農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

March 2014

3/25 鴨川自然王国へ



鴨川自然王国に行く途中にある大山千枚田。水ぬるむ美しき春。

親戚から軽トラックを借りてギターを積み込み
実家から4時間かけて初めての鴨川自然王国に行ってきた。
半農半歌手のYaeさんと1年半ぶりの再会。
農作業中の働き者のご主人ともごあいさつ。
自然体なYaeさんはいつもこちらをほっとさせてくれる。
お二人とも東京生まれなのにすっかり地に足をつけている。
お昼をごちそうになり、農業の話やウクライナ情勢なども語った。
まるで近所に住む農友のように。

昨年生まれたばかりの娘さんを抱いたYaeさんに案内され
ゆっくり自然王国周辺を散歩した。

里山、小さな様々な形の田んぼ、
コロシアムのような馬蹄形に下がる王国の畑。

驚きの降雪の重みで折れた木々、
イノシシが潜んでいそうな竹林などを見ながら
いろんな話をしながら歩いたのだった。

子ども達は先になり後になり群れて遊びまわり、
集落のおばさんが「今度、あの時の写真をあげるからねー。」
とにこやかにYaeさんに話しかける。

この地域にもやはり少子化や農業後継者不足という問題はある。
それをくいとめることは難しいのだろう。
それでもこの里山文化の素晴らしさは、鴨川自然王国を
訪れた人の心に刻まれるだろう。
そこにYaeさんの歌の生まれて来る背景を見た気がした。



水ぬるむ田んぼの近道を帰り
子ども達とYaeさんの焼いたホットケーキのおやつを頂く。
歌を歌い自然にYaeさんがコーラスをつけてくれる。
How beautiful it was!
キッチンでのセッション。
今回の音楽の旅の最後を飾るぜいたくな「しめ」だった。

おみやげにいただいた王国の玄米とこだわりの醤油で作られた製品「王国せんべい」。
「父がよく自給ごっこでいいんだと言っていたようにこれも
自給ごっこなの。」と笑いながら渡してくれたYaeさん。

そう、「これじゃなきゃだめ」ではなく出来る事から
楽しみながら面白がってやっていけばいいんだよね。
「ごっこ」というには美味しすぎる煎餅をかじりながら
かみしめながら夕明かりの海を右手に眺めながら帰りました。
感謝!



Yaeオフィシャルウェブサイト
http://www.yaenet.com/
今晩ラジオ深夜便に出演されるそうです!(4月1日記)

鴨川自然王国
http://www.k-sizenohkoku.com/




「じゃがいも畑でつかまえて」開催決定!



十勝毎日新聞さんが有機農業の特集で宇井農場のことをとりあげてくれました。
この記事にあるように日本ではまだまだ有機農産物の普及率がヨーロッパ
などに比べとても低いのが現状です。
私たちの説明のしかたもまだまだ下手なのかも知れません。
おおもとにあるのは「食」って大事だということです。
それは「いのち」を慈しむような生き方に自分たちが
変わっていきたいと思ったからです。
有機農業はそんな世界へのアプローチのひとつだと捉えています。

さて、今年も9月28日(日)に当農場にて食育イベント「じゃがいも畑でつかまえて」
開催が決まりました!
今からどんな楽しい仕掛けができるか考える楽しみが増えました。
むずかしいこと抜きに大地にころげて森に抱かれて遊べたらきっと何かが「つかまえられる」かも!


那須高原へ友達と遊びに行く

藤野と石神井の余韻を胸に友達のY夫婦と両国で待ち合わせ
車に乗り込み一路那須高原のO夫婦の別荘へと向かう。
その友達はお父さんを今年1月に病気で亡くしたばかりで
お彼岸のお参りのあと拾ってくれたのだった。

1年ぶりの再会。
これから会うO夫婦もだがずっと農場の野菜の注文をくれる
古いお客でもある。
そしてみんな音楽好きで山荘で心置きなく歌おうという算段だ。
右に筑波山を見ながらお葬式にまつわる話や近況を伝え合いながら北上。
初めての那須はどこか北海道にも似ている。
Oさん達とは2011年3月大震災の直前にYさん宅で会って以来の再会だ。
遊園地に近い静かな林の中に建つOさんの山荘は
大きすぎないお洒落なログハウスで夢を凝縮させたような空間だった。
都会で働くご夫婦はここで時々週末を過ごして英気を養うのだ。

