農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

March 2009

本日帰還



お陰様で充実した9日間でした。
世話になった友人達、ライブに来てくれた人達、親や東京で働く息子達。

その人達、大人も子供も含めてその一人一人に
この藤野の山腹にあるようなラブレターを送りたい、いやこれから書いていきたい、そんな気分なのです。

本州へ出発

雪解け水が流れたり氷ったりをくりかえしています。
まさに春ですね、少しずつ道の黒い地面が広がってきました。
明日ライブその他の用事で本州へ出発します。

これからデイサービスへ



同居しているジイ(義父)は92歳、2年前に1度寝たきりになるも驚異的な回復をして今は介護の必要なし。
我が家の自慢です。
・・・それはうちの生命力ある有機野菜のおかげ?(笑)
いえいえそれだけではなくて、長年の一人暮らしの中で規律的な生活習慣が身についていることが大きいと思う。
かかりつけの漢方医のおかげもある。

毎週木曜日にデイサービスに行くのを楽しみにしている。
たぶん、うちと違って優しくしてもらえるからかな?(笑)
でもうちは年寄りだからといって変に甘やかさない、微妙なバランスで接しています。
いつもお出かけの時はきちんと身なりを整えオシャレな帽子をかぶります。

年が年なので近々ポックリと逝きそうな気もするけどボケもせずに洗濯物をたたんでくれたりして元気な日常。
時たま隣のおじいちゃんが来て日差しを浴びながら二人で五目並べをしていますが、
その光景を見るのもまた私は大好きです。

録音技師の仕事



今日は機材を持ち込み新得幼稚園で子供達の歌の録音を担当
伴奏はお母さん方のピアノとお琴2台、ブラボーな演奏とハラショーで元気な子供達の歌。リハ一回さすが!
MTRとDATに計4トラック、家に持ち帰りエイッと集中してミキシング、とってもいい3曲入りCDが早速できましたよ。
大きくなった時いい思い出になるね♪

春はもうすぐそこ

     春はもうすぐそこ

   たとえば雪の下にのぞいたハコベの緑
   水となってしみだす つかみどころのない雪
   波トタンからこぼれる水のすじ
   すべてが春のにおいを放つ
   心の中は間に合わないのだけれど
   季節はいつも先回りするものだから

   愛おしい 過ぎていくものすべてが
   君との日々もやがては過去になる
   それを「切ないね 」のひと言でいうしかない人の悲しさよ
   時から生まれた僕らもやがては時へと消えていく
   時が僕らの父であり母なのだ

   死んでいくところに生まれていくもの
   枯れたところに芽生える何か
   僕らは「全体として」素晴らしい
   ひとまずそう言ってみて この冬を見送ろう
   春はもうすぐそこ

ライブ情報

 3月27日(金)6:00~ 神奈川県相模原市藤野町 「カフェレストランShu」にて 宇井ひろしライブ行います

詳細チラシは下記にて
http://www.ne.jp/asahi/shige/honyaraka/live.html

「カフェレストランShu」さんHP
http://www17.plala.or.jp/shu/home/index2.html


美しき雪庇(せっぴ)



この冬は荒れた日が多いです
背丈ほどある雪の断面から強風が雪のひさしをのばし、ついにはこのようなカタチになった
すごいなあ、美しいなあ

札幌・有機農業の集いへ

札幌での2日間にわたる北海道有機農協の会議に行って来た。
日頃私達の生産物を売ってくれている人達、全道に散らばる有機農家達、
そして食や環境のことをテーマに活動している人達が一堂に会す貴重な農閑期の集まりである。

もちろん真面目な会議もあるのだが、それ以外は近況を伝え合ったり冗談が飛び交ったり。
ついつい私がギターを持ち込んだことから最後には大合唱となり宿泊客から眠れないと苦情が来たりも・・・スミマセン
来年は有機農協は出入り禁止かも、北農健保会館
ーー仕方ないネ、人は原始時代から楽しい時には歌っちゃうもんだから(笑)

