久々に暖かく乾いた風の吹いたこの2日で
ソバは乾きソバ落としを終えた。
立ててあったそばの島をブルーシートを広げたところまで
遠い所だけ軽トラックを使い近くは手で抱えて運んだ。
そのくらい軽いのは乾いていることと実があまりついていないからだ。
カラサオという道具でバッタンバッタンたたいて実を落とす。

台風で半分は刈るのをあきらめたので、
いつもなら使うトラクターもやめてすべて手作業でほとんど
1人で落とした。去年は4人がかりだったのに。

全部で麻袋10袋これをあとで風撰してどれだけの
実がとれるか?今年は乾麺が作れるのだろうか?

今年の天気の結果である。
同じ畑の白菜や大根もいつになく良くない。
とはいえ小春日和の中でひとり黙々と仕事をするのは悪くない。
意外に早く終わったのでトウキビの電柵を片付ける。
谷間には発情の鹿の長く響く鳴き声。
秋は深まって行く。