JR新得駅が台風以降使えないのでフィラデルフィアの二人とは
清水の高速入り口でお別れしました。
あとで30分くらいでヒッチハイク出来て札幌の民宿の前まで
乗せてってくれたと連絡があり安心しました。
日本人は親切な人が多いと海外の人から良く聞きます。感謝!
2週間の滞在、ルーカスは母親が日本人なのでケイリンとの
会話もいつも丁寧に通訳してくれてずいぶん深くアメリカと
日本のことを話し合うことができました。
どういう背景でトランプ候補が支持されているのかや黒人への
構造的な差別や多文化国家であるゆえの日本との違いなど
25才の若者の感じている今のアメリカについて知るいい
チャンスでした。こちらも核燃サイクルや原発についてや
憲法9条の危機的状況や沖縄の問題など現実的なことも知らせたし
日本の文化の良い所もまたたくさん伝えました。
彼らが話してくれた中で印象に残っていることばは
『Peace practice 』平和の練習とでも訳すのでしょうか?
日々争わないことを学び実践するということ。
むずかしいことです。なぜなら人は皆違う環境で育ちそれぞれ
の見方でこの世界を認識するしかないからです。
当然なんらかのぶつかり合いは起こります。
私たち日本人がよくやる見て見ぬ振りをして丸く収めるのとも
違います。ピースプラクティス、それは日常から始まります。
本当に素敵な若者達でした。