農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

April 2011

おろおろする春です



小川にはエゾノリュウキンカ(やちぶき)が黄色い5弁の花を咲かせ始めました
トクサもピンッと立ってきました
おろおろとしてしまう春ですが林の中では今年も季節に忠実に命の営みが続いています

最新の小出氏のインタビューです
こちらのサイトで過去のと最新の放送録音が一覧できるようになっています
http://www.youtube.com/user/nyugankenshin#p/a/u/1/A51KhJKncmY



止むなき表現を為せ

京大原子炉実験所助教の小出裕章さんの音声や映像だけでなく
文章でまとめられたものがあればと思っていたらありました!
最後は宮沢賢治の言葉でしめるところなどロマンティストですね。

「個性の優れる方面に於て、各々止むなき表現をなせ」宮沢賢治

えこ&ぴーすアクティオHP

http://actio.gr.jp/2007/11/19061359.html

キャンドルライブ



リハーサル中のYuma あゆみちゃんの用意したキャンドルが素晴らしい そのほかにエルパソの豚のラードから作ったというキャンドルが店内あちこちに置かれました



リハーサル風景です



Yumaの歌う「The water is wide」ではハーモニカ1本で参加 キャンドルライブにぴったりな美声に演奏していてうっとり(写真野田尚さん)



みんなでやった「最後のシマフクロウ」と「あなたへ」は特に練習の時よりグレードアップ、素晴らしいバッキングとコーラスに感謝!(写真野田尚さん)

天国の扉をノック



  天国の扉

1、ろうそくの炎がゆらゆらと
  高い空をめざしている
  ちっぽけな僕らみたいさ でも
  星は僕らを待っている

 knock knock knocking on heaven's door
 knock knock knocking on heaven's door

2、魂を自由にするんだ
  雲の上に腰を下ろし
  赤い鳥が地上から
  飛び立つのを見届けよう

 knock knock knocking on heaven's door
 knock knock knocking on heaven's door

3、いつの日か大地に還り
  君と一緒に糧を摘もう
  子どもらの笑顔は戻り
  君と天国でお茶を入れる

 knock knock knocking on heaven's door
 knock knock knocking on heaven's door




20日にオーガニック家庭菜園プロジェクトinとかち主催のキャンドルライブに出演しました。
それはそれは素敵な夜でした。

誰も声高には叫ばないけれど、
キャンドルでしかもアンプを使わずに音楽をやり
ナナオサカキの詩を読みという意味としてそれぞれの胸に刻んでいたのは
新しい時代を作って行きたいという確かな切なる想いだったように思う。
こんな望んでもいない放射能汚染や環境破壊の世の中ではなく。

エルパソの高い天井から下がる車輪に男達が協力し合いながらロウソクを灯す姿は
そのための新しい軌道を敷いている姿のように私には見えました。

今回のライブに合わせて作った詞が上の「天国の扉」です。
原曲はBob Dylanでオリジナルの詞の意味とはだいぶんかけ離れていますが
今の自分の気持ちを込めてみました。

幻想的で暖かい光りがあちこちに揺れる会場でアンコールの一番最後にこの曲をやりました。
ピアノKenの原曲のボーカルから始まり、
フルートYuma、ギターYohei、パーカッションのマー君のソロもまわしながら
会場の全員が一体となり熱く歌いどんどん盛り上がって行きました。
全員で目に見えない天国の扉をノックしていた特別な夜でした。

さあ、これからもみんなで
天国の扉をノックし続けよう!!


↓ボブ・ディランの原曲です
http://www.youtube.com/watch?v=5_swaxOidGU

今日も小出助教への電話インタビューを聞く



すっかりこの小出さんのファンになってしまった私です。
なぜかひとつひとつの言葉が腑に落ちるので心の中がすっきりするのです。



小出助教に聞く



4月20日追加でアップしました 原子力安全宣伝委員会?なるほどですね(笑) 
このYou tubeへのコメントも良かったら合わせてご覧ください

http://www.youtube.com/watch?v=asrdKaAP1Rg&feature=player_embedded



たたび京大原子炉実験所助教の小出裕章助教のインタビューです。
テレビでは何が何だかよくわからないことも少しずつ見えてくる気がしました。

て、明日はキャンドルライブがあります。
みんなで素敵な夜を過ごしましょう。
来れない人にも簡素だけれど豊かな光と音楽と夢が届きますように!

