農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

岩手編 陸前高田市 仮設住宅ライブ

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地面に故やなせたかしさんのモザイクタイル画「ヒョロ松くん」を見る青虫ノッポ

3月16日 矢作(やはぎ)地区仮設住宅集会所ライブ

とても庶民的な感じの温泉旅館鈴木旅館をチェックアウトし
奇跡の一本松を見に行く。途中はダンプカーの渋滞が起こるほどで
かさあげされた土の上では重機がひっきりなしに整地を続ける。
ここが市街地だったと思うと途方もなくて声を失うばかり。

ボランティア会議出席のため花巻から来た望月さんと待ち合わせ、
たまたまフットサルのボランティアに来ていたお知り合いの
横浜から来た女性と望月さんの車に乗せてもらい食事をすること
になった。

花巻からいっしょの連合いと5人で高台で営業再開したほたてラーメンの
美味しい店に入る。起こったことの凄さのかたわらで日常は続く。

埋もれてとぎれたままの線路。
遺構として残された建物を見せてもらいながら、
建ったばかりのピカピカの復興公営住宅に連れて行ってもらった。

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復興住宅の敷地に作った住民の自家菜園

望月さんが今力をいれているのは住民と共に自家菜園を作ること。
この時もここに入ったおばちゃんが野菜の世話をしていて、
望月さんが僕たちを紹介してくれた。方言の会話はなぜかほっとする。
でも、ここもやがて道路になってしまうので望月さんはどこかほかの
場所を近くで探したいのだそうだ。

土をいじり植物が育って行く過程を見るのは癒しになる、
望月さんはそれを直感しすぐに知り合いの農家から余った野菜の苗を譲り受け
仮設住宅や被災者の家庭に届けるボランティアをはじめたのだそうだ。

自家菜園にいたおばちゃんのいきいきした表情がすべてを物語っていた。
望月さんが花巻から通い6年間やってきたこと。

そのあと復興住宅の9階屋上に案内してくれる。
そこから一望する陸前高田は絶句だ。

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左に海が見えいかに海抜の低い土地に市街地があったかを知った。
正面に見えた山をひとつ、まるまる崩し砕石し巨大コンベアーシステムで中心地に
運びそれでかさ上げ(最大で12メートル)をはかっているということらしい。
砕石するための巨大な施設も見える。
去年でコンベアーは役目を終え撤去されたということだが実に壮大なプロジェクト
だということが実感できた。

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陸前高田復興まちづくり資料館向かいにGSのセルフと書いた看板がある。
その上部に矢印がありそこまで津波が来たことを示していた。
看板が津波の力に対して垂直にあったため倒されずに残ったらしい。

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望月さんに先導されて矢作地区の一番奥のほうにある仮設住宅の集会場に着く。
谷合いにあるので日照は少なそう。
でもここでも望月さんはここの方とともに菜園を作って来た。
ボランティア会議があるのでとここで望月さんとはお別れ。

区長さんは元校長先生で、北海道からわざわざ来るからあまり人が
いなかったら可哀想だとチラシを作って地域の人にも配ってくれていた(笑)
おかげで20人もの人が集まってくれた。
始まる前から甘酒やずんだ餅や漬け物など手作りのごちそうをいただく。

コンサートは「上を向いて歩こう」と「見上げてごらん夜の星を」など
みんなで歌えるものもはさんで選曲もがらりと変えたのだが、
みんな大きな声で歌ってくれていい表情で楽しんでくれた。
望月さんが言うには震災直後はたくさんボランティアでプロアマ問わず
ミュージシャンが訪れたが6年もたつと少なくなっているので
きっと喜んでもらえるよと、そうであったらこんなうれしいことはない。
中にはすべてを失って心の奥で立ち上がれないでいる人もいたかもしれない。
そんな人にどう響いてくれたのか・・
とはいえ、音楽の力は確かにある。僕も音楽に救われたことが何度もある。

先ほど行って来たピカピカの復興住宅はまるで都会にあっても
おかしくない洗練された感じなのだが、仮設からこちらに移ってきて
自殺してしまう人もあるのだとか。
受け皿としてのハコモノも大事だが、
やはりどこでも大事なのは孤独感におちいらないように外へ出てコミュニケーションを
とれる雰囲気なのだと思う。

