農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

May 2013

大雪山の雪はまだらで



昨日で雨はあがり

谷にカッコウの声がこだまして

のんびりしてるだけのヘビにぎょっとし

スモモの花の甘い香りは美人すぎて悩殺されそうになり

今何になりたいかと問われたら

絵のフレームになりたいと答えたい

そんな春の農作業日和



光と影ゆらめくステージでニリンソウ


沖縄、泡瀬干潟を背にライブそして岩上安身トークカフェ



今年春の沖縄ソロライブツアー初日。泡瀬の干潟に面したウミエラ館にて地元ミュージシャンのサトシさんに手伝ってもらい「最後のシマフクロウ」熱唱中!3/31

沖縄市の東海岸に面した泡瀬干潟は潮がひくと豊かな生態系が顔を出します。
市民達がのんびりと潮干狩りにやってきてとても平和な光景でした。
でも、ここにも埋め立てしたい人達と貴重な海辺の自然を守ろうと奮闘する人々との闘いがあります。
すでに埋め立ては進められつつあるのですが何ともったいないことでしょう。
人々はこの干潟の素晴らしさ貴重さを知ってもらおうと観察会やライブなどを頻繁に開いています。

沖縄と北海道、「沖縄には青い海がどこにでもあり、北海道には豊かな森林がある。」
そういうイメージがあるのかも知れないけれど実際はどちらも自然な海岸線や森林は少なくなって来ています。
むしろ外から来た人のほうが新鮮にその場所の自然の貴重さが見えやすい傾向は共通しています。
泡瀬の干潟、いつまでもこの干潟が埋め立てされずに人々の心の安らぐ場所として
ずっとずっと残っていてほしいと願っています。

ウミエラ館はバードウォッチカフェみたいに大きな双眼鏡や望遠鏡で干潟のカニや鳥たちが観察できます。
共演したKEN子ちゃんもたくさん声をかけてくれていて自然の大好きなたくさんの沖縄の人達に歌を聴いてもらえて
とても幸せでした。ありがとう。




      岩上安身トークカフェ

さて、自分のライブが終わって間もなくここウミエラ館であったのはなんと、
岩上安身さんのトークカフェでした。
岩上さんから私のライブ主催者にどこかでTPPの話をしたいがと打診があり、
このライブで手一杯なので同じ場所でやってしまいましょうということで急遽決まったのでした。

岩上安身さんといえばネットの世界では超有名なジャーナリストで、
3.11以降初めて知り原発や基地問題などマスコミが伝えないことを伝えてくれる
貴重な存在です。

そういう方なので私のライブ以上にたくさんの人が集まり(笑)満席に。
しかもケーキセット付き1000円!
岩上安身トークカフェのはじまりはじまり〜



主催者の「それでは、これから変なオッサンがおもしろいお話をしてくれますよ〜。」に
一同爆笑しながら始まりました。

TPP、これがいかに大変な問題であるかがよくわかりました。
というのも1時間半の予定が3時間もになったことでもわかります。
岩上さんはジャーナリストとしての誇りをかけて闘っていることがひしひしと伝わりました。

モンサントの日本でのボス的存在は米倉経団連会長だということもそこでわかりました。
モンサントだけではないけれどTPPの主目的が米国に本拠をおく多国籍企業の利益のために
あるということ。ISD条項のこと、ラチェット条項(議論が逆進することはできない)の
意味など、安倍首相のいう「強い交渉力をもって」ということがいかに現実離れしているかなど。



非公開の内容があまりに多く私たちには何も知らされていない、
それってやはりおかしい。
おかしいことはおかしいと言い続けるそんな世論が今こそ必要です。

テレビや大手新聞社が伝えないのは恐らく伝えられない事情があるからでしょう。
だからこそ果敢に真実を追求し広く伝える岩上さんのようなジャーナリストは本当に貴重です。

今回沖縄では私が原発事故後の貴重な情報として尊敬の念を抱きながら閲覧してきたもう1人の
写真ジャーナリスト森住卓さんともお会いしました。
高江のライブで何と私のライブにお客として来てくれていました。
立派なカメラを携えて、地元の写真愛好家かなと思っていたのでお名前を聞いてビックリ!

