農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

August 2013

トウモロコシ受付中



25日、連れの誕生日に音更町の畑の真ん中の「水の神殿」で行われたインスタレーションを見にレイラと出かけて。

トウモロコシ、来週から本格的に出始めます!
ピーターコーン、そしてスーパースイート種のゴールドラッシュ。
甘みはゴールドはかなりのもの。好みは別れるでしょう。
でも自分はやっぱりピーターコーンが好みです。
どしどし注文下さい。
そしてご意見伺えたらうれしいです。



それにしても雨の多さにちょっと困り気味。
今の所大きな被害はないけれど、
人参の葉が何カ所か溶けているのを見て広がらないか危惧しています。
早くカラッとした青空が見たい。


いつの間にか秋めいて

毎年恒例の地獄の有機認証書類作り3日目にしてようやく終わりました、ふう。
明日初めてトウキビ出そうです。

ゲリラ豪雨もあり



赤紫蘇ドリンクとトマトピューレきのうカミさんがレイラに手伝ってもらい
薪ストーブで作ったもの、我が家の大事な保存食です。
目の覚めるような赤です。

今朝は役場に防護服を借りに行きスズメバチの巣を2カ所やっつけた。
白い防護服はどうしても東電原発事故処理の作業員を連想します。
屋根裏ということもあり服の中はあっという間に熱さで汗びっしょり、
作業員の方のつらさを実感しました。
しかしスズメバチなら射されて死ぬ事はあっても何万年もその毒が続くことはありません。
その重さに気が遠くなります。
原発から抜け出したいものです。

今日も目まぐるしく農作業をしたり小屋の修理をしたり。
途中きのうと同じような豪雨となりしばし仕事が中断されてしまう。
ああ、あれもこれも残ってる。認証の書類もまだだー(汗)


台湾のウィリーとの思い出



先日3週間と少し我が家に滞在し仕事を手伝ってくれた
ウィリー君を新得駅に見送った。
それだけの時間を共に家族のように過ごしたので
やはり見送ったあとは少し淋しい。

農作業は忙しかったし、
同時に進めていた納屋の補修やマキ作りなどもあり
ハイキングに連れて行くなど特別な事は何もしてやれなかった。
娯楽らしいことは映画「風立ちぬ」をいっしょに見に行ったくらいか...。

ウィリーは台湾大学の生命科学専攻の19歳で、
初めての日本旅行にも関わらず
高校でと大学で勉強しただけで日本語も話せるし本も日本語で読める。
これにはびっくり!英語もほとんど使わずにすんだ。

仕事時間以外はよく居間でうちにあった本を日本語でいつも読んでいた。
曰く、本を見るとワクワクするのだそうだ。

出発の前日の朝に共働学舎新得農場代表の宮島望さんの著書
「いのちが教えるメタサイエンス」(地湧社刊)をちょうど読み終えて
とても面白かったというので共働学舎に午後連れて行く事にした。
学舎内の「みんたる」に行きそこに働く友人にウィリーを紹介し
宮島さんの本を読破したことを伝え、宝石のように美味しいソフトクリームを食べながら
ぐるっと見学してそれなりに満足して帰って来た。

夕方その友人が電話をくれ、
ウィリーの話をしたところ宮島さんが食事でもしながら話したいとのことで
取る物も取り敢えず二人で飛んで行った。
なんせあちこち講演したりで忙しくなかなか会えない人、
こんなチャンスめったにない。

食堂の白いテント生地の屋根のついたテラスに宮島さんはいた。
挨拶もそこそこに宮島さんはメタサイエンスを中心にウィリーにいろんな
科学的な話をパソコンにまとめた画像を参考に話してくれた。
彼が日本人ではなく台湾人であることなどお構いなしに宮島さんは
ドンドン話すのだが、
驚いたのは、傍らで聞いている私がまるでわからない結晶体がどうの
電磁波がどうの、フラクタルがどうのを、
ちゃんとウィリーが理解して聞いていることだった。

頭のいい人同士って多少の言語が違っていても
図形などを見れば理解できてしまうんだと
自分とはかなり脳のデキが違うのを
改めて追認させられた(笑)。

ウィリーは最後に感動した本の著者本人と話をすることができてとても喜んでいた。
そして、
科学の進むべき道をいのちの素晴らしさと結びつけて考えている宮島さんと出会った事は
きっとこれから学び研究者になりたいウィリーに大きないい影響を与えるに違いない。
運がいいというほかはない。

来て早々脱原発路上ライブに連れて行き、
参院選があり、日本の若者が政治に関心が薄いことを不思議に思ったり、
TPPや遺伝子組み換えや戦争や平和についても
我が家での日常会話だったのでいろいろ知った事も多いと思う。

ほとんどは知らない方が幸せなことだったかもしれないがそれも現実。

でも科学を志す者がこうして手に豆を作ってマキを割ったり、
釘を打ったり、
人参の草取りを辛抱強く続けたりすることが、
何かとても大切で将来の人類に役に立つ何かを明らかにする力になるのではと思えて来る。
そんな希望も託してウィリーを見送った。

見送ったあとノートには「幸福な世界をめざして」と書かれていた。
こんな頭脳と優しいハートを持った若者がいることは世界にとっても希望だ、と思う。










残暑お見舞い申し上げます



連日の猛暑、皆さんは体調崩されていないでしょうか?
半端じゃない暑さ、残暑お見舞い申し上げます。

こちらは朝晩は涼しく日中も曇りで本州のニュースで聞くのとは
大違いでカッと照る太陽が懐かしくなるほどです。

14日最後の大根と緑肥エンバクをまき今年の種まき全部終了しました。
その後もホー除草や青虫とりなどで仕事は終わってくれず
世間のように休みをとれない日々が続きます。

写真はキャベツ、今年はあのグロでレゲエ好きのオオモンシロチョウの幼虫達が
ほとんど見られない。見るのは青虫ばかりで昔に帰ったようです。
ちょっとした異変です。

さあ、仕事はじめます。

スイートコーン案内ハガキまもなく!



トウモロコシ順調に生育を続けています。
この毛の1本1本が1粒ずつにつながっているとは今更ながら神秘的で驚きです。
現在内部で製造中です。

プリプリで甘いトウモロコシ宣伝の
案内ハガキを今大急ぎでこしらえ中。

8月下旬から穫れ出すかな?
品種は定番のピーターコーンとスーパースイート種の
ゴールドラッシュです。
お楽しみに!


緑の縞模様さわさわ揺れて



人参は10日の間隔をおいて3回に分けて蒔いています。
今日は2回目の間引きが終わりました。
ふう、手首が痛いです。
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