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下川町モレーナ

1月28日 富良野を朝出発、これがすごい吹雪。北海道の郊外には道路の両サイドに
      下向きの赤い矢印があるが雪が張り付き真っ白で見えない。
      これは路肩を示すサインなのでまったくどこを走っているのかわからなくなる。
      ワイパーはすぐに氷がぶっとくなり用をなさなくなる。
      全行程を運転したのはヨッシーだが本当にこの時はもっとも大変だった。

      旭川を抜け剣淵で昼食、そして「気まぐれパンや」さんに寄る。
      以前鹿追町にあった時から連れの大のお気に入りの天然酵母のパン屋さんで
      女性が1人でやっている。下川町に行くと言うと、大丈夫ですか?と
      心配してくれる。風はまだビュンビュンだ。

      名寄の道の駅で名物のよもぎ大福をほおばってから無事下川町に入り
      レストラン「モレーナ」着。
      マスターは30年以上前から知り合いでもここを訪ねたのは今回が初めてだ。
      世界中を旅してきた経験が店の改装や絵画に生きている。
      吹雪のおかげで来るはずだった10名くらいが来られなくなった。
      それでも地元から10名くらいが集まってくれた。
      きっかけは12月に名寄の友人松本さんご夫婦を訪ね名寄のどこかで
      ライブが出来ないか聞いたことから。
      昨年松本さんの奥さんといっしょにうちに立ち寄ってくれた下川に住む
      女性がつないでくれた。下川町は木質バイオマス発電などで有名だし
      移住者も多くずっと来てみたかった場所だ。

      ライブはマスターをはじめ多くの人が喜んでくれた。
      吹雪の中でも暖かな時間が流れた。
      占冠のスローフードの山菜市で会った人も来てくれたり
      昔ヨッシーと札幌の「青い空流れる雲」で働いたことのある人も。
      つながってる。なぜかつながってるご縁のある人達。

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興部町キキトキ

1月29日 この日の朝は気持ちよく晴れたが道路はツルツルのスケートリンクになっていて
      興部(オコッペ)に着くまでに道から落ちた軽自動車やへこんで停まって
      いる車を見たりした。慎重に運転をする。なべてミュージシャンは運転が
      うまいと思う。ヨッシーならなおさらだ。安心していられる。

      カフェ キキトキ着。ここは橋本写真館が併設したカフェ、いろんな人が
      利用するためスペースはとてもシンプルにしてあるがシックでおしゃれな
      気持ちいい場所だ。
      午前11時青虫ノッポライブ開始。お客さんは幼稚園の先生をしている橋本家の
      息子さんの仲間がほとんどで子ども達とお母さんが多い。
      よって選曲も子どもと楽しめるものも入れて。
      明るい休日の昼間のライブはそのあともゆっくりできるねと好評。
      そのまま若いママさんたちや若者のなごやかな宴会となった。

      僕とヨッシーは雄武町の日の出岬の温泉に行きゆっくり疲れをほぐした。
      キキトキに帰ると宴はそのまま続いていた(笑)
      みんなで歌ったり興部をどうしたらもっと楽しくできるか話したり。
      それにしてもおしゃれな空間におしゃれな都会も知って来た若者達、
      ここが小さな田舎町にあるのが信じられなくなるほどハイセンスだ。
      本棚の本もいけている。アレンギンズバークの本があったり。

1月30日 橋本さんご夫婦が用意してくれた朝食を柔らかなガラスからの光の中でいただき
      幸せな気分でキキトキを後にして紋別に向かう。
      
      紋別でお世話になったのは川崎さんという元気な主婦の方だ。
      お宅は自然食品店みたいだしミニ図書館みたいでもある。
      玄米食をしておられてそのせいかはつらつとしている。
      いただいたおにぎりは本当に美味しかった。精神もしっかりするような気がする。
      おそばの有名店で佐々木先生という85歳になる女性と待ち合わせ。
      知性あふれる聡明な女性で子ども達に一輪車の指導をしたり知的障害を
      持つ人のスペシャルオリンピックスへの参加を助けたりと信じられない
      行動力と衰えない好奇心を持っている方だった。
      だから僕たちの音楽にも興味を持って聴きにきてくれたのだった。

      つづく