のんびりとゆっくり遊ぶとはこういうことかと思うほどの2泊を過ごさせてもらった。
4人ともお酒が好きで楽しいおしゃべりがたくさんあった。
そしてギターを弾き歌いセッションとなり次々に出される手料理に舌鼓を打ちながらの宴会。

Oさんの奥さん所有のチョコレートの景品でもらったザ・タイガースのソノシート
などの超レアなお宝レコードに歓声をあげたり同世代だからある共通の思い出を
楽しんだりもして。

Y夫婦おすすめの硫黄の強いひなびた温泉「雲海閣」にも行った。
まるで忍者屋敷のような迷路の先に抜群の泉質を持つ温泉があった。
先に入っていた地元の人の良さそうなおじさんが今日はぬるくてという。
そして放射能汚染のためお客が激減して温泉経営も大変だと話した。
最初に「風評被害で」と言ったので一瞬疑問に思ったのだが、続けて
山菜やキノコは線量が高くて食べられないと言ったのでちゃんと認識しているのだ。
知ってはいたけれど改めて尋常でないことが起こったことを思い知らされる。
原発事故の影響は計り知れない。
あらためて撤廃すべきシロモノだ。

そんなふうに温泉に行ったり歌ったり食べたり飲んだりと贅沢な休みを頂いたのだが
ちょうど2日目にOさんの奥さんにお父さんが病院で息をひきとったという電話が入った。
いつその知らせが来てもいいような状態で心の準備はできているということで、
翌日まではこのまま歌おうということになった。
そしてその通り変わらずに夜更けまで歌い、弾き、おしゃべりをしたのだった。
その受け止め方がさばさばしたOさんの奥さんらしいのだがきっとしんみりして
しまうのが嫌だったのだろうと思う。


そして今手元にはその亡くなられたお父さんが持っていたという立派な美しい
イタリア製のアコーディオンがある。
生かせる人に使ってほしいと山荘で僕に託してくれたのだ。
今少しずつ練習を始めている。
つややかで懐かしく人生をいろどっているようなその音色。
あげて良かったと天国で思っていただけるようになれば素敵だ。

親をなくす年齢になった私たち。
そして自分たちも体の不調が出て来ている私たち。
同世代だから共感し合える居心地の良さも感じつつ、
親の死に自分はどう向き合うのかをあらためて考えさせられた。

いずれにしても死は生より広大なのだ。
まただからこそ生はより貴重な輝きとなって見えるのかも知れない。
今を生きよう。
これは生きているからこそ言える特権だ。
あたりまえのことだけど。

でもこんな友人達を持てて僕は幸せ。
次のセッションを楽しみにします。

恋するフォーチュンクッキー福島KIDSバージョン



思わずハッピーな気分になる新月灯花編集の動画です。

3月20日石神井ハーベストライブ



藤野の余韻を胸に吉祥寺でバスに乗り換え真理ちゃんと西武車庫前で降りる。
小雨ぱらつく中すぐに手作りパン&カフェ「ハーベスト」に着く。
オーナーは私と同い年で、お客さんに安心して食べてもらえるように
食材の放射線測定をしている。判定結果を何枚か見せて頂いたがその誠実さに感動する。
農業もしたかったが同じ気持ちでマチを耕していると語る志の高いパン職人さんだ。
カフェを併設してるのも素敵だ。

このコンサートを準備してくれたのは20年ほど前に新得に住んでいた久美さん。
3・11後にメールをくれてからおつきあいが再開した。
子育て中の久美さんは放射能汚染を憂う石神井のママ友たちと何かできることはないかと
バザーを開いたりしながらネットワークを広げていた。
彼女達の願いは安心して子どもを育てられる地域作りだ。

そんな思いが今回のライブにもまた会場選びにも貫かれていた。
始めに川本真理さんも共に農場の紹介をパソコンのスライド写真を
見てもらいつつさせてもらった。約1時間。



