農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

November 2018

ジャガイモ箱詰め終了

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ジャガイモ箱詰め作業中、この山が終わればA品の箱詰め終了です。先が見えてきたぞ!

選別は連れ合いに任せ、見計らって箱を閉じ積み上げます。
同時進行で次の寒さに備えマキストーブを設置。
午後この山がすっかりなくなり掃除も済ませて広い場所ができた。
明日からここに大根を運び袋づめが始まる。
今日もプラス気温になったので煙突を立てる大工仕事もやり易かった。
このまま暖かい1週間でありますように。

気温が緩み

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ジーコは主人が良く見えるキャベツのハウスに移動、空の犬小屋の周りも雪が溶けてきました。背後に調整を待つソバの袋

朝まだ一滴の水も落ちなかったツララから10時頃にもなると一斉にあちこちで
溶けた水が落ちだした。連日の氷点下の中でキャベツや白菜や大根の出荷準備を
したことを思えば1℃でも天国にいる気分だ。
昨日も3トン近くを見送り連れも私も筋肉痛と関節痛に見舞われている。
こんな時気温が緩んでくれてまったく助かっている。
しばらせないためにやる多くのことを免れているからだ。
野菜が全部出て行くまでは気を抜けない温度との闘い。
次の土曜日で出荷のピークだ。あと1週間が踏ん張りどころ。

収穫終了日

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2年前の日仏合作の屋外トイレも雪をかぶりました

枯れアジサイが風に振れている朝、寒暖計はマイナス3度。
きのう小屋でキャベツをむいていると雪が暗くなるほど降ってきた。
電柵に雪がつくと重みで地面に着く恐れがあるので撤去しに行った。
大根がまだあったのでギリギリ置きたかったがあきらめて。
腕にケーブルを巻き取っていく。
今年も畑からはたくさん美味しいものをいただいた。
たくさんの若者たちともここで働き笑いあった。
雪はどんどん積もり夕暮れとともにあたりは灰色に沈む。
ケーブルが外された瞬間に畑は野生に帰っていくのだ。
ということで、きのうが記念すべき収穫終了日11月22日。
感謝して。

ナットはどこへ?

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可愛いジーコ。だが・・・

いつもギリギリ、雪が来てからのタイヤ交換は
何かと不都合が多い。
例えば今日乗用車の前輪を外した後オイルスプレーを
取りに行ったほんの少しの間にジーコが雪の原に喜び
何かをくわえて遊んでいる。嫌な予感がしてタイヤのナットを
数えに行くと一つ足りない。
飛んで行ってジーコを追い詰めた時何かが確かに口の中にあった。
手を伸ばすとあろうことか飲み込んだように見えた。
案の定その近くの地面を磁石で探っても何もない。

4つあるうちの1個ないだけでタイヤ交換は中断。
ナットを街に買いに出るためには軽トラのタイヤも替えねばならず
こうして貴重な半日を無駄にしてしまった。

ナットは多分ジーコの胃袋の中。
そのうち出てくるだろう。それを祈る。

初雪がついに!

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きのう初雪が積もりました

今は誰も助っ人はいないので連れは芋クリーニング、自分はキャベツを
剥く作業をそれぞれ続ける。
今日は最後のキャベツを畑から取ってきた。
いつもなら凍って溶けてのドロドロの畑でトラックが危機的状況に
なる頃なのに今年は一度もそうならずに収穫を終えた。
雪が遅かったのもとても助かった。

これからは取ってきた野菜の出荷作業が12月中旬まで続く。
そばはまだ麻袋に調整を待っていて早く野菜を片付けてかかりたいものだ。
キャベツむきなど寒くなるとさらに過酷になるので一刻も早く片付けたい。
こんな慌ただしい毎日を和ませてくれるのは猫のエムバペと犬のジーコ。
最近は寒くなったのでジーコも夜は居間に眠るようになった。

キャベツにありがとう

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今日はキャベツを650個収穫、ヨトウ虫にだいぶやられたものの中からモリモリ新しく巻いてきています。人参がダメだったぶん補完してくれるかもしれない。

キャベツは生育中にかなりの葉っぱがヨトウムシにやられ切れ切れに
なって期待していなかったのであるが、この好天に恵まれ内側からのパワーで
かなり盛り返してきた。予想以上に製品となるのでなかなか仕事は一段落しない。
何せ獲れないのを見越しての株数が6000個なのでまともにとれたら
大変なことなのだ。

癒える力とはすごいものだ。
人間にも備わっている、今はどこかへ消えた虫たちのおかげで
切り口はボロボロにされてもいつしか丸みを帯び
まるでその穴だらけの形が本来の姿のように見えるまでに自然なものになる。

しかし、そんな姿では誰も買わないし美味しそうにも見えないので
帰ってからそれをむいて何もダメージないところまで掘り進めなければならない。
手がちぎれそうになる寒さであるが稼がねばならない。
味はどんなかと切れ端を噛めばしっかり甘いキャベツである。
どんな料理でも隠れずにちゃんとその味を主張できるキャベツに育ってくれて
ありがとう。自画自賛かもしれないがうちの野菜は美味い。

さあ今日も!

