農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

November 2019

ピーク、ピクピク


今日は穴に生けてあった人参や芋を引っ張り出し
夕方の最後の大きな出荷に向けて残っていた力を
振り絞りました。

昨夜は夜12時くらいまで蕎麦の唐箕がけをして、
連夜続いた夜仕事からも今日から解放されピークがついに過ぎました。
ピクピクッ 体よ、よく持ちこたえてくれました。感謝!!

人参抜き終わり、オーハッピーデイ

PB233087


ついについに抜き終わったのである。
指に膏薬塗りつけて口からはヒューマンビートボックスで
ブッツクパーツクなどと勢いつけ休まず進み最後の1本「やったーっ!」
防風林のはるか上まで伸び上がって世界に向かって叫びたい気分。

この数日はしばれが緩んで今だとばかりにいろんな収穫出荷作業を進めました。
とりあえず夕方にトラクターで掘った穴の中にコンテナや土嚢袋に入れた
人参や芋を入れ土をかけましたがその間にも再び土が凍り始めギリギリせーふ
でした。大きなひと安心。

昨日の香港区議選では民主派が8割超の圧勝、その民意に対して中国政府はどう出るのか
とても気になります。今までのように優しくない態度を貫き通すのでしょうか?

暖かな日がほしい

PB113080

まだ穏やかだった先週の空、最近は西の空は真っ黒で木々を抜ける風がうなり声をあげるばかり

今日も雪の中から人参を掘り上げる。
午後3時にでもなれば土が人参に凍りつきあえなく退散。
それでも1本半終わらせたので残り5本半。
帰ってからも土がなかなか解けずにファンヒーターの助けを借りて。

まだ選別の終わっていない小屋の中の芋もそろそろしばれが気になってきた。
恐ろしい季節。

ブリザードやんで音なく雪は積む

PB143084


14日にカナダのT君を駅に見送りました。
大工でもある彼は仕事の基本を知っているので、
農作業も間違いがなくとても助かりました。
英語を教えてもらったりいろんな会話もできた3週間でした。
また会う約束をして駅のホームに消える彼を見送りました。
温かい気持ちで今年のウーフを締めくくることができて感謝です。
ワシントンDC、香港、シドニー、ロサンゼルス、パリ、そしてバンクーバー2名
みんな素敵な人間性を持った若者たちでした。

この日から暴風雪が始まり一気に真冬の景色となりました。
約4日間も風は吹き荒れ出荷作業もなかなか厳しいものになりました。
マイナス3度くらいの気温に暴風は野菜のしばれる危険性もあったので
毛布をかけたりの対応にも追われました。

そんな過酷な外から帰るとき、すぐに癒してくれるのは猫のエムちゃん。
周りがどうだろうと眠いときはぐっすり眠ります。
ウーファーたちの部屋に忍び込み眠ることもありみんなに可愛がられる幸せな猫です。

PB143086


さて、人参はあと7本すっかり雪の下になってしまいました。
今年は芋とトウキビがダメだったので頼みの綱だよー。そのうち抜けますように!

すべすべの人参

PB113077

形良く割れの少ない人参がとれています。努力の甲斐がありました。

ついにあと7本にまで漕ぎ着けました。
抜いて切ってコンテナに集めて2人なら頑張っても1日3本なので
少なくてもあと2日はかかるでしょう。必死で猛ダッシュです。

キャベツは3日前に庭先に運び終えひと安心。
どの野菜もおいしくてそのことで救われています。

立冬を過ぎて

PB053068

11月5日 次の旅に出る日キャシーはギリギリまで人参抜きを手伝ってくれました

立冬の日に積雪があり風景はすっかり変わりました。
昨日は一人残ってくれたバンクーバーの大工のTくんと白菜やキャベツの
出荷準備に励みました。バンクーバーの冬より寒いとフル装備でストーブを
そばに置きながらも一生懸命手伝ってくれました。

彼はビーガン、それを苦にせず毎回新しい趣向を凝らした料理を出す連れ合いは
驚異的です。同じだけの農作業をした後で作るのですから。
肉や魚や卵や乳製品など一切の動物性食品を使わずにどれだけ美味しい料理を
出せるか半分面白がっているようです。
ウーファーたちが元気で明るく辛い作業も耐えられるのは、
実は彼女の料理の豊かさに皆驚き満足しているからに違いありません。
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