岩上安身さんといい、森住卓さんといい、今の日本でこれだけのジャーナリスト魂を持った方々と
図らずも会えたことは何の運命なのかと思ってしまいます。
「自分と無関係なことは何もない」それを気づかされた沖縄のライブツアーでした。

岩上安身さんプロフィール
http://iwj.co.jp/join/iwakamiprofile.html

森住卓のフォトブログ
http://mphoto.sblo.jp/

明るい農村での断酒55日目
明るい漁村では断原発0日目




















トラクターで春を行く



青いオープンカー(トラクターのこと)で移動する時間が好きだ。

モスグリーンをさらに薄くして光を浴びせたらこの季節の色になる。
その色がさらに艶をましビビッドになるその前のつかの間のこの色合い。

まだ枝のすきまにあちら側や空が透けて見える。
森に風も通り日も降る、このすべてを明け渡した感がいい。
「どうぞ、すべてお見せしますよ。」
そうあたたかな斜面も語りかけてるかのよう。

ああ、いいな。春の爆発だ。
北海道にいるからこそ味わえる。
長い冬をバネにして跳躍するのだ。

ところで・・・
今うちの庭を桜前線が通過ちう。(遅っ!)

きのうのトウキビとカボチャの種まきで筋肉痛の足や腰。
よろけながら今日も畑を作りマルチをはる。
この2日間はほんとに暑い。
しんどいが作物にとっては良いこと。

このままよい天気でありますように。

ラブ! ローカリゼーション



昨日マルチはり作業を大急ぎでやり終了間近の占冠村山菜市に行って来ました。

会場は道の駅でそこはまるでイタリアのトスカーナのテッラマードレ広場のようなおしゃれな雰囲気。

お腹をすかせていた私はその場で5種類の山菜を選び天ぷらに揚げてもらう「山菜天丼」を注文、おいしかった。
カミさんはワインを注文し鹿肉ソーセージをつまみにご満悦、札幌や道東から手伝いに来ていたスローフードの友人達と談笑。

この春設立されたSlow Food Shimkappuのそろえたローカルフードの数々。
「幸せの経済学」や昨年のYaeさんたちとの「いのちを紡ぐ音楽会」のチラシを作ってくれたスローフードしむかっぷの
リーダー山本敬介さんのデザインのフラッグがずらりと並んでいる。
プロのデザイナーではあるけれど本当にデザインの持つ力はすごいなと思いました。
希望や夢、そんなものまで表現されていてお腹だけでなく気持ちも満足させてもらいました。
青空の最高なお天気の中集まる人達の表情もみんなリラックスして楽しんでいます。

わたしたちは映画「幸せの経済学」で後半に謳われていた希望へと向かう「ローカリゼーション」の実際の例を
わずか1日後に見せてもらい大感激!

希望の未来、まずこうしてローカルフードを楽しむことからはじまるのかもしれない。
ラブ!ローカリゼーション



大成功だった今回の上映会の実行委員とゲストのみんなで集合写真。ひとりひとりが素敵な笑顔!
これから十勝をスロウに(楽しく地に足をつけて)盛り上げていける仲間たち!

