農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

畑を起こす

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庭も春に浮かれ出した

畑起こし、ちょうど良い水分。
ひっくりかえりパラッとこなれる。
去年雪と泥に埋まりそうだった深いトラクターの轍も
なんなく返っていく。

降りて土を握り匂いを嗅いでみた。
土の匂いが好きだ。ほのかに森のような匂いがする。

土から出て来る幼虫を目ざとく見つけてトンビが舞い降りる。
精悍な顔、とがって鍵状になったくちばし。
地味なコーヒーブラウンと地味な白に身を包み。
誰が作ったのでもないその体と魂は、
実は風や空気や土や森の息吹が反転したもの。
そんなふうに考えるとなるほどこの生き物は宇宙全体でもあるんだなと
途方もなくとりとめなくなってしまう。
反転した宇宙。

自然の中のにおい、生き物達の息づかい
もう一度感じてみよう。

雷そして虹

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うーの森の虹

雨が降ったり晴れたりの繰り返しの中で
緑が爆発的に広がっていきます。
連休明けのいも植えに向けてトラクターの整備や畑の準備を進める日々、
今日はソバがらをフォークと軽トラックで圃場から移動、久々に
手の豆がつぶれてしみます。

22日北海道のスローフードフレンズの総会が東川町であり1泊、
青虫ノッポとしてのライブがあった。
1月にも森のようちえんでライブして聴いてくれた子ども達が
すっかり曲を覚えてしかも振り付けまでつけて踊ってくれたのは
「青虫ノッポがやってきた」という曲だ。
そこまで気に入ってくれたとは嬉しいおどろき。

ゲストとして呼ばれた川村久恵さんのアイヌについての話は興味深い
話がたくさん聞けた。ありがたいことに長年彼女も産直のお客さんだ。

スローフードという生き方に集う人達の清々した明るさと人生を楽しむ姿勢
にいつも勇気づけられている。

26日娘の誕生祝いにささやかな食事に行った。
更別にある「かっこう料理店」
農村の雑木林の中にあるお店。
ネーミングも素敵だが料理も素敵だった。
食のプロの娘夫婦も大満足。
予約の必要なお店です。

色がひとつずつ増えるような

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土台が腐って立てかけてあっただけの農場の看板を作り直した。
が、訪問者にわかりやすくするには何か物足りないと思案中です。


我が家は北国。
といってもさらに北から見れば南国だ。
へこみや山に盛り上げた雪はまだ消えずにあるが、
融けた先から黄金の福寿草や釈迦の頭のようなフキノトウが顔を出す。
ゴジュウカラが歌いだすし枯れ草におちる影はのほほんと淡い。
何もないところから始まる春は絵筆を描きくわえていくみたいで楽しい。

今日誕生日の君たちへ、おめでとう!

non*noでお昼を

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新得駅前テイクアウトの店non*noのお弁当

朝になり雨は雪に変わりあっという間に15cmほどの積雪で一面真っ白な冬景色です。

町にペンキを買いに行きがてら久しぶりに娘夫婦がやっている
駅前のテイクアウトの店non*noにお弁当を食べに行きました。
こんな日はあまりお客さんが来ないだろうと想像していましたが、
結構入れ代わり立ち代わり人が来ていました。
娘の高校時代の同級生が帯広から来てくれたり、
なんだか楽しそうにやっています。
幼なじみのMちゃんNちゃんの接客も感じが良くて
お店の雰囲気を爽やかにしてくれています。

NHKの番組で吉幾三とルー大柴がここにやってきた時の写真が貼ってあります。
吉幾三さんがベジ寿司のひとつを美味しそうに食べたあとで
ネタがトマトだと教えられショックを受けるシーンが爆笑でした。
「俺トマトが大っ嫌いなんだよ」「・・でもこれならいける」
北海道の昨年の台風被災地を訪ねる番組でしたが全国放送もされていて反響が
親戚や知人からありました。

追記
今日の弁当おかずの種類も多いし塩こうじの鶏からあげが美味しかった。
それぞれがちょうどよい味付け。
管理栄養士という肩書きがあるだけで健康に良さそうな気になるから不思議。
テーブルで食べればみそ汁サービスというのもうれしい。
我が娘ながら良くやっちょる(笑)

本格的春に助走中!