その途中お客として現れたのはなんと!
4人組女子ロックバンド「新月灯花」の中野裕子さん(Vo G)と田中美知子さん(Vo G)の二人だった。

新得空想の森映画祭への出演で彼女達が我が家に滞在してから半年ぶりの再会だった。
バイトがあるので最後まではいられないと聞き、急遽最初に歌ってとお願いする。
突然の無茶ぶりにも関わらず二人は差し出した私のギター1本で「打ち砕いて」を歌ってくれた。
久美さんにも新月灯花のことは話してあったので実際に聴いてもらえて良かった。
お客さんにとってもサプライズなプレゼントだったに違いない。

私の中で新月灯花は高校のとき初めてレッドツェッペリンを聞いた時以来の
衝撃といっても過言ではないロックバンドなのだ。
スーパーバンドの出現。

サウンド、コーラスだけではなくそれぞれがボーカルをとり
しかも捉えているテーマが本当に大事なことばかりなのだ。
ヒロシマナガサキのこと沖縄戦のこと放射能汚染のこと人種差別のことドーナツ化現象のことetc。
どれも目を背けてはいけない忘れてはいけないことをコアに持っているが、
伝わりやすい言葉でさりげなくロックに時にはアコースティックなサウンドに乗せて表現していく。

さらに偉いのは震災後すぐに福島に支援物資を車に満載して運び、
今でも月1回は通い続けていること。
ライブ活動をどこでも行い笑顔とハートを被災地に届け続けている。
この3年で確かなネットワークを広げつつあるのは彼女達が制作した
「恋するフォーチュンクッキー福島KIDSバージョン」を観て頂ければわかると思う。
ライブの終わった夜彼女達から渡されたDVDを観ていて、
その中にこれがあって思わず涙した。
その心意気に。

偉大な音楽は洋の東西を問わずにその中心に「共に生きる」という視点をすえているものだと思う。
自分たちさえ売れればいいという姿勢とはまったく違う。
次回石神井は新月灯花とのジョイントをぜひ実現させたいと夢見ている。
それまでにも彼女達の活躍の場が広がってくれたらと切に願っている。

さてコンサートは無事盛況のうちに進んだ。
途中小さな子ども達もいたので自曲「みつばちぶーん」や「ちっちゃなおしり」も加え
アットホームないいコンサートだった。
川本真理さんの私へのサポート、そして自身のピアノゾロも深く皆の心に響いたと思う。
目を閉じて聴いていたお客さんのまぶたの裏にはどんな風景が浮かんでいたのだろう。

ひとつの空間で音楽という媒体でひとつになれる私たち人間は
全然捨てたものではない。
新月灯花の「打ち砕いて」で歌われているように見えない壁を作るのも人間なら
それを打ち砕いて新しい地平を広げることもできるのが人間なのだと思う。
その可能性があるのなら絶望するには早すぎる。

さいごに電子ピアノやPAを運んでくれた新得に2年間住んでいた家具職人の藤本さんにも感謝。
久美さんのつながりに、新月灯花に感謝。
そして神田から北海道に行くより大変だったといって駆けつけてくれたこやまさんにも感謝(笑)



3月19日藤野 SHU((しゅう)ライブ 



大風で架線に何か引っかかったものの撤去とかで大混みだった
新宿から中央特快に乗る。
リュックとギターは申し訳なく身の回りに縮めていたが
西へ向かうにつれ乗客は減り高尾からは空気が変わり
各駅停車となりカタンカタンの音さえリラックスして聞こえる。
ところどころ雪の残る相模湖を越えると藤野だ。

藤野は絵描き、陶芸家、写真家、音楽家など芸術家がたくさん住んでいる。
それもあって道を歩く人の服装もおしゃれで自由だ。
新得なら浮いてしまうようなファッションもここなら普通だ。

写真は「野山の食堂」玄米定食、友人のシゲホニャラカ(真空管アーティスト)が
ごちそうしてくれた。人気の理由がわかる確かなおいしさに体も喜ぶ。
店内のお客は親しげに彼に話しかける。
その誰もがナチュラルで素敵なファッションだ。
田舎者のボクはさすが藤野だとキョロキョロ。



さてピアノの川本真理ちゃんと藤野在住パーカッッショニスト辻田さん(おひるね金魚)とリハをしてからSHUへ。
SHUはオープンテラスと菜園を持つおしゃれなカフェレストランで
有名ミュージシャンもよくここでライブしたりする。

