農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

December 2007

芳賀・宇井農場から年末のごあいさつ

いよいよ今年も残すところあと一日となりました。
この1年、芳賀・宇井農場の野菜やソバでは
大変お世話になりました。

道内の有機農家の友人達からは
猛暑や旱魃の被害も聞こえる中、
運良く新得は適度な降雨もあり、
今年はまずまずの豊作でした。
味も良く、追加注文もたくさんもらいました。

また、収穫出荷がいっきにやってくるため、
発送の遅れや事務上のミスなど、何人かの
方には大変ご迷惑をおかけしました。
来年こそはそういうことがないように
心してのぞみたいと思います。

今、東京で働く息子が帰ってきていますが、
白菜やキャベツや人参のおいしさに
驚いてくれました。これはうれしい。
価値のあるものを作れていると感じられることは
農家として幸せなことです。

農場のHPを開きたいとの数年来の思いから
まずはこの日誌からと始めてから半年が過ぎました。
つたない文にもかかわらず読んでくれていた皆さん、
時にはステキなコメントも入れてくれて
とてもうれしかったです。

もちろんこの日誌によってもっと産直を増やしたいとの
下心もあるのですが、
まずは買ってくれる方に私達の日々の暮らしという
野菜のできる背景を知ってもらえたら、
きっともっと楽しいつながりが持てるだろうと
そんな気持ちから始めました。
これから冬で農作業は春までお休みですが、
日々の暮らしや出来事はこれからも
思いつくまま載せていこうと思います。

来年もどうぞ「芳賀・宇井農場」をよろしくお願いします。

良いお年を!




友達が日記を送ってくれて
その中でいろいろあった自分と家族のこの一年をふり返り
次の言葉をのせていました。

「禍福は糾える縄の如し」
(かふくはあざなえるなわのごとし)

意味は幸せと不幸はより合わせた縄のように表裏一体であるということです。

そういえば昔はわらや麻の縄は今よりたくさん目につきました。
物を送る時も木箱に入れ縄で梱包し
荷札をつけマル通に持っていった時代。
ガムテープなどはありませんでした。
親戚の農家ではイナワラから縄を作るのも冬の大切な仕事でした。
そんな縄の形状を思い浮かべながら
昔の人はうまい言葉を見つけたものだと感心しました。

自分の1年をふり返ってもまさにそんな1年だったように思います。
きっと誰の人生についても言えるのでしょう。
楽しく幸せだと思っていると突然なにかが起きて奈落の底に落ちる。
また、不安でいっぱいの時に思わぬ人が明るいところへ
引っ張りあげてくれたり。
そんなくりかえしが人生であると、このことばは教えてくれます。
光と影、表と裏は互いによりあわさり、
より丈夫な縄になるようになっているのかもしれません。
そしてその縄がいつか誰かのために役立つようにと。

土と雪に守られて



土と雪は自然の断熱材、掘り出せばまだピンとした大根です。
あと残り900本ほど、大晦日の日に全部出て行きます。
当日掘り出し発送なので天気が気がかりです。

雪はきらきらダイヤモンドらいぶ

ひろうい新春初ライブのお知らせ

「雪はきらきらダイヤモンドらいぶ」
札幌のフェアトレード雑貨&レストラン「みんたる」
1/11(金)7時より

詳しくはブックマーク欄にある「みんたる」をクリック!

クリスマスですね



これが我が家にやってきたサンタクロースです。
角のないトナカイが遅れて走ってきました。:>
マキは最高のプレゼント、助かりますっ。

きのうはメノナイト帯広キリスト教会のクリスマス礼拝に行きました。
厳かな祈り、自分も讃美歌をみんなのあとについて歌いました。
そのあとの祝会ではピアノ演奏や教会の皆さんによるハンドベル演奏、
そしてパセリ座の「フランダースの犬」上演、
自分も飛び入りで2曲歌ってきました。
教会のクリスマスなんて実に久しぶりでしたが
クリスチャンではない私でも静かな心になれて
行ってよかったと思いました。
帯広教会の皆さんありがとうございました。

あんだらやのキャンドルナイト

上士幌はここ新得から車で1時間ほどの町。
そこにあんだらやはあります。
暖かいいくつものキャンドルの炎ゆれる空間で、
今年1年の音楽活動のしめとしてふさわしいコンサートを
させてもらいました。

