きのうは風が気持ちよくそよぐ中、人参のホー除草に専念しました。
乾燥で心配した発芽もそろい良くほっとしています。

人類の歴史は戦争の歴史だと言われています。
たしかに闘いを繰り返して来たのが人類かもしれません。

でも「人類」などという遠い言い回しはどこか人ごとです。

戦争でむごたらしく死んで行った人達はいつだって
お父さんやお母さんや子どもやお兄ちゃんお姉ちゃん
おとうと、いもうと、おじいちゃんやおばあちゃんなど
誰かのかけがえのない人だったのです。

だからいつだって前提に置くべきは、
「戦争をしないこと」であるべきです。

現行の日本国憲法にはその大切な「前提」が
いちばんのカナメとして盛り込められている。
いわば神髄は「戦争をしないこと」でありそれが
この憲法の最大の特色だと自分は思います。

富士山が世界遺産になったからといって
それがどうしたのでしょう。
首相は「日本の誇り」と言ったそうですが、そんなの当たり前
誰もが好きなあの風景です。あんたに言われたくない。
それより「日本の誇り」はこの日本国憲法に盛り込んだ平和の理念です。
世界遺産ならこちらのほうがなお嬉しかった。
その理念の高さは富士山よりはるかに高いからです。

護憲派の言う「守る」なんてケチなものではなく世界に「広める」そんな気概のある
政府を持ちたいものです。

この憲法を変えて利するのは戦争産業でしょう。
それであなたが誇りを持てるようになれるかといえばそれは大間違いです。

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