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14日はステイ中のラウラの29回目の誕生日。
フランスの革命記念日でもあるそうだ。
特別な日なのでお休みにしてみんなで出かけることにした。

まず年々盛り上がりを見せる屈足(くったり)軽トラ市に寄った。
まず広場にステージが作られハワイアンダンスと歌の男女ペアが
出演中でお年寄りたちが椅子に座って楽しんでいた。
前から友達の山田王国や近隣農家が新鮮な産物を並べていたり
コーヒー屋さんや本屋さんや絵描きの葉書売りなど小さいながら
ユニークなファーマーズマーケットだと思っていたが、
ついにコンサートまでやってしまうとは・・人形劇も上演したことも
あるということだった。
地域のお年寄りがとても楽しみにしているのだそうだ。
住民自ら10年かけて育ててきた軽トラ市はなんだか進化していて
大きずぎず温かみのある今までになかった楽しみ方になっていた。
次回は僕もアコーディオンを弾きに行こうと思った。
フランスでは小さな村々にこうした蚤の市があって毎週末どこかで
行われているので何も予定がなければそこを歩くと楽しいのだそうな。
そこには会話があって地元を愛する人がいてとても素敵なことだ。

その後帯広に向かう。
目的は六花亭に行きラウラの誕生日を祝うため。
誕生日であることを証明するものを持ってスタッフに
告げると飲み物やケーキがプレゼントされ、さらに
お姉さんたち3人がテーブルの前に立ちハッピーバースデイ
の歌を見事にハモって歌ってくれるのだ。
居合わせた客も拍手して祝福してくれる。
六花亭の粋な計らい。
もちろんラウラにはケーキ屋さんに行くとしか言ってなかった
のでサプライズだった。
見ず知らずの人でも誕生日を祝ってくれる、あるいは祝ってあげられる
ということは素晴らしい事ではないだろうか。
ずっとこのサービスは続いて欲しい。