寺など風光明媚な場所をドライブしながら
住民の根強い反対運動があり紆余曲折の末計画が白紙になった珠洲原発(すず)の話も伺いました。
原発誘致の話が持ち上がった地域は必ずや住民同士のつながりも分断されてしまう。

5年前に能登地震という大きな地震があり途中いまだに瓦の落ちた小屋が散見され、
総持寺という由緒ある禅寺はいまだ地震で崩れた屋根を修復中で、壁も地杭からずれて
ゆがんだままでした。

このような日本の原風景をとどめる美しい場所に原発があり
活断層の上に建っている、しかもそれがわかっているのに動かそうとする勢力。
311以降信じられないニュースが毎日のように続いています。

飛行機から見れば日本は小さい。
また漏れ出た放射性物質からすればさらに日本は小さく世界すら小さい。

しかし、その下にはいったいどれだけの命が日々生きているのでしょうか?
ちょうど草の上を歩く足の下に何億もの虫や微生物がひしめいているように、
見えないけれど地上にはたくさんの愛と物語があるはずなのです。

それらを根こそぎ奪う原発のすみやかな廃止を求めます。

愛してやまない断酒153日目
愛してやまない人のために断原発0日目



Tシャツと街頭署名活動



待望のオリジナルの Tシャツ。
Nuclear age is over!!

今日はこれを着て帯広での1000万人署名アクションに参加し
歌って来ました。衝動のままに1時間半くらい自分のオリジナルを中心に歌い続けました。
途中音楽仲間が加わってくれて音の厚みがどんどん増して行きました。

路上に立ち、通り過ぎる人に呼びかけ署名をお願いしている方々も
ほんとうに一生懸命で、無視されても手で払うようにされても
笑顔でやり過ごし次へと向かうひたむきな姿に感動しながら歌っていました。

結局僕はひたすら歌っていただけですが、みんなの力で138筆もの署名が集まり、
最後は皆で歌を歌って締めとなりましたが、
みんなとてもすっきりしたいい表情をしていました。



右隅に「いのちは大事 原発はなし」の東北弁系親父ギャグ看板が・・・。
そしてパブリックコメントは12日までとあります。お忘れなく〜







脱原発に金メダルを!



Keeping silence after Fukushima is barbarian. (福島の事故後も沈黙しているのは野蛮だ)
という坂本龍一氏のことばを聞いてはっとしました。

私たちはいろんなことに耳を閉ざし、
見なかったことにし、
誰かがいつか解決してくれるさ、と
忘れようとします。

でも、問題は何も解決せずに大きくなって
いつか私たち自身に襲いかかってくるのです。
それが実証されてしまったのが今回の原発事故ではないでしょうか?
もう黙っているのはやめよう、そう思いました。
脱原発へと車輪を動かそうとするすべての人に金メダルを!



祝島で自然農園を営む氏元(うじもと)さんのブログです。
文章の力、ことばの力を感じさせてもらいました。

http://blogs.yahoo.co.jp/farm_ujimoto/65411158.html

原爆の日から67年



私は知りませんでした。
反核の父と呼ばれた哲学者森滝市郎(1901〜94年)のことを。
きのうの北海道新聞の異聞風聞「反原爆と反原発ー広島から」の記事に深く感銘を受けました。
今日静かに67年目を迎えます。

以下部分抜粋します。(北海道新聞朝刊 編集委員大西隆雄2012年8月5日より)


爆心地から4キロの造船所で被爆。
「一瞬世界中を包んだように現れたあの青白い閃光を見たとたんに
右眼のまんなかにつきささったガラスの破片で一眼を失明した。」(森滝市郎著 反核30年より)

残った目も激しい痛みで開けられぬまま半年の入院。
闇の中の思索でたどりついたのが、
原爆を頂点とする「力の文明」から「愛の文明」への転換だ。

森滝が人類の根本命題として提示した文明転換はいまだ果たされていない。
原発をなくせば経済がまわらぬ、日本の未来はないという政治家や経済人の
大量生産、大量消費信仰は根深い。