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雪が解け小さく控えめに咲いている庭のクロッカスや
チオノドクサがけなげで可愛い。
北国の春、すいせんやチューリップはまだ先。

きのうでマルチはがし終了。
春先は少し歩けば枝葉のやることに時間をとられ
なかなか本来やるべきことに辿り着かない。
本格的な春に向かってそろりそろりと助走中。

ツアーを終えて

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この年になると記憶がいつまで持つかわからないと
がんばって3月10日からの長いツアー日記をまとめました。

今回お世話になった皆さんと出会ったひとりひとりに
最大の感謝の意を捧げます。

そしてヨッシーが教えてくれたこと、
それは純粋な願いはいつか叶うということ。
良い旅をいっしょにできて幸せです。

さあ、ヨッシーは次のステージがあるし
僕はもう少しアコーディオンを磨きます。
青虫ノッポ!未来は明るいぞ!(根拠はないが)

サロン齋藤邸ライブ

4月9日
ヨッシーと午前中帯広のFMWINGに1時間の生出演。
「青虫ノッポがやってきた」と「クマゲラ」2曲を生演奏。
放送スタッフは女性2名のみ、トークと時間配分プロの仕事を見せてもらった。
夏にまた出演させてもらうことになった。

サロン齋藤邸ライブ
帯広市にある大正に建った古民家はガラスの模様などが素晴らしく
まさに古き良き帯広を感じさせる建物でさまざまなイベントに
使われているらしい。
そこでツアーを終えた僕たちに農家の友達の長坂さんと奈美さんが
コンサートを企画してくれた。ヨッシーのお母さんとも久々の再会。
奈美さんもほぼ同じ時期にアコーディオンを始めていて
青虫ノッポのライブのあとの第2部として歌声喫茶をリードした。
みんなで歌って笑って楽しい時を過ごした。
なごやかに過ごした一日。
長坂さん、奈美さんありがとう。

千葉編 いすみ市「ブラウンズフィールド」 ライブ

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ブラウンズフィールドでは目に映るすべてのポイントが美しく調和していて別世界
3月29日
Yaeさんとお別れして元来た海沿いの道を戻りいすみ市に向かう。
12月頃からヨッシーはブラウンズフィールドでライブしたいと
話していてそれが実現するとは思っても見なかった。
中島デコさんは新著「ブラウンズフィールドの丸いテーブル」の
出版記念イベントなどがあり全国を飛び回っていたからだ。
にも関わらず青虫ノッポのライブをたまたま帰って来た時期に
快諾してくれたのだった。

ありがたいことにデコさんはうちのカボチャや人参やソバを
気にいってくれて毎年注文してくれる。
近くで娘さんが営む高級民宿慈慈の家でも使ってくれていたという。
そこもまた素敵すぎる場所だった。

ライブ場所は「サグラダコミンカ」と呼ばれる築250年の古民家を
再生したという障子の光の美しい立派な建物だった。

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サグラダコミンカでのライブでギタンバの説明をするヨッシー

ライブにはデコさんエバレットさんお二人はじめ、ハワイからアメリカから
イギリスからイタリアからフランスからマレーシアからなど実に国際色豊かで
ここはどこ?という感じだった。東京から来てレインボーバードのお友達という
女性やピースボートの旅を終えてばかりの若者。
そして新得共働学舎sチルドレンがここにもいた。
近くでチーズ工房SENを主宰する柴田さんという女性。
なんだかすごい人達を前にしたライブで今回のツアーの
しめくくりとして最高なものとなった。

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その夜はその古民家に泊めて頂く。
翌朝デコさんが朝食をいっしょにしましょうと呼びに来てくれた。
そこは本になった丸いテーブル!
エバレットさんと共通の友達のことを話したり意外な所でつながっていたり。
感謝しつつみんなで食べものにお祈りしていただいた。
丸いテーブルで素晴らしすぎる朝食。

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最後に記念撮影。
今年もおいしいかぼちゃを送ります!