私がここでやらせてもらうのは2回目で2011年にやる予定が直前の震災でとりやめになっていた。
オーナーご夫妻はいつもオープンな笑顔で迎えてくれる。
真理ちゃんが弾くグランドピアノはオーナーの親友の綾戸智絵さんのプレゼントだ。

聴きに来てくれた満席のお客もシゲホニャラカの豊かな人脈によるもの。
彼の友人の絵本作家の西村繁男さんご夫婦は前回も来てくれたが、
私が2年前イタリアのボローニャの国際チルドレンズブックフェアで
西村さんの絵本が展示されているのを見てきたというとびっくりされていた。
福音館書店刊の「やこうれっしゃ」は有名だが、ボローニャでは「おでんさむらい」シリーズが展示されていた。



そしてOKI DUB AINU BANDやリトルテンポやエゴラッピンなどでも活躍する日本屈指の
ダブエンジニアの内田直之さんとも久しぶりの再会。
http://www.clubberia.com/ja/artists/1790/
農にも関心があって、来て良かったと言ってくれた。
ありがたい。これからもつながっていけそう。

そのほかに20年ほど前うちを訪れ何日か農作業を手伝ってくれた人、
新得まで来て私に電話で断られたという人まで来てくれた。
記憶にないけれど、あのころ私たちは最も余裕のない時代、
そうして断られた人もほかにもいたかもしれない。
冷たい仕打ちごめんなさい!

あの時十代だった若者もたくましく生きて来たんだなと感慨。
こうして元気に顔をあわせられる奇跡。

店内では事前に送ってあったジャガイモと人参で「宇井農場プレート」も用意してくれて
注文したお客さんから美味しいとの声を聞きすっかり気を良くする。

コンサートは真理ちゃんのピアノにも皆感動していたし、
ゲストで歌ってくれたトシさん、シゲホニャラカ、辻田さんのパーカッションも
大いに盛り上げてくれた。
シゲホニャラカは日本のカートコバーンかジャックホワイトでパンクな「生活の柄」を披露。
花粉症で調子最悪といいつつパワーは健在でみんなを沸かせてくれた。

そんなこんなで藤野の夜は熱を帯び更けていった。
あらためて人のつながりに感謝!

関東音楽旅行

11日間の神奈川・東京・茨城・栃木・千葉をめぐる音楽の旅より戻りました。
昨年の沖縄ライブツアーもすごい体験でしたが、
今年の旅も終わってみれば思い描いていた以上の充実した日々でした。
これもライブを作ってくれた人と聴きに来てくれた人、一緒に遊んでくれた人や
忙しい中時間をさいて会ってくれた方々のおかげです!

帰ってみれば雪解けは格段と進み土がところどころ
見えるようにすべき作業も少しずつ見えて来ました。
ところがいろんな人と出会った感動が頭をめぐり
作業そのものにまだまだ焦点を定めたくない私がいます。
要するにぼうっとしています(笑)
旅日記はぼちぼちと。

断酒  7日目
断原発 0日目



魔法のことば



最近ある本で魔法のことばが紹介されていた。
とかく人生はままならない。
順調に行くと思っていた矢先つまずいて
落ち込むこともよくある。
突破口もわからずどんどん消耗してこのまま
立ち直れないのではと思い込んでしまう。
そんな時に効果あるのがこのことば。
考えずに呪文のようにただ唱えればいいのだそう。

そのことばとは「まあいいか」。
しんどい時に繰り返してみる。
あれ、本当だ。何か楽になる気がする。
それ以来このことばをよく繰り返しています。

「○○だけど、まあいいか。」
また力がわいてきます。

P,S19日、20日とライブです。
まあいいかと言わずに是非来て下さいね。

おぼろ月夜に

有機認証に必要な栽培計画書をひねりだした後で外を散歩すると
東に赤い月がぼうっと昇っていた。 おぼろ月夜。
2012年「いのちを紡ぐ音楽会」でご一緒したYaeさんの歌を思い出した。
菜の花のかわりにここはいまだ雪原が広がるばかりだけど、
日本の原風景を描いた素晴らしい歌だと思う。