(中略)

父の反核の遺志を継ぐ次女森滝春子さん(「核兵器廃絶をめざすヒロシマの会」共同代表)
広島で開かれた「原発を問う民衆法廷」での開会あいさつ。

「福島の後、広島がどう原子力問題に取り組んできたかが問われる。
核を否定しなければ人間が核に否定される。それが広島の原点です。」

そして対岸に上関原発の建設計画のある祝島で自然農園を営む氏元長一(うじもとちょういち)さんの「法廷」での訴え。

「福島では農民が土地を奪われ
漁民は母なる海で漁もままならない。
食べ物の生産、農水産業と原発の存在はまったく相いれない。
原発に象徴される大規模生産、
エネルギー浪費社会から脱却し、地域に根ざした暮らしに転換する時です。」



最後の氏元さんのことば、農民として深く共感しました。
そして森滝氏のことば「人類は生きねばならぬ」このことばの重みを
深く受け止めて今日を過ごそうと思います。

夕陽に光る雲の下で



当農場の作物群 手前からジャガイモ、人参、かぼちゃ。 母なる大地の上、雨と風と太陽との共同作品です。
痛む五十肩に手を当てながらも、こうして仕事の成果を眺める時間は至福の瞬間です。

「素晴らしい夢を見て それを行動に移せ」ナバホ族の格言より

今の私たちにとっての「素晴らしい夢」とは何か?
それは大それたことでも特別なことでもなく
安心して子どもが育てられる環境ではないでしょうか。
こうして満足げに農夫が畑を眺めて家路に着く瞬間ではないでしょうか。

すべての原発再稼働に反対します。

楽しい断酒  112日目
待ってる原発ゼロ 0日目



共生命〜 FM WING出演



昨日11時、人参草取りをひとまず置いて電話機前に待機。
帯広のラジオ局FM ウイングの番組に生出演するためです。

インタビュアーは事前にいくつかの質問を送ってくれていたので
心の準備はできました。

最初に私の作詞作曲「つるばら」を流してくれました。
今の季節にぴったりでした。

そしてはじめに、チェルノブイリのかけはしプロジェクトの支援により
1993年に2人、多い時に4人のベラルーシ共和国からの
被災児を保養のため1ヶ月預かった話をしました。

帯広に到着してすぐ十勝の3家族に子ども達はそれぞれ振り分けられ
うちには7歳のイーゴリ、9歳のセルゲイが来ました。
付き添いや通訳はなし、二人にとっては未知の世界でさぞ緊張していたでしょう。
でもうちには同世代のガキンチョが3人もいたので全然心配はしていませんでした。
多いときにはセルゲイの双子の女の子マリナとアリョーナも加わり
「やかまし村の子ども達」状態の夏休みでした。

セルゲイとマリナ、アリョーナのその後の消息はわかりません。
気になったのはセルゲイが年齢に対してとても小さかったことでした。
元気でいてくれることを祈っています。

イーゴリはその10年後お母さんと年の離れた弟と共に我が家を訪ねてくれて
夕食を共にしました。
腕白だったイーゴリもすっかりいいお兄ちゃんになっていてそのときも
ボランティアとして小さい子の保養を助けるために来ていました。
その夜高校生だった次男がサッカーウエアを記念にとプレゼントすると
とても喜んでいました。
元気でいてくれたことがとても嬉しかったです。

そしてインタビューは泊原発廃炉訴訟の原告の一人として(600人以上いる)の思いについてとなり
先日のユーモアあふれる小野有五教授の講演により
日本が4つのプレートはひしめきあう世界で最も地震の起こる場所であり
そんな場所に原発があること自体大変危険だということがよくわかったということを話しました。

