農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

November 2007

出荷を待つキャベツ達



ブルーシートの下にあるキャベツ。雪を息で吹き飛ばしながら昨日は10袋出荷した。
甘くて柔らかいキャベツだ。ところどころ凍っているが暖かい所へ行けばキレイに戻る。

夏の日、青虫やオオモンシロチョウの幼虫、ヨトウムシなどを手でとって歩いた。

オオモンシロチョウは多産であり見た目も半毛虫でグロテスク。
以前はいなかった新参者だがこれが一番の困りものである。
10年前に大陸から飛来したと言われている。
何もしなければあっと言う間に破れ傘の骨みたいになってしまう。

その次の厄介者はヨトウムシでこれもグロ、中心部の一番キレイなお部屋でのうのうと昼寝する。
これは指が届かないのでキリを持参する。

青虫は中でも一番害が少なく見た目もかわいい。

夏に集中して1週間ほど丁寧にとって歩いただけだが、
それなりの効果があって大きないいキャベツがとれた。
がんばっただけのことはあった。
また、ここまで食われればもうだめだろうと思っていたものも
ちゃんと回復していたのにも驚きだ。



NHK教育テレビ「あの人に会いたい」今回は城山三郎(小説家)さんでした。
「旗」という詩が印象に残りました。ちょい長いので勝手に途中まで抜粋します。

「旗」

旗振るな
旗振らすな
旗伏せよ
旗たため

社旗も 校旗も
国々の旗も
国策なる旗も
運動という名の旗も

ひとみなひとり
ひとりには
ひとつの命

以下略、とても含蓄のある詩だと思います。

さて、今日はキャベツ出荷のあとソバの風選をした。
あと少しというところ。
雨も降ったりして雪はかなり消えた。

納屋の野菜出荷終了

今日は久しぶりに気温がゆるみ
納屋に囲っていたジャガイモや人参2400kgを出荷することができた。
ようやくほっとすることができた。
今まで農場の仕事をいっしょに手伝ってくれた
ウーファー達にも感謝である。

残すところ土の下の大根と、
雪をかぶったブルーシートの下のキャベツと白菜のみ。
これらは寒さに強いモウドみたいなもので心配ない。(笑)

ウーファーは自分にとって子供、兄弟姉妹のような存在だ。
僕らが本質で語り合うとき国籍や人種や年齢などの違いは影をひそめる。
何かを突き抜けて大事なものだけを大事に育てていきたい。




出発前のモウド 頭につけているのは1年前に床下に入れたジャガイモの干からびたものと
モヤシ状にのびた芽。小さな新じゃが付き。首にもそれをそのまま使ったペンダントを下げている。
思いもつかないこういう発想が大好き。それに、ぴったり似合ってしまうから不思議。
このままの姿で列車に飛び乗って行った。

冬将軍の金ボタン



今日、モウドは新得駅から芳賀宇井農場の4人の見送りで
次の旅へと向かった。
3週間の滞在中に「裸足のモウド」という曲のアウトラインが生まれた。
追々形にしていきたいと思う。

さて今日は有機認証実地検査があった。
連日小屋の野菜たちの凍死を防ぐ作業が続く中
昨夜は認証の出荷記録を2時までやって、朝もバタバタ。

冬将軍の金ボタンがひとつだけ見えたような
11月にしてはあまりに真冬のような風景です。

種芋埋設



雪はこのあとさらに激しく降り、一輪車からソリへと変わった。

冬至コンサートのお知らせ in あんだらや

ひろういコンサートが上士幌あんだらやさんで行われます。
http://www10.plala.or.jp/andaraya/uilive2007.html

マイナス10度

昨晩はマイナス8度、しかも強風。
日中はデカ人参ハウス内で箱つめ作業。シバレが予想されていたので急ぐが間に合わず。
隙間だらけの納屋を夕方からいろんなものでふさいだり
毛布を野菜にかけ一応終わったのが11時。
寒さで体が思うように動かなかった。

