農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

October 2007

消費者へのメッセージ じゃがいも版

じゃがいも

品種 ワセシロ・マチルダ・ハナシベツ

今年の作柄 7月の低温長雨によりエキ病(代表的なイモの病気、葉にカビが生えゆっくりと葉を枯らしていく)が発生しましたが、それまでの生育が良かったため平年並かやや良の作況です。

栽培に関して 品種は20数年のじゃがいも栽培で病気に強い品種を選んできました。
春先に浴光催芽をして早めの生育を促しています。適期に盛り土作業をできるようにしています。

料理 我が家では小さいイモは皮付きのまま調理しています。大きいイモはイモ団子にしたり。

メッセージ 通常栽培では殺菌剤や殺虫剤、除草剤を使用しますが、それらを使わない栽培ではやはりそれほど大きなイモが穫れるわけではありません。
でも小さいイモでも味が凝縮されています。
有機栽培の小さいイモはヨーロッパやアメリカでは普通に売られているそうです。
日本でもそういうふうに変わってくれたらと思います。

雨降りが多いこの頃

きのうもひき続きS君が手伝いに来てくれる。
野菜セット、じゃがいものパッキング、箱作りなど小屋の中での作業を一日。
自分で次にどういうことをすればいいか考えて働いてくれるので、効率が良くて
本当に助かる。
そんな中もう暗くなった頃に運送会社への連絡ミスで急に800kgの荷物を積んで
約1時間の帯広のターミナルまで走ることに。
みんなに積むのを手伝って貰いダッシュで向かい無事セーフ。
ネコやシカが道に飛び出さないことを祈りつつ飛ばした飛ばした。
いろんなことが重なるこの時期、こういうこともある。
今日の無事に感謝。ピンチを助けてくれるみんなに感謝である。

じゃがいも・かぼちゃ箱詰め

今年はキャベツや白菜が豊作だ。
キャベツは虫とりをがんばって良かった。

余裕のない日が続くが朝から去年ウーファーとして4週間も手伝ってくれたS君が
手伝いに来てくれた。

うちに来たのが縁で幸か不幸か新得で農業を始めようとしているのだが
なかなか借りられる畑が見つからない。
アメリカ型農業を見習った北海道農業も限界に来ているのに
防風林を切り開き(あっという間)大型化が進む中で
いまだ小規模環境保全型農業をやろうとしても
なぜか歓迎されない。
せっかく若者が定着して夢のある生活を目指していると言うのに
残念だ。
自分達が農地を求めていた頃と何も変わらない状況。
でもひょんな縁で畑が借りられることもある。
まずは広く網を張っておこう。

そば落とし完了



2枚目の人参は見事な豊作です。去年は天候のせいで抜いても抜いても
いいものがなくて、それを思うと雲泥の差です。

昼からソバ落としを始め夕方に終了、その直後に雨が降り出しました。
乾燥していなければできないこの作業、一刻を争いましたが無事終わらすことが出来て
ほっとしています。

さて昨年度産のソバの乾麺が5箱ほど売れ残ってしまいました。
風味が落ちたということはありません。
25束入り5KG箱 5500円(送料1000円)
なお、今年度のソバから値段が上がります。(6200円)
5割ソバです。いかがでしょうか。

ソバ落とし初日



ウーファーのピエールを新得駅に見送った。
全粒粉でパンを焼いてくれて朝食に。
畑では力持ちで一生懸命重たいものも持ってくれてとても助けられた。
9日間の滞在中静かな環境で数学の勉強もはかどったとのこと。
フランスに帰ったら是非数学の先生になって、
子供たちの前で話を脱線させ、
今まで旅してきた世界の話や自然と調和できる建築の美しさを
教えてやってほしい。

午前中ソバが乾くのを待つ間に人参ぬき。
ギリギリまでピエールも手伝ってくれた。

午後から芳賀夫婦、宇井夫婦全員52才の4人でソバ脱穀(ソバ落とし)をする。
久々の若者なしの私たちである。
ソバガラの山に休憩すると、あまりに座り心地がよくて
(体にフィットしてしまう)動けなくなりそうだった。

ソバ畑約3分の2を終え今日は終了。
大きな満月が紅葉の深い色合いを見せる山から昇るのをみんなで見た。

寒さの中の人参ぬき



今日明日で人参700kgの出荷があるので、きのう夜11時まで箱作りや箱詰めをして、
今日は朝からみんなの手を借りて必死で準備しました。
近くの日高山脈にもうっすら雪がかぶり、冬の包囲網がじわりと狭まってきています。

