農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

February 2016

食の絆フォーラム2016

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とかち農村ホームステイの受け入れ農家や支援する人達が一堂に会す集まりが
とかちプラザレインボーホールとアトリウムであり出席しました。
専属のカメラマン箕浦さんの写真はどれも高校生と生産者の
生き生きとした瞬間の表情をとらえていて素晴らしかった。

十勝19市町村の約500戸の受け入れ農家のひとつとして
こうしてたとえ1泊のステイでも大きな意義があることを再認識しました。
交流した農家の人達はみな大らかでたくましく笑顔が素敵でした。
農繁期の受け入れでもあり特に食事に関しての工夫例などの交換があり
あまり無理せずにありのままで長く続けて行こうと確認し合いました。

会が終了したあと残った人からリクエストがあり
ボタン式では初めて人前でアメリのテーマを弾きました。
ここまでくるのに2ヶ月かかりました。
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ライブお知らせ

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70年代後半にこういう暮らしにつながるきっかけになった本や文化や街がありました。
そのひとつが西荻窪という街でした。おっかなびっくり入った無農薬八百屋「長本兄弟商会」
などがありました。1階の奥の方にカウンターカルチャー系の本や小物系が置いてあった頃です。
そんな思い出の街で歌わせてもらいます。

雪をすくいて

ゆうべのうちに降った積雪は23cm。
公共サービスの除雪をしてもらえない我が家の250mの道は自分のトラクターであける。
もちろん手に負えないくらい降ったらお隣から巨大なショベルを借してもらえるが
今年は雪も少なく吹くのもあまり続かないので何とか自前でできている今のところ。
この雪も春にはあとかたもなく消える。
時には迷惑で危険なこともある雪も消えることを思うと妙に愛おしい。
プラのスコップに持ち上げた輝く結晶の山を見てそのあることの有り難さを思う。
「ありがたい」とか「ありがとう」ということばはやはりダントツで素晴らしいと
思う。あの人が逝きこの人が逝きやがては自分も逝き、そう遠くないうちにその生きていた
痕跡すら消えるのだ。人生なんて一瞬ぱっと立ち上った小さな煙のようなもの。
すぐに風がどこかへ散らしてしまう。
そう冷静に考えられれば随分楽なのだが、
そうも行かず相も変わらず悩んだり落ち込んだりじたばたしたりの日常である。
雪は冬だけ、夏はない。自然はうつろうという当たり前のはなし。

映画を観た

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今日は沖縄の高江での米軍ヘリパッド基地建設をめぐる国と住民との闘いを描いた
「標的の村」の三上智恵監督の次の作品、辺野古新基地建設と闘う地元の人達を
描いた「戦場ぬ止み」(いくさばぬどぅどぅ)というドキュメント映画を観た。

涙あり笑いあり子供達の天使のような笑顔ありで心を揺さぶられ
涙なしでは観られない優れた映画だった。
個人的にお話した人も多く懐かしかったりもしたが、
不思議な事に超リアルな非暴力直接行動の場面が多いドキュメンタリーで
あるにもかかわらず心洗われるドラマでも観たあとのような感じが残っている。
それぞれのキャラクターが際立っている。そしてどの人からも優しさがあふれている。
優しいから、人としてまっとうに生きたいからやむおえず闘っている、それがスクリーンを
通してびんびん伝わって来る。そんな心とは対照的な国の冷酷なやりかた、強大さ。
心を奪い取る力VS心、そんな風に見えた。

上映会の会場もまた自衛隊駐屯地のある鹿追町というのもすごい。
約70名もが共にこの映画に圧倒された。

トムのこと

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ドイツの日本学を学ぶ大学生トムは早稲田大学に1年留学していました。
最後に当農場で1ヶ月ほどウーフで滞在したのですが帰国後ドイツからアコーディオン用の
クリスマスソング楽譜やシュトーレンなどのお菓子などを2回にわたって送ってくれました。
また、その中に入っていた昨年春に放映された「YOUは何しに日本へ」という番組に
取材された友達と2人の四国八十八カ所お遍路の旅のビデオを懐かしい思いで
見せてもらいました。
日本の若者言葉の「やべっ・・」の発音を教えてもらったり
いっしょに戦争法案反対ピースウォークでアコーディオンを弾きながら歩いたり、
新得小学校の土曜授業でコンサートをしたり農作業以外でもたくさん楽しい思い出
ができました。お遍路の中でトムが「どうやったら恩返しができるかな?」
と日本語でつぶやく場面があり、うちに送られたプレゼントもきっと彼が日本で
受けた親切へのお礼の気持ちも入っているのだろうなと思いとても暖かな気持ち
になりました。

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きのうは雨さえ降った本当に珍しい冬です。
積雪も少なくいつもは4、5回はやる屋根の雪下ろしもなく老体には助かっています。
小屋も老体なので屋根がつぶれないかいつもはハラハラするのです。
古いものを大事にしたいと思っています。
たとえば小さなサイロはこの地に入り開拓して家畜を飼って来た先人たちの
苦労を忘れないようにするため残していきたい。
今年は中につっこんできた使い終えたポリマルチを片付けてきれいにして
内部を何かにしたいと考えています。
古いマンサード型の屋根を持つ牛舎を直しながら作業小屋にして使って来ましたが
これもできるならまだまだ残していきたい。

凍った土の中からの人参を出荷しながら冬が過ぎて行きます。
春に向けて少しずつやるべき事をチェックしつつ。

農村ホームステイ写真展開催中!

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都会の高校生を受け入れる「とかち農村ホームステイ」のホストファミリーとなって
2年が過ぎました。
現在その写真展が帯広駅地下のおびひろ市民ギャラリーで開催されています。
そのポスターの写真がなんと当農場に2年前来た埼玉の高校生はなちゃんと
ひかりちゃんになっています。
中ぐらいに伸びた人参の草取りを終えて笑いながらこちらに帰って来る2人。
とてもいい子達だったので印象に強くのこっています。
夜空の星を見てもすごく感動していました。
忘れがちだけど都会にはない素晴らしいものが田舎にはたくさんある。
それをそばで暮らす僕たちがどう守って行けばいいのかをよく思います。
そんなヒントを都会の子供達が教えてくれます。

リスのはねまわる

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うるさいコジローがいなくなってキツネはわがもの顔で動き回るようになった。
けれどキツネが遠くに行ったとき現れるのは数匹のエゾリス。生き残りに必死なのは
同じなのにやはりエゾリスの方が可愛いと思ってしまう。
身軽な動きはしなやかで止まって口に手をやる姿が実に愛らしい。

きのうは吹きだまりを早めに除雪し昨年同じ日にもあった
札幌学院大学教授の川原さんの憲法出前講座を聞くために帯広に向かった。
相変わらず愉快でパワフルな解説で聴衆に笑いと勇気を与えてくれた。
戦後70年戦争をせずに来たこの国がたかが1時期の1政権によって
大きく形を変えられようとしていることへの怒りは大きく広がっている。

ラジオでは原発事故の除染で出た防護服などのゴミがプール100杯分もあり
体積を減らすために東電が消却することにしたというし、それが普通に語られて
いることが恐ろしい時代になったものだと思う。
でも、どんなに見えづらくなっても希望はどこかに潜んでいる。
幸いおかしいことをおかしいといい何かをしたいという仲間が出向けば
必ずどこかにいる。そういう人達に勇気をもらえるはずだ。
それを再認識した川原さんの講義だった。
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