農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

March 2015

気持ちはいっしょです!

20150323東京新聞_1


十勝の仲間が東京での安倍NOデモに参加して写真などを公開してくれていました。
もろもろのこの政権のあり方にNOと私も言いたい。
未来から見たとして、この現在という時はどんな岐路であったと言ってるのでしょうか。

アコーディオン1周年

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今日でアコーディオンを始めて丸一年。
何かを始めるのに遅すぎることはないということを
自分自身に証明してみたかったのです。
まだまだこれからですが、すっかり自分の人生の一部となっています。
2台の異なるタイプですがそれぞれに良さがあり半々くらいで両方毎日弾いています。

東京ライブツアーももうすぐ、どんな出会いがあるのか楽しみです。
その前に実家の父がデイサービスで世話になっている施設にてボランティアで
アコーディオンを弾くことになっています。
今は「朧月夜」の練習をしています。
皆さん喜んでくれるかなー?

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もりおとつむぐ終えて

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光の中鳥たちも大きな声で鳴き始め
軒先からはポタポタと雪がとけて雫が落ちる。
庭の氷を割り水路を作るとキラキラと太陽のかけらを揺らし水が下って行く。
下の沢はこれからどんどんにぎやかになるのだろう。

先日の「もり おと つむぐ」は200人を超える来場者と
さらに幅広い年齢層だったこともあり大成功のうちに終わった。

3回も芽室公民館でリハーサルをしてきただけあって
息のあったライブをすることができた。
自分の番では「ベラルーシの月」「のうのうのう」
そして圧巻だったのは「さいごのシマフクロウ」kenのピアノとコーラス、Yumaのフルートと
コーラス、Nekoちゃんのソプラノサックス、マーくんのパーカッションなどが加勢して
くれてストーリー性を持ったものになった。クラシックやジャズなどもやっている人達だ。
写真は西村くんがベースで参加してくれたベラルーシの月。

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会場には十勝のアーティスト達が作品を運び込んだ。
空色工房さんの制作した原子炉をイメージした巨大なオブジェ、その下には可愛らしい木彫りのネズミがもの言わず立っていた。(配電盤にネズミが入り電源喪失した時のオマージュか)
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写真家の小寺卓矢氏のスライドショーはこのイベントの大きな柱のひとつで
原子力や人間の奢りの対極にある静かな森の中のその場所へと観客を連れて行く。
kenの即興のピアノが森の中の水滴一滴のような音で映像とシンクロしていく。
それぞれの場所でけなげに生きる命を知らせてくれた。

また泊原発廃炉をめざす会の原告団を代表する市川弁護士の講演は軽快でおもしろく、
与えられた時間の中で訴訟についてわかりやすく説明してくれた。
予定時間にぴたりと終えたことに敬服。聴く者に勇気を与えてくれる内容だった。

会場うしろには「ナキウサギふぁんくらぶ」や「放射線測定所の紹介ブース」や
「市民フォーラム十勝」や「泊原発廃炉の会十勝連絡会」などのパネル展示やブースが並ぶ。
ねばり強く長い間活動を続けて来た尊敬するひと達だ。

食のブースではあっという間に売り切れ続出。コーヒー屋さんだけが黙々と営業を続けた。

わがしんとく顔出し看板くらぶでは二人が黒板の顔出し看板や昭和チックなフルーツ
顔出し看板を持ち込んでノリのいい子供達に特に人気だった。遊びも大事。

「広い入り口、なんか楽しそう、でも大事な事をしっかり伝えてる」という
はじめに思い描いた通りのイベントになったことがうれしい。
スタッフとして動いてくれた人の中に若い子育て中のお母さんや安全な食や農に
強い関心を持つ人も多く明るい兆しも感じた。 

無垢な雪景色

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町まで車を走らせるとざくざくの雪が道路の両側に積まれて今回の雪が
けっこうなものだったことがわかる。
日勝峠や高速道が閉鎖されているため先に開通した狩勝峠へと続くR38は
見たこともない交通量で大型トラックなどがひっきりなしに通る。

新聞にきのうの東日本大震災追悼式での天皇陛下のお言葉と首相の式辞が
載っていて見比べてみた。
天皇陛下のことばはいつも心にしみてくるものがある。
いつも傷ついている国民の気持ちに寄り添っているのが伝わり
胸が熱くなる。
一方、首相のはおそらく官僚に作らせたものなのだろう。心にふれるものは何もない。
なにしろ自分の品位のないヤジを責められて本来謝るべきところを「遺憾です。」
などと変な日本語を使う人なので気をつけた無難な作文ではあったかもしれない。