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連れが失敗したとして麹からこさえた甘酒を試しにワンコの餌入れに。そしたらニャンコもやってきて仲良くおいしそうに食べました。

今朝は外の水道が凍ったけれど太陽が昇ってきた。
昨日で8割がたキャベツと大根は収穫を終えた。
今日が最後のお手伝いとなる台湾のTちゃんとこの2週間の好天で
ずいぶん仕事が進んだ。感謝!
今日はひたすらキャベツの虫食い葉を取ってきれいにする仕事、
まだ何千個かありすでに手が痛い。

彩虹

ふと気がつくと辺りはずいぶん葉が落ちて
景色はずいぶん地味な色になってしまった。
おとといキャベツを運ぶ道すがら虹の橋脚部分が現れ
Tちゃんに台湾では虹をなんていうの?と聞くと「彩虹」ツァイホンと発音すると教えてくれた。
(最後のホンは尻上がりになる)うーん、彩がつくことでより鮮やかになるな。
同じ感じでも読み方が全く違うから面白い。

きのうも大根抜いたりキャベツを収穫したりの1日。
夜に録画してあったEテレのユージンスミスのドキュメントと
中村敦夫の原発事故の一人芝居のドキュメントを観た。
どちらも巨大な産業の傍で人生を壊された弱い人たちにフォーカスしている。
言葉の一つ一つが腑に落ちて魂に響いてきた。

今朝は霜で一面真っ白、もう溶けてきて今日も畑との往復になりそう。

もうひとふんばりだ!

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畑から持ってきたばかりの白菜、ギュッと詰めて置いています。立てているのは白菜に余計なエネルギーを使わせないため

毎週土曜日は最も出荷の多い日で有機農協や九州や奈良などに
かぼちゃ、人参、じゃがいも、白菜、キャベツなど約3トンが出て行った。
そして果てる。

一夜明ければまたキャベツの収穫に向かえた。そして家の近くの電柵を撤去。
まだまだ畑は終わらないが確実に終わりに向かっている。
電柵の最後を撤去する日までもうひとふんばり。

白菜運び終える

昨日までの好天で白菜を運び終えた。
軽トラ5台、生育が良くなくて放っておいて久々に行くと
大きいところもあった。
フレッシュな緑は白菜ならではのもの。
暗くなるまで時間があったのでキャベツも収穫。
虫食いのものを残したわけだが大玉な上、下部は食われていないので
思ったより良いものが多い。

代わって今日は小雨ほとんどキャベツをきれいにして箱詰めの1日。

初雪はまだ

道内初雪遅れ28年ぶりという新聞記事。
まだ畑にキャベツや白菜、大根の残っている当農場では
ラッキーなことこの上ない。
そして手がかじかむようなことがないのは有難い。

今日はキャベツの獲り入れ、畑とハウスを何度も軽トラで往復して
目が回るようだった。今年は夜盗虫にバリバリにされたが重量があるので
剥けば何とかなりそうなものもある。このまま暖かければそういう作業も
助かるなあ。きれいなものも約半数、こちらは箱詰めも楽そうだ。

人参抜き終了!

おとといは大口出荷忙しく、2850kgの荷物をトラックに積み込んだ後
共働学舎に台湾からの女性ウーファーと駆けつけた。
slow foodの北海道の総会が終わり交流会がまさに始まるところ。
持ち寄りの料理が並び若い人もたくさん。
畜大の学生が多数参加していて牛飼いになりたい人や農的な暮らしに憧れる人
そして何人かはそのままslow foodの会員になった。
希望をたくさん感じた夜。
私はアコーディオンで青虫の歌を歌って明日に備えて帰った。

昨日はポカポカの天気でHくんにも来てもらってたくさん人参を抜いた。
途中前日の畜大生が畑に寄ってくれる。男子1名他は女子、最高の天気に
農場を見てもらえてよかった。

そして今日ついに人参を全部抜き終えたのである。
今まで手伝ってくれた全若者に感謝である。
長距離走のような行程なので感慨深い。
今年は天候により豊作とはいかなかったが綺麗で品質の良い人参も採れたので
よしとしよう。
残すはキャベツと白菜の全収穫、小屋に入れるまでが自分にとっての闘い。

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