霧の朝彼女は現れた



昨日の上映会の余韻が熱く残るせいか早くに目が覚めてしまい
いつもの練習曲Beatlesの「Black bird」を弾いていると窓にドンッという衝撃音。

デッキに緑色の小鳥、幸い犬のコジローは気がついていない。
駆け下りて保護。
脳震とうを起こしていたらしく、でも手をかざしパワーを送るとフッと意識が戻った。
(って、ただ大きなタカにでものしかかられると本能が勘違いしたのかも・・・笑)
調べればウグイスであった。
せっかくなのでギターと2ショットで記念撮影させてもらって窓から放した。

奇麗な弧を描きながら目指す小枝に飛んで行きほっとしたところ。
バードストライクが続くのでタカの絵でも窓にはらなくてはね。

それにしても小さなウグイスの可愛らしい瞳、つややかな羽の色。
自然はなんて完璧な創造をするものかと思う。
その想像力の豊かさにはただただひれ伏すしかない。




幸せの経済学上映会 無事終了!



こんなにたくさんの方が! しかも幅広い層!



1部上映後のトークセッション 左から写真家の小寺卓矢くん、 料理研究家の中島デコさん、 スローフード・フレンズ北海道リーダーの湯浅優子さん。
あっという間の1時間でした。



会場から見えた芽室駅と雲、不思議な風景でした。
スタッフの皆さんありがとうございました。
遠方からかけつけてくれた人もありがとうございました。

幸せの経済学上映せまる!



お天気もよく午前中はトウキビとカボチャ準備、アルプスのような山脈をながめながら働ける幸せよ。

一方、実行委員の代表のカミさんは明日の上映会本番に向けて看板制作ちう。アルプスつながりだ(笑)

しあわせの断酒49日目
幸せには断原発 0日目



エゾリスの気概をもて



庭にやってきたエゾリス。
コッコッと意外と大きな不思議な声でこちらを威嚇する。
食べものを自ら探し誰にも世話にならずこの地に生きて来た。

自分の「いのち」を守ること。
いまの日本人にできているだろうか?(って大きく出たな)
「これは自分にとっていいものだろうか?」
そう動物のように単純にかんがえられるだろうか。

テレビではますます偏ったニュースの作りになっている昨今、
新聞の見出しも何かが変わってきている気がする。

収束しない原発事故、そして被曝を続ける国民に安全な環境を提供することもしないまま、
一部の人間だけが利するTPPだの改憲だのにばかり重きをおく政府のための、まるで広報。

「TPP参加は、平和憲法を変えることは、原発再稼働することは、自衛隊までもがオスプレイを買うことは、
自分にとっていいものだろうか?」
そんなふうにひとりひとりが動物のように考えてみたらどうだろう。
この動物はその気にさえなれば「調べる」こともできる。

「我が国の国益が・・」や「経済成長が・・」などしょせん誰かに色付けられた概念なのだということが
見えてくるのではないだろうか。

僕らはこの地球という森でいきいきと生きていきたいだけ。
およそ可愛いとは思わないが流体のように自在に枝から枝を渡るエゾリスに気概を見せてもらった気がした。
時にわたしたちも危なそうなものに対しては威嚇する必要があるかもね、ガオッ!(笑)

いよいよ25日に「幸せの経済学」上映会が迫って来ました。
たくさんの参加をお待ちしています!

炭酸水さえあれば・・断酒47日目
やる気さえあれば・・断原発0日目







もっとも遅いイモ蒔き終了!



今年は雨の影響で予定がずれどんどん遠のくばかり、その都度いろんな友人に
声をかけてお願いしていたが結局1週間前にも来るのを楽しみにしてくれていて
雨でできなかった時のメンバーでやることになった。
芽室町から来てくれたユリちゃん(幸せの経済学上映の実行委員でもある)ヨシさん(音楽仲間)夫婦、
それから元うちのウーファーで新規就農のさとるくんの3人に来てもらった。
1年に1度のイモ蒔きは毎年ゲストを交えての楽しい共同作業です。

そのあと、カミさんとユリちゃんは「幸せの経済学」上映会の実行委員会のため帯広へ向かった。
時代は本当に向かうべき姿を見極める時期にあると思う。
それが経済「成長戦略」とか、「農家の所得倍増」だとかそんなことばの中にあるのかどうか。

まったく違う角度から経済をながめてみませんか?
たくさんの参加がありますように!

