農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

January 2018

ナイトウォーク

昨日の夜寒暖計はマイナス15度を示して月明かりが
明るいので歩いてみた。
枝の影はなんと暖かいのだろう。
歩けばおでこや頬にキンと冷えを感じるけれど
風景が動いてなんとも違う惑星に降り立ったような気がする。
畑も堅い雪の下でゆっくり休んでる。
しからば自分もこの冬に羽根をのばそう。

今は指が痛くなるまでアコーディオンを練習出来る。
好きなだけ、なんたる幸せ。
理想はボタンの上を軽やかにアイリッシュダンスでも
してるかのように指がステップを踏むこと。

幸せって何だろうかと歩きながら考えた。
今のところ幸せって自分がこの世界に生きていていいんだと
思えること、自分は自分でいられてそれを心地好く感じられること。
そしてそれを実現する手助けをするのが政治や社会の役割だと思う。

ところが今の世の中資本主義のいきつく果てにいるのではと思うことたくさんあり。
人の幸せよりもいかに儲けるかが優先されるしくみ。
結局富の不平等がはびこり結果武器産業がさかえ、
やめられないからといって始末の付け方さえわからない原発を再稼働させる。
確かに破滅に向かっているような気もする。
資本主義の代わりになるものが何かは誰にもわからないのだろう。

でもまだ開発されていないものが人の中に可能性という名できっと
横たわっているような気がする。
出来ないことも繰り返しの努力で出来るようになるかもしれない。

いつかきっと。

今日はさらに月が大きく昇って来た。
また歩きに行こうか。

キンと冷えた底

1月も終わろうとしています。
1年で一番気温の低くなり、夜も朝も昼も、
すべてが特別に見え、あちこちで結晶がキシキシと音をたてているような、
神秘さえ感じる別世界です。
どこかスコンと抜けているような思い切った寒さが潔くて好きです。

相変わらず我が家は吹きだまってしまうことが多く
午前中2、3時間は除雪に時間をとられます。
そして薪を小屋から家まで運ぶ時にたてるマキのぶつかる音は
木琴のようで澄んだ音です。

きのうは帯広の友人八百屋ねこまたやさんの閉店感謝祭があり
青虫ノッポのライブを久々にやりました。
ひっきりなしに訪れるたくさんの人そして料理を次々に出して
ふるまうねこさん。皆閉店してしまうことを惜しみながらも
その場の暖かな雰囲気を楽しんでいました。

そしてサプライズを仕掛けられたねこさん夫妻の結婚パーティまで
あり会場はさらに盛り上がり・・
帯広の人達の心意気に感動した1日でした。

新年のごあいさつ

我が家はADSLの一番遅いやつというネット環境が遅いどころかつながらない
時間も多くなったのをいいことにすっかり更新から遠ざかっていました。
大事な連絡とかだと本当に困ります。

あらためまして本年もよろしくお願いします。

冬は大好きな季節です。
自分の好きなこと=音楽に集中できるからです。
除雪という体を使う作業もまた気分転換にもなっています。

この冬は根雪が早くそれでいて融ける日もあったりで
屋根に40cmほどの雪があっても氷の層もあり重いので
雪下ろしをしています。

断面はサンドイッチ状に交互に氷がキラキラ光ります。
足場の雪を確保しながら勢いつけて下に滑り落とします。
農作業に大事な小屋は自分と同じで年老いているので
重い雪は苦手です。

きれいに落とすと屋根もほっとしたように感じます。

ライブツアーの予定もチラホラ出てきていますが、
新鮮な気持ちで迎えるために新曲にも挑戦中です。
今年は春先に広島に行けそうで楽しみです。



アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