隣の鹿追町にある神田日勝美術館に「熊澤桂子・展(Glass Carrot Ins.) -内側の世界-」を見に行ってきました。
会場にはプロジェクターで天井から壁に大量の人参の映像が流されています。
展示物はいくつか4面の合わせ鏡の箱が置いてありその中を覗くと
永遠に遠くまでガラスの人参が広がる世界です。
この人参は型を奇形のハネ人参からとったものということです。
そう、私たちにはなじみの深いヘンなカタチ人参が内部から発光していました。
「ヘンなカタチに誇りあれ!」そう解釈しました(笑)
以前釧路美術館に草間弥生展を見に行った時にも確かこういう永遠を表現する
作品が置いてあったと記憶しています。

せっかくなので神田日勝の作品もひととおり見て回りましたが、
大変な農業をしながら素晴らしい絵を描いたというところにいつも感動します。
体を壊し30代前半で亡くなり絶筆の馬はこの美術館のシンボルともなっています。