雪が20cmそして土が15cmその下の穴に「さいごのさいごの人参B品」は眠らせています。
生きているので芽がちょっと出ていたり白いヒゲ根が発生したりですがピンとしています。
土と雪は根菜類にとって最良の断熱材です。
きのうは札幌の八百屋さんに50kgを発送しました。
今は亀裂の深い残り物しかないのですが味が違うからと追加注文をくれます。感謝
先日道の農業改良普及センターと農業試験場から3人の方が有機農業の聞き取り調査にみえた。
去年のおおよその人参の収穫量を言うと一般の慣行栽培でもそんなに穫れてはいないと驚かれた。
「たまたま天気に恵まれていたんでしょう」と答えてケムにまいたが実際に天気は大きい。
ダメな時はダメ、草取りの苦労もまるで報われない年もある。
それでも長年「農薬と化学肥料は使わない」といういたってシンプルな方針で来ただけではあるが、
以前よりは安定して美味しい物が穫れるようになってきたのは確かなこと。
1時間半の聞き取りの最後に「有機農業をするにあたって道の機関に何か要望がありますか?」と聞かれたので
「試験場や改良センターが私達に技術を聞くのではなくむしろ私達が聞きに行って教えてもらえるようになってほしい」
と要望した。
と言いつつ有機農業なんてバカじゃないとやれるもんじゃない。(バカじゃないと思ってる人ごめんなさい)
国や道の農業関係の方はぜひバカになってほしいと思います。