ぺったんぺったん 恒例の友人たちとの餅つきだ。

1年に1度だけ会う子ども達もいてその成長に驚く。
大人はその分老いているのだけれど、こうして世代がなめらかに交代していく。

泣いても笑ってもやってくる新しい年と今日までの古くなった1年とを断ち切るように
潔く杵をふりおろす。
まるで新しい年の分娩を促すように臼が杵が床が激しく揺れる。

台の上につきあがったばかりの餅が置かれると
たくさんの手が囲みちぎられ丸められる。

なんと幸せなつきたての餅の香りと笑い声だろう。
あとには整列した丸い餅たちが差し込む陽光に輝いていた。