寂しい夜は炭酸かかえて、断酒43日目
断断ダンダン断原発0日目


明日こそイモまき



待ちに待った青空。
みんな外に出ていそいそと何かしている。
花壇を手入れする人、ビートの補植をする人、畑を起こし、イモ植えの準備する人←自分(笑)
晴れれば雨の日の憂鬱も一皮くるまれて離れてみれるから不思議。
胸の奥にまで日光が届きそうで気持ちも乾いて軽くなる。
イモ畑も同じように乾き滞りなく明日の種まきが終わりますように。

さあ寝るぞ、断酒42日目
明日の備え、断原発0日目

幸せの経済学上映会近づいて来ました



占冠在住のデザイナー山本さんが特別に無償で作ってくれたチラシは裏面もたくさん情報がありおしゃれなセンスが光っています。

主催者の願いは若い人にもっと参加してほしい、主婦や子育て中の方にもたくさん参加してほしいというものでした。
そのため料金設定も安くし、託児も用意して草の根で広報を進めている模様です。
もうすぐですね。主催者の夢がかなうように皆さんの参加をお待ちしています。

トマムのカリフリ農場見学



カリフリ農場のヤギを見せてもらおうとしたらいっしょについてきたカワイイ子犬 ヤギと同じポーズ(笑)

「一度見に行くべきだわ」というカミさんのすすめに従い、
去る日曜日トマムで有畜複合経営をする農友カリフリ農場を訪ねた。

農場を手伝う子ども達、たくましく優しい夫婦、昔読んだ大草原の小さな家を彷彿させる素敵な家族だ。
数年前私がウーフというシステムを紹介し、ウーフホストにもなり訪ねた時もカナダ人ウーファーがいた。
ヤギやにわとり、ウサギやアヒル、豚などいろんな生き物を飼い、有機循環農業をしていて
ウーファーたちもほかではできない貴重な体験にきっと満足することだろう。

ところで、今回見学させてもらいたかったのはどちらかというと小屋の建築のしかただった。
とにかく建てる。今まで建てた住宅や小屋の多さ。
中古の建材はストックしてあり、
サンルームが欲しければ掘ったてで建ててしまうし、
その時のニーズにあった建物の数々はそのままこのファミリーの歴史だ。

「あんな感じでもいいんだって楽になるから」というカミさんのことばの通りだった。
たしかに難しく考えすぎて動けなかったのかもしれない。
この見学が今回の我が家のマンサード小屋の修理の背中を押してくれたことはいうまでもない。
カリフリ農場、素敵です!

小屋のかたむき直し



我が家の20年来の懸案だった小屋の傾き。
最近とみに傾きが大きくなりどうしたものかと悩んでいました。

今年の寒さと雨で畑に入れなさは尋常じゃなく
いまだにジャガイモを蒔けないのは農業始めて以来はじめてで困ってはいるのですが、
こんな時間のある今こそ!とついに着手しました。

労力はわたしたち老夫婦のみ。(笑)
ジャッキを数個使って支えているすきに古く腐った柱を取り、
スコップで土を掘り、地グイを抜き、その穴に新しく丸太を入れること3日間。

やったね!まっすぐに立つってこんなに気持ちのいいものなのね。

古いマンサードの屋根、この形は北海道らしくて私は大好きです。
とりあえず延命できて良かった!!