すみやかに停止させ廃炉に向かわせること。
(でも実はまだ一旦動かされた原発で廃炉ができたものは世界にひとつもなく
安全に廃炉ができるかさえ未知の状態だそうです。)

約1時間弱の番組でしたが最後はややたたみかける口調になりましたが
言いたかったこと。

反原発とか脱原発ということばがありますが、
毎日草や土や作物に触れ大地の恩恵に囲まれていると
そんなことばより前に、これは振り絞った末に出たことばですが、
「共生命」生命に共感し、共に生きていることを自覚すること、
そんな思いが先にあり、とりわけ子ども達の命は守られねばならない、
そう思います。

農家として、飯館村に代表されるように畑や田んぼがもう耕作できない
ということは断腸の思いです。
事故の後、土を深くひっくり返せばいいなどとテレビで言っていましたが
全く何もわかっていないなと感じました。
放射性物質は埋めればいい?とんでもない話です。
そして表土は農家にとって命です。
はぎとるとか聞くたびに自分の皮膚がはぎとられる思いがします。

そういった意味での「共生命」
はじめて人前で話しましたが、そういう感覚は本来誰にでも備わって
いると思います。
ただ「忘れている」だけ。
だからこんな事態が起きていても平気でいられる。
平気で再稼働させられるどころか海外に売り込んだりできる。

忘れてしまっている私たちの同じ生命体としてすべてを眺め
感じる感覚こそ思い起こし息を吹き返せるように多くの仲間達と
力を合わせて行きたいと思います。

以上、ラジオで話したことに補足して書いてみました。
さいごにこういう原発というテーマを臆せずに取り上げ、
一介の百姓に好きなように話すことを許してくれたFM WINGの
度量の大きさに敬意を表します。
マスコミが失っている市民のためにあるという使命をこの小さな
ラジオ曲は果たしてくれています。
これからも市民に寄り添ったメディアとしてのご活躍を期待しています。

みんなも意見を送ろうよ



友達からこの情報をもらい、政府があまりに急いでいるようなのでちょっとびっくり。
私も急いでパブリックコメントを送りました。
安全という可能性に乗り遅れないように。

私が送ったのはこちらからですが、ファックス、郵送でも出来ます。

http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive01.html

みどり色の鯉のぼり



もうすぐ「こどもの日」です。

こどもの日とは・・・
祝日法2条によれば、「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する」ことが趣旨である。(wikipediaより)

そしてその「こどもを大事に思う」趣旨に実にふさわしく象徴的であることに
この5月5日北海道泊原子力発電所の稼働停止をもって全国の原発が止まることになります。
その日が子どもの日なのは単なる偶然なのでしょうか?
いいえ、私はこれは子どもの健康を考えて原発を止めた方が良いという天からのメッセージだと考えます。

脱原発の新しいシンボルとなる緑の鯉のぼり(加藤登紀子さん発案)を我が家でも製作中。
5月5日は全国でみどり色した鯉のぼりが自由の風を吸い込んで五月の空を気持ち良さそうに泳ぐことでしょう。
子どもらの未来に幸多かれ そのためにも原発はいりません

ふたたび のうのうのう!



毎回のことですが、飛行機から日本の姿を見ると何とも悲しくなります。
関東に近づくほどに増えるゴルフ場、わずか4kmほど先に同じようなゴルフ場が見えて来ます。
その先にもその先にも・・ちょっとした山になら大抵見えます。
この模様は木をぼろぼろにする虫食い跡にそっくりです。

どこかが儲かるとウチもウチもとなるのでしょう。
それは原発も同じでその結果がこの地震国に54もの原発を作らせてしまった。
この儲け話に今乗らなきゃだめだと。
もし原発54基を空から見て回るツアーがあったらどんなでしょう?
まず国土の狭さに驚き私たち全員が風下住民だということが感覚的にわかるでしょう。



