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今日は多分今年初めての雨で道路の轍が
そのまま小さな川になり斜面を下っていました。
突然大きな音で屋根から雪の塊が落下します。  

連日のニュースにあるように今回は歴史的な感染症
になるのかもしれませんね。

その只中ではありましたが、先月末の2日間の小さな道北ソロツアー
は予定どおり行われいろんな新しい出会いがありました。
特に主催してくださった方、場所を提供してくださった方に感謝
します。

フェルトの服を作る人、ハーブの化粧品を作る人、籠を笹などで編む人、
アースオーブンを作る人、地元で整備工場を営む人、スケッチの先生、
喫茶店を始めるために栄養士の資格を目指す鹿ハンター、
施設で働く人、子供たちに自然について学習の場を提供する
NPOで働く人、チョウザメの飼育に携わる人、馬を育てる人・・・
いろんな人と知り合いになりました。

決して便利とは言えない北海道の北の地に何かを求めて移住してきた
若者たちと地元で地道に頑張ってきた人とが混じり合って
何か新しい文化が生まれているのを感じました。

便利で何でもインターネットで買うことができるすべてがスピードアップ
した今の世の中、一部の若者はそうしたイージーに得られるものに喜びを
感じられずに時間がかかっても苦労があってもやりがいのある仕事を求めて
いる、そんな時代なのかなと思います。

私たちもかつては大きな括りでは同じでも違うのはオシャレで洗練されて
いるなあということ。私などもっと汚かった(笑)
今はどんな田舎に行っても素敵なパン屋さんがあったり
思い思いの趣向を凝らしたカフェがあったり、それは地域に魅力を加え
さらなる人を惹きつけることにもなるのでとてもいいことだと思います。

いずれはこの感染症もおさまる日が来るでしょう。
健康面だけでなく経済の危機も言われるつらい時期ですが、
それまでの間どんな暮らしを私たちがすればいいのかや
どんな世界に住みたいのかを明確に思い描くいいチャンスなのかも
しれません。