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楽器とは出会いである。
親の介護環境を整えるために千葉に行った帰りに
またお茶の水の1ヶ月前にも行ったアコーディオン専門店に
向かった。とても買えない値段のくせにピエルマリアのボタン式が
ちゃんとあるか確かめるために。
それはあった誰にも買われずに、買えないくせに。

しかし棚のはじに気になる小さな古いボタン式があった。
Hohner社のpiccoloと書いてある。
値段がすぐに手が届くものだった。
「どうしてこんなに安いの?」
「ボタンの並びがB配列だからですよ。」とお店の人。
一般的ではないらしい。
弾いてみる。音が柔らかくなつかしい音。
ベースも60あるし配列などどうせ初めてなのだから。

買ってしまった。
出会ってしまった運命の赤い糸、赤いピッコロ。
外で気楽に弾くのが似合う音。
ただ今運指を探検中!