    朧月夜   高野辰之作詞・岡野貞一作曲

1、菜の花畠に 入り日薄れ
  見わたす山の端 霞ふかし
  春風そよふく 空を見れば
  夕月かかりて におい淡し

2、里わの火影も 森の色も
  田中の小路を たどる人も
  蛙のなくねも かねの音も
  さながら霞める 朧月夜

どこを旅しても思う。やっぱり風景って大事だ。
人の心にきっとどこかでフィードバックしている。

最近大好きな風景の場所に銀色の防雪フェンスが出来て
少々息苦しい気分になっている。
まがりくねった小さな沢がそこにはありその向こうに
真っ白な日高連峰やサホロ岳が見えていたのだった。

もうすぐ春、景色というものが愛おしい。

ベラルーシの月(音声付き)



  ベラルーシの月 詞・曲 宇井ひろし

1 暗い森に月 雪は落ちる
  ベラルーシ 子ども達は 
  窓から見てる
  花の季節は 今甘い記憶
  母の腕の中で お祭りの夢を見る
  着飾って出かけて行く
  広場には香りがいっぱい

2 月は幾千回 あれから廻り
  何も変わらなかった
  罪はくりかえし
  鋼鉄の花で飾られたまちを
  誰が望んできたの
  母の腕の中で祈りを聞いた
  鋼鉄の花が
  元の花に戻るような気がした

福寿草の勝利(音声付き)



   福寿草の勝利 詞・曲 宇井ひろし


1、日射しがとけてきて
  僕の思いを運ぶよ
  どこへ流れて行くのか
  ゆるんだ土の中にしみこむのか

  ラーラララララララー

2、灰色の夢ばかり
  見ていたような気がする
  今日は梢をわたる
  風が色を引き連れて通り過ぎた

  ラーラララララララー

3、時計が刻むより
  季節は正確で
  確かな世界へと
  僕らは黄金の羽根ひらくんだ

  ラーラララララララー

原発「減らすべき」「全廃」80%

こんな世論調査が出て来ています。
今起こっていることから見たらまだ甘いと思いますが
確実に脱原発の世論は高まって来ていることに希望が持てそうです。
NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140310/k10015845681000.html

それではこのへんで爆睡ブラボーといきます(笑)

きのうの記事の補足として

1954年ロンゲラップ島のその後を追った本が出ていました。
そのときの爆弾の名前が「水爆ブラボー」だと。( ̄□ ̄;)
すさまじいの一言です。図書館にリクエストしようと思いました。

「核の難民」佐々木英基著 NHK出版 (書評)
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/635

ETV特集  ネットワークで作る放射能汚染地図

きのうNHK教育テレビで
ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図」~福島原発事故から3年~を見た。

先日新得で講演した福島市から札幌に移住した中手聖一さん一家にも取材している。
昨年6月息子さんの声がかすれたため検査を受けたところ
甲状腺に1cmのしこりが見つかり再検査を促された。
精密検査では今の所がんになる可能性はないと診断されたことを明かす。

その上で原発事故との関連についてはまったく予断を持たない努力を
しようと思うと語っていたことが印象に残った。
決めつけるのではなくちゃんとした判断材料をもって判断することが大事だと。

その冷静さはさすがだと思った。
放射線は目に見えないからこそやっかいなのだが、
安易に安全だ、あるいは危険だと
思い込みだけで判断することの危険性もわかっているのだ。

新得の講演では最後に中手さんは「事故を目撃したわれわれが自分たちの手で
決着をつけよう。」と語り原発の廃止を会場に強く訴えていた。
福祉の仕事をしていた中手さんは活動家でもなんでもなかった。
ただただ、心は福島にありそして子ども達を守りたいからだ。

中手さんは自分の子どもたちに対して、
原発事故があったことは消せないし
避難者としてだけでなく被曝者としての自分も自覚して
福島の人間として堂々と生きていってほしいと語った。

さて、この番組で芯になっていたのは放射線計測の第一人者といわれる岡野眞治博士(86)。
ご高齢だが2011年3月から自作の計測器をつけた車に乗って精力的に福島県を走りまわり
汚染マップを作り推移を見守り続けている。

