農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

July 2012

いのちを紡ぐ音楽会 (今年もYaeさんと一緒に語ろう!)

以下フェイスブックよりイベントの紹介を転載します。




昨年の9月に加藤登紀子さんとYaeさんと、お父さんの藤本敏夫さんが描いた夢「農的幸福論」について
語りあったイベントが今年はYaeさんに音更町出身の流さんが初参加、
そして昨年もお世話になりました宇井ひろしさんも出演。
そして千年の森で開催中の北海道ガーデンショーさんの中で開催されることになりました。

是非、農業王国十勝と藤本敏夫さんが目指した日本人の理想郷「鴨川自然王国」が今後も繋がっていくことを夢見て語り、一緒に歌いましょう~

1部:14時~15時 Yaeさんと語る『農的幸福論』
2部:15時30分~17時30分 命を紡ぐ音楽会

場所 千年の森 cafeらうらう前の広場
   (雨天時は千年の森入口近くの特設会場)

出演:Yae、流、宇井ひろし、MYU(芽室町のユニット:友情出演)

料金:2,000円(千年の森入場券付チケットです)
定員:100名

チケット取扱い:勝毎サロン
■場所/帯広市西2条南8丁目 藤丸デパート7階
■営業時間/10:00~13:00、14:00~18:30
■定休日/水曜日
■電話:0155-27-0077

主催:スローフード・フレンズ北海道/オーガニック家庭菜園プロジェクト
共催:北海道ガーデンショー/コープさっぽろ

※翌日の2日は新得町宇井農場(う~の森)にて畑のレストランのイベントにもYaeさんと流さんが参加されますので、ご都合の合う方は続けてご参加くださり親交を深めましょう♪

9月1日、2日は


水を欲するもの



夕方になると暑さもやわらぎ、丸まっていた紫陽花の花(がく)も伸びて来る。

天気予報は外れてばかりで毎日晴れが続いています。
なるべく土を動かさないように人参の草取りと間引きは手で抜かずにカッターで切っています。
ぼこっと抜けばそこから貴重な水分が逃げてしまう、ああ大事大事。

キャベツは夕方に水をやっていますが葉っぱが枯れて随分小さくなってしまいました。
蒔き直しがきかないものは本当に貴重です。

さて、犬の小次郎に新しい水に変えるとゴクゴク飲みました。
のどが乾いたから、そう考えたから飲むのか?
ふと疑問に思いました。
考えるより前に小次郎に命ずる何かがあるんじゃないか?
そいつに命じられたから飲んだので考えが先にあったわけではないのかも。

その命じるものは生きろと言っている。
きっと人生だってそうで生きているのは考えな訳じゃなく
何かが生きろと突き動かすからじゃないだろうか、
そんなことを考えました。

つまり私たちの本質は生きろという意志なのかも・・・
だから、生きたいというのは自然の摂理であって
原発がいやだというのはイデオロギーでも何でもなく
私たちの内側の生きたいという衝動が突き動かすのではないかと、
犬の小次郎を見て思ったしだいです。

山口県知事選で飯田氏が破れたとしても、
生きるというまっとうさは決してしぼんでいくものではありません。
これからですよね。
楽しくやっていきましょう。

爽快生断酒122日目
パブコメ打ち切りまであと2日



ロンドンオリンピックが始まりました



地の果てまで行っても
海の向こうまで行っても
空の果てまで行っても
山の向こうまで行っても、
友達でないひとに
出逢ったことはない


ナバホ族の格言


紫陽花も暑さと水分のなさでチリヂリと丸まっている今日この頃、
皆さんはいかがお過ごしですか?
2日前の夕方の水まき大作戦で翌朝にはなんとかキャベツは立ち上がってくれました。

11日間ステイしたエドワード君はきのうロンドンへの帰路に着きました。
哲学を愛するもの静かな17歳ですがこの農家の暮らしからたくさんのことを知り、
家族のように感じたと感想を残してくれました。

お父さんはキース・コベントリーと言うアーティストで2010年にイギリスで名誉ある
ジョンムーア絵画賞の最優秀賞に輝いた人であることがわかりました。
お母さんはデイリーテレグラフ社で働いています。
二人とも新しい経験をするのはいいことだと日本に行くことに賛成してくれたそうです。

