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久しぶりの積雪がありました。枝はモコモコ、工作に使うモールみたいです^^

今読んでいる本は心理学者ヴィクトール・フランクルの強制収容所体験の
記録「夜と霧」についての本。
戦後たくさんの講演をしてきた中で次の原稿があるといいます。

「ナチズムは人種的狂気を広めました。
けれども、本当に存在するのは二つの「人種」だけです。
 -「品格ある人たちと、そうでない」人たちと。

この「人種」の分け目は国際社会にも、また国内の政党の間にも
あります。

強制収容所の中でも、時にはちゃんとした親衛隊員に出会うことが
ありましたし、またならず者の囚人もいたのです。

ちゃんとした人たちが当時少数だったこと、
またいつもそうだったこと、
これからも小数派にとどまることを、
私たちは受け入れるしかありません。

事態が危険になるのは、
政治体制が国民の中からならず者を選んで上に行かせてしまう時です。」


なんだかストンと胸に落ちるものがありました。
品格のある人はいつでも小数派、それはそうなんだなと確かに認められます。
品格のない私にはたやすくありませんが、
少しでも品格のある人になりたいと強く思いました(。・ω・)ノ゙

今まで自分の中になかった物差しが与えられたようで感謝です。
確かに普段接している人には、この人品格があるなと感じたりその逆の
人もいます。(特にあの政治家たち)
生まれながらに品格のある人なんていないでしょう。
だから品格は努力次第で身につけられるものと考えていきたいです。
もう一度「夜と霧」を読み直そうと思いました。