そして3年たった今だからと安心せずに食べものには気をつけるようにと促す。
その言動の背景には若い頃調査したビキニ環礁の水爆実験の後起きた事がある
という。

1954年アメリカの水爆実験によりマーシャル諸島のロンゲラップ島の住民が
強制移住させられ3年後に線量が下がったということで帰還する。
しかしその後住民に流産や死産、甲状腺の機能障害など続出し
結局ふたたび島民全員が島を離れることになったということがあった。

だから福島でもどのくらいの線量があるのかを把握することが大切で、
高線量の食品は食べないようにしたほうがいいと語る。

きのうの別のNHK特集番組のこと。
福島県では自主避難者を含めていまだに13万5千人が
家に帰れないでいる。
保障の線引きで住民の分断も生まれ新たな苦悩も生まれている。
根本復興相へのインタビューがあったが、
お役所答弁の粋を出ないお粗末なものだった。
当面の気休めにしか聞こえなかった。

しかしそれは大臣だけが悪いわけでも無能なわけでもなく、
誰の手にも負えない事故なのだということだ。
事故の収束もまだだが、今まで出た放射性物質だけでも
影響について正確に答えられる人が
誰もいないということでもある。

ー未知の領域。

「核と人類は共存できない。」
そのことを証明するのにはもう十分すぎるのでは
ないだろうか。


NHK ETV特集「ネットワークで作る放射能汚染地図」~福島原発事故から3年~(再放送金曜日深夜)
http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2014/0308.html

あの時感じていたこと


今でも愛用している自作マンドリンケースとその詞、絵は連れが描いてくれた。

NO NUKES WEEKにあたり、
以下に稚拙な詞で恥ずかしいのですが
チェルノブイリ原発事故が起こった1986年の
直後に書いたものをそのまま掲載します。
気に入らなかったので当時コンサートでは歌詞を
だいぶ変えて同じ題名で歌っていました。
下手な詞でも忘れかけていたその当時の状況や
自分がどんなふうにものを感じていたのか
がわかるので面白いと思ったのです。



    チェルノブイリの風 

1、チェルノブイリの風 牧草地をなでてる
  スモモの花は甘くふりそそいでいるよ
  だけど大きな瞳のこの子の笑顔は見えない
  いつものように空は果てなく澄んでも
  なくしたものも果てがない
  花咲くみどりのまちは 静まりかえるだけ

2、英雄の父親は国旗につつまれて
  勲章もろとも鉛のひつぎの中にいる
  大きなカエデは倒れ
  編んだ花は置き去りに
  あたり一面そのまま 墓場のようだよ
  沃野うるおすドニエプル
  花咲くみどりの岸辺 流れてゆくだけ

3、悲しみをふりきろう 幼子がしがみつく
  たどりついたまちに はじまる新たな日々
  祈りはほんとうに きかれるかわからないけど
  なにもないテーブルにすわり 今宵も祈るだけ
  すこやかに いとし子よ
  花咲くみどりの窓辺 いつの日か 帰ろう

0309ノーニュークスデイ!



寒いですが東京お天気が良いといいですね!

以下詳細
http://coalitionagainstnukes.jp/?p=3996

3月20日ライブ予定 東京


断酒333日目



今日は断酒333日目、なんだかめでたい。
はじめたのは2010年3月3日なので丸4年が過ぎた。
その間うんと特別な時には飲むこともあるのでそうしたら
ゼロにリセット。
でも何もしないのに数字が増えていくって楽しいんです。
お金は何もしなくても減っていきますが。(笑)

このブログを読んでいる人の中には、
ひょっとしたら密かにアルコール問題、自分かあるいは
家族のことで悩んでいる人がいるかもしれないと思っています。
そんな人の目に留まればと、思い出したように日にちを数えて
載せています。

断酒なんて悲しいとやめる前には思っていたのに
こんなに快適だとは思いもよりませんでした。
難関だった酒の席でことわるのも慣れてきました。

考えてみればお酒が飲めなかった子どもの頃は
楽しくなかったかといえば、そんなことなくて
底抜けに楽しかったんです。

もうすぐライブツアーがあり
お酒を愛する友人と会うのでまたゼロから再スタートとなる可能性あり。(笑)
でもお酒と気持ちの上できっぱりさよならして5年目に入りました。
あのまま飲み続けていたらどうなっていたかと思うと
つくづく断酒できて良かったなと思うのです。