キャンドルライブはいかがですか?



4月16日にとかちプラザを会場に行われた東日本大震災のチャリティイベントとしての子ども達の街頭募金とバザーとコンサートは盛況のうちに終了し
全部で20万円を超えるお金が集まりました。そのお金は災害救援ネットワーク北海道として現地で炊き出しをしているチームやんじーに届けられます。
協力したすべての人に感謝、スタッフのみなさんありがとうございました!
これからも息の長い支援を続けて行きましょう!

下のブログで日々の活動の様子が見えます。立派な働きに頭が下がります。
やんじーのブログ
http://mouth-mountain.greenwebs.net/

写真は当日のチャリテイライブの1コマです。
Yumaはとてもきれいな歌声の持ち主の若きシンガーでフルートも素晴らしい!
Kenはピアノからギターからボーカルまでなんでもこなすミュージシャン
音楽の趣味もぴったりできっとこれからもこの二人にはいろいろ遊んでもらおうと思います。
きのうは我が家でリハーサルをたっぷりやりました。
どんどん曲に厚みがましていきました。




いよいよ4月20日のイベントにその私達がキャンドルライブを行います。
電気に頼らないゴージャスなディナーです。

どちらかというと「畑のじかん」の一部と「音楽のじかん」「食べるじかん」の二部とに分かれています。
全部でも、またキャンドルライブの二部だけでも参加できます。
ただし調理の都合がありますので予約が必要です。(結YUI 本間さんまで)

エルパソ学園の学生証にはお得なサービスもついていますよ♪
来てみて損はないキャンドルアートの中での極上の音楽と美味しい料理の夕べを楽しみませんか?
何だか知らないけど楽しいこと請け合いです!

以下「結」HPより転載


入学式&キャンドルナイトのお知らせ

ランチョ・エルパソさんの全面的な協力を得て、4月20日(水)
「エルパソ学園」の入学式を迎えます!

「オーガニック家庭菜園ネットワークinとかち」の正式スタートです。

4月20日(水)

<第一部>
13:30・・・受付(エルパソ学園入学手続き&学生証、教材配布等)
      ※年会費1200円が必要です
14:00~16:00・・・畑耕し実技(小畑拓先生)
16:00~17:30・・・オーガニックの基礎(野田先生) 以上、ワークショップ

<第二部>
18:00~20:00・・・キャンドルナイト(ライブ&ディナー)

<概要> メイン会場のランチョエルパソさんと「エルパソ学園」として
入学式(手続き)と第1回講座「畑耕し」を行います。
また、続けて 夕方よりランプやキャンドルを利用し
“なるべく電気を使わない”オーガニックライブ&ディナーパーティーを開催
音楽はマイク・電気を使わないアコースティック・ライブ。
出演:KEN/YUMA/YOUHEI/宇井ひろし
詩の朗読もあります!お楽しみに!

☆料金:<第一部>ワークショップ(お茶菓子付)500円     
    < 第二部>キャンドルナイト(ライブ&ディナー付)2500円

自分に正直に生きて来た人たちの映像



花壇に落ちていたホオズキです
1mもの雪の下にあってペッチャンコになっていないなんて驚きです!


さて、今日は友達のHPにリンクしてあったドキュメントを観ました。
久しぶりに優れたドキュメントを観たという気がしました。

先に音声だけアップしましたが
京大原子炉実験所助教の小出裕章さんの顔を初めて見ました。
やはり、声から想像したとおりの誠実な印象の方でした。
自分に正直に生きて来られたその生き方が表情に現れていました。

最後のある会場での原発推進の立場の杤山修氏(原子力安全研究協会)と
原発反対の立場の小出さんの討論は圧巻です。

いろんな問題が鮮明に浮かび上がりとても勉強になりました。
なおかつ人間の生き方として考えさせられる内容の素晴らしい記録でした。

ほんとに今もう一度言いたい気持ちです。
「率先して原発とめてがんばろう日本!」
ぜひご覧ください!

毎日放送制作 映像’08




http://video.google.com/videoplay?docid=2967840354475600719#


こちらにも良いニュースがありました。(3月16日)
城南信用金庫が脱原発宣言〜理事長メッセージ

http://www.youtube.com/watch?v=CeUoVA1Cn-A


明日へのビジョン



思いの届かぬ日にも
嵐の吹き荒れる日にも
いくつも花は咲いて行く
今を祝うかのように


「つるばら」より

斜め読みしかまだしていませんが、とても腑に落ちる、希望を持てる対談をみつけました。
あとでゆっくり読みましょう。
さあマルチはがしにでかけよう!