川のそばに立っていた原発と思われるもの、フランス上空にて。

先月末千葉県の実家に寄ったのですが、
防災放送で「タケノコとキノコに基準値を上回る放射線量が確認されたので出荷の自粛をお願いします。」と
何度も流していたということです。
買い物に行ったホームセンターにはガイガーカウンターが山積みとなっていて
この1年あまりで世界はまったく変わったのだということを認識させられました。

では、最後にもう一度「のうのうのう」をどうぞ! (詞・曲・演奏・歌 宇井ひろし)


1 昔はのう 良かったのう
  ほうしゃのう のうのうのう
  風はのう きれいでのう
  ほうしゃのう のうのうのう

2 昔はのう 良かったのう
  ほうしゃのう のうのうのう
  水はのう うまくてのう
  ほうしゃのう のうのうのう

3 オラは農 やっぱり農
  ほうしゃのう のうのうのう
  オメエと農 やりたい農
  ほうしゃのう のうのうのう
  
  ほうしゃのう のうのうのう

ただいま大家族中/イタリアへ



我が家は今東京、千葉、埼玉から6人の親戚が滞在中です。
中でも中心は2歳のマナちゃんでもう可愛くて×2、大人たちを笑顔にしてくれています。

(マナちゃんの家族は柏市に住んでいましたが原発事故後九州に一時避難、その直後柏市に
大量の放射性物質が雨とともに降下し、健康を考え埼玉県に移住しました。)


きのうは森の中の大ハイジブランコと除雪雪山てっぺんからのソリすべり、
大人たちは時々1mもの雪をズボッと踏み抜き足が抜けなくなったり。

食事は総勢9人でわいわいと手料理を食べています。
まるでテレビで見るイタリア人が週末に親戚やらが集まって食事を大勢で楽しんでいるような雰囲気です。
94歳の義父もひ孫と話してうれしそう。
これでいつ○んでもいいね(笑)

さてそのスローフードの国イタリアに連れと今日出発します。
フィレンツェで娘が待っていてくれていていっしょに旅をします。
興味は観光地よりも普通の人々の暮らしぶりとスローフード、イタリアの人々が何に価値をおいて人生を
送っているのかに一番あります。
それと、今までイタリアからうちにWWOOFで来た3人にも再会する予定でそれもまた楽しみです。

月末に帰ります。
そしたら農作業が手ぐすね引いて待っていますがそれはすっかり忘れて行ってきます(笑)
それでは皆さん、アッリヴェデルチ〜(さようなら)

のう のう のう



   のう のう のう  宇井ひろし

1 昔はのう 良かったのう
  ほうしゃのう のうのうのう
  風はのう きれいでのう
  ほうしゃのう のうのうのう

2 昔はのう 良かったのう
  ほうしゃのう のうのうのう
  水はのう うまくてのう
  ほうしゃのう のうのうのう

3 オラは農 やっぱり農
  ほうしゃのう のうのうのう
  オメエと農 やりたい農
  ほうしゃのう のうのうのう
  
  ほうしゃのう のうのうのう
  
(3月2日 両国駅東口のカフェにて)

青空仰ぐ



吹雪が去った後に残されるものは
めくれあがるような巨大な吹きだまりと
そして何と言っても

この青空!
冬の色、希望の色

幸福について



2月も半ば過ぎだというのに外は鋭利な雪や氷の結晶たちが転がる真冬です。

昨年9月8日に加藤登紀子さんと娘さんの半農半歌手のYaeさんとお話するチャンスを与えられました。
その時登紀子さんがブータンに最近行ってきたという話をされたのを思い出し、辻信一さんにその話を
するとその時一緒に同行したのが辻さんだということでした。
辻さんは何度も学生たちをブータンに連れて行っているそうです。
数年前にもそうしてブータンに行った女性が当農場に芋掘りを手伝いに来たこともあります。

