パンクについてまったく知らなかった。
日本にも最近ヘイトスピーチが問題となってそれに
抗議するデモも起きているが、ケベックではスキンヘッドの
パンク達が人種差別主義者を攻撃してきたという。
以前はそれが暴力的に行われたこともあったらしいが、
現在はスキンヘッドのパンクがヘイト行動をするレイシストの
前に仁王立ちとなりにらみつけお説教し続けるのだそうだ。
どうやら正義感の極まった人達というのが向こうのパンクらしい。
パンクとヒッピーは同じ頃生まれたらしくて、表現や好みは
まるで違ってもめざす世界は共通するものが多いというのが
イヴァンドレの認識だ。
そして大阪で見て来た安保法制反対デモでも若者達が参加して
いたことに驚き彼らはパンクだったと言った。

人参を抜きながらいろんな話をした。
ヘイトスピーチやレイシズムを生むのは無知からなのだということ。
無知から来る怖れ。怖れからくる攻撃。
だから教育が必要なのだということ。

ケベックの山の上にある公園で毎週日曜日にタムタムフェスティバル
というのがあり大勢がジャンベやタムタムなどの打楽器を持ち寄り延々と
ひとつのリズムで自由にジャムセッションが行われるのだそうだ(冬以外)

そこでイヴァンドレはブルカを被って目だけがわずかに見える女性が
そのリズムに乗って体を揺さぶるのを見てとても印象的だったと言う。
私たちは同じ人間なのだ。

パンクだけどなぜかとても爽やかな風が流れた人参畑での話。