農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

July 2013

「未来は私たち子どものためのものです。」



下記のリンクの中に29日の泊原発廃炉訴訟の口頭弁論で意見陳述を却下された高校生が
閉廷後の報告会でそれを読み上げている動画があります。
会場では感動して涙ぐむ姿も見られたということです。

「未来は私たち子どものためのもの」
まったくその通りです。

原発がどれだけたくさんの夢をすでに奪ってきたのか
そのことは考えてみるに値することです。

勇気を出して語ってくれたことに
自分はどう向き合うのかを大人として問われています。

http://hairotokachi.jpn.org/2013/07/info/556

山本さんの福島の報告

 
「じゃがいも畑でつかまえて」2011より イベント終えて

我が家でのイベント「じゃがいも畑でつかまえて」や
「いのちを紡ぐ音楽会」や「幸せの経済学」のポスターデザインなど
今まで大変お世話になってきた占冠村の山本敬介さんが
このほど福島のスローフードのお仲間に会いに行ってこられました。

山本さんはこの時訪ねた東電福島第一原発近辺の町の様子を
短い抑制のきいた文章と写真でレポートを作り私たちが見れるようにしてくれました。
等身大の目線でとらえてきた福島の今がしるされています。
除染ではぎとられた土が無惨です。

心を感じる適切な報告で胸が打たれました。
ぜひご一読いただけたらと思います。

「2013年7月21-22日 福島第1原発の周辺地域を訪ねて」ふふふ協議会HPより 
http://www.shimukappu.net/arcives/13-07-21/index.htm


お天道さんやーい



この夕方の青空を最後に雨のぐずついた天気がもう6日間続いています。
ほんの1日の天気の読み間違いで仕事が倍の時間かかることに・・・。
雨の間隙をぬって泥まみれになりながらあれこれやっています。

以前は畑が乾きすぎていて空を見上げていたけれど
今は雨の切れ間をさがして空を見上げています。

「ま、こんなこともあるさ」

太陽光で平和と脱原発を歌った

写真:高倉さん

参院選前日の20日、
少しでも選挙に関心を持ってもらおうと
十勝の音楽仲間有志と共に帯広駅前でストリートライブ。

なんと、
富良野からソーラー発電機を積んでかけつけてくれた方の協力により
これだけのPAを太陽光発電でまかなうことができた!

すごいんでないかい?

傍らでは泊原発廃炉の会十勝連絡会の方々が音楽に包まれながら
たくさんの署名を道往く人からいただいていました。

来てくれた一人一人に感謝します。

写真:本間さん


速報

「泊原発廃炉訴訟、7月29日第6回口頭弁論で十勝の高校生が意見陳述の予定でしたが裁判所は昨日になってこれを却下。本日、意見代読も不可としました。理由は明らかにしていません。」泊原発廃炉の会十勝連絡会ツイッターより7月26日

https://twitter.com/HairoTokachi

私も原告の1人ですが2年前の札幌での提訴の時彼女は中学生でした。
制服を着て「私たちの未来を汚さないで」と書いたプラカードを掲げて。
その子が地元の子だと知りびっくりすると同時に誇らしくも思えました。
今は高校生になり部活や試験で忙しい中必死に作成し正式に提出されていた意見陳述が
ドタンバで却下されたというのです。
理由は再稼働の行方にマスコミが注目しているので未成年者保護のためというのですが、
代読も却下とはどうしてなのでしょう。要注目!!




ハスの花のような



どこを見るかによって世界は変わる と思う。

人の野蛮さを見るのか、赦しと愛を見るのか、

僕はやっぱりさいごまで後者を信じていきたい。

その両方が人の内面の真実だったとしても

いつかはこのハスの花のように

泥から水面に躍り出た高邁さが花開くかもしれない。

その「かもしれないこと」に賭けてみよう。

選挙はそのひとつ

はっきりしていること

野蛮な考えの人には入れない




明日こちらの意思「原発いらない」「戦争いらない」を帯広にてストリートライブで
仲間達と伝えに行きます。脱原発1000万人署名活動とともに。
「かもしれないこと」を信じて。
ハスの花のように世界が開くために。

あの候補に思いを託し断酒105日目
花開く世界のために断原発  0日目

アトミックマムを観に行く



おとといの私らのバカっぷり。
1時間はかかる占冠の河原で「大人の遠足」という鹿肉とワインを焚き火しながら楽しむ集いがあり、
仕事を切り上げいざ河原に到着。「あれ、誰もいない・・・」
実は次の日つまり昨日のイベントだったのでした(笑)
良くメールを見ていないバカップル。(汗)

は、さておき

これは今日間違いなく行われる上映会です。(うん、よし!指差し確認)

「アトミックマム」

「帯広女性塾ぱす」の主催。
映画を撮った監督と通訳に「飛んでけ!車椅子」の会の創設者吉田三千代さん(久々に会う友人です)

これは間違いなし。行きます!