千葉編 鴨川自然王国

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九十九里浜の南端の海にはしゃぐ青虫ノッポ

3月28日 AWANOVAライブ

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久しぶりに来る鴨川自然王国、Yaeさんはまたも気さくに迎えてくれる。
ご主人そして近くに住むハイジさんとハウスの稲の苗の世話をしているところだった。
Yaeさんの作るお昼をごちそうになりAWANOVAへと出掛ける。
ご主人は昼食後すぐに田んぼに行きくわで畦を整える作業をしている。
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このあたりの田んぼは天水にたよるため、ザリガニなどが穴をあけたりすると
せっかくの水が抜けるのでこの管理は必要なのだそうだ。

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Yaeさんに連れて行ってもらったAWANOVAは新月の日ごとに開かれる
地域通貨などでつながる人達の開くオーガニックマーケットだ。
オーガニック野菜やコーヒー屋さん、ケーキからヒーリングセラピーやマッサージ
占い師までオーガニック系の人がたくさんいて活気にあふれている。
そこで青虫ノッポのライブをし、さらにYaeさん宅で少しだけリハした曲など
4曲ほどのYaeさんライブもした。最後の1曲はヨッシーの提示したアイヌ民謡の
不思議なリズムに合わせたフリーソング。Yaeさんのフリーソングはとても素敵だ。
大地に根ざすものから産まれて来る大地の唄だ。

夜はYaeさんのお友達もポレポレという手作りハウスに集まり
おいしい黒ビールやお酒と持ち寄りの料理でセッションを楽しんだ。

お父さんの藤本さんが建てたカフェの建物に泊めていただいた。
小さな図書館ほどのさまざまなジャンルの本が並んでいた。

翌朝Yaeさんと僕と連れとヨッシーの4人ででゆっくりと周辺を散歩した。
忙しいのにいろいろもてなしてくれて大感謝だ。
Yaeさんとは背景がまったく違うけれど半農半歌手として近しく思っている。
土に根ざすことで生まれる何かを信じているところが同じなのだろう。
また近く今度は北海道で共演することになってとても楽しみだ。

千葉編 寺田本家でおみやげ購入

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3月27日
益子町から霞ヶ浦の東沿いに進みついに青虫ノッポ号は利根川を
渡り千葉県に入り下総神崎の有名酒造、寺田本家に着いた。
これから会うYaeさんと中島デコさんのところへおみやげに
一番ふさわしいと思った次第。得意げにゲットしたお酒をかかげる青虫ノッポ2匹。
今夜は母のところに泊めてもらう。

栃木編 陶芸家の友人訪問

3月26日 益子町の陶芸家の友達に会いに

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益子町に入りまずはヨッシーが以前行ったことがあるというスターネットカフェへ。
ヨッシーは本を読むのが好きだ。ここも相当シックでおしゃれなカフェだ。
自然栽培の美味しそうなイチゴを購入。

久しぶりのジンさん&ヤマトさん。
ちょうど陶芸教室が終わり1組のお客さんが出て来たところに訪ねた。
その晩は娘さんの菜七子ちゃんも東京から来てくれたり
益子のお友達を呼んでくれたりの持ち寄りパーティとなった。
ステージは台所。菜七子ちゃんは小学校6年生の夏休みに来た
我が家の猫の名前モグモグもちゃんと覚えてくれていた。
今はなんとシンガーソングライターとして活躍している。
CDも出していて青虫ノッポのレゲエの伴奏で自身の歌を歌ってくれた。
台所のステージで、ソロでは階段で(笑)
ウクレレを弾きながら歌う歌は聴くだけで幸せな気分になる声で
淡いカラフルな世界を描き出す。
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ハッピーなオーラの菜七子ちゃん、お気に入りの籐製のウクレレケース

二人が訪ねて来たのは僕らが農業を始めたばかりの1980年で
鶏小屋を改造した家の時だった。
その時はアイヌ文化に学ぶワークショップで北海道に来ていたのだそうだ。
僕らのその後1997年頃初めて益子に遊びに行った。
僕らと同じく子ども達は巣立ち今はご夫婦でマイペースで暮らしている。

僕らも若くないのでこうして昔の友達に会っておきたいと思う次第(笑)
こつこつと自分たちの好きな陶芸を続け自分たちの力で生きてきた二人は
素敵に年を重ねていた。
工房風和里ホームページ
http://www16.plala.or.jp/vega_brass/youkoso.htm

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栃木編 「みんなの居場所ゆっくりサロン」 ライブ

3月24日〜25日 那須町 みんなの居場所ゆっくりサロン

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まずはゆっくりサロンの荒木純子さんにご挨拶に行く。
駐車場に人を見送る荒木さんがいた。
電話やメールでやりとりしたイメージと変わらないはつらつとした
笑顔の方だった。
どうぞどうぞと促され明日の会場となる木造のしっかりした建物に入る。