時間にして1時間半、曲のできた背景を語りながら
(いつもよりはまともにしゃべれたかな?)
前回非戦のつどいの時の新曲「旗」も交え全部で14曲を歌いました。

そして今回、「シンフォニック冬至楽団」という曲を歌いました。
出てくる直前にできたホヤホヤの新曲です。

久々に会った懐かしい友達や自分のコンサートを聴いたことのある人、
有機農業の古い友人、東京から飛行機で飛んで来た人、
そしてそのほとんどの人が
あんだらやの大ファンであることが
そのあとのパーティで改めてわかりました。

上士幌にあんだらやあり。
多くの人の心の潤いとなっている空間です。
みんな冬至の夜空にいい笑顔で帰って行きました。



PS 当日の様子があんだらやさんのHPの「その蜩(ひぐらし)」にアップされました。

http://www10.plala.or.jp/andaraya/indextop.htm

冬至キャンドルライブ

上士幌あんだらやで本日ひろういライブをやります。
乞うご期待!

http://www10.plala.or.jp/andaraya/indextop.htm

新ソバ完成!



ちょっとお知らせ

毎年12月といえば新そばが出来上がる時期です。
農場産ソバ粉5割と北海道産小麦を使用したこのソバ、
今の時代なかなか貴重なのです。
(ちなみに2006年の国内での小麦自給率は約14.1%)

そば国内自給率
http://www10.ocn.ne.jp/~sobakiri/soba-jikyuu.html

一束でたっぷり二人分はあります。
鎌で手刈りして畑で自然乾燥、風味が違います。

降っている 降ってくる



雪というものの存在自体が不思議だ。
家の中に入ると、セーターのそでについた雪は、
きれいな結晶の形。
それがみるみるとけて水となり繊維にしみこんでいく。
ものすごい変身だと思う。

この水が存在するということは
遠くに星がたくさん浮かんでいるということと同じくらい
不思議なことだ。
人間のていたらくなどどこ吹く風と黙々と変身し
いろんな命を渡り歩く、それが今はきれいな雪の結晶となって
舞い降りてくる。

明日は雪に埋もれ難儀している自分が見える。
もう雪なんてうんざりとやっぱり思うだろう。
それでも今は雪にみとれている。

パセリ座の人形劇



今日はパセリ座公演に行ってきました。
始めに腹話術人形のタナちゃん(5才)が登場、
小さなパセリ座ファン達との楽しい掛け合いのあと、
いよいよはじまりはじまり~!

最初は指人形による「小さなお城」軽妙で二人の息はぴったり。
子供たちは大喜びで、集中して見入る姿もまたかわいかったです。。

次は「フランダースの犬」マリオネットの素晴らしさ、
さまざまに変化する背景も素晴らしかったです。
このお話と二人の生き方とがあいまって
何か忘れがちな大切なものを感じさせてもらいました。

大人が見ても十分に楽しめるパセリ座。
冬場は次の作品を作りながら公演活動を続けています。
私はもっともっとたくさんの人に見てほしいと願っています。
子供たちはもちろん、あらゆる世代の人に。
はじめて童話の中に広がる夢の世界を発見した時のような
新鮮で懐かしい感覚を覚えるはずです。


人形劇のパセリ座「フランダースの犬」



友人のひでおちゃん宅で時を刻み続けるゼンマイ時計

清貧ということばがふさわしい生活を送っている友人夫婦がいます。
私達より1年先に新規就農した古い友人です。

夏は無農薬で野菜を作り自分で帯広などに引き売りに行く農家。
冬のあいだはコツコツと人形を作り、ひと冬に一作の割合で新作を準備する。
独学で作ってきたマリオネットはいくら褒めちぎっても誉めきれない美しさを放っています。

知る人ぞ知る、ひっそりと、でも情熱をたやさない二人による人形劇一座パセリ座。
新得のいや、人類の宝だと思っています。
そんなひでおちゃんのモットーは、
「清く貧しく美しく」


明日、新得では初演となる「フランダースの犬」が新得図書館で上演されます。入場無料

http://www.town.shintoku.hokkaido.jp/11_Shakai_Kyouiku/tosyokan/kongetunogyouzi.asp

