人参はあと2アールを残すのみというところまで辿りついた。
きのうは7人、今日はさおりちゃんだけが来てくれた。
畑がしばれていたのでトラクターを動かすことができて
昨日より幾分か楽だったかもしれない。
それでもシバレることのやっかいなこと。
コンテナが二つくっついてなかなか離れない。
人参を納屋にあける時も逆さにしているのに落ちて来ない。
ドアの下の泥が凍りしまらない、トラックのあおりが凍りつきしまらない。
そんな過酷な中、ふと日が射す時の救われた感。
過酷だからこそ晴れたコントラストがとても美しく感じられる。
さおりちゃんが連れて来た無邪気に畑を遊び回る子犬の目。
人参の葉を切りながら笑い声があがる。
時間との闘いという切羽詰まった時間と
何気ない幸福のありかにいるという時間が同居している。

さて、納屋では人参があふれている。
これからのお守りが大変だが穫りこむことができて良かった。
畑ではたまに人参の首が見えていたので冬越ししてもシバレて
腐ってしまっていただろう。鹿にも荒らされるしそんな惨めな
人参を春に見たくはなかったのでまずは安心。
残り2アールはそのうちきっと何とかなるだろう。

手伝ってくれたすべての人に大感謝!