農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

September 2013

ソバ不作、そして新ソバ祭りへ

茎やら葉っぱやら一緒くたになったソバの実を麻袋に詰める。
やはり開花時期の8月に雨ばかりだったのが響いてなかなかの不作である。
気分を変えるためにシャワーでホコリを流し新得の新ソバ祭りへ出かけた。
4週間共に過ごしたエリックももうすぐ終わり。
本当はハイキングに連れて行きたかったがそれもままならず。
映画祭があったことがせめてもの救い。
新ソバ祭りでは長いソバの行列に並ぶ気がせずイモ団子と鹿肉スペアリブを
食べただけだが、こんなに新得で人を見たのも久しぶりだ。
不作で落ち気味な気分を人の多さで揚げてみた日。

ソバ落とし

晴れが3日も続きこれは今やらずにいつやるとソバ落とし(脱穀)を敢行。
朝は朝露で湿り落としずらかったが昼にかけてどんどん乾きやり易くなった。
メンバーはエリックと私たちの3人だけで全部落とし終えた。
明日麻袋に入れて運ぶ予定。
途中青空に飛行機雲をはきながら旅客機が間隔を置いて南へと飛んで行く。
空気が澄んでくっきりと機体が見えた。
あちらからもソバ落としをする我々が見えたかも知れない。
秋色も目立ち始めパッチワークのような十勝を楽しんだろうか。
そんなこんなでともかく落とし終えました。
ソバ刈りを手伝ってくれたお友達、お陰さまです。ありがとう!

霜降りる

今日全部のかぼちゃ取り込み終了。
高台にある上サホロは降霜なし。
谷間にある新内ではカボチャの葉っぱがダラリとしおれている。
霜が降りたのだった。
でもカボチャは無事。
以前1500個のカボチャを霜にやられた経験があるだけに胸をなでおろす。
最後まで気をぬけない。

カボチャ切りと雲の輝き

今年のカボチャはいつになく綺麗でねずみの被害もほとんどない。
しかも豊作。ただし明朝に霜でも降りなければの話ではあるが・・・。
風よ吹け、これ以上気温よ下がるな。
明日には全部運び込みが完了の予定。

今日は青空を背景にさまざまな雲が浮かび展覧会のようだった。
高いスジ雲と低い雲が真逆の方角に流れていたり、
彩雲となってうすい虹色を帯びていたり、
そんな下を黙々とエリックがカボチャを切ってくれている。
労働がそれだけで輝いているような静かだけどすごい風景。

野菜の案内遅れています

秋野菜の案内が届かないがという問合せをいただいておりますが、
まだ作れていないのでもう少々お待ち下さい。

芋掘り、かぼちゃ収穫、小屋の修繕など、日々ゴールをめざして闘っています。
そのゴールはいつもメノナイト帯広教会のクリスマス礼拝の頃。
冬眠の時期までがんばろう。

小屋の中にカボチャ入る

今日は朝早くから就農予定の若者が1名カボチャ運びの加勢に来てくれた。
これからどんな農業をするか模索中。
当然スローフードやオーガニックの方へいざなう。
新得が若者たちの活気にあふれる場所になってほしい。
その下地は整いつつある。

今日はリニューアルした小屋に2000個ものカボチャを入れることができた。
良い天気と未来を語る若者に恵まれて。

そば刈り終わったよ!

 
Shintoku空想の森映画祭開催中にもソバ刈り、ピアニストの真理ちゃん、カメラマンの大ちゃん、神田生まれ神田育ちこやまさん。

ようやく今日刈ったソバを全部立て終わりソバ刈り終了。
映画祭終了後は旅人の岸田さんも手伝ってくれました。
みなさんありがとう。
島に立てたソバはティーピーのような形でソバ製の帽子もかぶせて
全部で150個はあるかな?縛り続けた指が痛みます。
ズラリと並んで壮観です。
あとはじっくり乾くのを待ちます。

今日でトウモロコシ終了しました。
注文いただいた皆さんありがとうございました。

来月前半はウーファーが途切れてしまい人手が足りません。
応援よろしくお願いします。

家族の幸せは断酒から  断酒169日目
世界の幸せは脱原発から 断原発0日目
 

キャベツにショック!




18日の有機認証実地検査は無事終了しました。

北海道有機認証協会からの検査員3人とキャベツ畑に行って
ショックを受けました。

1週間前はまだ虫取りに入っていてきれいだったキャベツが
穴だらけになっている!