望月さんのやっていることの大きさを改めて感じた。
野菜に花に語りかけそこに人が声をかけてくる、
なにげない日常にこそ救いがあるのかもしれない。

「雪っこ」というおいしいお酒や「かもめのたまご」などのお菓子を
お土産にいただきみなさんとお別れ、見えなくなるまで手を振ってくれた。

陸前高田、また来年も来たい。
一路曲がりくねる谷伝いに奥州市水沢をめざし青虫ノッポ号はひた走る。

岩手編 陸前高田市

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3月15日 ジャズタイム ジョニー
東京の鈴木さんに紹介してもらった陸前高田市の有名なジャズのお店。
よしだよしこさんやソウルブラザース(東京の以前共演したバンド)も演奏
している。店主の照井さんは「逃げろ!」のお知り合いの声で九死に一生を得たという。
お店は大量のレコードと共に流され現在は仮設で営業をしている。
自然体の照井さんとコーヒーの香りの空間は地元の人にとって心のよりどころに
なっているのを即感じた。
お店の再建のためにはまだ資金が足りず全国のファンが募金活動を続けている。

この日はたまたま向かいのお店で地元のバンドのライブがあり
青虫ノッポのお客さんはたまたまいて帰る機会を失った2人と岩手日報の記者さんの
3名のみ。それでも双方向ライブというのかめちゃくちゃ笑った楽しいライブだった。
1人の人は地元ラジオパーソナリティもやっていて
ジョークのセンスが抜群で自作の替え歌も披露してくれた。それが天才的で・・・
もう1人の方も優しくてつっこみも素晴らしい常連さんだった。
照井さんはお客が帰った後天才的な人について「ゆう君は始め来た時は誰とも口を
聞けないでいたの。それから私とだけ話せるようになって、今日は歌もあんなに
人前で歌ってとても楽しかったんだと思うの」と話してくれた。

この夜は矢作の鈴木旅館に泊まる。
高い所にあり津波の被害は受けていないこの旅館は
今年3月いっぱいまで被災者には無料で温泉を使ってもらっていた。
6年間もである。被災した方達はどれだけさっぱりすることができただろう。

宿泊料がめっぽう安くて助かったのだが、となりの部屋の湯治客の高齢の
女性が夜中ずっと連れに話す声が響きなかなか眠れなかった。
イタコか?と思うほど途切れずによくあんなに話すことがあるものだ(笑)

ラジオ出演

突然ですが明日2時から帯広で青虫ノッポのライブありますが
その前にFM WINGにて1時間ほど出演します。
(10:40 -11:45)
2曲ほど生演奏もあるようです。
「どもー、青虫です〜ノッポです〜、二人会わせて青虫ノッポですー!」
なんて漫才風にやってみたいな(笑)

岩手編 菜の花大地復興プロジェクト

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3月15日

釜石こども園のあと山田さんと仮設の食堂で昼食のあと
菜の花のプロジェクトを見学させてもらう。
川づたいにまだたくさんの仮設住宅が奥まで点々と建っている途中の畑は
菜の花が芽吹くのを待っていた。
区画に区切り寄付をつのりそれをもとに草取りなどの雇用を生み、
花見パーティをしたり菜種油をしぼり販売し復興の一助となっている。
さらに奥に行くと山田さんと仲間で作り上げたエコハウスが建っている。
ソーラー発電や小さなバイオガス発電や風力発電もそなえている。
近くあるお祭りで披露するロケットストーブの試作品も見せてもらった。
未来を見据えて実際に動き出している人だった。
壮大な夢を話してくれたがそれはまだ内緒。

いくつかの畑にはやがて菜の花が満開となり
見る人の気持ちを今年も和ませるのだろう。
気持ちが温かくなる出会いだった。

山田周生さんが代表を務める「ユナイテッド グリーン」のサイト
http://unitedgreen.jp/

岩手編 釜石こども園

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釜石こども園でのライブ 写真提供:山田周生さん

3月15日
釜石市の再生に尽力している山田周生さんを紹介してくれたのは
深川市在住のスローフードつながりの友達だ。
さまざまな人の縁で時々すごい人と出会わせてもらえる。

