ミラノのドゥオーモの外側と内部、その壮大さと徹底的な細部の美へのこだわりはすごい。
完成まで500年かかったという。
そしてミラノ育ちの友人のエリサの話では、以前は色がくすんで汚れていて悲しい感じがしたが、
6年ほどかけてきれいにしたので今はこんなに美しい姿になったのだそうだ。
中は静かでひんやりとした巨大な空間で圧倒される。
支える柱などまるで恐竜の足ではないか。
見上げた空間など小さな飛行機なら飛べそうである。
ちょうどパイプオルガンのパイプを差し変えたりして調律中の音が全体に響き渡り
荘厳かつピンクフロイドの音楽のようなシュールな感覚を覚えた。
昔の人は凄い物をおっ建てたものだ。ため息。