朝起きるとマイナス10度!
これはヤバイ。
納屋の野菜は大丈夫か?
今日はこれから大根・キャベツ・白菜の出荷、
非情な寒気団である。

ミニコンサートと映像レポートのお知らせ

12/8 NO WAR! 不戦のつどい

とき    2007年12月8日(土)6時開場 6時半開演 
場所   とかちプラザ視聴覚室
参加費  500円

内容   1.ひろういミニコンサート
      2.藤本監督の映像レポート「海上自衛隊もやってきた-緊急辺野古リポート」
      3.意見交換

主催 12.8不戦のつどい実行委員会

66年前の12月8日は太平洋戦争が開始された日です。
帯広の心ある市民達が中心になって毎年講師を招きこの日につどい
平和への思いを新たにしています。
思い出深いものは「パレスチナが見たい」の森澤典子さん、
解放後の高遠菜穂子さんの講演、胸に迫るものがありました。

私も毎年のように歌わせてもらっています。
シリアスな問題なだけに、どうバランスをとるかが私の音楽の役割であり
課題です。
ユーモアは大切、シリアスになんて歌いたくない。
みんなでひとつの心になれるように
今から考えています。



キャベツ囲い終了、デカ人参収穫終了

待っていたかのように冬将軍が暴れ出した。

新得は日高山脈と大雪山系の山のふもとの町なので
日本海側の雪の多い気候と、雪の少ない空っ風の太平洋側の気候との
はざまにある。
東の空は晴れプレアディスやオリオンなどの星座はスッキリと瞬き
西の空はどんよりと雪雲、こちらに向かって雪が飛んでくる。

マイナス4度をさす寒暖計と頬をさす風に、こりゃ野菜がシバれると
暗い中納屋の大工をして、ブルーシートを張った。
眺めてみるといかにも寒々しい風景である。
日中のぬかるんだ道が
そのまま硬く凍って波打ち、歩くとつまずきそうだ。

ともあれ、みんなのおかげで収穫は残すところ家のウラの人参のみだ。
毎年のこと、滑り込みセーフのこの時期、野菜への緊張はとけぬままでも
やはりどこかほっとするものがある。
いろんな人の手を借りて育てられた作物たち。
なぜか暖かく感じられる。

キャベツ・白菜一斉収穫



都会で働く友人からサプライズなプレゼントが届いた。
アイヌ民族の復権に多大な功績を残した故・萱野茂さんの「アイヌ語辞典」。
以前、二風谷で萱野さんに一度だけ会ったことがあるが、あのほっとするような声は今でも思い出せる。
その辞典を印刷したのが今回送ってくれた友人の会社だったとは・・・。
その友人の努力もあってこの辞典は完成したことを思うとなんだか嬉しくなった。
不思議なつながり。

開いてみると、すごく読みやすくて楽しみだ。
イラストつきでとても立派な辞典だ。
きっかけは滞在中のフランス人ウーファー、モウドの雪の上の裸足の足跡を「農場日誌」にアップしたことから。
ウパシ=雪という意味がわからなかったことから。
ポンッと送ってくれた友人に感謝の念でいっぱいである。

昨日は大根を埋め、キャベツと白菜の一斉収穫。
S君いわく、有酸素運動のような仕事であった。
バスケットボールのように手から手へ車に入れ運ぶこと5台。
最大の山場は終えた気がする。
全員に感謝である。

晴れの晩秋、大根ぬき

今年の大根はいい大根だ。
見るからにみずみずしく虫食いがほとんどない。

2~3年前に虫食いがひどく1500本はとれるだけある畑で
わずか3本だけしかいい物がとれなかったこともあった。
それを思うと天国のような大根畑である。

ワゴン車にびっちり積んで3往復。
連れ合い、ハルミン、モウドそれに去年の今頃ウーフでステイしたS君にもお願いし、
いっきに5人で全部の収穫を終わらせた。
塹壕を掘り、10本ずつ袋に入れた大根をたてに置いていく。
大根も白菜も保存するなら縦がベストだ。
寝かせると起きあがろうとしてエネルギーを浪費するからだ。

明日は2台分の塹壕掘りから始まる。
シバレが来るまでに大忙しの日々である。

ソバ唐箕(とうみ)がけ

今日は雨のため、白菜を20袋ほどとったが他の野菜収穫は天気の良い日でないとできない。
そのためジャガイモ箱つめの後、
ソバの風選をした。
要するに風でほこり等を吹き飛ばしソバの実だけにする作業である。
唐箕という機械を使い上の口から土埃モウモウのソバを麻袋から入れると
モーター駆動の4枚羽根が起こす風でソバの実より軽い物はみな外に吹き飛んでいく。
キレイになっていく過程がなかなか楽しい。
それを3~4回繰り返すとキレイな玄ソバとなる。