加藤さんが「日本の学校でも幸福について考え学ぶ時間を作るべきだと思うの」と話していたのを
思い出します。本当に同感です。
結局はすべての建設的な議論はいつもここから始まるような気がします。
「人にとって幸福とは何か?」
そして素敵な人は素敵な人とつながっているものだなと辻さんを見て思います。

セヴァンのお父さんであるデビッド・スズキ(生物学者)と友人で
小さい頃からセヴァンを知っていて今回の映画の日本語訳は辻さんでした。
伝説のスピーチを行ったセヴァンはカナダでは人々からとても尊敬されている人だそうです。
大人になりハイダ族(カナダインディアン)の青年と結婚をし環境保護運動や伝統文化や
ハイダ語を守ることに力を注いでいます。

「どうやってなおすのかわからないものをこれ以上壊さないでください」
そう環境サミットで訴えてから20年たっても同じことを言っている、
そんなやるせない現実を思いセヴァンが涙するシーンがありました。

でも辻さんは言いました。
世界は確かに大変なことになっている
けれどこれをオポチュニティ(好機)としてとらえることもできることを。

そしてそう考える人もこうして確実にいることがわかってきた、
それを教えてもらっただけでも不毛な現実だけがすべてではないのだと
元気がわいてきます。

下の写真は加藤登紀子さんYaeさん親子とトークさせてもらった時の写真です。
鴨川自然王国の新しい価値観=農的暮らしの実践など貴重な話が聞けました。
(写真:futaba *yothubaさんより)



富士山と夕陽



先日の帯広空港への帰路に見た夕陽と富士山

地震がまた来るとささやかれ富士山が噴火するという可能性もテレビなどで
聞いたところであるがそれはともかく人間は忘れやすい。
どんなに危機が伝えられてもその危機感を保持し続けるのは難しい。
だからこそ今のうちに原発をやめておかなければと思う。
地震が来るのは防ぎようがないが原発ならば止める可能性はゼロではないのだから。

断酒699日目
断原発0日目

映画『セヴァンの地球のなおし方」



今日はぜひ観たいと思っている映画をご紹介します。
「セヴァンの地球のなおし方」

一番下にあるセバンという12歳の女の子のスピーチを昨年春初めて知りました。
真剣に世界を憂い大人達に訴えかける姿に衝撃を受けました。
そして間もなく、大人になった彼女を追った映画が「未来の食卓」の監督によって作られていて
北海道でも上映されるという話を聞いてとても楽しみにしていました。

チラシの中のセヴァンの言葉がまた素敵です。

「`母なる自然を守り地球を救わなくては`
気持ちはわかりますが、私の考えは違います。
地球は自力で生き残れる。

私たちが望むのは、幸せで健康な生活です。
大切なのは生活の質と健康、
そして子ども達なんです。

だから私は自己中心的に、
自分たちをどう救うかを考えていきたい。」

2月5日札幌、2月15日帯広で上映会があります。
詳細です↓
http://www.uplink.co.jp/severn/theater.php

主催するスローフード・フレンズ北海道のHPです。予告編も観られます。
http://slowfood-friends.org/?p=124


原告団の一人として





600名以上いる泊原発廃炉訴訟の原告団の一人として昨日札幌地裁に提訴に行ってきました。
間に合って良かった!

農業と原発は共存できません



昨日は昼頃から雨が振り出し大急ぎで掘り進めていたジャガイモ掘りにもいったん終止符がうたれた。
午後から山のようなジャガイモの選別、ほこりまみれで鼻が黒くなりみんなユーモラスな顔になる。

この農業、
必死に体を使わなくては成り立たないことが小さなわが農場での目下の問題点ではあるが、
また不作が2年も続いた痛手も響いているのではあるが、
ひとの体のもとになる食の最先端にいるという自負心と、
自然と人為の混在するバランスに満ちた世界に身を置いていられる充溢感があって
これはこれでいい仕事だと思っている。