私たちも同じような思いを持つ親で子ども達には
例えばうちでやっているウーフのようなものもあるから
世界を広く見て来てほしいとよく言ってきました。
なぜならウチに来る若者を見ているとみんな自分の人生を大事にしているのが伝わってくるからです。
まわりに流されているだけじゃなく自分を大切にするって大変だけど素晴らしい。
このことは同時に自分に対しても求めていることでもありますが。

我が家では娘がイタリアのアグリツーリズモやフィレンツェのレストランで働いたあと、
イギリスを旅し、フランスに渡り山の中でヤギの乳をしぼりチーズを作る有機農家に
ウーファーとして滞在して来ました。
そこの奥さんがお産するので是非手伝いに来てほしいと要請され再度フランスに行くようです。
どこへ行ってもいい人間関係を作れる不思議な娘です。
また、各国でうちに滞在したことのあるウーファー計7人とも会い私たちは彼らの近況を
知ることもできました。

ウーファーとはどこかで家族と同じような気持ちでつながります。
受け入れたり、自分の子どもが受け入れてもらったり、
こうして国や人種の境なくつながっていられることがとても有り難い気持ちです。

目覚め爽やか断酒       121日目
心優しい若者達のために原発廃炉へ 0日目






暑中お見舞い申し上げます



きのう朝天気予報では午後3時から雨だったのではりきってキャベツの苗を取り、
植え付け始めました。
ところが雲が来ては青空、の繰り返しでちっとも雨が降らないばかりか
植えたキャベツがみるみる萎びていくではありませんか。
中断しては水をかけしましたが半分ほど植えてやめました。

そして今日もビカビカの夏空です。
乾いて紙のように枯れた葉っぱもあります。
今日も水をまいたり、笹で日陰を作ったりとあがいております。
もう少し置いておけば良かった。

雨が続けば太陽のありがたさが身にしみ
日照りが続けば雨のありがたさを改めて感じる。
雲に向かって「さぼっていて雲のバカヤロー!」と罵る私は大馬鹿者です(笑)

閑話休題

でも、原発からの電気は欲しくありません。
原発がありがたいなんて思いません。
それらは誰かが選んだものですが、私たち国民の大多数は選んだ覚えがありません。
そうして今計画停電などで国民は原発がなければ大変なことになると印象づけられています。

おととい見た鎌仲ひとみ監督「内部被曝を生き抜く」の中で
除染などのボランティアを続ける児玉龍彦教授(東京大学アイソトープ総合センターセンター長兼東京大学先端科学技術研究センター教授)
「原発は官業なんです。5000人の官が群がる産業で、
彼らに終世年金を支給してもやめてもらったほうがよほど国民のためになる。」
(私の記憶なのでことばは多少違うと思います)と言っていたのが印象的です。

「5000人の官業」、そのためにすでにはるかにそれを上回る数の人がふるさとを奪われ苦難の人生を余儀なくされています。

そんなことを頭の中でグルグル考えながら、外はギラギラの太陽が・・・
「雨雲よ、いい子だから来ておくれー!」

内部被曝を生き抜く

キャベツを植えるには土が乾き過ぎ、あまり暑いので明日以降にやることして、
脱原発缶バッヂを胸に刺して身繕いしてから帯広百年記念館に車を走らせ
ドキュメント映画「内部被曝を生き抜く」 鎌仲ひとみ監督 を見てきました。
いろいろな人のお話を直接聞いているような事実に迫る迫力がありました。

断酒は続くよ  117日目
原発なすに(なしに)0日目

然別湖をながめておにぎりを



珍しく連れがハイキングに行ってもいいねというので
エドを連れて然別湖を見下ろす白雲山に久しぶりに登ってきました。
海外の若者は概してハイキングが好き。
今でこそ山ガールが人気となってきたけれど日本では
若者はあまり山に行かないというと皆驚きます。

青く静かな然別湖と雲海をながめながら食べるおにぎりと
キュウリの浅漬けは何とも幸せな気分にしてくれました。

下りはじれったいだろうと思いエドを先に行かせ
私たちはえっちらおっちら、「昔は駆け下りられたもんじゃがのう。」
とかつぶやきながら膝をかばいながら降りて行ったのでした。



