農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

October 2008

初めての降霜10月22日



今年初めての霜が今朝降りていた。
新内は谷にありすでに降りているが
ここは高台なので
風が流れるから初霜は遅いのだ。

人参畑の霜が白く見える。
生育途上のまだ抜いてない人参は夏のヨトウムシ発生がひどかった場所の人参だ。
一時は茎だけになるまで食害されたのに、
ウーファーの台湾のビオラの尽力もあって何とかくい止めてここまで成長させることができた。
野菜の再生力の強さにはいつも驚く。
さあ、まだ成長してもいいからね。

今日はキャベツ・白菜を初出荷、みずみずしくいかにも美味しそうだ。
午後から残りのソバ落としを完了させる。
カラサオでバッタンバッタン叩く伝統的なやり方。
今年も美味しいソバができるかな?

秋野菜料金表

秋野菜料金表

じゃがいも 10kg 2,000円 マチルダ~楕円形で小粒でもおいしい
5kg 1,100円 ワセシロ~作り続けて27年伝統の味
ハナシベツ~大粒でうす紅色の皮

かぼちゃ 10kg 2,000円 ハート形のポクポクしたイーティ

new!チビじゃが 10kg 1,700円 30g~50gまでの小さなマチルダ/ワセシロ半々。
5kg 900円 皮付きのまま茹でたりレンジで加熱した後適当に切り油で揚げたりするとおいしく食べられます
皮にはビタミンが豊富に含まれていて欧米では普通に食べられています。

坊ちゃんかぼちや 10kg 3,700円 300g~700gのかわいミニかぼちゃ
            5kg 1,900円 甘くておいしい。まるごと調理に向いています。

人参        10kg 2,400円 芯まで紅く甘い向陽
  5kg 1,300円

タマネギ 10kg 2,400円 足寄の松田さんの有機認定済の丹精込めた甘いタマネギ
            5kg 1,300円

野菜セットA    10kg 2,400円 かぼちゃ2個約3kg +じゃがいも約5kg+タマネギ約2kg

野菜セットB    10kg 2,400円 かぼちゃ2個約3kg +じゃがいも約6kg+人参約1kg
                      その他ご注文に応じます。

新内そば       5kg(200g×2束) 6,200円 農場産の手刈り、島立て自然乾燥させたソバを
             2kg(200g×10束) 2,700円 乾麺に加工。国内産小麦5割使用。新そばは12月上旬より発送。

そば粉        1kg 1,600円 冷蔵庫で6ヶ月以上保存可能
           500g 850円
真昆布 1kg(500g×2) 2,300円 釧路管内浜中町産の一等昆布。天日干し



   
 ※発送期間 10月上旬~11月中旬(凍結の心配があるので、かぼちゃのみ10月いっぱいで終了)。
 ※上記すべての野菜について厳しい有機JASの認定を取得しています。
 ※箱の中にレシピや農場ニュース等のチラシを入れます。
 ※有機認証シールは当農場以外のタマネギを小分けする場合は貼ることができませんのでご了承下さい。
 ※ご注文頂いてから発送までは多少時間がかかる事がありますご了承下さい。

送料

道内
 10kg 1,200円  
 20kg 1,300円
30kg 2,000円
 
道外
 10kg 1,400円
20kg 1,700円
30kg 2,000円
40kg 2,500円
60kg 3,000円
80kg 3,800円
100kg 4,700円
120kg 5,400円

楽しいナタリー



私の数人のオーストラリアの友人は総じて陽気で快活であるが、
今ステイ中のナタリーも彼らに負けず劣らず大らかでユーモアがあり、いつもわたし達を楽しませてくれる。

今日は来年の土のためにトウキビの茎をカマで細かく切断する作業と鹿フェンスとりはずし、
カボチャ磨きをしてもらった。

時間があればひらがなの書き取り、そしてたまに真面目な顔をして何を書いているのかと思えば
ビートルズソングのメロディにのせた替え歌を作っていたりする。
和訳すると、おいしい人参をぬいてます~♪みたいな(笑)

そして今晩ひとり外へ出てみると斜め下から照らされた月が浮かんでいた。
コウモリの高音な声、飛ぶ気配。
プレアデスも月が欠けてきたので良く見える。
鹿の鳴き声(発情中)が畑の向こうから谷間のほうから聞こえる。
ナタリーも呼んでいっしょに星空とこの月夜の静けさを感じた。

ナタリーがフードつきの黒いコートを着ていたので
カミさんが「魔女みたい」と言いだし一同大笑い。

そしていなくなったと思ったらナタリーは突然庭を掃く竹ボウキにまたがり現れ
僕たちの間をすりぬけ庭を走る走る!(笑)
月夜の晩のことでした。

一足遅れで家に入るとあったのがこの書き置き、かわいいでしょ?






