農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

November 2008

人参出荷~一段落




今朝、倉庫の人参がすべて札幌へと送られていきました。
まだジャガイモが残っているものの、かなりほっとしました。

それを待っていたかのように吹雪きとなりました。
これからためていたメールの返事や事務などにようやくとりかかれそうです。
その前に寝てしまうかも知れませんがご勘弁を・・・(笑)

11月の夕暮れに




おとといのマイナス11度はキツかった。

野菜の保存のためには色んな断熱材を使う。
キャベツや白菜には雪がいい。
大きなソリに雪を集めていると久しぶりの夕焼けに魅了された。
ぽっかり浮かんだ雲はマリリンモンローの唇のよう。

シバレから野菜を守る環境もだいぶ整ってきた。
まだ大量に残る人参や野菜たち。
札幌の有機農協や夢屋にもだいぶ無理をいってとってもらったが、
有機農協では倉庫がいっぱいで大変なことになっているとのこと。
これはもう少し野菜のお守りが続きそうだ。

零度の暖かさ



今年最後のウーファー、マットを見送ってからも相変わらず休む暇のない日々が続く。
出荷の合間に大量に野菜を保存するために穴を掘って人参を埋めたり納屋を防寒したり。
外はマイナス8度、何とか小屋の中を零度以上にキープしなければ
春からのみんなの努力も水の泡だ。もう必死だ。
堤防の穴を手でふさいでいる堤防少年のよう。
連日12時くらいまで小屋の中で作業、手はアカギレる。

石油ストーブ2台でプラス3度まで上がった時の幸福感。
温度計をにらみ零度近辺の一喜一憂。
零度あればもうここは南国ウクレレが鳴り響くのである。

マットの夢



ふたたびマットが撮ったある日の夕方の写真です

11月15日マットが人参の最後の1本をコンテナに入れ全収穫を終えた。
みんなで「バンザーイ!」
Yes we have done!

翌日マットは帰路についた。
初めての日本という国、北海道という場所、
ずっと想い抱いていた夢を実現できる場所はイギリスではなくここ北海道だと直感。
いったんイギリスに帰り準備をして来年秋に札幌で英語講師の仕事に就くことから始めるそうだ。

マットの夢は森の中で子供達のための自然学校を開くこと。
ロンドンの北部でネーチャーガイドをずっとやってきているので
子供達がどういう遊びで楽しくなるかを知っている。
有機農場も作りアイヌの方を講師に招いたり自然の中で英語を教えたりと
思いつくアイデアを次々語る表情はとても輝いていた。
Yes we can! そうともさ!

マットのいた2週間は今までのウーファーの中でももっとも肉体的にハードな時期だった。
それでもわたし達の間には笑いがあり共通の夢があり、カミさんの作る変化のある食事があった。
最後の日にはマットが滞在中にキーボードで作曲したラブソングを一緒に録音することができた。
ありがとうマット。疲れたけど充実した日々だったね。
北海道が待ってるよ。
See you again!

収穫を終えたある夕陽の日暮れ時



人参の収穫、あまりにハードな一日の終わり。
マットが僕たち夫婦の写真を夕陽にあわせて撮りたいと言った。
その時の流れで僕たちはハートを作ってしまった。
体はみんな疲れている、だけどマインドはクリヤーだったこの一日。
労働の果実はここにあると思った、お金でなく。

野菜囲い



昨日と今日で白菜とキャベツと大根の全部を一斉収穫終了、なんとかシバらせる前に庭に集めることが出来た。
残すは人参のみ



いざ闘いの日々



夕陽を見送った後また朝日を見るのは不思議なことだ。
足もとのかなたを太陽が通り過ぎたというのが何か大それた事のように思える。
いろんなものが廻っているこの宇宙、どこが中心とか言えなくなる。

朝出荷準備作業(かぼちゃ500kg人参1100kgetc)を済ませふたたび人参畑へ。
今日は昨日より多く収穫できた、約1200kg。
あとこの2倍以上はある。
ほかにキャベツ・白菜・大根がほとんど手つかずで残っている。
果たして間に合うのか?
・・・何処からか声が聞こえる YES WE CAN!