周生さんは若い頃バイクでサハラ砂漠を横断したり
レストランや家庭から出る廃油で走るバイオディーゼルRVで
世界一周したりのとんでもない人だった。
同じように日本1周の旅終了あと少しのところで釜石あたりで
東日本大震災にあいそのまま被災地の復興に全力を傾けてきている
ということだった。写真家としての仕事を中断し東京の事務所も引き払い
今でも仮設住宅に住みつつ未来へのビジョンを見つめながら
ボランティアの活動を続けているという。

そんな周生さんが短期間でつないでくれた釜石こども園でのライブ。
保育園は津波で流されたため高台にカタールからの資金援助などもあり
できたばかりのきれいな幼保一体のこども園だ。

ここでも園児達は盛り上がり最後は保育士さんも含めて大ディスコ大会
となった。 手をつなぎいくつかの輪も自然にできた。
子ども達は震災後生まれて来たので津波のことは知らないけれど
保育士さんたちはまだ見えない傷を背負っていると聞いた。
そんな保育士さんたちもはじけて一緒に踊ったり歌ったりしてくれたのが
うれしかった。

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写真提供:山田周生さん

岩手編 さよなら函館

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さよなら雨にけむる函館山 わたしはわたしはあなたから旅立ちます♩

3月14日
いよいよ青森へ。
フェリーでヨッシーが長身を横たえて爆睡するあいだ販売機で
カップヌードルを買い海原を見つめつつすすったのであった。

青森についてまずは腹ごしらえとヨッシーがスマホで探してくれていた
浅虫温泉の近くの「鶴亀屋食堂」へひた走る。
地元の人が利用するお店らしく入り口には無名の演歌歌手のポスターが。
青虫ノッポのポスターもとなりに貼らせてもらいたい(笑)

注文したのはマグロ中落ち丼1000円。
これの具の厚さが半端じゃなく厚い、掘ってもなかなかお米にたどりつかない
幸福感。
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二人満足で高速に乗り一路花巻まで。
このあたりから車内での会話は青森弁となる。
途中アイヌ語っぽい地名があり昔はこのあたりも文化圏だったということが
想像出来る。

今日泊めていただくのは古い知り合いで白神山地のブナに守られる会の
花巻の望月さん宅だ。数年前にもクマゲラの調査で新得に来られたことがある。
ひまわり温泉ぎんがの湯で待ち合わせ。
変わらず元気そう。宮沢賢治のゆかりの地のガイドとしても第一人者とも聞いた。
震災以降は直後から陸前高田に入り今でもボランティアに通い
今回は矢作地区の仮設住宅でのライブもつないでくれた方だ。

盛岡大学の心理学教授のお連合いと手作りの料理でもてなしを受けた。
そのお連れ合いも被災地でカウンセリングをされていて
いろいろな現状を教えていただいた。
この日からテレビなどでは決してわからない被災地の今のことを少しずつ
僕たちも知る事となった。

いよいよ明日はまた別の友人に紹介してもらった釜石の保育園でのライブが
ある。

函館編 ひとみ保育園の巻

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函館 金森倉庫は有名な観光スポット 背後に箱館山

3月13日

ひとみ保育園につないでくれたのは函館でシンプリーという美容室を
営む池田シュウジさんだ。美容室といえばたくさん化学物質を使うよう
だが池田さんは環境や健康を考え自然素材にこだわったスタイルを追求して
いるのだそうだ。いわば美容界のオーガニック版だ。
違うやり方で街を耕している若者がここにもいてうれしい驚き。

ひとみ保育園ではパザールバザールでも手伝ってくれたシュウジさんが
コンガで入ってくれた。大の太鼓好きなのだ。

90名ほどの園児と地元の方も聴きに来てくれて
最後は園児たちも大盛り上がりで踊ってとても可愛かった。

園長さんたちのスタンスが素晴らしくて良く知らない私たちのことも
すぐ決めてくれた。
あとでお話して、ヨーロッパなどでは通りで誰かが演奏していて
自然に子ども達はそれを聴いて育つように、子ども達には
生の演奏にできるだけ触れる機会を与えてあげたいということだった。
クラシックのチェロ奏者を呼んだこともありゼロ才児などハイハイして
近寄っていったという。
子どもだってしっかり良いものを聴きわけられるということを念頭に
おいた理念がすばらしい。
園庭には果樹や畑も作り小さい時から育て収穫する喜びを与えている。