人参は豊作

1枚目の人参が終わり今は新内にある2枚目の畑で人参をぬいています。
今度は大きい人参ばかりで大きすぎてハネるのがありちょっと残念ですが豊作です。
大きいと大味ということはありません。甘くて美味しい人参です。

今はうちで初めてウーフをするというフランス人のピエールが手伝ってくれています。
最初は聴き取りにくかったフランスアクセントの英語もだいぶ聴き取れるようになってきました。
7年間フランスあちこちで大工をしてきた人で寺院やお城の修復やエコロジカルな住宅の建築を
してきました。今でも建築には強い興味があり、うちの古い納屋をじっと見ていたりしています。

でもそんな彼はフランスに帰ったら数学の先生になることを決めていて
うちでも時間があれば勉強しています。
日本では大学を出てすぐに社会経験もなく学校教師になるパターンが普通だけど、
フランスでは世界を旅したり違う仕事をしてきた人が教えたほうがいいという考えが
あるようです。たとえ何歳でも教師になる道は試験さえ通れば開かれているようです。

日本人のイメージはフランスの観光地に来てバスから降りて写真をとりすぐにバスに戻り
足早に有名スポットをまわるという、あまり地元とコミュニケーションをとらない団体行動をする人達
というものらしい。あたってる~(笑)
フランス人は個人としての尊厳を大切に考えているらしいです。
また続きは後ほど。

いつまでもいっしょ


有機認証大好き

と思うことにしました。
無農薬八百屋さんたちの強い要求でJAS有機認証を始めて7年目
書類をそろえるのが大変で、今年はずれこみこんな出荷の忙しい時期に
やらねばならぬ事態となってしまいました。

去年の講習会のこと、農水省の役人が「食品偽装が横行し、有機認証は最後の砦なので
厳しくやる。」と言ったそうな。
でも厳しくといったって書類上のことで、その分我々は事務仕事がますます重くのしかかるだけのこと。
農薬も化学肥料も使わないと決めてから20年もやって来て、こんな未来があるなんて
想像もしていなかった。
認証をとったからといって高く売れたり注文が増えたわけではない。
貧乏なところにますますお金と時間を吸い取られているだけのこと。

でもいくら文句を言っても八百屋さんなしで個人DMだけではこの農業やっていけないのです。
ならばやるしかない。
事務仕事大好き!有機認証は楽しいな!と思うようにしよう。
今日は雨で貴重な出荷のない日。
山のような書類と戯れてみようと思います。

初霜や昨夜の星屑降らせしか 稲畑廣太郎


雪をかぶった大雪山


人参畑


冬との追いかけっこはじまり



当たり前だがこのところ忙しい。出荷をはさみながら人参をぬいています。
稚内では初雪だとか・・・。この仕事が集中する時、まわりではゆっくり紅葉が動いているのがわかる。
朝起きたらうっすら雪が・・なんてありえること。収穫はまだこれから、さあ冬との追いかけっこです。

コンサートのお知らせ

「有機野菜の昼食会」

十勝で有機農家を中心に広く消費者に有機栽培農産物を知ってもらおうと
働きかけている「とかち有機ネットワーク」主催の昼食会です。
この中で1時間~1時間半ほど「ういひろしソロギターライブ」をやります。
大いに味わい、語らい、楽しみましょう。生産者と消費者の交流のひと時を。

日時 11月4日(日)11時~15時くらい
場所 川西大平原交流センター(帯広市川西町、川西郵便局そば)
参加費 1000円

主催 とかち有機ネットワーク
お問合せ先 0155-62-2887(アグリシステム内)


良い旅を!



昨日朝、サキは次のウーフ先へと旅立って行った。
かぼちゃやジャガイモなどのヘビーな仕事が多い2週間を助けてもらった。
ニューヨークの美大に一月半ばに復学して映画の製作を始める。
私の音楽とコラボして行こうという事になった。
サウンドトラックは夢のひとつでもありぜひ実現したいと思っている。
物静かだけど心はオープンで笑顔が美しいニューヨーカーだった。
ニューヨークは特に、違っていても認め合う良さがあるという。
自分は自分で人と違っていていいという日本人がなかなか持てない
価値観が当たり前にあるような、そんなことを感じさせてくれた。

秋空の下ジャガイモ掘りの毎日


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