やっぱりこれだ断酒40日目
やっぱり断原発だ0日目



池の水を飲み干す前に



4月2日撮影:沖縄県名護市辺野古の浜辺のヤドカリ 「気の遠くなるくらい昔から君たちはここで暮らして来たんだね。」

「蛙は自分の住んでいる池の水を飲み干したりしない。」ネイティブアメリカンの格言

今わたしたちの住むこの国はまさに池の水を飲み干そうとしているカエルなのではないでしょうか?
原発の事故収束もままならないのに他国に原発を売り込んでみたり、
環境を顧みない多国籍企業に支配されようとしていたり、
いかなる場合でも核兵器を使わないという署名を拒否してみたり、
米軍とともに戦争をできるように憲法を変えようとしていたり・・・。

たった一時のしかも一握りの人間の金儲けのためにこれから生きるであろうすべての
子どもそして生き物全部の未来が危機にさらされてしまっているのを感じています。

でも、希望も感じることもできます。
どうしたらいいかビジョンを持っている先駆的な人達が必ずいて、こちらが心を開けば
ちゃんとつながることが出来るからです。

そんな素敵な出会いをこれからもここで書いていきたいなと考えています。

彩雲仰ぎ見た人は



今日は犬が春風と日を浴び気持ち良さそうにしていた。
彩雲が南の空にあらわれ、これは十勝のたくさんの人が見た模様。
洗濯物を干す手をとめて見入っていた人もいたのかな?
きっとみんな生き生きとした表情で見てたんだろな。

芽吹く春



きのう、じゃがいも畑を作るためトラクターの作業を一日。
先日の雪もきれいに消えようやく春らしくなってきた。

日高山脈はなぜかいつもより高く大きく見え、
反対側には大雪山がひときわ白く輝いて神々しい。

今までいったい何人がこの高台から同じ春の山並みを見たことだろう。

人の想いを超えてそこに常にあったもの。
人にはそんな大きなものが必要だと思う。
何かの目印として。



おっとっと。



私の断酒の堕天使はふたたび空を飛んでいます。

今日で楽しい断酒も33日目です。
4月の3、4、5と沖縄で神奈川で連続して飲んでしまったので潔くゼロからスタート。
やばかったのは3日目になると「もっと飲みたい感情」がふと出て来たこと。
3年ぶりに悪魔が目を覚ましかけヒヤリとしました。(汗)

五月晴れのもと断酒 33日目
ぼくらの願いは断原発 0日目



映画「幸せの経済学」への招待



「幸せの経済学」は、開発という名の消費文化に翻弄されるインドのラダック地方の
人々の姿を追い、世界の環境活動家たちが「本当の豊かさ」について説くドキュメント映画。
ヘレナ ノーバーグ=ホッジ監督 68分





私たちの感じている「幸せ」って、ほんとうの「幸せ」?
グローバリゼーションからローカリゼーションへ。

そんなキーワードがぴったりの映画です。
映画を観て終わりではなくそれをきっかけにしたトークセッションの場を用意しました。
ゲストに料理研究家の中島デコさんや十勝で生きる若者も迎えて
「幸せ」について語り、ともに考えてみませんか? ぜひご参加を!


★映画『幸せの経済学』上映会

上映日:2013年5月25日(土
場所 :芽室駅前プラザ「めむろーど」2F セミナーホール1号室(西側)

◎1回目の上映 14:00~16:30
上映後トークセッション 中島デコさん(マクロビオティック料理研究家)、小寺卓矢さん(写真家)、司会 湯浅優子(スローフードフレンズ北海道リーダー)

◎2回目の上映 18:00~20:30
上映後トークセッション 斉藤ヒロトさん(スロウ発行など)、渡邊季意子さん(家具職人)、司会 宇井宏


■チケット料金
前売り1,000円、当日1,200円、中・高校生500円、小学生以下無料

■問合せ先 宇井茂子 080-5585-6993
■チケット予約受付 minnnano.slowcinema@gmail.com
          FAX: 0156-65-3742(宇井)

■チケット販売所 芽室町観光物産協会 勝毎サロン
 ナチュラルココ本店・エスタ店、結YUI、美容室ボヤージ


・主催:~みんなのスローシネマ実行委員会~
・共催:スローフードフレンズ北海道、オーガニック家庭菜園プロジェクト
・後援:芽室町教育委員会、帯広市教育委員会、十勝毎日新聞社、北海道新聞帯広支社、NHK帯広放送局、NPO Cineとかち
・協力:北海道十勝総合振興局