このあとシュウジさんとRAMAIで昼食を食べたあと別れ
シュウジさんが経営もしているマンションの宿でゆっくりさせてもらった。
パザールバザールやベイエリアにも近い便利な場所で
ひとり散歩もした。函館は歴史があり古い建物は洋風で絵になる場所が
たくさんだ。

いよいよ次の日はフェリーで青森港まで渡る。

函館編 パザールバザールの巻

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3月11日

パザールバザールは函館で一番有名なきれいな坂道にある
2階建ての小さなカフェだ。
ツタがからまり店内からは素敵なランプシェードの光が漏れる。
中はすべて置いてある調度品ひとつひとつ、窓辺にいたるまで
シンプルかつおしゃれでどこを見ても美しい。
ランプ類は主人のクニさんがトルコで仕入れたもので浮つかない
カラフルな光を天井に広げている。

ライブは2階で行い満席、密着度が高くこんなに近くにお客さんが
座るライブも初めてだ。はなの奥まで見られそうでちと怖かった(笑)
新聞で告知があったようで昔の友人がかけつけてくれた。
ライブが終わった後舞茸とあかり農場産ポークのカレーを
頂きながら自然農をめざす若者達とも交流。
豊浦の自然農場でウーフした人もスタッフだったりして
ここもそういう新しい文化の触れ合う場所だと知ってうれしくなる。

この夜は箱館山中腹にあるクニさんのお宅に泊めていただく。
窓から函館の夜景が一望でき、寝る前にクニさんと共通の友達の
話題となった。

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翌朝の風景はまた違い港町の風情を感じる素晴らしいながめだ。
奥さんが僕たちにお弁当を持たせてくれた。
谷地頭温泉に入ってからそれを頂いた。
ていねいに作られていてその中に山田農場の貴重なリコッタチーズもあり感激ひとしお。

温泉をあとにしてツタヤに二人で入った。
このツタヤ途方もなく広くカフェなどもあり蔵書の数が半端じゃない。
まるでテーマパークのようだ。

そして今夜泊めてもらうもうひとつの学舎sチルドレンの山田けんけんさんのあかり農場へ。

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七飯町 あかり農場

奥様の里美ちゃんは新得共働学舎時代よく野菜のことなどでおつきあいがあったものの
結婚後七飯町に引っ越してからというもの久々の再会だ。
変わらずに元気そう。
あかり農場では養豚をしていて質の良い肉が評判だ。
夜はそのおいしい肉をじゅうじゅう焼いて食べさせてくれた。
山田農場と同じくここも手作りの家と豚舎でまた逞しく楽しく暮らしている。
思春期になった娘さんが今あこがれるのは普通の暮らし(笑)
とてもよくわかるよ。うちの子ども達もそうだったから。
2階のみんなが寝ているわきにふかふかのふとんを用意してくれて
とても幸せな気分で眠らせてもらった。
翌朝ふわふわの雪がうっすら積もりランドセルのこどもたちと
同時刻に青虫ノッポ号は大きく手をふってくれるお二人とお別れした。
ありがとう!

函館編 山田農場の巻

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3月11日
赤いそこだけ異質な岩山から雲みたいな白い煙をはきだす
昭和新山を正面に見ながら青虫ノッポ号は一路函館へ向かう。

昭和新山は1943年から2年で畑地だったところが隆起したという。
地球は生きているという現実を感じさせる地、噴煙が青空に吸い込まれていく。
我らはマントル対流の上のちっぽけな生き物だ。

やがて大きな大きな駒ヶ岳、
ながらかな斜面はそのまま穏やかな内浦湾に沈み込む。
まるで爆撃で吹き飛ばされたようにも見える頂上の荒々しい形。
ここでも我々はちっぽけだ。