よく見ると小さなヨトウムシが気持ち良さそうにてっぺんで体操をしている
ではないか!
見えない影にも地下鉄工事のおじさんのように働く姿が・・・。
(立ちくらみ)

腰をかがめ延々とペットボトル容器に虫を入れ続けたみんなに申し訳ない。
その被害は過去最悪の模様です。
約4000個のキャベツがわずか1週間で穴だらけになりました。

自然界の波は本当に目に見えないものがあります。

気を取り直し、今度はカボチャを霜にとられないように収穫を急ぎます。
今日は何とかソバ刈りを終わらせたい。

今日も爽やかな青空だ断酒168日目
答えはそこにあるのに 断原発0日目

カボチャ小屋の東壁



映画祭直前に完成したカボチャ小屋の壁改修。バンクーバーのエリックに手伝ってもらいカボチャ運び込みまでに間に合いました。
前はひどかった。トタンを土壁の上にランダムに張ってあり、柱が腐り宙ぶらりんだったり。
古いものを大事に使いたい、このマンサード型の元牛舎を見ると先人の苦労と希望がしのばれます。

映画祭での真理ちゃんと新月灯花とやったライブはロックで最高でした。
それは後ほど。

さあ今日は有機認証の今年の実地検査があります。
気持ちを切り替えて。

今日は芋掘りができる!/朝のオリンピック決定のニュースに

きのう霧雨の中初めての芋掘りができました。
わずか100mうね3本ですが皮切りはいつも収穫量の少ない早生白から。
ようやく始まって内心ほっとしています。
何せ北海道にはシバレというタイムリミットがある。
さあ、今日もがんばって掘ります。

写真はピアニストの川本真理さんとのいつかのリハーサル風景。
ピュアーで感性が奥深く、ダイナミックな演奏を今年も新内ホールに響かせてくれます。
今年もソバ刈りを手伝いがてら来てくれます。





追記

東京オリンピック開催決定おめでとうございます!
そんな気分に水を差すようですが
首相の東電原発事故への懸念に対する演説には耳を疑いました。
『under control」完全に事故をコントロール出来ているかのような発言、
健康への影響も未来にわたってないと平然と言いきっていることに唖然としてしまいました。
なにごとも起きなかったような印象を与えかねないその発言は
原発は安全であるという間違ったメッセージを世界に与えるものとして強く抗議します。
故郷を奪われた原発被災者はあの発言を聞いてどう思うでしょうか?
テレビに映る大勢の人のようにはとても浮かれた気分になれない私です。

久しぶりの晴れ

待ちわびた太陽と青空。
スジ雲があんなに高く、屋根には時おり枯れ葉の落ちるカサッという音。

今はバンクーバーからのウーファーと共にトウキビ出荷したり
穫り入れに備えて小屋の修理に明け暮れる日々です。
芋掘りにも畑が乾き次第入りたいところです。

そして

Shintoku空想の森映画祭も近づいて来ました。
今年の目玉は京大原子炉実験所の小出助教の講演です。
音楽では東京の女子ロックバンド「新月灯花」が楽しみです。
2011年にあがた森魚さんが連れて来た山崎優子さんのバンドです。
音がかっこ良いんです。

http://www.kuusounomori.com/

そして自分もライブをします。
昨年もいっしょにやったピアニスト川本真理が手伝ってくれます。
昨年出したソロCD「カゼノカミサマノイルトコロ」とても人気です。
またソバ刈りと映画祭会場を行ったり来たりの不思議な日々がやってきます。
トウキビは全体の6割ほどまで収穫が終わりました。
今月半ばで終了予定です。
ご注文お待ちしています。


雨はもうたくさん



トウキビ雨の中収穫したので毛がぐっしょりと、ただ今乾かし中。
白い軽トラックがうっすら緑色の部分があるので何かと思って見ると
コケのようなものがうっすらと(笑)
大根の草取りもできないし、芋掘りもできません。
トウキビ出荷のあとは大工仕事の一日。

雨はもうたくさんですが
もっとたくさんなのは戦争をしかけること。
そして原発再稼働。
どちらも野蛮な仕組み、「自分たちさえ良ければいい」が動かしています。
この雨の壁を越えて青空が見たい。
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