3月11日以降原発事故によって今まで同じような気持ちで農に携わって来た多くの人たちが
その暮らしを、
希望を、
突然奪われたことを考えると言葉もないのだが、
それらを他人事のように考えられる人もいることにもまた言葉を失ってしまう。

私にはムリ。こう言い続けます。

「農業と原発は共存できません。」

泊原発廃炉訴訟の原告団に参加しました。

武藤類子さんの感動的なスピーチ



9・19 さようなら原発5万人集会での、ハイロアクション福島・武藤類子さんの感動的なスピーチを読みました。
皆さんの目に留まるように勝手ながら抜粋させてもらいましたので是非全文もお読みのうえ拡散させていただけたらと思います。
9・19さようなら原発・武藤類子さんスピーチ


http://hairoaction.com/?p=774


ふくしまの想いを、ひとりでも多くの方に、伝えたい。

*********************************

みなさんこんにちは。福島から参りました。

今日は、福島県内から、また、避難先から何台ものバスを連ねて、たくさんの仲間と一緒に参りました。
初めて集会やデモに参加する人もたくさんいます。
福島で起きた原発事故の悲しみを伝えよう、私たちこそが原発いらないの声をあげようと、
声をかけ合いさそい合ってこの集会にやってきました。

(中略)

どうしたら原発と対極にある新しい世界を作っていけるのか。
誰にも明確な答えはわかりません。
できうることは、誰かが決めた事に従うのではなく、
ひとりひとりが、本当に本当に本気で、自分の頭で考え、
確かに目を見開き、自分ができることを決断し、行動することだと思うのです。
ひとりひとりにその力があることを思いだしましょう。

私たちは誰でも変わる勇気を持っています。
奪われてきた自信を取り戻しましょう。 
そして、つながること。
原発をなお進めようとする力が、垂直にそびえる壁ならば、
限りなく横にひろがり、つながり続けていくことが、私たちの力です。

たったいま、隣にいる人と、そっと手をつないでみてください。
見つめあい、互いのつらさを聞きあいましょう。
怒りと涙を許しあいましょう。
今つないでいるその手のぬくもりを、日本中に、世界中に広げていきましょう。

私たちひとりひとりの、
背負っていかなくてはならない荷物が途方もなく重く、
道のりがどんなに過酷であっても、
目をそらさずに支えあい、
軽やかにほがらかに生き延びていきましょう。

秋の使者 アミガサタケと羆



アミガサタケ 新内の友人宅前にて 身長20cm



親子のヒグマ足跡 旧新内小学校そばにて  

空に浮かべたクエスチョン



なべてこの世は謎だらけ
それで文字通りクエスチョンを木から吊るして浮かべてみた

物心ついてから心にいろんな(?)を浮かべて来たが3・11以降ますますいろんな悲しみや怒りの(?)が浮かんでいる

できれば次には素敵な色の希望にふくらむ(!)マークを空にぶらさげてみたい
未来がずっとその先に続いているような・・・
いや、きっと!

農作業メモ:昨日トウキビ電気フェンス、白菜間引き・ホー除草終了、大根ホー除草 本日:青虫取り、全フェンス下刈り払い、キャベツホー除草

「依存症の克服はまず自分自身が依存症であることを認めること
そしてきっぱりとやめてしまうこと、ズルズルはダメ!」
    ↓
楽しく断酒531日目
楽しく断原発0日目