田中優さん「原発に頼らない社会へ」 福島みずほのどきどき日記 
http://news.livedoor.com/article/detail/5489775/

断酒402日目

京大原子炉実験所助教 小出裕章氏に聞く



「がんばろう日本」わかります。わかりますがなぜか違和感を覚えてしまう私です。
それらを透かして見えている別の風景が恐ろしすぎるのです。

ではこう付け加えたらこの言葉ももっと希望が見えてくると思うのですがいかがですか?
「率先して原発とめてがんばろう日本!」

小出助教へのインタビューは音声だけなのでネットの遅い我が家でも途切れずに聞けてうれしいです。
声のトーンって重要ですね。恐ろしいことを話している割にはまともな人間の声を聞いた気がしてどこかホッとします。

東北地方太平洋沖地震チャリティーイベント@帯広



ところどころに雪山が残っていたりしますが我が家のまわりにも小さな春の花がやってきました。
ジャガイモ浴光催芽(よっこうさいが)や春耕の準備も始まりました。


さて帯広の友人達が下記のイベントを企画しました
宇井ひろしのライブもやります

 東北地方太平洋沖地震チャリティーイベント 「一人ひとりの愛をカタチに」

時間  2011年4月16日(土) 10:00 〜21:00
場所  帯広市とかちプラザ 大集会室

この度の震災では多くの人が避難生活を余儀なくされ、何時復興できるか先の見えない状況です。
そのような中、われわれ国民一人一人がどのような事が出来るか、何かしたいけどわからない、そんな思いを持って方々が、沢山います。
暗いニュースが多い現状ですが、子供たちの夢を持てるような時代を作る為に、
私たちは、チャリティーイベントという形で多くの人の愛を集め、被災地の方々に愛を届けたいと考えました。

10:00~ 少年野球団 豊成ファイターズの皆さんが街頭募金
10:00 チャリティーフリーマーケット開始
15:00 チャリティーフリーマーケット終了
16:00 チャリティーライブコンサート

キャンドルづくり教室
アフリカの楽器で遊ぼう
バルーンアート教室他楽しいイベント企画中!

このイベントで集まった寄付金、及びチャリティーバザーの収益金の一部を
被災地で炊き出しや物資の供給を行っている【災害救援ネットワ-ク北海道】
の活動支援金として寄付し、被災地の方々の救援に役立てます。

「災害救援ネットワーク北海道」やんじーのブログ
http://mouth-mountain.greenwebs.net/

主催 本気で夢を語る会 
お問合せ 0155-21-1611(紅志 寺口まで)

災害救援で活動している やんじーとアグネス



昨年6月26日、とても暑い日に日高山脈のふもとで友人がアイヌ式結婚式を挙げました。
ヤンジイとアグネス二人ともアイヌ民族ではありませんが、たくさんのアイヌ民族の友人にも
祝福され盛大な心のこもった結婚式でした。

そのヤンジイは災害ボランティアのプロで専用の炊き出し道具などを積んだ大型車を持ちいつでも備えて来た
人なのですがすでにアグネスとともに津波の被害の大きかった地域に入り
現在は南三陸町で炊き出しなどの活動を続けています。
その資金はみんなからのカンパだけが頼りです。

私もこのようにどう使われているかはっきりしている募金ができるのは幸せなことと感じています。
札幌のソロツアー開催場所でも募金を受け付けていてどこへと思ったらヤンジーの所で、あ、なんだー同じだ〜とか笑い合いました。
個人での支援とは別に今回の3カ所のツアーで皆さんからいただいたお金の中から計15000円をカンパすることができました
ありがとうございました

これからも支援は長く続けなければならないでしょう。
ヤンジーとアグネスとその仲間の活動を助けることに少しでも協力していけたらと思います。

現在南三陸町での日々の活動の様子を写真つきの日記で見ることが出来ます。
カンパの送り方もこちらにあります。

災害救援ネットワーク北海道「やんじーのブログ」

http://mouth-mountain.greenwebs.net/



放射能、もとをたどれば選挙から

明日10日は北海道統一地方選挙がありますね。誰を選んだらいいものかボワッとしていましたが
道知事、道議会議員の各候補者に原子力発電に対する考え方のアンケートをとった結果が下記のサイトにありました。
大いに参考にさせてもらいます。
リンクされている全国の候補者のアンケート結果も興味深いです。


