朝から爽やかな風が吹く。
日ごとに柏の葉も開き木漏れ日のなんと美しいこと。

気がかりなのはやはり畑の水分だ。
雨の後すかさずマルチを張って正解だった。
それさえ張ってしまえば水分を閉じ込めたままなのでかぼちゃはいつでも蒔ける。
むしろ播種後は好天が望ましい。温度があれば勢いづくので多少の難関はクリヤーする。
低温ならゆっくりとしか発根しないのでモタモタしているうちにかぼちゃの種の中に種バエが
卵を産み幼虫が食い荒らしてしまう。根の伸びは地温に素直だ。
しかし堆肥をかなり入れたのでちゃんと発芽するかはわからないので予備苗を別に蒔いておいた。
いい時は95%の発芽率、いろんな条件が重なれば70%か半分になったこともある。
祈るようにして蒔いている。「頼んだよ」とか声をかけつつ。

マルチが強風で飛ばないようスコップで土をかけたり、ジャガイモに除草バローを入れたり
起きてから夕食までの間は仕事に追われる。早く趣味の庭師に戻りたいと思いつつ。

アコーディオンはどうしても弾きたい曲があるのでちょっとした時間の隙間に潜り込み
相変わらずのめり込んでいる。
指が痛いのが農作業だけではなく音楽の練習によるものもあるということが自分らしくて
良いと思う昨今だ。

楽しい断酒27日目