ロンドンから来た17才



今ステイ中のウーファーはロンドンの17歳エド君。
高校の夏休みで24時間かけて来たのが当農場、はじめての日本です。
青っぽい瞳がきれいな物静かな子で、哲学を勉強していて一番好きなのはヒュームだそうです。

初めてのホー作業もすぐ覚え黙々と作業を手伝ってくれます。
おかげで私たちは人参の除草に専念することができて間引きの前の段階まで
漕ぎ着けることが出来ました。

うちでの経験が日本の体験のほとんどとなりますが、
連れもできるだけ日本の伝統的な食べ物をと和食を多く出すように心がけています。
ほとんどが未体験のものですがすべて美味しいといって食べてくれます。(梅干し以外は)

もともと1970年代にイギリスで始まったウーフというシステムですが、
日本と同じくイギリスでもそれほど知られているわけではなく、
たまたま雑誌で見かけて知ったということで、友達のあいだでもとても珍しい体験のようです。

でもこうして一人で初めての国の初めての家庭で
農作業をしたり生活を共にするという行為自体、
ましてまだ17歳、これからの人生にどんな影響を
もたらすのでしょうか?
とても楽しみです。

めでたい断酒  115日目
原発なすに(なしに)0日目

Nuclear Age is Over



友達夫婦がTシャツをいっしょに作ろうとやってきた。
いっしょに夕食を楽しみながらことばを考えた。

友達が「原発はナス(なし)」とひらめき一同賛同。
さらに僕が「いのちはダイズ(だいじ)と付け加え俄然バランスが良くなった。

すなわち、
「いのちはダイズ、原発はナス!」

もひとつ、
「原発はキュウリ(きゅうに)止められない」

さらに、
「泊、トマット」も出て、

結論は、
「すべての原発をナスに!」


夕陽に光る雲の下で



当農場の作物群 手前からジャガイモ、人参、かぼちゃ。 母なる大地の上、雨と風と太陽との共同作品です。
痛む五十肩に手を当てながらも、こうして仕事の成果を眺める時間は至福の瞬間です。

「素晴らしい夢を見て それを行動に移せ」ナバホ族の格言より

今の私たちにとっての「素晴らしい夢」とは何か?
それは大それたことでも特別なことでもなく
安心して子どもが育てられる環境ではないでしょうか。
こうして満足げに農夫が畑を眺めて家路に着く瞬間ではないでしょうか。

すべての原発再稼働に反対します。

楽しい断酒  112日目
待ってる原発ゼロ 0日目



素晴らしい十勝の一日



十勝晴れ、風があり暑くても爽やかな一日。
写真は病気に強いジャガイモのハナシベツの花。

一方ワセシロは14日に葉にいつものエキ病を確認した。
低温多湿の時に顕われやすいので今日のようなカラッとした日には
病気も進行を遅くする。

誰もがどこもがこの風と光を楽しんでいるそんな一日。
家の周りの森の中には次々にウバ百合が開花していて
甘い品の良い香りが漂っています。

共生命〜 FM WING出演



昨日11時、人参草取りをひとまず置いて電話機前に待機。
帯広のラジオ局FM ウイングの番組に生出演するためです。

インタビュアーは事前にいくつかの質問を送ってくれていたので
心の準備はできました。

最初に私の作詞作曲「つるばら」を流してくれました。
今の季節にぴったりでした。

そしてはじめに、チェルノブイリのかけはしプロジェクトの支援により
1993年に2人、多い時に4人のベラルーシ共和国からの
被災児を保養のため1ヶ月預かった話をしました。

帯広に到着してすぐ十勝の3家族に子ども達はそれぞれ振り分けられ
うちには7歳のイーゴリ、9歳のセルゲイが来ました。
付き添いや通訳はなし、二人にとっては未知の世界でさぞ緊張していたでしょう。
でもうちには同世代のガキンチョが3人もいたので全然心配はしていませんでした。
多いときにはセルゲイの双子の女の子マリナとアリョーナも加わり
「やかまし村の子ども達」状態の夏休みでした。

セルゲイとマリナ、アリョーナのその後の消息はわかりません。
気になったのはセルゲイが年齢に対してとても小さかったことでした。
元気でいてくれることを祈っています。