内陸へと入りやがて大沼の懐かしい美しい風景に入った。
だいぶ昔ライブをさせてもらったことがある1度はバンドで
もう1度はソロで太鼓の山北くんと。

ライブ前にヨッシーの親友でもある山田農場チーズ工房を訪ねた。
新得共働学舎で磨いたチーズ作りの腕を生かし
やぎを飼い乳をしぼり良質のチーズを作っている。
山を開拓し住宅から畜舎まですべて手作り。
学舎sチルドレンには今回のツアー3カ所で会った。
何もないところから切り開き立派な産物を作り暮らしを楽しむ若者たち。
自分らの若い時とかぶらないでもないが、
もっと楽しみながら農的生活の豊かさを信じながら生きてるような気がする。

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こどもたちも昔の子どもみたいに元気だ。
奥さんは東京出身でこれから演奏予定の保育所を話すと
なんとそこの保育所出身だと聞いてびっくり!
保育所での初恋の人の名前まで聞いてしまった(笑)

居間で全員でその時刻あたりに3・11の犠牲者に黙祷した。
小さな子ども達まで静かに1分ほども瞑目して凄いと思った。

それが終わると子ども達は外で雪投げ遊びで元気に走り回る。
それとクロスして歩くアヒル達。
切り開いた牧草地の斜面は雪をかぶっているが
夏はどんなにか素敵な風景になるだろうかと想像できる。
映画の1シーンのように群れ遊ぶこどもたちと家畜たちに
お別れして函館市内をめざす。



ツアー思い出日記 初日編

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豊浦町コミュニティカフェあっぷるHPより

3月10日
ヨッシーカーに清水町セブンイレブン前で楽器と共に乗り込みいよいよツアースタート。
無料高速区間を走り日高経由で支笏湖を沿い美笛峠から大滝を通ったあたりは大雪、
ヨッシーの知り合いの洞爺湖対岸のラムヤートさんにご挨拶。
現在民家をお店に仲間の若者達と改装中ですてきなセンスが伺われる。
お金をかけずに古い物を生かししかもおしゃれ、そんな若者たちの新しいウエーブが
その一帯に広がりつつある。そのうちライブでもできたら。

コミュニティカフェあっぷるはクヴェレという美容室とつながった新しい建物。
豊浦町にはシュタイナーの学校がありオーナーは子どもをそこに通わせている
美容師さんでカフェはやはりシュタイナー学校に関わる人達の協力で作り上げた。

つないでくれたのは古い有機農家の友人のやんまさんで下の娘さんをシュタイナー
学校の高等科ができたばかりの時入学させて以来、時に学校の農業の先生になったり
冬はスキーの先生として学校に貢献を続けている。

ライブは満席となり学校の理事長さんご夫妻をはじめ、シュタイナー学校関係の親子が
ほとんどだと後に聞いた。シュタイナー学校があるために全国から移住者が来て
豊浦町は少しずつ人口が伸びているのだそうだ。最初に母子で来てそのうち父親も
こちらに来て新生活を始めるというパターンもあるそうだ。
この時アメリカから留学中の女の子も来ていたが、シュタイナー学校は世界中にあり
お互いになるべくお金がかからないようにホームステイをするしくみが
できあがっているのだそうだ。

おだやかな内浦湾に面していてとてもいい場所でさらに移住者が多いため
風通しのいい住みやすい町にますますなっていくような気がする豊浦町。
でも理事長は4代続く地元の建設会社を経営して来た人でもある。
やはりホームステイを積極的に受け入れるようなオープンな人柄の人が
いたからこそそういう流れが実現したのかも知れない。
地元の人も移住者もいっしょにいい地域を作ろうとしなければ
決してできないことだと思う。移住者だけではだめ。

この日のライブ子ども達も照れることなくいっしょに盛り上がってくれた。
終演後ヨッシーのギタンバや僕のアコーディオンに興味しんしん。
おいしくみんなでカレーを食べながら楽しい語り合い。
これからもこのあっぷるは地域のさまざまな集いに使われて行くのだろう。
自分たちで用意した地域のためのゆっくりした居場所。
場所を提供したオーナーの、理事長の、そして仲間達の心意気が光っていた。

夜は大滝のやんま&あんぱん邸に泊めてもらう。
レンガの湯たんぽ抱いて気持ちよい初日を終えた満足感でぐっすり。

翌朝羊のナミが子どもを生んでいた。3月11日。
なんとナミが生まれたのは6年前の3月11日。
やんまさん達の暮らしぶりは30年以上前からぶれてないない。
電気もガスも極力使わない暮らし。でも心は豊かだ。

青虫ノッポ号無事帰還!

