2日前の朝は驚くほど穏やかで夜の間に積もった雪がまわりをこの冬一番の景色へと変えてくれました。
犬のコジロウも嬉しいらしく泳いで海を渡るかのようでした。



太陽礼讃



しかし・・その後間もなくにわかに枝の雪が風でサラサラと落ち始め、
さらに今度は急激に風が強くなりもの凄い吹雪へと変わっていきました。

折れるのではないかとしなるカシワやマツを眺めながらなんと柔軟なのかと感心しつつも
小屋は大丈夫かと轟音にビビりながら一夜を明かし、さて翌朝。
ドッヒャーーン!!

トラックが吹きだまりに飲み込まれた!
おーう、放っておけば人工物なんぞ自然に飲み込まれるものなのねぇ。
風がまだビュンビュンなのでそんな呑気なことも言ってられず外へ飛び出した。

そしてスコップで掘り起こし脱出させたころ、お隣の大牧場の社長が
道をタイヤショベルで空けに来てくれたのが見えた。
吹きだまりが半端でないのでなかなか進まない、
今度は応援のショベルまで来てくれて、2台がかりで大除雪。
感謝感謝の1日でした。

雪山もますますこちらにせり出して来てマッターホルンのようです。
押し場所がいよいよなくなったきました。
もうしばらく雪よ、降らないでね。