中はぶっとい丸太の柱が支える広々した空間で隅には広いカフェコーナーがあって
壁には知的障害を持つ人達の描いた素敵な絵が並んでいる。
その時は織物教室があり地元の人達がいくつも織り機を並べて和気あいあいとしていた。

荒木さんのめざす「みんなの居場所」が体現されていた。
コーヒーや手作りお菓子をいただき、さらに駆けつけてくれたもう1人の今回の
ライブに向け尽力してくれた那須町の遊クラフトさんと軽い打ち合わせ。
明日が楽しみ。

今晩の宿泊は友達であり長年の野菜のお得意さんの小野邸。
東京での仕事を終えた金曜日よくこちらの別荘に来て週末を楽しんでいる。
高田渡とかブルースとかが好きでギターや楽器が置いてある夢の空間だ。
3年前ここで奥さんからアコーディオンをいただいたのが僕のアコーディオン熱の
はじまりだ。さっそくヨッシーと皆でセッションしつつ酒を飲みつつ楽しい宴。

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さて当日、僕は不覚にも風邪ひきで咳が出るようになっていた。
それでも声を張る必要のある「最後のシマフクロウ」だけははずして
2回のステージは乗り切ることができた。

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みんなでオーガニックな幸せな世界をめざして青虫ポーズ、クイックイッ(笑)

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最後の交流会では歌いたい人が歌い僕たちは伴奏をつとめた。
友達のペケも東京の仕事を終えてかけつけてくれて歌ってくれた。
ペケはたくさんオリジナルの歌がありとてもいい声だ。
作詞家の弟さんと歌ったりするとビージーズみたいなきれいなハーモニーになる。
そしてペケの親友の小野さんたちともセッション。
小野さんの奥さんはフルートを始めていて元々歌がうまくて息の使い方が
出来ているせいか上達が早くて驚く。ジュピターなどを披露してくれた。
料理もとてもおいしくて盛りだくさんの楽しい交流会だった。

荒木さんは東京出身でだいぶ前にご主人と那須に移住してペンションを経営、
今は経営を息子さんに譲りご主人はデイサービス事業を始め純子さんは
この「みんなの居場所ゆっくりサロン」を主宰している。
これからますます高齢化が進み現実的にどう人生を最後まで豊かに過ごせるか
が問われる時代。引っ込みがちなお年寄り(特に男性)をいかに引っ張りだせるか
荒木さんたちは心を砕いている。
それでもそんな人のために役に立とうとしているせいか、荒木さん自身が
とても若々しくお肌もつやつやだ。
そんな人に出会えただけでものすごくラッキーなことだ。
生き方に感銘。

ペケ達と小野家に戻りヨッシーとの歌合戦はまだ続く。
僕は風邪で早々にふとんの中に潜りゴホンゴホン。
階下の楽しげな歌声に幸せを感じながら眠りに落ちた。


栃木編 那須烏山市

3月23日

藤野から高速で高尾方面に抜けるのでなしに
山道の陣馬街道を入った方が渋滞さけられるとの
友人の提案通り行くと、え?登山道かというような
曲がりくねる山の中の道。
途中朽ちたような峠の茶屋がある。
昔はここで一息ついてから降りて行ったのだろう。
何人か熟年ハイカーとすれ違う。

峠をおりると八王子やがて横田基地わきの福生市を通る。
昔来たことがあるが基地沿いの通りはまるでアメリカだ。
日本のロックはこういう街あたりで育ったような気がする。

ヨッシー運転で6時間半、那須烏山の友人宅にたどりつく。
友人は以前トムラウシに住んでいたことがある。
現在は福島の被災犬や事情で飼えなくなった犬など3匹と
古民家に暮らしている。音楽シーンに詳しく用意してくれた
ピザや手料理やお酒を美味しくいただきながら音楽談義に
花が咲く。ヨッシーも詳しくて僕などチンプンカンプン。

次の日友人は朝から犬3匹と出勤、僕たちは午前中はゆっくり
過ごさせてもらった。感謝!そして那須町へと向かう。

神奈川編 藤野〜高座渋谷

3月21、22日

保育所ライブを終えて西国分寺駅で元ウーファーのあいちゃんと会う。
学生時代カンボジアのスモーキーマウンテンの子どもたちを海に連れて行く
ボランティアをしていた子だ。今ではお母さん。相変わらずの笑顔を見せてくれた。
ほんのひと時会えただけだが2年ぶりくらいの再会がうれしかった。

