最近よくコンサートの中で歌わせてもらっている故城山三郎さんの「旗」ですが
原詩のままでは音楽に乗りづらいので一部アレンジして歌っています。
そのため原詩をここに掲載しておきます。


      

旗振るな 旗振らすな 旗伏せよ 旗たため

社旗も 校旗も 国々の旗も
国策なる旗も 運動という名の旗も

ひとみなひとり
ひとりには
ひとつの命

走る雲 冴える月 こぼれる星 奏でる虫
みなひとり
ひとつの輝き

花の白さ 杉の青さ
肚の黒さ 愛の軽さ
みなひとり
ひとつの光

狂い 狂え 狂わん 狂わず
みなひとり ひとつの世界
さまざまに 果てなき世界

山ねぼけ 湖しらけ 森かげり 人は老いゆ
生きるには 旗要らず

旗振るな 旗振らすな 旗伏せよ 旗たため
限りある命のために


「支店長の曲り角」城山三郎著より