それにしても電話やファックスだけでなく直接顔を合わせるということはやっぱり大切なことだなあ。
またこの一年畑に向かう元気を充電出来た気がする。

有機農協の職員として新たに入って働いている若い女性がいる。
初対面のあいさつをすると私と会うのは初めてじゃないという。
なんと昨年11月に当農場と湯浅優子さんの牧場で行われたイベント「じゃがいも畑でつかまえて」でスタッフとしてスープを作っていたとのこと!
さすが優子さん達スローフードフレンズの仲間であり、人との横のつながりを大事にしているのが話していると伝わってくる。
彼女の誠実な存在感がここに集うみんなの気持ちにさっそく新風を送り込んでくれているのが見えるような気がした。





会議は昼で終わり「みんたる」へ行き食事、お薦めのフェアトレードレストランです。
店主の天真爛漫な笑顔は変わらず、そこにいるお客とはいつも初対面でも親しく話せてしまうアットホームさがある。
そこでも新曲1曲だけのミニライブをする。春のうちにここでライブします。

さらに「えこふりい」でも新曲1曲だけのミニライブをする。
商店街夏祭り以来の久しぶりの皆さんとの再会でした。まわりまわってみんな古い友人とつながっていたりします。
ここでもまたライブします。

こうして札幌の友人たちからも元気をもらい地吹雪の夜に無事帰りました。
新得は思いのほかの積雪で、入り口に車を置き穴蔵のような我が家にたどり着きました。

歌詞の見やすいオリジナル曲2つ

さくら吹雪
http://mimi.a-auc.net/so/sakurahubuki.html

天使たち
http://mimi.a-auc.net/so/tensitati.html

追加版:上記2作品に「なんとかなるさ」「すなお」の2作品が追加されたサイト(出来たてホヤホヤ)
http://mimi.a-auc.net/so/top.html


札幌に住む友達mimiがこんなにも可愛らしい音楽を聴けるサイトを作ってくれました。
もともとは視覚障害を持つ友人からの、メーリングリストで広く聴いてもらいたいという求めに応じてmimiが作ったものです。



mimiと、そして同じく札幌に住む友人谷やんの作った詩に触発されて音楽化したコラボ2作品です。
老眼の私にも歌詞が見やすくてとても親切です^^ mimiありがとう!


なお、上記サイト及び作品について著作権はmimi,ゆうすけ、ひろういにあります。
何かに使用される場合はご一報をお願いします。


宇井農場へ

お客様各位

 このたび当農場の名称が「芳賀・宇井農場」から「宇井農場」へと変わります。
20年以上この名前でやってきましたが、実体と合わなくなって来た為にそろそろこの辺で変えようということになりました。
地面スレスレの低空飛行ではありましたが、安定した飛行の「芳賀・宇井農場」でした。

 ここ近年は私と治美さんがメインで農作業をして、
私の連れあい茂子は外へ働きに行きながら事務と忙しいときの農作業を担い、
いんであん(芳賀さん)は本業のパソコンサポートの傍ら事務の一部などを手伝ってくれていました。

 世間から見たらちょっと変わったスタイルだったかもしれません。
でもお互い信頼関係があったのでこれほど長く続けることが出来たのです。

 名前を変えること自体は以前からの懸案事項だったのですが、
昨年秋に連れあいが失職したこと、治美さんもきつい農作業で体調を崩したこともあったりして、
基本的に共同経営という概念を解消することにしました。
とはいえ、これからも芳賀家と仲良くやっていくことは変わりませんし、治美さんもヘルプはしてくれます。
つまり、これからは基本的に宇井家の家族労働とウーファーの手伝いによって営農していくということになります。

 今までのこと、 
まずそれぞれの家庭にささやかながら「暮らし」と呼べるものを守り、
子ども達を育て有機農業という夢を実現させることができたのも芳賀家の2人がいてくれたからこそでした。
私達だけでは到底出来得なかったことです。
 
 そんな2人に感謝しつつ、これからも野菜をとってくれる皆さんとのつながりを更に大切にし、
美味しく安心して食べられる野菜を長く届けられるように精一杯励んでいきたいと思います。

 それでは今後とも「宇井農場」をどうぞご愛顧のほどよろしくお願いします。
 のちほどお世話になっている方にはお便りする予定ですが、まずは取り急ぎブログへの告知とします。


                                            「宇井農場」 宇井 宏

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