畑でジャグリング




昨夜はものすごい嵐だった。カラマツ林が今まできいたことがないような轟音をたてていた。
わたし達は小屋の中でカボチャの箱つめ作業をした。

そして今朝は一転嵐は過ぎた。
人参畑に来た時はまだ雪が融けずに残っていたのだが、
暖かい日差しと風で融け出し地面はグジャグジャ。
小屋で泥だらけの人参を乾かす苦労を知っているので
なるべく畑で乾くように努めた。
そうして今日は4人で約1000kgの人参を収穫した。

イギリスから来たマットには感謝している。
このせっぱつまった時期に人参収穫のスコップ入れをしてもらって
本当に助かっている。

午後には雪も消えた。
マットが箱入れ作業をしている時にふとジャグリングを見せてくれた。
ズングリムックリの人参3個が、
マットの手のひらを経由して空中で見事に回転した。

再びナルニア国へ



5日:マットと共に小屋開口部を覆う作業。
雪はどんどん融けていく。
軒下の作業は屋根から融けた水でビショビショになる。

6日:カボチャ出荷準備のあとフルメンバーで1日人参収穫作業、1000kg。

7日:夜から鳴り続けた雷、近くに落ち朝はしばらく停電(3時間ほど)
人参箱つめ。
手分けして1200kgの箱つめ、自分は小屋内部の防寒作業。
また、小屋の中では扇風機を使ったり大風の外に出したりして人参を乾かした。

8日深夜:いったん消えたはずの雪だが、ドアを開けるとまたナルニア国になっている。
今度はほんまもんの真冬の雪だ。
ああ、まだまだ人参は畑にある。キャベツはたんまりある、白菜も大根も・・・

夕食のあと人参をジュースにしてマットに出した。
今まで飲んだ飲み物の中で一番美味しい、と云ってくれた。
確かに甘くクリーミーなのだ。
たぶんこの惑星で一番美味しい飲み物だろう、今飲んでいる泡盛を除けば。

一転、ナルニア国に迷い込んだ



朝はこんなものだった。
立ち枯れようとしている薔薇にはらりと積もってああ風情であるなあと。

ところが雪は止むどころかズンズン積もり
ついに20cmもの雪に覆われてしまった。
ああ早く融けてくれますように。

かぼちゃの出荷準備のあとは慌てて小屋の防寒作業
野菜をシバらせるわけにはいかない、気の抜けない日々が始まった。

雪に変わりそうな夜です

昨日今年最後になるであろうウーファーが到着。
イギリスから来たマットという27才の若者でイギリスでは森林の中で子供達に自然の中での遊びを教えている。
ツリーハウスもいくつも作ってきたというのでいろいろ教えてもらおう。

今日はジャガイモ箱つめ作業、白菜収穫、人参抜きをしたが、途中で雨に降られて3時で中止、
今は雪まじりの雨となっている。

月と金星



カボチャは納屋にまだ4000kgもあってなかなか大きな注文が入らない。
置けば置くほどロスが出る。
同じく人参は畑に4000kgほど注文を待っている。
ボチボチとは片づいているのだが寒さが近づきチョイ心配になる。

そんな一日の終わり久しぶりにきれいな夕焼けだった。
あたりは静まり刻々と色を変える空に繊細な月と金星が輝く。
夜にはそれらは西に流れて消え、代わってたくさんの星々そして流れ星、天の川は東西に。
立ち上がってきたオリオンが冬の到来を告げている。

空飛ぶピザ



最後の夕食にナタリーはピザを作ってくれた。
昔ブリスベンのピザショップでバイトしていた時に身につけたピザ飛ばし、エイッ!!



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