署名活動なんて



5月5日「子どもの日」泊原発が停止してちょうど1年がたった。
ことしも脱原発1000万人署名の街頭署名を「さよなら原発新得会」で行うことが決まっていた。

さて、行く前の頭の中ではこんなふうに考えていた。
「署名なぞ集めても効果があるのだろうか?事故は収束していないが政府は再稼働やる気マンマンだ」
「いもの準備は終わってないぞ。いいのか?」
「いや、でも署名活動に来るのは大方年配の人達だ。寒いのに人も集まらなかったら気の毒だしな。」

「しゃーない、行くしかないな。」
ということで出かけて行った。

スーパーマーケットの前すでに10人ほど年配の男性たちが集まっていて
僕は明るくあいさつ。やるからには笑顔で接しよう。

歩道に立ち自転車で買い物に来たおばさんに近づいていきそこから署名活動スタート。
こんな小さな町の人通りも少ない中でも話しかければ何人も署名してくれた。
そこで思った事。
署名など聞く耳を持たない政府には何の効果もない。
でもこれは自分の意志の問題なのだと。
署名を集めるという行為も、また署名するという行為も等しくどんな世界を生きたいかの
意思表明なのだと気がついた。
それは社会に向けたものでもあるけれど同時に自分の心と体にその意志を伝えているのだ。

「どんな世界に生きたいか?」

町で知り合いでもない人に笑顔で話しかけてみる。
はじめは拒絶されるのでは?と少し怖いが、
話しかければ、けっこう向こうからも話してくれるものだ。
そんなことも署名を集めるというきっかけがなければなかったこと。
まずこちらが先に署名して名前を見せ「農業をしているがいったん事故が起きれば農業はできなくなるから
原発はなくしたいと思うんです。」というと、
「わたしももうこの先短いからいいけど孫のことを考えると心配でねえ。」とか、
「姉が福島にいるから心配なんです。」とか、
はじめは名前と住所を書くのをためらっていても最後はしてくれる。
その時僕が言い始めた言葉は「ただご自分の意志を表わすということなんですよ。」
・・で、自分で言ってみて
「ああ、そういうことでいいんだ」と思ったのだった。

やはり相手も同じように何か世の中に何か怖いものを感じていても、
そんな話をする相手もひょっとしていなかったのかもしれない。
そこにちょっと安堵の表情を見せてくれたのでそう感じた。
そう、ひょっとしたら今の政治も何かおかしい空気があると、
思っている以上に多くの人が感じているのかもしれない。
ただそれぞれが分断されてしまっていて自分1人の中から
外に出さずにいるのかも知れないと思った。

署名をくれた人の中でこんな若い女性がいた。
旅行カバンを引きながらこちらに歩いてきた。

生まれも育ちも東京都神田だけれど地震も最近怖く移住先をさがす旅で北海道に来ているということで、
前日ホテルサホロに泊まり今日タクシーで新得駅に来た所、そばでこんな小さな町なのに脱原発を訴えている
人たちがいて驚きそばに行ってみようと思ったと話してくれた。
その方も官邸前デモなども行っていたが誰かに何とかしてもらおうと思っても無駄なような気がしてさいきん
足が遠のいてしまわれたとのこと。
千葉などにも移住先を探したがピンとこなくて、でも札幌に行った時に故郷の千代田区に似ていて小躍りしたい
気持ちだったと、だからその方は北海道が今気に入っているようであった。
そして、
日本の半分が(放射能汚染で)人が住めない状態になってしまったとお考えで、
北海道だけはきれいなままで残っていてほしいと思っていると話してくれた。

そう、本当にそう。
そんな話しを見ず知らずの方とすることができた。
その方もほっとしたように見えたし僕ももちろんほっとした。

このように、署名活動だって決して無駄じゃない。
新聞にのる非人間的な政治の動きより
確かな人間の当たり前の感性が通りにはあったことが突然に見えて来た。
行って良かった。
小さな行動でもそれが人の想いをつなげるものならなんとかなるかもしれない。
大切なのは「笑顔」と「意志の表明」この二つだ。



きのうはライブ!!