7月もなかばの畑の模様は



左にジャガイモ(サヤアカネ)右に人参。
2日前には春先の脱原発の署名集めでたまたま旅行中で通りかかり署名してくれた
東京の女性が、今度は人参の草取りにわざわざ有給休暇で来てくれました。感謝!
ジャガイモも人参も、こうして手伝ってくれた人それぞれの姿が浮かんできます。
今年は今年の畑もようです。お陰さまで遅れは出ていません。



新内のソバ畑、花はまだです。

夏の仕事



みんなで夕陽を見つめてる
(牧草ロールは黒いラップでまかれていて3段積み。いっせいに夕暮れの赤を映しマルチビジョンのようです。)

人参の草取りも一段落と思いきや。もうぽつぽつと湧いている。
かぼちゃのツルも左右にわけたばかりでも、もうからみあいグチャグチャだ。

雨のあとの野菜や草の伸び方には恐れ入る。
時おり吹くアジアンな生暖かい風に、
我こそは夏の化身という顔をして
所狭しとばかりに大きくなろうとするのです。

それらを選り分け野菜をえこひいきする。
それが農夫の仕事です(笑)


雲の擬態



あれ? 雲が山のふりをしているぞ(笑)

目一杯仕事に集中していてもう暗くなるころ、
ふと見上げる空がうっすら紅色で安らぎに満ちていてハッとすることがあります。
日高山脈の青が遠くに行くに従ってうすくなるこれもまた美しいものです。
農夫に平和な夕暮れをありがとう。

山越え谷越え楽しいな 断酒95日目
すべての農民のため 断原発 0日目

ピースとハイライト



以下の歌詞はサザンオールスターズの新曲だそうでちょっとびっくり。
参院選前に聴くとノリノリで行けそうです。
特に「現代史をやる前に時間切れ」の部分に共感。
ここがドイツと日本の戦後教育の大きな違いです。

この国が大きく道を踏み外しつつあることを確かに感じている人の歌詞です。





  ピースとハイライト    サザンオールスターズ

何気なく見たニュースで
お隣の人が怒ってた
今までどんなに対話しても
それぞれの主張はかわらない

教科書は現代史を
やる前に時間切れ
それが一番しりたいのに何でそうなっちゃうの?

希望の苗をうえていこうよ
地上に愛を育てようよ

未来に平和の花咲くまでは-------優鬱(Blue)

絵空事かな?お伽噺かな?
お互いの幸せを願うことなど

歴史を照らし合わせて
助け合えたらいいじゃない
硬い拳を振り上げても
心開かない

都合のいい大義名分(かいしゃく)で争いを仕掛けて
裸の大様が牛耳る世は-----狂気(insane)
20世紀で懲りたはずでしょう?

燻る火種が燃え上がるだけ

色んな事情があるけどさ
知ろうよ お互いのイイところ!!

希望の苗を植えていこうよ
地上に愛を育てようよ

この素晴らしい 地球に生まれ

悲しい過去も 愚かな行為も

時間は 何故に忘れてしまう?

愛することを ためらわないで

夏空、風そよぎ



トラクターで移動中。東の雲に赤い夕陽の色が映ってます。

今日は七夕、暑い一日でしたが風が時おり強めにそよぎ
その心地良さに救われました。
つい先日追いついたと思った人参の草取りもまた追われる立場となり
食うか食われるかの死闘の毎日です。(←マタンゴかっ)

人参だけじゃなくほかの野菜にも目配りし
ベストなタイミングの作業を心がけています。
このところ天気予報がはずれ好天続き、有り難いです。

もっと良く見てごらん もっと楽しくなるよ



この人参たち、可愛いでしょう。
2階から通りを歩いている幼稚園児の列を見た、
そんな感じです。

こうして上を見上げて太陽を仰ごうとしてるんですね。
健気で可愛いです。

そんな風に、いや比べ物にならないほどもっと、
小さな生き物たちを可愛がって面白がっている人がいました。
NHKスペシャル「足元の宇宙」で取り上げられていた埴沙萠(はに・しゃぼう)さんです。
御年82歳とても素敵な植物写真家、というより身近な足下の草花やきのこと戯れ遊ぶ人。
こういう人もいるんですね。日本も捨てたものではありません。

今日のはにさんの名言
「もっと良く見てごらん。もっと楽しくなるよ。」
素晴らしい。

http://ciabou.com/ciabou/

花開け♡



じゃがいものサヤアカネがつぼみをつけて開花のスタンバイをしています。
もうすぐ花畠になるのが楽しみです。

この2日ほど雨が時々降りますが、ねばってねばって人参の草取りも
ようやく追いつきました。
草でぼけていた線の輪郭が草が取り除かれたことでシャープなラインになる
しんどいけれど成果が見えてうれしい瞬間です。

NHKニュースで見ました。
泉田新潟県知事の柏崎原発再稼働の理解を得にやってきた東電社長への応対は素晴らしかった!
書類さえ受け取らなかったそう!
久しぶりにまともな感覚を持った首長をテレビで見れて胸が高鳴りました。

一方きのうのNHKニュースで再稼働をめざす首相の言った事は、
以前からJ党が言って来たことと何も変わっていない。
要するに「大丈夫ですから動かします」と言う事です。
あれほどの深刻な事故でも反省はまったくありません。
世界一厳しい安全基準ができたと胸を張りますが、
世界一厳しいのはひしめき合う4つのプレートの上に乗っているこの島国の立地のほうです。
大地震は必ず来ます。

泉田知事を応援します。
どうか圧力に屈しないように。
現実はどう動くのかわかりませんがひとつの光明を見た思いがしました。

脱原発も今はまだつぼみ
花開け♡




追記:見ていなかった人のために 岩上安身さんのまとめと映像です
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/89011



草取りマシンになりきった



きのうの同じ牧草地の風景です。ロールがいくつも完成。機械の威力はすごいものがあります。

こちらは機械ではないけれど自分の手が
機械になったような気分で人参草取りを一日。
あるいは指先が恐竜の口でむしゃむしゃ草を食べていくような。

こんな話題しか出せないのに訪問をありがとうございます。

明日もがんばるぞ

初夏 草取り日和



あちらこちらで牧草の収穫中です。
乾いた青草のにおい、大好きな香りです。
酪農家の皆さん、お疲れさまです。

こちらはキャベツの種まきや人参の草取りに追われる日々。
いつもならスタートしてるウーフも立て続けのキャンセルがあり
働いて寝るだけの日が続きます。

褒美はたまに吹く心地好い風、牧草の香りだけでなく
森の何処からか流れ着く花の甘い香り。




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