5月23日蒔いた1の畑のかぼちゃは力強く芽吹きました。30日撮影
十勝平野を走ってみたら
多くの畑で大規模な水やりをしていた3日前。
それもおとといの雨で農家は一息つけたに違いない。
やはり高温だったのでカボチャの発芽率はすこぶる良い。
幸いにも予備苗が余りそうなので新たに程よく湿った4の畑にマルチ2本約200m
を用意した。
昨日は1年に1度の最も緊張する有機認証の検査日だった。
さらに今年から認証協会の検査だけでなく抜きうちで農水省が入ることに
なったというのでより厳しくなってきている。
指摘されるのは主に書類の記録についてだが、最近は自家用の例えばトマトの
苗を誰かからもらったり買ったりしてもいちいち生産者から証明書と印鑑をもらわなければ
ならなくなっていてとても不自由になっていたので6の畑3a(自家菜園用にしか使わない)
の認定を取り下げることにした。
なぜ苗かというとそれについてくる土が有機ではないと問題になってくるからだ。
ともあれこれで苗をくれる友人に印鑑と署名をお願いして不安な思いをさせることも
なくなったわけだ。ただしそうなるとそこは有機の畑とはみなされないので耕運機を
入れた後は洗浄し記録をつけなければならない。
以上のように有機認証はより厳しくなっているので農家は大変なのだがその分信頼度は
増すだろうしさらに認知度が高まることを期待する。
さらに最も期待するのはこの有機の分野が頑張ることで環境保全や持続可能な未来に向けて
世の中にインパクトを与えるということだ。その前から有機でやってきたが認証を受けるように
なって19年ずっとその書類の煩わしさ、高額な費用に愚痴ってきたが最近になって有機認証
制度があることの良さがわかってきた。
書類上の不備をいくつか改善事項として指摘されて終了、午後からかぼちゃの補植に向かう。
そして余ったものを4の畑に用意したマルチに75ほど植える。
4の畑は新内という谷あいの畑なので遅霜がまだ心配ではあるが来ないことを願って。
楽しい断酒34日目