みんたるでのライブがあった翌日は娘とデートでした。
いっしょに北大正門を入ってすぐの学術交流会館で行われたイタリア映画「テッラ・マードレ」上映と
トークセッションのイベントに参加してきました。

ロビーに入ると何やら素敵な雰囲気をもった人たちがたくさんいます。
受付や本の販売をする人達の中には「じゃがいも畑でつかまえて」でお手伝いに来てくれたりして
顔見知りの方も多くて久しぶりの再会に心が躍りました。
ほかにもお世話になっている有機農協のTさんや八百屋「らる畑」のMちゃんや有機農業の仲間や札幌の友人も
いたりして久しぶりの挨拶も交わせました。

上映会場では主催の北海道スローフード・フレンズの代表で娘と私を誘ってくれた湯浅優子さん、
そして映画の後トークセッションをする長沼のメノビレッジのレイモンド・エッブさん明子さん夫妻と、
初めてお会いするイラストレーターのすずきももさんが笑顔で挨拶してくれました。

「テッラ マードレ」がイタリア語で母なる大地を意味するようにこの映画は
人間が大地の子供として生きる上で多くの示唆に富んでいました。
前半ではイタリアのスローフードの世界大会の様子が臨場感あふれて映し出され、
少数民族や少数派の有機農業者が決して孤独ではないことに力を貰っていく姿などが描かれ、
後半はとても静かなイタリアの農民の日常と自然を描いた映像詩のようなものになっていました。
音響も良くその美しい映像の中に吸い込まれるような気持ちになりました。
草を抜くアップの映像では自分が抜いているような錯覚さえ覚えました(笑)
ドキュメント映画とはいえアーティスティックな感覚をあわせもつ映画でした。

映画が終わってからの優子さんが司会を勤めたトークセッションもまた和やかな雰囲気の中にも
時に涙あり、未来をどう作っていくかについてとりわけメノビレッジのご夫妻から
遺伝子組み換えでない種子の確保の大切さと地域の人とのつながりの大切さへの想いが語られ
皆真剣に耳をかたむけていました。

今年は2月に帯広であった「奇跡のリンゴ」の木村秋則氏講演会に始まり、
フランスの小さな村をあげてのオーガニックへの取り組みを描いた映画「未来の食卓」、
アメリカのトウモロコシ畑の現実を描いた映画「キングコーン」、
そして今回の「テッラマードレ」デイなど、
「食」に対して深く追求した人たちの物語にたくさん触れることができました。

考えて見るとそれらの映画やイベントへは全部人とのつながりに導かれています。
今回も湯浅優子さんが、札幌でライブに来るのなら娘さんといらっしゃいませんか?とメールをくれたことがきっかけでした。
それを思うとやっぱり人との繋がりは大事だな~と改めて思った今回です。

この映画も深く問いかけるものがありそれを考え行動して行くのはこれからの私たちですが、
それはさておき素敵な人たちと繋がっていることは今現在でとても幸せなことです。

管理栄養士として日々食と向き合う娘にとっても有意義な一日でした。
北海道スローフード・フレンズの皆さんありがとうございました。