そして今度は以前十勝に住んでいてわけあって東京でシングルマザーで
ハーブの仕事をしている友人とおすすめのクルミドカフェという駅そばの
カフェでおしゃべり。

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そして藤野の毎年遊びに行く友人宅に2泊させてもらう。
2日目ヨッシーとガラス職人の龍くんと僕と藤野の友人4人で
電車で2時間かけてベトナム料理を食べに行くことになった。

藤野の友人が朝突然言いだしてそうなったのだが
食と酒に対してものすごい情報量を持つ食通なのだ。
電車を乗り継ぎ着いた高座渋谷は一見何の特徴もない
街だったが団地に近づくとなにやら外国っぽくなってくる。
その団地はベトナム戦争の頃から難民を受け入れて来たらしく
いろんな言語が飛び込んで来る。
「タンハー」という目的のお店に入る。
正面から見ればベトナム食材店みたいだが
中は食堂になっていてほとんどベトナム語しか
話せない店員もいる。
何やらわからないまま友人が注文した料理をつつくと
うまいのである!
いろいろ腹がふくれるまで食べて2000円。
友人は入る前に胃薬まで流し込んで臨戦モードだったのも
うなずける(笑)
恐るべし、食通の世界。
往復4時間の大人の遠足であった。
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東京編 府中の保育園ライブ

3月21日
いろいろややこしいのでとある保育園でのライブとしよう。
100人ほどの園児たちと楽しくライブで盛り上がった。
オリジナルの子ども向け「ちっちゃなおしり」「みつばちブーン」などもあるし
「さんぽ」などは皆に歌ってもらえるし、いつでも子ども向けライブは楽しい。
子どもは元々ロックンローラーだからね。
踊ってもらう最後の曲の時いつもヨッシーはギタンバを途中で置き
子ども達の真ん中でその長身でヘンな面白い踊りを始める。
すると子ども達はさらにはじけて踊りだすのだ。
最高な瞬間だ。

40分ほどのライブが終わっても今年から小学校にあがる年長さんが帰らず
もっと何か歌ってほしいというのでヨッシーと即興の歌をブルース進行で
歌った。思いつくまま言葉を乗せて。
保育士さん達はボタンアコに興味を持ってくれたし、
音楽は大人も子どももみんな好きなのだ。

この日は朝から雨でこういう日は子ども達もエネルギーを持て余すので
こういう時間があって良かったとのこと。
給食を食べる頃雨の中をさよならして子ども達も元気良く手を振ってくれた。

東京編 レインボーバードランデヴー ライブ

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3月20日

環八や環七、世田谷区を抜けて青虫ノッポ号はついに中目黒までたどり着いた。
ヨッシーはハーベストでスマホを落としガラスが欠けたのでナビは使わず
地図読み係となり久々に自分がハンドルを握った。花の大東京。
なぜかまた二人の会話は東北弁となる。
たぶん東京に緊張している自分たちを落ち着かせたい心理からか(笑)
「スカイツリー見えねえな」「どごさいったんだべかあ」みたいな・・

目黒銀座商店街が終わったあたりのナチュラルローソンの隣りに
そのお店はあった。すぐ近くに東横線が走る場所。
ベジタリアンやビーガン専門のカフェである。
ビーガン食のお弁当なども作っている。
おしゃれで洗練されたイメージとはうらはらに気さくなオーナーひろさんと
素朴で愛らしい笑顔のスタッフみなさんが迎えてくれる。
ひろさんの奥さんのまさよさんはセラピーも開いている。
豆乳ソフトを食べたらめちゃおいしかった。
グルテンフリーのものなど今の時代こういう食を提供するお店は
ますます必要とされている。

ライブの前に目黒銀座通りをヨッシーとブラブラ散策、面白い!
ひとつひとつのお店に個性がありおしゃれ、東京も変わったなあ。
洗練というか楽しみ方にみんな気がついて来た感じ。
途中目黒馬頭観音を路地の奥に発見、ライブの成功を祈る。

ライブにはヨッシーの一番下の妹さんが横浜から旦那さんとまだ小さな仁太郎くんと
来てくれた。これでヨッシーの兄弟姉妹3人全員と会えた。仲良し兄弟。
そしてヨッシーの旧友達や札幌の「青い空流れる雲」時代の同僚みきさん、
それから、なんと那須のライブをつないでくれる小野さん夫妻も
新幹線の人身事故で予定していた盛岡の親戚の結婚式に行けず
ぱりっとした正装のまま来てくれた。これはサプライズ。