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(青虫ノッポライブin釜石こども園 撮影山田周生さん)

ヨッシー運転の青虫ノッポ号が昨夜おそく十勝国に帰国、
これにより2017青虫ノッポのワールドツアーinジャパン完遂!!
凱旋帰国コンサートは9日帯広にて(盛ってみた)

見えない花吹雪を盛大に青虫ノッポ号に降らせよう。
ものすごい距離をお疲れさまー!

今回のツアー儲かったかなどと聞かれる事もありますが
移動距離も多くボランティアも多かったので儲かってなどいないのですが
宿泊のほとんどが友人宅に泊めていただいたので赤字にはならず、
どんなにお金を払ってもできない貴重な出会いを経験し続けてきました。

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たとえば陸前高田市の仮設で営業を続けるジャズタイムジョニーには
岩手日報社の陸前高田支局の若い記者で菊池さんという方が
取材に来てくれました。

なんとこの方は十勝毎日新聞社に以前いた方でそれで北海道から
バンドが来ると聞いて懐かしい気持ちで取材に来てくれたのでした。

花巻出身の彼は北海道にずっといたいと思っていたのですが、
あの震災があって故郷のために何か貢献しなければと転社を決意したと
いうことでした。その心意気に感動しました。

あれだけの大災害の傷も癒えない復興途上のこの地には復興のありかたに
真逆の意見があったりして記者の仕事も大変だとわかりました。
それでもライブは最後まで楽しんでいってくれました。
そんな人と出会えたのも大きな収穫でした。

かすみ光る日高山脈仰ぐ

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長いツアーは夢だったような気もするがまぎれもない現実なので
ひとつひとつ思い出してはここに綴っていきたいのだがちっとも進まないのは
ひとつには相方のヨッシーが無事帰宅するまではツアーが終わった気がしない
ということ。北海道には上陸したのだがまだ十勝への帰途にある。
青虫ノッポ号もがんばれ。

もうひとつはずっと天気が良くハウスを建てたりタネイモを準備したりで
なかなか忙しいのだ。農家なのだから当たり前のことなのだけど。

日高山脈も霞でぼうっとしている午後、畑のあちこちには白鳥が羽根を
休めていた。山の雪はテラテラとした斜面にオレンジ色っぽい陽光が反射して
解けて凍ってを繰り返すこの季節ならではの風景だ。

昨年の台風のあとは川にまだあらわになっている。
えぐられ岸辺は倍以上に広がり打ち倒れた木が白い土をかぶって。
農地を失ったりイモを腐らせた農家も多い。
それでも春は来て人はまた動き始めるのだろう。
大きな自然の営みの中もまれてもやはり人は前を向いて行くように出来ている
ような気がする。

ライブお知らせ

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十勝では友人がライブを企画して待っていてくれました。

楽しい音楽と僕たちが見て来たものや出会いの報告も交え
楽しい春の集いを持ちましょう!

青虫ノッポおかえりライブ

日時 2017年4月9日(日)13時30分開場 14時開演
参加費 1500円
定員  50名
開場  salon齋藤亭 帯広市東2条南4丁目19番地
ご予約とお問い合わせ 090-9752-4086長坂さんまで

青虫ノッポ ツアー終了!

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陸前高田市復興のシンボル奇跡の一本松 建物は陸前高田ユースホステル 背後に防潮堤

3月31日北海道に帰りました。道路の雪は消えていたものの畑はまだ雪におおわれています。
3月10日から始まったコンサートツアーも終えてみれば16回を数えました。

 1、北海道豊浦町 コミュニティカフェあっぷる
 2、北海道函館市 パザールバザール
 3、北海道函館市 ひとみ保育園
 4、岩手県釜石市 釜石こども園
 5、岩手県陸前高田市 ジャズタイムジョニー
 6、岩手県陸前高田市 矢作地区の仮設住宅集会所
 7、岩手県奥州市水沢 カフェ&ギャラリー1231店
 8、宮城県仙台市 ゼロ村カフェ
 9、茨城県常陸太田市 里山ホテルときわ路
10、東京都練馬区石神井 カフェ「水曜日」
11、東京都目黒区祐天寺 レインボーバードランデヴー
12、東京都府中市 とある保育所
13、栃木県那須町 みんなの居場所ゆっくりサロン(第一部)
14、栃木県那須町 みんなの居場所ゆっくりサロン(第二部)
15、千葉県鴨川市 AWANOVA
16、千葉県いすみ市 ブラウンズフィールド

