PB181229

今日はキャベツを650個収穫、ヨトウ虫にだいぶやられたものの中からモリモリ新しく巻いてきています。人参がダメだったぶん補完してくれるかもしれない。

キャベツは生育中にかなりの葉っぱがヨトウムシにやられ切れ切れに
なって期待していなかったのであるが、この好天に恵まれ内側からのパワーで
かなり盛り返してきた。予想以上に製品となるのでなかなか仕事は一段落しない。
何せ獲れないのを見越しての株数が6000個なのでまともにとれたら
大変なことなのだ。

癒える力とはすごいものだ。
人間にも備わっている、今はどこかへ消えた虫たちのおかげで
切り口はボロボロにされてもいつしか丸みを帯び
まるでその穴だらけの形が本来の姿のように見えるまでに自然なものになる。

しかし、そんな姿では誰も買わないし美味しそうにも見えないので
帰ってからそれをむいて何もダメージないところまで掘り進めなければならない。
手がちぎれそうになる寒さであるが稼がねばならない。
味はどんなかと切れ端を噛めばしっかり甘いキャベツである。
どんな料理でも隠れずにちゃんとその味を主張できるキャベツに育ってくれて
ありがとう。自画自賛かもしれないがうちの野菜は美味い。