写真提供:帰山さん LIVE&PUB Chaboにて

きのうは十勝出身シンガーソングライターの流(ながれ)と馬頭琴奏者の嵯峨治彦コンサートが
帯広市内のライブハウスであり、ゲスト出演してきました。

6時と9時の2ステージ、観客総入れ替え制で満席の熱気あふれる夜でした。

僕は友情出演ということで前半の馬頭琴嵯峨くんと後半の流ちゃんのつなぎの部分を担当し2曲歌わせてもらった。
「青虫の歌」は嵯峨くんの馬頭琴とホーミ(のどうた)とやり、「冬晴れのうた」はキーボードのkenと。

そして流さんが登場、1曲目の「すずなり」を僕のマンドリンと二人だけでやり、僕はそこまででそこからが流のステージ。
流ソロのあと再び嵯峨くん、ken、さらにドラム佐藤誠吾さん、ベース伊藤拓郎くんが入り壮大なロックで流ワールドを盛り上げるというもの。

それぞれの音に魂がこもっていてなんと素晴らしいライブだったのだろう。
嵯峨くんのソロそして流ちゃんのステージは観客の1人としてじっくり堪能させてもらいました。
それぞれの音楽としての完成度の高さといったら、そのままどこに出ても通用すると思った。

すてきなセッションの2ステージ久々に満足して夜中に帰り着きました。



流さんと「すずなり」リハ。写真提供:本間さん



圧巻の流&嵯峨治彦ロックバージョン!
kenのキーボードもかっこ良かった!
安定感のあるドラムとベースが最高!





うるわしきやんばる(高江ヘリパッドとは?)



沖縄東村(ひがしそん)高江(たかえ)のそれはそれは豊かな森にカフェ山甌(やまがめ)があります。
4月1日にライブをさせてもらったところです。
その場所の雰囲気とそこに暮らす家族と、
おしゃれでシンプルでおいしい料理が食べたくてやってくるお客たち、
その素敵さはどうしても伝えきれないのであきらめます。

でもそんな宝のような場所に突然に実戦さながらのアメリカ軍ヘリコプターが
低空飛行で現れたりすることは知ってもらいたいと思うのです。
なぜ低空飛行かというとレーダーに映らないために山や谷の地形を這うように
飛ぶことが必要だからと言われています。

すぐにでも敵地で攻撃できるようにするための練習には民家があることも必要とばかりに、
新たな建設予定の6カ所のヘリパッドは高江の集落を囲むようにすぐそばに計画されました。
そのうち1つは住民の命がけの抵抗を無視してついに出来てしまいました。

子どもも住んでいるのです。
日本政府はあなたたちには我慢してもらうしかないと言い放つだけなのです。
危険も不安もご負担をお願いしますと、そういうことを平気で言えるのが日本政府なのです。(ドキュメント番組「標的の村」より)

きらきらした目の子ども達はそれでもカニを沢でつかまえたり、
お父さんお母さんの苦労を知って仕事を一生懸命手伝っていました。

みんなこの地を愛しています。
人と自然とつながっていることを意識に刻みながら、
家族を愛して日々を大事に生きていこうとしている愛すべき人たちなのです。


関連して2008年Coccoさん主演のドキュメント映画「大丈夫であるように」からの胸を打つYoutubeのピックアップです。
沖縄の多くの人の気持ちがCoccoさんの口から語られています。
そして知らなかったことを素直に謝り、同じように傷つく人の気持ちに寄り添おうとしていています。
自分でもこんな謙虚な気持ちを持ちたいと思いました。素晴らしいです。


http://www.youtube.com/watch?v=yq3GQ4-RmQo











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