青虫ノッポ号はドップンドップン海も渡り震災被災地をまわり花の大東京も
臆することなく這い回り菜の花咲く房州を最後に無事ツアーを終えました。
各地でいろいろな人にお世話になりました。
ピースフルなマインドに包まれた幸せな20日間これからぼちぼちと載せて
行こうと思います。みなさまありがとうございました!

那須にて

きのうは相模原市の友だちの家からほそい山道を
ショートカットした上で6時間半のドライブで
那須烏山の友だちの家にたどり着いた。
明日は那須町のゆっくりサロンで2回のライブを
させてもらう。
友人の手から手へ繋いでもらい新たな出会いも産みながら
どこまで行くのだろう。
一生のうちで心で語れる人の数などたかが知れている。
縁のある人とだけ出会う不思議。

いい人としか会わない特別な時間を過ごしています。

青虫ノッポ快進撃!

青虫ノッポは順調というかそれ以上に
各地で素晴らしい活動をしている人たちと
出会い元気にライブツアーを続けています。

25日の那須町みんなの居場所ゆっくりサロンの住所です。
2時半からと6時半と2回あります。

那須町高久丙525

(詳しくは3月5日の記事をご覧ください。)

仙台のライブちらしです!

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ありがとうございます!

もうすぐ3月11日がやってきますが、陸前高田市の別の場所や釜石市でも
小さなライブをいくつかやらせてもらうことになりそうです。

そして25日には那須町の「みんなの居場所・ゆっくりサロン」でもライブ
が決まりました。

春だけど冬

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狩勝峠からの眺望 私の住む村は高台のまんなかあたり

春は一進一退、でも家のまわりは小さなエベレスト。
雪をこれでもかと積み上げてありこれ以上降ったら
どこへ置こうか。帯広などと違ってここはまだ冬。
2年前犬のコジロウが逝ってからというもの
さまざまな動物が家のそばを訪れるようになった。
窓に近づきこちらを覗く動物のことである。
最近のニューフェースはエゾクロテン。
クロテンだから黒いかというとクリーム色がかった白い毛で
顔にうすく薄茶色がもようとしてあるくらいでメチャクチャ可愛い。
ペットにしたいくらいの可愛さだ。

ツアーもうすぐです

詳細がわかっている青虫ノッポツアー予定です。


3月10日(金)豊浦町 コミュニティカフェあっぷる
        5時半開演 大人1000円高校生500円こども無料

3月11日(土)函館市 パサールバザール
        7時開演 1000円+1ドリンクオーダー

3月15日(水)陸前高田市 ジャズタイムジョニー
        7時開演 1ドリンク付き1000円

3月16日(木)奥州市水沢 カフェ&ギャラリー1231店
        6時半開演 1500円1ドリンク付き

3月17日(金)仙台市 ゼロ村カフェ
        7時半開演 2000円1ドリンク付き

3月18日(土)常陸太田市 里山ホテルときわ路 
        4時半開演 入場無料・聴いて良かったらお気持ちを

3月19日(日)東京都石神井 カフェ「水曜日」
        3時半開演 1500円1ドリンク付き 要予約

3月20日(月)祐天寺 レインボーバードランデブー
        6時半開場7時開演 2000円+1ドリンクオーダー
        目黒区祐天寺1−1−1リベルタ祐天寺1F
        03−3791−5470

3月25日(土)那須町 みんなの居場所 ゆっくりサロン
        第1部 14:30開演 大人1000円・高校生500円・こども無料
        第2部 18:30開演 1500円 (1ドリンク付き)
        終演後の交流会 500円 (軽食付き)
        予約問合せ 0287−76−1377遊クラフトさん
              080−1168−2929荒木さん

またまた素敵なチラシにありがとう!

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ツアースケジュール一覧
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