「泊原発を考える北海道民の会」 
http://tomali-domin.gob.jp/

断酒396日目



札幌ライブツアー終了

4月1日 エル・シッド 7周年記念ライブディナー

円山公園近くのスペイン料理のお店をやっているのは画家のチェミーの奥さんと娘さん。
日頃お世話になっている人に感謝の気持ちをこめて企画した完全予約制のスペシャルディナーでした。
集まった人達はファミリーの友人達、いっしょにスペインに連れて行ってもらった人やフラメンコの踊り子や
大学教授や野球の国際審判の人や建築士など実に多彩な顔ぶれでした。
料理はとにかく素晴らしくお客さんも大満足でした。2ステージを勤めましたがお酒の席にも関わらずちゃんと
聴いてくれてたくさんの笑顔や涙さえ見せてくれました。素晴らしい夜でした。

4月2日 ブックカフェ壘Louie

藻岩山ふもとにありゆったりとしたスペースで、奥に別の小さなくつろげる部屋や子どもが遊ぶ場所もあり
落ち着いて絵本や本を広げながらくつろげそうなカフェでした。
ここを経営しているのは以前のチェルノブイリ被災児の保養の記事にも書いた大先輩の藤井さんです。
ずっとうちの秋野菜もとってくれていましたが再会したのは20年ぶりくらいかもしれない。
子どもさんもすっかりいいお姉さんになっていたし医師として働くご亭主も元気でとてもうれしくなる再会でした。
去年有機農協ツアーに来たドイツ人の料理研究家マーカス・ボスさんと花尻さんも駆けつけてくれました。
立ち見が出るほどの盛況ぶりでいろいろ声をかけてくれた藤井さん親子に大感謝です。
わずか1週間前の決定にもかかわらず。

4月3日 玄米ごはん カフェ じょじょ

この日雪が降るほど寒い日でしたがお客さんは満席になるほど集まってくれました。
山に向かう斜面の住宅地にあるシックな落ち着く店内は暖かい雰囲気に満ちていました。
主催は別の方がしてくれたのですが、私の娘がジャーマネをしてくれてちゃんといいコンサートに
するようにとプレッシャーをかけられていました(笑)
結果的にいいライブができたようで「やればできるんじゃない」と上から目線で褒めてくれました(笑)
ここでも笑顔あり涙ありで来てくれた人の心の深さを感じました。
中にはご家族の肉親が津波に流されて行方不明という方もいました。
いろんな思いを抱えて参加してくれた皆さんに感謝します。
じょじょさんの打ち上げで出してくれたお料理も体に優しく美味しいものばかりで残った人たちも皆大満足でした。

自分でも満足度の高いライブができた今回の札幌ツアーでした。
足を運んでくれたすべての人に感謝いたします。


FOOD INC フードインクを観た




お蔭様で札幌ライブツアーは満席盛況のうちに進んでいます。

昨日はライブの後札幌狸小路にあるシアターキノでFOOD INC(フードインク)という
アメリカの食に関するドキュメント映画を観ました。

このところ「未来の食卓」や「キングコーン」、「テッラマードレ」など
優れた「食」に関するドキュメント映画を目にする機会が増えてきました。

それだけ世界の食事情はひどい事になっているということです。
この映画は農業自体が巨大産業になってしまった異常な姿を描いています。
命を支えるものからお金になる「モノ」へと価値を変えられた農産物や家畜達。
歪められた生産現場から消費者への健康被害へと続く悲惨な現実が浮かび上がります。

フードインクの映画の最後に食の安全のために私たちに出来る事がテロップで流れました。
折りしも「オーガニック家庭菜園プロジェクトinとかち」も始動しました。
今はまだ小さな流れですがこの小さな流れがつながりあいやがては大きな流れとなって
本来の食を私たちの手に取り戻す日への大きなきっかけとなることを夢見ています。


○労働者や動物に優しい、環境を大事にする企業から買う
○スーパーに行ったら旬のものを買う
○有機食品を買う
○ラベルを読んで成分を知る
○地場食品を買う
○農家の直販で買う
○家庭菜園を楽しむ(たとえ小さくても)
○家族みんなで料理を作り、家族そろって食べる

ドキュメント映画 「FOOD INC」 フードインク公式サイト
http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/
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