牧草地もみるみる青さを増していて、
そんな時大雪山や日高山脈に出会うと
そのコントラストにハッとしてしまう。
思わず見とれるとトラクター運転中なら
側溝に落ちてしまいそうで危ない。オットットッ
最近はカラマツが一斉に伐採時期を迎えたようで
こんもりしていた林が消え山脈が驚くほど見えていたりする。
怖いほどに美しいのであるがますますこの地に住めて
幸運だと思う。
大きいものに対して畏怖と神格化に及ぶのは南の島のモスラ
信仰のように人の常である。(笑)
そのために人は巨大な大仏を作ったり中を軽飛行機が飛べそうな
聖堂を作ってみたり大きなものには何かそんな力がある。
支配者はそれを権力を維持するために使っても来たが、
人は何かそんなものを求めている。
今は自粛で世界中が我慢しているがロックコンサートも
原初から人が抱いてきたそんな大きさを感じさせてくれる。
もっとも身近な人智を超えたものは空ではないだろうか。
底の抜けたような星空やどこまでも透き通ったような夕方の空。
そしてその手前の白亜の彫刻のような山脈。
これはタダである(笑)
こういう場所で身の程をよくわきまえて慎ましく生きていけたら
最高である。