今日は人参の第3回目の5アール分を播いた。全部で20アールであるが、
どうして5アールずつ4回に分けるかというと、
除草剤を使わないので、全部手作業で草をとるから、いっぺんに播いてしまうと除草が間に合わないからだ。
除草剤はすごい。人参と草とに同時にかけてしばらくすると、草だけが枯れていく。
たぶん市場に出回る人参の99パーセント以上はそうして育てられている。


人参より草のほうが伸びるのが早いので少数派の我々有機農家は、早め早めに除草をする。
ホーで削り、手押し除草機を入れ、最後はしゃがみこみ1本1本ぬいていく。全部で5263mもある。数字にするとスゴイなあ。
それでも得体のしれない魔法の薬を使うよりは気持ちがいいものだ。



トウモロコシのウネの間の除草を小さな耕運機「こまめ」でやる。トウモロコシは現在30cmくらいまで育った。
今年は発芽もよく、今のところ順調だ。
帯広へ種の購入と映画を観にいくためにあと少しを残して終了。

映画は話題になっている「日本の青空」という劇画で、日本国憲法が出来たいきさつを伝えてくれた。
現行憲法は民間の文化人らによって戦後すぐに作られた憲法研究会の提出したものが
お手本にされているそうだ。その草稿を考えた鈴木安蔵を主人公にしたもので、
よくわからなかった敗戦から日本国憲法公布までの流れをとらえられるようになった。
改憲への動きが急に高まっている昨今だが、この映画にもたくさんの人が見に来ていたが
是非、若い世代の人にも見てほしいと思う映画だった。

それにしても人間の息遣いまできこえそうな、小さな部屋で考えられそしてGHQのたいして大きな場所でもないところで少人数で話し合って決まったというのがなにか不思議だ。
その中で政府や他の政党も草案を提出してきたが、民主的だと評価され一番のお手本になったのが
鈴木安蔵という戦前に獄中にいるときから憲法を研究しはじめた学者の案だった。

世界にも例の少ない平和憲法である日本国憲法をたいして話し合いもせずに変えるのはもったいない。
だれがみても本当のことを材料にとことん考えたほうがいいと思う。
そんなことを改めて感じさせてくれた映画だった。

帰りに大したものがまわっていない回転寿司で食事。注文すればいいのだが、板さんも覇気がいまいち。元気が一番だよ。そういえば回らないおすし屋なんて何10年も行ってないなあ。