夏雲流れて



我が家の守り神、聖フクロウ像です
ご利益がありますように・・・パン パンッ

ふと今が夏の盛りなのだと思うと淋しくなります
北海道の夏は短いものだから・・
乾いた牧草の香り いい香りです

農作業メモ:1の畑初めて人参間引き、4の人参2回目手取り除草追肥、畑周り草刈り、3の畑白菜間引き、畑周り草刈り

太陽とソバと虫達に感謝しよう テッラ・マードレ



写真はソバの花にとまるクジャクチョウという蝶です。

新内の畑に作付けているソバは約40アール
今日は久々に太陽が顔を出しソバの花の甘い独特の香りに誘われ
真っ白な花の咲く畑の真ん中に分け入ってみました。

虫の、蜂やハエや名も知らぬ羽虫の音がわんわんと鳴り響き
あちこちにヒラヒラ飛翔する色んな種類の蝶々たちに魅了されて
仕事を忘れてこのまま胸から上だけ出してしばらくいたいと思いました。
まるで天国の花園のようでした。
何という多様性、健気に役割を果たす小さな生き物達!
あなた達の働きで私たち農民、いやすべての人間は生きていけるのです!



フィレンツェ郊外の小さな街の広場にあるという旗です。
「テッラ・マードレ」と書いてあり意味は「母なる大地」です。
昨年末に札幌で娘と「テッラマードレ」というイタリアのスローフード運動の映画を観ました。
主催したのは北海道スローフード・フレンズOBIHIROの方々で映画の内容も主催した人たちも愛がいっぱいでした。
スローフードのシンボルのカタツムリもこの旗に見えます。
いちはやく原発にNOをしめしたイタリアはさすがスローフードの発祥の国です。
街の広場に堂々とスローフードの旗を掲げているその価値観に感服します。

かたや我が国はどうですか?
母なる大地という旗を誇らしく掲げられるでしょうか?
何が大事なのでしょうか?
このままで子ども=未来を守れるのでしょうか?

「テッラ・マードレ」を守りたい!そう強く思います。

今年もスローフードフレンズの方々と当農場で「じゃがいも畑でつかまえて」をやることに決まりました。
とても楽しみです。


農作業メモ:2日新内人参2回目手取り除草、白菜追肥 3日1の畑キャベツ、ホー除草・新内人参2回目手取り除草

オホーツク海高気圧の下で草取り



庭の妖精



人面蛾
 

晴れ間が多く覗いた昨日はオホーツク高気圧のおかげでひんやりする一日でした。
ラジオで参議院の中継に時折耳を傾けながら人参の草取りに励みました。
国というものは国民を守らないものだというのが感想です。
原子力の及ぼす影響に責任を持つ人が誰もいないという事実。
それが私たちの共通の運命です。



農作業メモ:20日朝雨 新内人参手取り除草 1の人参ホー除草  21日晴れ 人参新内手取りかぼちゃ新内ホー除草、人参新内手取り除草大きな畑終了最後の畑に移動、とうきび新内株元除草、3の畑かぼちゃツル配り、乾き悪く白菜播種延期、1の人参うね間手押しカルチ


驚異の大自然



最初は巨大なセリ科植物のエゾニュウの花が何か動いているのを見て更によく見ると・・・



同じ種類のトラのパンツ模様の蝶が乳白色の花に集まり蜜を吸っていました。(何という名前か知りたい)
うごめく物が蝶だと脳が認識したその瞬間が「驚異の大自然」でした。
大袈裟なタイトルですみません(笑)

でもこういう驚きがあることが私たちの豊かさであると思うのです。
私たちを驚かせるその美しさはまことに壊れやすく出来ていて
いつもお金もうけを第一目的とした産業に押しつぶされようとしています。
人間もまたその押しつぶされる大自然の一部なのだと知るとき、「畏敬の念を持つ」という意味が
より一層重みを増してその事を忘れている自分に迫ってくるような気がするのです。

人参畑の反対側の林の中
神が作った天上テラスの上で
壊れやすい生命達が音もなく
羽根を閉じたり開いたりしていました。


農作業メモ:16日台湾からスージーさんがウーフのために到着 17日トウキビ7の畑ホー除草、2のかぼちゃツル配り 18日新内人参手取り除草、1のかぼちゃツル配り、ワセシロの葉についたエキ病1割ほど進行(低温多湿でもっとも発生しやすい環境)

断酒496日目
断トイレなきマンション(原発)0日目

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