政治家の好きなことばですぐ頭に浮かぶのはこの「遺憾です。」と「粛々と・・」だ。
辺野古へのボーリング調査再開に向けて沖縄県知事が待ったをかけようが県民の民意が
新基地を作ることに明確なノーを示そうが「粛々と進める」のだそうだ。
おそろしいことばだ。心を持たない巨大なブルドーザーのようなことばだと思う。
「わたしはあんたたち民草の声を聞く耳は持っていません。」と宣言して
いるのだから。そんな辞典があったらいい。政治家本音翻訳辞典みたいなもの。

それにしても今朝の雪の張り付いた木々の清々とした姿にはハッとした。
それであわてて写真を撮ったのだがたまに見慣れた雪景色が急に変わって
ハッとして何か懐かしくなる気持ちになることがある。

人間がウソをつくことを覚える前の無垢な心を自然が思い起こさせてくれているのかも
しれない。

3.11から4年がたち

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4年目の3.11多くの人がしたように1分間の黙祷をした。

きのう降った雪は重くて木の枝にまとわりついて一向に
落ちる気配がなくあたりはまるで砂糖菓子の世界だ。
きのうは屋根の雪下ろしで2度も雪と一緒に滑り落ちた。
怖くなり退散。

先日報道ステーションで自然エネルギーへの転換をしたシェーナウという
ドイツの小さな市のことを取り上げていた。
1986年のチェルノブイリ原発事故のあとに市民が立ち上がり
幾多の電力会社や政府の妨害にあいながらも原発からの電気を使わないために
市としてついに送電網を買い取り自前の発電施設を持つまでに至ったという。

番組の中のインタビューで振り返りたたかうという覚悟が必要だったと
話していたのが印象的だった。
言い換えるなら待っていれば誰かが素晴らしい社会を与えてくれるということは
絶対ありえないということを知っている、とても健全な精神を感じたのだった。

4年経った今も東電原発事故は多くの人生をめちゃくちゃにしていることが
小出しのテレビからも伝わって来る今日という日。

今日を自分なりの闘い方を考える1日にしたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14日は「もりおとつむぐ」です。
たくさん演奏しますが自分は「ベラルーシの月」「のうのうのう」「最後のシマフクロウ」
3曲を6人のメンバーに手伝ってもらって歌う予定です。
たたかう意味を込めてみたい。
またそれがなければ歌う意味などないと考えている自分がいます。
アートでは格納容器が登場するとのこと、楽しみです。


Gの白昼夢

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穏やかな晴れの日。
先日の雪ですっかり狭くなった庭をトラクターで排泄おっと排雪。

午後呼び鈴をGが鳴らしたので部屋に行くと横になったまま
「品物があるけどお客さんが来ても体が動かないから
あとはお願いする、ああ、もうだめだ。」という。

意味不明で何度も聞き直してやっとわかった。
何十年も前にクリーニング店をたたんだのだが、
意識の中で今自分はまだ経営していて
体が動かなくなってしまったのでお客さんに仕上がったものを渡してほしいと
私に頼んだのだ。

目がばっちりあいて何度も言うものだから「急にボケがきたかな?」と思ったが
あとで「寝ぼけていたよね。」というと「寝ぼけてた、あはは。」
と答えたので少しほっとしたのだった。



東京ライブの予定(地図付き)

1日目三鷹28日 地図入り
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2日目上石神井29日 地図入り
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雪と音楽と人参と

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きのうの風は雪を容赦なく窓にはりつけ今まで見たことも
ないような吹きだまりの壁を出現させた。
おかげでアコーディオン弾きまくり。
こんな日は外にも出られず誰も訪ねてこない。

かわって今日はいい天気で人参を掘り出し札幌に出荷。
亀裂があるB品だがいまだにパリッとしておいしそうだ。

夜は14日に向けて芽室でリハーサル。
フルートにピアノにテナーサックス、アルトサックス、ギター、アコを使い
さまざまな曲。自分の曲では「最後のシマフクロウ」「のうのうのう」
「ベラルーシの月」みんなでアンサンブルを考えてくれる。楽しみ。

宇井ひろしコンサートツアー東京2015のお知らせ

1503月宇井さんツアー-3
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