農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

July 2010

にんじん にんじん にんじん/お知らせ



むかし百姓と八百屋の集まりで、
ある農家が「人参は草取りが大変で人がまいるから人参という」と言いました。
うまいこと言うものですね

それにしても除草剤など使わない農業は終わったあと清々とした達成感があります。
すがすがしい写真は先日ジュリアンが撮ってくれたものです。
人参の葉っぱが若々しく輝いているでしょう?



お知らせ:
本日札幌みんたるのイベントで娘が農場野菜を使って一日だけの「ののちゃん食堂」開店
詳しくは

http://www.mintaru.com/frame/frameset.htm

断酒147日目

キャベツ植え



時折雨の降る中キャベツの定植をしました。
キャベツ苗を置いてもらったのはフランスから来たジュリアンです。
フランスでは庭師をしていました。
うちでwwoofしてもう10日になります
今まで暑い中人参の草抜きやカボチャつる整理やホー除草ずいぶん助けてもらいました。
日本を楽しんでいる彼のために最近日本名を考えてみました。
「樹里安」・・・とても気に入ってくれたようです♪

「旅」新潮社 本日発売



本日発売の女性向けの旅雑誌「旅」が送られてきました。
農業体験の旅の特集で日本のwwoofホストが紹介されています。
そこになんと宇井農場も。

ヤッター!音楽で果たせなかった夢の全国デビューです(祝)

ほかにも海外国内問わずきれいな写真が満載で
旅に憧れる女性の心をくすぐる内容になっています。
うちのカミさんも自分のところはチラ見してその他の記事に見入っております。

北海道は22日発売だそうです。


断酒137日目

a wwoofer from Budapest



ガボルは今日で我家でのウーフを終え釧路湿原へと向った。

ハンガリーのブダペストに住む。
本業は4つ星ホテルのホテルマンで普段は蝶ネクタイでフロントに立つ。
同時に週1回大学に通い卒論の題材に北海道の自然保護とツーリズムを選んだのだった。
夢はハンガリーの自然保護区で自然ガイドになることだ。
2週間の休暇をとりそのうち1週間は我家でwwoofing、これからの1週間で釧路湿原、屈斜路湖、
摩周湖、阿寒湖、雄阿寒岳、そして知床をまわる。

貴重な休暇の半分をうちで農作業なんてもったいなくないか?と聞くと、
そこに住む人とコミュニケートをとることも大事だからと言う。

真っ赤に日焼けしながらカボチャのツル直しやトウキビホー除草、
こまめでの中耕などやってもらいとても助かった。
小さい頃おじいさんのワイン用ブドウ畑で手伝った記憶がよみがえり懐かしかったようだ。
農作業中に聴こえてくる鳥の鳴き声に、あれはこんな鳥、あれはナイチンゲール、あれはトラッシュ
などとよく教えてくれた。

今度は収穫時期にまた来たいと言ってくれたガボルありがとう
君ならきっといい自然ガイドになれるよ!

7月4日に生まれた

ワタシは55歳になりました。GO GO!で今年は行きます



ちょうど誕生日の日に熊本の斉藤さんが泊まりに来ることになった。
以前教え子達といっしょに人権コンサートというものを企画し、
はるか熊本までワタシ達のバンドを呼んでくれた先生だ。

高校を定年退職したあと百名山を登るために来ていた3年前にも
我家に泊まっていただいた。

ハンガリーから来ているWwoofer ガボルもいて夜はみんなで手巻き寿司パーティ、
楽しい誕生日となった。

百名山も達成して
今回の旅は来年に計画している欧州自転車旅行のリハーサルとしての北海道自転車旅行だった。
けれども途中でお尻が痛くなり羽幌で北海道一周を断念したとのこと。
さらに、
「一度車で通った道なので途中で自転車に乗る意味が見出せなくなってきましてね」


「さてこれからどうしようか悩んでいるんですよ。あまり早く帰ると家族にかっこ悪いし・・・」
ワタシたち大笑い。正直な先生である。

「今度来る時は単車で来ます。」
そういって帯広へ豚丼を食べるために列車に乗っていった。

雨の旭川にドライブ



庭のジギタリス (digitalis)よく見ると模様がポップで楽しい。

いやー今日はもうかった。
予報が雨だったのに降らなかったので人参畑に手押しカルチを入れ、ソバ畑にはトラクターのカルチを入れられた。
人参手取り除草やトウキビマルチはがしもできた。
蒸しタオルの中に挟まれたような蒸し暑さではあったけど予想外の天気のプレゼントに感謝。

きのうは雨で旭川に遊びに行っておいて良かった!

まず旭川市博物館にアイヌの展示物を見に行った。
想像以上にきれいで充実した博物館だった。

そこで偶然杉村フサさんと娘さんにお会いした。
杉村フサさんはもう何年も前に私が実行委員長となり新得で開いた「イラムカラプテ」という
アイヌ語劇や物語や踊りなどのイベント出演のため旭川アイヌ語教室の一行と共に旭川から来ていただいた。

*ちなみに「イラムカラプテ」とはアイヌ語で「こんにちは」のような挨拶ことばで意味は、
「あなたの心にそっと触れさせてください」


翌日ご亭主の故杉村満エカシと我家にキト(ギョウジャニンニク)をとりに寄ってくれた。
二人とも重要なアイヌ文化伝承者でそのような人が寄ってくれただけで私はとても嬉しかった。

フサさんと博物館のビデオをいっしょに見ながらしばし談笑。
ユーカラを語る声が流れていて、フサさんが「これは私の母親の声だよ」と言う。
お母様は杉村キナラブックという方でこの方も重要なアイヌ文化伝承者だった。

フサさんは80歳を超えているがいまだにチャーミング。
博物館にはフサさんの作品も多数展示されている。
ウバユリから澱粉をとる講座の講師として来ていたという。
最後は優しい笑顔で握手してくれて別れたがその手の柔らかい感触が忘れられない。
偶然といえばそれまでだが何か不思議な縁を感じた。

そのあと旭川美術館に「片岡球子展」を見に行く。
連れ合いの半分の時間で見終わってしまいやや時間を持て余す(笑)
奔放なタッチ、北海道出身だからこその大きさなのだろうか?

買い物公園でラーメンを食べ、最後に視覚障害を持っている友達に会いに行く。
ギター持参で歌を初めて生で聴いてもらった。
彼女もまた子供達の食べ物の安全性には昔から気をつけていたので共通の話が出来る。
キングコーンなどの映画も字幕なので観たくても見れなかったり残念なこともあるが、
とても前向きで好奇心旺盛で障害があってもめげていないのがすごい、頭が下がる。
「この次は新得で農機具に触れてみたり畑やガーデンや森を歩いてみたりしようね。」

そんなわけできのうは充実の旭川日帰りツアーでした。

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