天才少女のピアノ演奏

モウドがお気に入りのピアニストのムービーを送ってくれたので紹介させてもらいます。
http://youtube.com/watch?v=4dwmMJzoSlo

12.8 9条改憲を許さない!市民のつどい

きのう12月8日は太平洋戦争の開始記念日です。
また、ジョンレノンが射殺された日でもあります。
十勝で心ある人達が市民レベルで毎年この日にあわせて
平和を実現するための講演会と意見交流を企画しています。

この数年私は毎年のように歌わせて貰っています。
たいていのコンサートで一曲は新曲を準備することにしています。
考え続け悩み、いつもギリギリになってひらめき形となるのですが、
そうしないと自分の中で新鮮さを感じながら歌うことができないからです。

きのうは新曲「旗」をウクレレで歌いました。
城山三郎氏の詩をアレンジして音楽化したものです。

城山さま、勝手にあなたの詩の構成を変えたりして申し訳ありません。
でもきっと許してくださるに違いないと思っています。

さて、150人の方が暮れの忙しい中参加されました。
今年の講師はドキュメント映画監督の藤本幸久さんでした。

沖縄の米軍の新滑走路建築予定地である辺野古の着工を
体を張って必死にとめようとしている人達の姿。

北海道矢臼別演習場のすぐそばで酪農を営みつつ反対運動を続ける人の姿etc..。

みんな高齢者が多い。
そして、きのう集まった人も高齢者が多い。
それはまだ戦争の傷を覚えている世代だからということなのでしょうか?

テレビや新聞を見ていても決して見えてこない、
いやインターネットでも見えてこないものが
確かにあると再確認させてもらいました。
映像の力、会場に来ていた戦争体験者の意見、
ものごとを等身大で直接感じることが出来ます。

米軍再編ということばは、つまりは
日本の自衛隊がいつでも米軍といっしょに戦争に
加われる準備を意味するものであることがわかりました。
マスコミが事務次官の業者との癒着やら
消費期限改ざんなどを追っている間に、
着々と日本は戦争のできる国へと変わっていっているようです。
わたしたちは煙にまかれて真実が見えないようにされているか、
あるいは真実をみないようにしているかのどちらかなのだと思います。

人類の歴史は戦争の歴史です。
でもその仕組みというか、そこへ行く流れを
それぞれが一個人として気が付いた時に、
その行き着くであろう結果のバカバカしさに気がついた時にはじめて
その歴史は変えられるのではないでしょうか?

藤本監督はアメリカのイラク戦争帰還兵などに焦点をあてた映画も制作していますが、
近々再度アメリカへ渡り、アメリカの若者が軍隊に入り
それがどうやって人を殺せるようにまでなるのかを取材する予定で、
その映像は来年3月にニュース23で放映されることになっているそうです。

とても有意義なつどいだったと思います。
実行委員の皆さん、ありがとうございました。

同居している義父は戦争で中国へ行っている。
任務は旗護兵と言って軍旗を護衛する役目だったという。
軍旗は天皇と同じ神聖なもので、もし相手に捕まれば
手榴弾でもろともに吹き飛ばされるように教え込まれていた。

たかが布きれ1枚に命をかける、なんと人間はおかしな生き物なのだろう。
戦争でなくても、人はいろんな旗を大事にしたりする。
一体感が気持ちよかったり強さの象徴にしたり。
実際にはただのデザインに過ぎないのに
時には命にまで関わる意味を持たせてしまう。

旗はどんなに立派でも正義でも
そのかたわらに立つ人間はある日
ひるがえった旗にあたり痛い目にあったりする。

どんな旗もいらないと思う。
故城山三郎氏の詩の中にある「生きるには旗いらず」のフレーズに
深く納得するものである。

城山三郎氏について

http://homepage2.nifty.com/kenpou/siroyama.htm

白菜出荷



こうして札幌からオーダーが入るたびに雪をのけて出荷しています。
みるみるシバレルので早めに納屋に入れ毛布をかけて集荷を待ちます。

吹きだまらない日の幸せ


自分で改築、芳賀家生まれ変わる



張られたばかりの真新しい板壁を見るとなんとも新鮮な気持ちになりました。
ほとんどの行程をたった一人でやってきたインデアン、さすがです。
冬が本格的になる前にここまで出来上がって良かった♪
春になってはるみんの花壇がまた一段と映えることでしょう、楽しみです。

いんであん氏自身がまとめた家の歴史です。

http://haga.ws/build/index.html
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