1月26日 ヨッシーに中富良野ラテールという温泉付きホテルに送ってもらう。
      途中美馬牛のゴーシュに行く。食事をしようと思ったが食事はやめたらしく
      こだわりのコーヒー専門店になっていてマンデリンを注文。
      今日から1泊で北海道有機農協の冬の会議でヨッシーは僕を送り届け
      キトウシへと帰って行った。

      1年ぶりの農協職員や全道の農家仲間たちと会議。
      新規就農やそれをめざす実習中の若者達も来ている。
      中にはバイオリンの修復の仕事を長年やってきた人も。
      仕事を投げ打ってまで農業を始めたい若者がいる。
      担い手育成の制度も利用するが有機でやりたいというと
      渋い顔を窓口でされるのだそう。
      みんな真面目で真剣に農業に取り組もうとしている。
      寛大にむしろ応援してあげてほしい。

1月27日 昼で作付け会議が終了。今年も昨年の災害の影響の残る農家もいるが
      新たな気持ちで有機を広げようと一本締め。
      迎えに来てくれたヨッシーと富良野に行き「唯我独尊」のカレーを
      食べに行った。30年以上前に素敵なお店といえばここしか知らなかった。
      変わらぬ手作りの建物。相変わらずの人気店。
      7時からNAVOでライブ予定、時間があるのでプリンスホテルと森の時計という
      カフェで時間をつぶす。ここは「優しい時間」というドラマで使われたお店だ。
      斜面の林に雪が積もり木々がゆっくり風にゆれている。

      富良野NAVO 富良野生協の真向かいのお店は一歩入ると別世界。
      ここも滝川のペコのこやのように同級生2人の若者が営むベジタブルバーだ。
      アーティスチックな自由な発想の装飾がいたるところにある楽しい空間だ。
      7時から開演、折しも外はものすごい吹雪になり何人かが来るのを中止したほど。
      それでもオーストラリアやイギリスからのお客や有機農業仲間の武藤さんや
      共通の友人を持つ家族が聴きに来てくれて最後はセッションになった。
      
      面白かったのはヤギのチーズを作るため中富良野に住むロバートという
      オーストラリア人。最初はインテリでもの静かに見えたのだがだんだん
      日本語を上手にしゃべりはじめヨッシーのギタンバという改造ギターを見て
     「あほやー」と笑う。日本に20年住んでいるという。ヤギ乳は牛乳より
      アレルギーを起こしにくいそう。臭いというのも誤解があるようで
      雌は臭くなくしぼり立てなら牛乳との違いはほとんどわからないという。
      ヤギのチーズはまだ珍しいしおいしいのでこれから伸びて行くと思う。

      この不思議な空間で夜は静かに寝かせてもらう。オーナーは角ばったものが
      苦手らしく柱はすべて丸く角を落としてある。
      丸い世界。とても親切にしてもらった。