北海道新聞掲載してくれました


北海道新聞3・04朝刊十勝帯広版

先日のコンサートの4人そろった写真がそこにありました。
音楽で出来ることはわずかだと思うけれど、
自分が音楽で伝えたかったことを的確に記事に書いてくれていてホッとしました。
単なる慈善コンサートという美しい想いではなかったからです。
以下記事より抜粋。
「4人がギターやピアノやサックスで、放射能汚染の影響で
自宅に住めないことへの悲しみや未来への希望を願うオリジナル曲など
10数曲を披露した。」

悲しみと希望についてこれからも歌っていきます。


今日も楽しく断酒333日目
今日も願うよ 断原発0日目






ふくしまHOPEプロジェクト支援コンサートの成功



本番前のリハーサルでついアップテンポのシャッフルセッションになってしまう「おびひろし&ひろこうじ」

3月1日に日本メノナイト帯広キリスト教会でのふくしまHOPEプロジェクト支援コンサートは
会場が一体となった素敵な春の始動にふさわしいひとときとなりました。
来てくれたひとりひとりに感謝します。
献金もたくさん集まり子ども達の保養のための十勝からの気持ちを送ることができます。

自分個人としては3人の凄腕ミュージシャンにサポートしてもらい
伝えたかった想い、特に「ベラルーシの月」はこのライブのテーマとして
チェルノブイリから福島へと子ども達の身に起こしてしまったことを、
もうひとつの新曲「福寿草の勝利」では新しい時代へ向かう自分たち自身の希望の物語として
カラフルに広がりをもって表現できて大満足でした。

また、kenとnecoちゃんのユニット「Wanderlust」によるピアノとソプラノサックスのデュオは
世界の隠れた名曲やオリジナルを美しく絵画的に表現し、
本当にみんなうっとりとして時に切なくも幸せな気分にさせてもらいました。
音楽で心洗われるとはこういうことをさすのかと思いました。

necoちゃんは3.11のあと仙台から十勝に避難のため移住した若い女性で、
一昨年の11月に札幌で行われた「さよなら原発1万人集会」への十勝からの日帰りバスツアーで
いっしょになり少しだけ音楽の話をしましたが、今回まさかいっしょにライブすることになるとは
思いもよりませんでした。

西村くんはギターもすごい腕前ですが今回じーんとくる歌を歌ってくれました。
今まで家族で芋植えや人参やイモ掘りなどよく手伝いに来てくれました。
気持ちの通じる貴重な若い友人です。
今度、「おびひろしとひろこうじ」という芸名でデビューしようと目論んでいます(笑)
場所は帯広市広小路の結さん前あたりで。

さいごにピアノのkenはいつも全体に気をまわしてまとめてくれる十勝の音楽界ではかかせない人で
いろんなユニットで活動しています。僕とのバンドではバンマス的存在。
音楽に対する誠実さと情熱を合わせ持った永遠の少年の心を持ったバイリンガルMusician。
どんなジャンルもカバーしますが基本洋楽から入った僕と同じロックンローラーです。

最後に教会員のみなさん、いつも温かい心で私たちを迎えてくれてありがとうございます。
ここへくるといつもほっと心の荷物を降ろせるような気がします。
そして演奏者を代表してこういう場を作ってくれたことに心より感謝いたします。

出演 ken(p,vo) 西村嘉洋(g,vo) neco(soprano sax) 宇井ひろし(g,vo)

1 Mar '14 セットリスト

 1、壊れた鏡(ういソロ)
 2、ベラルーシの月(うい+全員)
 3、Sicilienne(ken&neco)
 4、From the far north (ken&neco)
 5、Oblivion (ken&neco)
 6、Sun singer (ken&neco)
 7、あした (ken&neko+西村)
 
 8、アメイジンググレイス (会場ぜんぶ)
 
 9、かささぎのうた (うい+全員)
10、あなたへ (うい+ken)
11、ギターソロ〜満月の夕 (西村+全員)
12、冬晴れのうた(うい+全員)
13、Let it grow (ken+全員)
14、Aースモーターブルース(うい+全員)
15、福寿草の勝利(うい+全員)
16、空と歩く(うい+全員)
17、糸(うい+全員)
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