芳賀・宇井農場のことが「届け!繋がれ!いち農家いち発信ブログin北海道」にアップされました!
ほかにも北海道のイケてる農場がたくさんあるので是非覗いてみて下さい。


http://www.waa-bc.com/agri/hokkai/


ものみな色あせていく中で


僕たちダメでした



ソバ落としの日、ソバは軽く乾燥良好。
疲労・・・でも精一杯やった心地よい疲労。
そば殻のベッドに疲れた体を投げ出すハルミンとオーストラリアからのウーファー、ナタリー。

山では紅葉の色がもっとも美しい時を迎えている。




「僕たちダメでした」
友人の発したこのことばを最近我が家ではよく節をつけて使っている(笑)
今日野菜のお得意さんでもある友人から電話をもらい
野菜のチラシの金額の大きな間違いが露わとなった。
タマネギ10kgは消えてるし坊ちゃんカボチャ5kgは1900円なのに
1300円になっているしで、今まで気が付かなかった僕たちはなんとアホアホなんだろう。
(HPの料金表が正しいです)
こんなまさかの間違いがここの所とみに多い。
だからというわけでもないが
最近気に入っている言葉それこそは
「僕たちダメでした」

秋の夕陽に照るのはニンジン♪



秋のこの季節は自分が一番好きな季節だ。そして最も忙しい時期でもある。
今日は大口のイモ・カボチャ出荷、そして昨日に引き続き人参ぬき。




今日のベスト人参大賞。たまたま近くにいた2人は次第に想いを寄せ合うように、そして・・・ついにひとつになってしまった!
感動のラブストーリー





これを抜いたラッキーな人はオーストラリアから来てステイ中のナタリー。
朗らかによく笑い、そして誠実に仕事を手伝ってくれている。



里の秋



秋は地面も豊かな色合いとなる。
今日の大風の音を除けば、♪しーずかなしずかな里の秋~♪と歌いたくなるような深い色彩の景色である。




畑ではやっぱりソバが風で倒されていた。もう少しでソバ落としだ、それまでに乾くようにと、また立てて歩く。



連れあいの作った陶製のフクロウをクルミの木のてっぺんに置いた。
地上ではかわいらしく感じたフクロウも木の上に立つと威厳が出てくるから不思議だ。


「じゃがいも畑でつかまえて」



先日10月4日の「じゃがいも畑でつかまえて」をオーガナイズしてくれた湯浅優子さんがブログに当日のことを載せてくれています。
この一日は私のやりたかったことが凝縮していました。
優子さんとそして遠くは東京、札幌からこのイベントを支えるためにかけつけたスローフードの仲間たち、
みんな恐れ多いくらいステキな人たちです。

「つっちゃんと優子の牧場のへや」ブログ

http://yuasafarm.exblog.jp/




今日まで10日間ステイしたウーファーさんのブログです。
わが家での毎食の食事の写真などがきれいにアップされています。


http://ameblo.jp/syakuji/

蔦の納屋


人参抜き



あれだけヨトウムシ退治に追われた人参畑だが結局立派な人参となった。
うね2本分を抜いて並べた時すきまなく並べば豊作という目安にしている。
ここは間違いなく豊作、(カシワの木の日陰は不作)ぬくたびに綺麗な人参でほれぼれする。
葉はいまだ緑でしっかりとして包丁で切り落とす時何ともいえない野性的な香りが漂う。
農家は自分の野菜が一番美味しいとみんな言うものだが、この人参ほんとに美味い。
ハネ人参のジュースをウーファーのさやかさんが一度飲んでやみつきになった。
今までどちらかというと人参嫌いの彼女自身が驚いているくらい。
甘くて、彼女いわくミルクティのような味。

じゃがいも畑でつかまえて



10月4日土曜日、十勝地方に住む親子あわせて60人もが新内にある芳賀・宇井農場に訪れました。みんなジャガイモ掘りに夢中!
小さな軍手をはめた手で土を掘っていくと・・・あったあった!
輝くばかりのジャガイモさん。
このあとトラクターで機械掘りの実演を見た後畑をみんなでゾロゾロひとまわり。
ソバの実を噛み中から現れる白いソバ粉を見て納得するこどもたち。
そして最後に子供たちに一人一本の人参を抜いてもらった。
楽しくにぎやかな時間でした。
サポートしてくれた北海道スローフレンズ帯広のみなさんありがとうございました。




湯浅優子さんの牧場で農場のジャガイモを使った調理・昼食・コンサートの予定でしたが時々雨がぱらついたのでレデイスファームで行いました。
美味しいご飯の後にワタシのコンサートタイム。
自然発生的に子供たちの黒板のお絵かきとワタシのコンサートのコラボとなりました。後ほどまた書きます。


10月4日(土)「じゃがいも畑でつかまえて」親子で収穫&手作りお昼ごはん 畑のコンサート♪付き
主催:子供スローフード研究会 協力:北海道スローフードフレンズ帯広・新得町子育て支援センター・新得町教育委員会

犬の背中にも枯れ葉が落ちて

夜には体力を使い果たしてしまいブログ更新ができない日が続きました。
家の前のカツラの木はいつしか黄色の葉になりはらはらと落ち始めています。
今日は大口カボチャの出荷、野菜産直発送、イモ掘りをしました。
今は栃木出身のさやかさんがウーファーとして手伝ってくれています。
今年初めての日本人の女性ウーファーでとても明るい方です。



明日は「じゃがいも畑でつかまえて」というイベントがあり、当農場にて収穫体験→調理→食べる→わたしのコンサートという運びです。
後ほどその様子も書こうと思います。

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