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21st Jan '17 札幌「みんたる」にて

1月21日 札幌初日フェアトレード雑貨&レストランみんたる Veggie Shopあさださんの扱う有機野菜と自然食ホロさんによるオーガニックプレートの縁日企画。 
浅田さんを介してうちの人参などを使ってくれている3店舗の方に初めてお会いする。
いつもありがとう!ライブも熱かった。厚真や本州から来た人も。
ここは海外旅行好きの人もよく集まる。
みんたるではいつもいろんな人と会うがどこかでつながっていたりする。

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玄米レストランじょじょにて

1月22日 ライブにも来てくれた写真家小寺くんの新しい写真集
わたしたちの撮る教室」出版記念のトークショーが紀伊国屋でありみんなで聞きに行く。
こどもたちの見ている視点の大人の想像を超えた面白さ。

6時から手稲の玄米レストランじょじょでライブ。
保育所で栄養士をしていた娘の昔の同僚達もたくさん来てくれる。
打ち上げでは店主のせっちゃんがアルゼンチンの歌をギターで歌ってくれた。
美しい懐かしいような歌声。彼女の訳詞もすてきだった。
敬愛するよしだよしこさんが今月ライブをここでする。

宿めてもらった方の家が坂の上にあり4輪駆動が故障したヨッシーCarでは
雪にスリップして登れずひと騒動。なんとか解決、気持ちよく眠る。

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やまなみ保育園にて

1月23日 早朝停めていた駐車場が除雪中でヨッシーCarが雪山に包囲されていて必死に脱出。
ヨッシーは用事ででかけなくてはならなくなりソロで11時から手稲のやまなみ保育園で園児向けのライブをした。
子ども向けオリジナル曲が結構ありこういうのは得意なのです。
最後はみんなで「さんぽ」大合唱。終わると園児達がハイタッチに来てくれる。
終了後40代の若い男性の園長さんと歓談。
子供の自主性と保護のバランスについてや大人もともに育ち合うこと。
国道沿いにありながら遊ばせるためのストリームや水場を作り景観も考えていて
新しい感性に勇気づけられる思いがした。

電車で札幌駅に向かいキリシタンの迫害を描いた映画「沈黙 SIRENCE」を連れと観る。
映画館は久しぶりだ。虫けらのように貧しく死んで行く人々にとって信仰は命にもかえがたい
ものだったのだろう。人間と信仰について考えさせられる映画。

6時くらいからえこふりぃでライブ、僕と同世代の女性達で始めたリサイクルショップ。
フェアトレードの品も扱いカフェも併設して様々な講座にも使われる。
たまにこども食堂も開きそこには有機農協の野菜も提供されているそうだ。
リラックスしていて笑いの絶えない地域のコミュニティスペースだ。
小さな店が並ぶ白石区本郷通り商店街、どこかなつかしい。
ヨッシーと二人気持ち良く演奏できた。
どこも女性達のほうが元気だ。

みんたる泊、店主に代わり店の前をヨッシーと除雪。札幌は積雪が多く山をさらに高くする。

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滝川市ペコのこや にて




1月24日朝、ヨッシーが以前働いていた円山のほうにある
青い空流れる雲」訪問。
オーガニックレストランですごい人気店、テーブルはびっちり。
ご主人とは初対面でうちの野菜も使ってくれていて光栄だ。
テイクアウトした米粉のマフィンが絶品。

そしてその近くの有機野菜八百屋「らる畑」にも訪問。
ここにうちの野菜も入りヨッシーが以前「青い空〜」で使うのに
宇井農場の野菜を仕入れに来ていたという。
野菜でつながりそして今は共に音楽活動をするようになった。

らる畑では新たにテイクアウトのお弁当も始めていて、うちの娘と
リンクしてるねーとマホロちゃんと談笑。
無農薬八百屋はしっかりと次の世代にひきつがれている。
見送られ札幌をあとにする。                   

滝川市ペコのこや素敵なセンスの若者2人で営む菜食系のカフェ。
手作りで改装した店内は主張しすぎないこだわりの色彩で落ち着いた雰囲気。
オーガニックな生き方はおしゃれなライフスタイルとして
若者に浸透しはじめているのを感じる。
選曲も変え天国の扉やアサツユなど少しディープにしてみる。
スローフードの友人や農家の女性や昔新得でリゾート問題にいっしょに関わった人も来てくれた。

泊めてくれたスローフードの友人宅にライブには来れなかった
うんと昔にカセットテープを買って以来ずっと聴いてくれていたという方が
遊びに来てくれて持参されたおでんをつつきながら飲んだ。
懐かしい歌をヨッシーと演奏。
雪はけっこう深いがそれでもいつもよりは少ないそうだ。
泊めてくれた方は以前ヨッシーと僕らで作った緑色の
Nuclear Age is OverのTシャツを海外に行く時に着てくれたりしてるそう。嬉しい。
どうしたら滝川をもっと元気にできるか、彼女はそのミッションで滝川にいる。

1月25日東川町キトウシ森林公園内「もりのようちえん」11時スタート
ここは大雪山自然学校が中心となって始めた豊かな自然の中で
のびのび子供を保育するために昨年から始まったいわば育てあいのスペースだ。
事務所と広いスペースやキッチンがある建物が山の上の方にあり
子供達の雪遊びの歓声が響く。

そのスペースは夜には観光客が来てナイトウォークの基地になっったりする。
自然学校ならではの柔軟な発想だと感心する。
この夜は鳥取からのアニメから抜けて来たような女性が旅行代理店のスタッフと共に参加。
1曲演奏しヨッシーの手製の楽器ギタンバに興味しんしん。

いつでも子ども達を前にしたコンサートは楽しい。
お母さん達もたくさん聴いてくれた。
CDもたくさん売れた。スタッフの学生時代の同級生の
中国人ファミリーも来ていて5枚も買ってくれた。
中国で幼稚園をいくつも経営しているので視察も兼ねた北海道旅行だったようだ。

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東川町は移住者が多く若者には住み易い地域だという。
アーティストが工房を構えおしゃれなカフェもたくさん増えた。
はるか昔にいっしょに音楽活動をしていた友人の娘さんが
メインストリートで服のリフォームやアクセサリーのお店を開いていて
ここでのライブを聞きつけて来てくれた。
すっかり素敵な大人の女性となっていてあとでお店をヨッシーと訪ねた。
彼女の廻りでいろんなことがあり僕は何もしてあげられなくてごめんねと言うと
涙をポロポロ流しながら楽しい思い出がたくさんあったよと言ってくれた。
本当に優しくきれいな心を持った大人の女性に成長したものだ。
彼女の涙にはたくさんの喪失や困難が含まれているのがわかる。
それでもあんな素敵なお店を妹と協力して構えている。
じんとしたままヨッシーと旭岳ふもとの勇駒荘温泉へ。

久々に来る温泉は天井の高いおしゃれでシックな温泉だった。
新館のほうだったらしい。
10年以上前に台湾のミュージシャンたちとスノーシューで深い森を歩いたり
露天風呂で雪投げをしたりして遊んだことが思い出される。
露天風呂でスエーデン人と会話、最近は旭岳ロープウェイを使った
スノーボード滑降が人気らしい。

「もりのようちえん」泊。ヨッシーが具沢山みそ汁を作ってくれて薪ストーブで爆睡。