コジロー 冬の間は家に入れてもらえるのだけども、どうも出不精になる。
立って窓の外を見ている時は「外行く?」と聞くと、
アタリの時もたまにはあるのだが、たいがいハズレ。
「違うよ、ただ見てただけさ」とばかりに腰を下げ座り直すのです。
「犬なら歌にもあるように雪が降れば喜び庭かけまわるもんだ」と
無理やり追い出そうとすると「ウー」とうなる。
仕方がないので戸を開けたまま外へまわり「コジロー!」と呼べばすっ飛んで出てくる。
要するにいっしょに行ってくれるなら行ってもいいぞということなのだろう。
今日は普段行かない森の奥までスノーシューで行ってみよう。
二人で探検だ。
途中においを嗅いだり寄り道をして遅れながらもいつの間にかちゃんと着いて来ている。
主人の後を行けば埋まらずに楽チンなのもちゃんと心得て。