連れ合いとモウドに助けて貰い今日は1回目を終えたが
なかなかの重労働であった。
みんな鼻のまわりを黒くしながらよくがんばりました。

モウド20才になる



今日は二十歳のお誕生日。昼に家族みんなでビーワイルドで食事をしました。
珍しく地下タビでも裸足でもないドレッシーなモウド、親子のような後ろ姿。

氷点下ワールド



離れられない情熱的な人参ラバーズ

昨夜、寒暖計を見るとマイナス5度。
あたりは静かに白い氷でまぶされていく。
あわてて納屋の開口部をシートでふさいでいく。
「ただ、そこに野菜を置ける」という当たり前のことが何とありがたいことか。
これからは、麻袋をかけたりシートをかけたりという作業が普通になる。
シバらせてしまえば、出荷直前で今までの苦労も水の泡、気が抜けない。

人参30箱、カボチャ20箱を準備してから一日人参抜き。
モウドは明日20才の誕生日を迎える。

初めての積雪



今朝起きてみると外の風景は一変していた。
モウドは階下に降りてから雪に気がついた。
そしてわくわくした様子で外へ飛び出していった裸足のままで!
家のまわりを走り回りさすがに冷たかったのだろう、すぐに帰ってきた。(笑)




朝食のあとヨガの練習?をしながら皿洗い。楽しい子である。

さて、ついに来た雪にちょい焦る。まだ畑には人参、キャベツ、白菜、大根がかなり残っている。
昨日は急なオーダーに対応するためかなり急いだので左肩が痛む。
右肩のように五十肩にならないことを願いつつ。

巨大人参と野生児



今日も朝からカボチャ箱つめから忙しくスタート、そして人参抜き。
時に真っ赤なノースリーブのワンピース、今日はなぜかオーバーズボン(貸与)姿のモウド。
しかしずっと裸足の一日であった。

肌の奇麗な人参だが巨大人参が多く豊作ではあるが、ハウスには300g以上の規格外となってしまった
人参がどんどん溜まって行く。今ですでに1200kgほどもある。
引き取り手が現れてくれればいいが・・・・。
去年は小さくて泣き、今年は大きすぎて泣いている。
有機農業は特にだが、何といっても天候にはかなわない。
その年の天気と一体のわたし達である。

忙しくも平和な一日



キャベツを30袋、白菜を25袋、畑で作りタウンエースに入れるとびっちりいっぱいになった。
午後から大根をぬき土の中に囲う作業。
人参50箱とかぼちゃ25箱出荷、さらにかぼちゃ箱つめ。

きのうは有機野菜の昼食会で芳賀宇井農場の全員出席。
主催者の、有機農業が少しでも当たり前のことになるようにとの思いは通じ
たくさんのお客が訪れた。
自分もコンサートの機会を与えられて水を得た魚のようになる。
山にいったあとと、コンサートのあとはいつも元気いっぱいになる。

快晴の中、畑も林も遠くの真っ白な大雪山も
そのコントラストが感動するくらい美しい風景だった。

モウドは元気いっぱい。
午後からはお気に入りの地下タビをぬいで裸足で農作業。
小さい頃はいつも裸足だったという。
うちの子と同じだ。
ほんとによく笑いお茶目で、よく日本語を勉強し、毎日を楽しんでいる。
めんこい末っ子だ。

風花舞う(飛ばされてきた雪のこと)

とてもたくさんのキロなので悲しいことに飛行機には乗れなくて
フェリーで行きますとメールが入った。
フランスの19才のモウドという女の子のウーファーからだった。
心配になった。そんなに太っていて農作業が手伝えるのだろうか?
2階の部屋にあがれるだろうか?

来てみたら重い荷物を2個持った細身の女の子、杞憂であった。(笑)
ちなみに私の英語の誤解のことは彼女には言ってない。(ないしょ)

よく笑うめんこい子で、なぜか、うちの末っ子が帰ってきているような感じ。
人参を抜く時も私達はたくさん着こんでいるのにモウドはノースリーブで作業するのには驚いた。
彼女もまた、サキのようにうちにいる時に20才の誕生日を迎える。

11111のぞろ目の方おめでとうございます!!

ゲットされたあなた、きっと何かいいことがあります!!(たぶん)
気がついたら11月1日なので11111111です。(これならたぶんではなくきっとですね)
いつも訪問ありがとうございます。

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