イーゴリはその10年後お母さんと年の離れた弟と共に我が家を訪ねてくれて
夕食を共にしました。
腕白だったイーゴリもすっかりいいお兄ちゃんになっていてそのときも
ボランティアとして小さい子の保養を助けるために来ていました。
その夜高校生だった次男がサッカーウエアを記念にとプレゼントすると
とても喜んでいました。
元気でいてくれたことがとても嬉しかったです。

そしてインタビューは泊原発廃炉訴訟の原告の一人として(600人以上いる)の思いについてとなり
先日のユーモアあふれる小野有五教授の講演により
日本が4つのプレートはひしめきあう世界で最も地震の起こる場所であり
そんな場所に原発があること自体大変危険だということがよくわかったということを話しました。

すみやかに停止させ廃炉に向かわせること。
(でも実はまだ一旦動かされた原発で廃炉ができたものは世界にひとつもなく
安全に廃炉ができるかさえ未知の状態だそうです。)

約1時間弱の番組でしたが最後はややたたみかける口調になりましたが
言いたかったこと。

反原発とか脱原発ということばがありますが、
毎日草や土や作物に触れ大地の恩恵に囲まれていると
そんなことばより前に、これは振り絞った末に出たことばですが、
「共生命」生命に共感し、共に生きていることを自覚すること、
そんな思いが先にあり、とりわけ子ども達の命は守られねばならない、
そう思います。

農家として、飯館村に代表されるように畑や田んぼがもう耕作できない
ということは断腸の思いです。
事故の後、土を深くひっくり返せばいいなどとテレビで言っていましたが
全く何もわかっていないなと感じました。
放射性物質は埋めればいい?とんでもない話です。
そして表土は農家にとって命です。
はぎとるとか聞くたびに自分の皮膚がはぎとられる思いがします。

そういった意味での「共生命」
はじめて人前で話しましたが、そういう感覚は本来誰にでも備わって
いると思います。
ただ「忘れている」だけ。
だからこんな事態が起きていても平気でいられる。
平気で再稼働させられるどころか海外に売り込んだりできる。

忘れてしまっている私たちの同じ生命体としてすべてを眺め
感じる感覚こそ思い起こし息を吹き返せるように多くの仲間達と
力を合わせて行きたいと思います。

以上、ラジオで話したことに補足して書いてみました。
さいごにこういう原発というテーマを臆せずに取り上げ、
一介の百姓に好きなように話すことを許してくれたFM WINGの
度量の大きさに敬意を表します。
マスコミが失っている市民のためにあるという使命をこの小さな
ラジオ曲は果たしてくれています。
これからも市民に寄り添ったメディアとしてのご活躍を期待しています。

人参の手入れをしながら



今ステイ中のカップルはオーストラリアのメルボルンからやってきた
キット(元音響や照明の技術者)とインド出身のジュヒー(フリーカメラマン)。
これから二人で世界を旅しヒューマニティを描くドキュメントフィルムを制作するため荷物は機材が多い。

おもに人参の草取りを手伝ってもらい助かっています。
いつもより面積が増えているので自分たちだけではとても追いつきません。

今の日本の状況とオーストラリアとの違い、
彼らと話しながら
やはり人々が力を合わせて自分たちの権利を獲得していくという姿勢が
日本人には足りないと感じました。

そして今は、やはり守りたいもののために皆でつながるべき時。

あちこちでガンジガラメにされた良心達の姿も見えます。

日本には素晴らしいものだってたくさんあります。
美味しい物を生み出せる気候と土地、
繊細な精神性と文化、
そして何より優先されるべき子ども達の命と健康。

国民のためにといいつつ安全性の担保のない原発を再稼働させた首相はじめ、
生命より経済を優先させている勢力はそういった素晴らしいみんなの財産を
根こそぎ台無しにしようとしているのは明白ではないでしょうか?。

みんなでつながらなければこの危機は乗り切れません。







みんなも意見を送ろうよ



友達からこの情報をもらい、政府があまりに急いでいるようなのでちょっとびっくり。
私も急いでパブリックコメントを送りました。
安全という可能性に乗り遅れないように。

私が送ったのはこちらからですが、ファックス、郵送でも出来ます。

http://www.npu.go.jp/policy/policy09/archive01.html

大飯原発前からの中継

夕べからこの中継を見ては胸がいっぱいになっています。

http://www.ustream.tv/channel/iwj-oita1
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
月別アーカイブ
  • ライブドアブログ