食べものを大事に考えている人達と作りあげる僕たちのライブは
いつも気持ちがいい。
レインボーバードランデヴーもまさにそんなところ。
すごくおしゃれだけどここもやはり街を耕している。
カルチャーの語源は耕すというところから来たらしい。
こういうおしゃれ感がもっと広がっていきますように。

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ヨッシーカーについた帯広ナンバーが珍しいらしく記念撮影(笑)
みんなで手を振って見送ってくれた。
明日は府中市のとある保育所で午前中ライブがある。
今晩の宿泊先は横浜の我が息子のお宅。
夜の東京を西へ西へ。

東京編 カフェ「水曜日」ライブ

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3月19日
青虫ノッポは今までに予定していた入りの時間に遅れたことがない。
茨城のヨッシーの弟さんの家から東京の石神井に向かったのだが
千葉県の流山で車が渋滞しピタっと動かなくなった。
ヨッシーがスマホで検索し一旦戻って違う道から責めようとなった。
その決断は正しく高速道路に乗ることができて目的地のカフェには
ぴったり2時に着いたのだった。

ここのオーナーはロシア語通訳と翻訳家で6年間札幌に住んでいた方。
以前同じ上石神井の「ちょっとしたカフェ」でのライブでお会いし
札幌に共通の友達がいることもわかりいつかその方の家でホームコンサートを
という話がありそれが今回実現した形だ。

今回来てくれた方もまた多彩だ。
昔うちにステイしたことのある市野くんはいつも奥さんと来てくれる。
そして今回も東北をつないでくれた鈴木さん、大学教授兼詩人、ロシア人女性、俳優兼
NHK大河ドラマなどの山口弁アドバイザー、
新得空想の森映画祭にもゆかりある映画監督で詩人の福間さんご夫妻、
無農薬八百屋を長年やって来た人などなんだか凄い人達。
でも、みんな交流会まで残りおいしいボルシチなど食べながらライブに
いい感想を頂いた。すごい人達からもったいないほどの。
東京の屋敷林や雑木林を守るためだったり無駄な外環道の建設を
ストップさせるため闘っていたり僕らが北海道で耕すのと変わらない
どこかで共通の想いを持つ人達でもあった。

オーナーの父親も大学教授だったこともありたくさんの蔵書
古い洋風の調度品など知的で品格のあるおうちカフェだった。
そのままそこに泊めて頂く。

みんなも帰ったあとヨッシーと自転車2台借りて大泉学園前の居酒屋「厚岸」に
夜食を食べに出た。安くておいしい落ち着く居酒屋だ。
東京の庶民の楽しむ夜満喫、自転車で走り帰る静かな住宅地。

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翌朝すぐそばの石神井公園に散歩に行く。
カワセミがまるでスターのように水辺の枝に停まり
それを何台もの望遠カメラが追いかける。

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ヨッシーとたまたま鵜が大きな魚を丸呑みする瞬間を目撃、
のどが魚の形になりやがて腹の中に消えた。
30cmはありそうな亀がなぜか片足だけ長く後ろに伸ばしじっと日光浴
をしていたり石神井公園はワンダーランドだ。

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お昼は友達みんなとパン屋さんハーベストでランチ。
店長の石井さんは僕と同い年。今まで2回ここでライブをさせてもらった。
うちのカボチャやジャガイモも使ってくれてこれが今年最後の宇井さんのところ
のジャガイモですとショーケースの調理パンを指差してくれる。
大事に使ってもらっていてとても光栄。
今年もがんばろうという気になる。

ゆっくり歩いてカフェ「水曜日」に帰りそこでオーナーの村山さんと鈴木さんとお別れ。
青虫ノッポ号はいよいよ東京深部へ。


茨城編 里山ホテルときわ路ライブ

3月18日 常陸太田市 里山ホテルときわ路
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ヨッシーとお母さんと3人で高速道路を使い仙台から常陸太田市に向かう。
途中高村光太郎の智恵子抄で有名な安達太良山近くで食事。
ヨッシーのお母さんもまた美しい人で年齢は僕の方が近い。
ヨッシーと並べばお姉さんかと思うほど若々しい。
車で次の演奏に向かうのもはなやかでピンキーとキラーズになった気分(笑)

仙台ではヨッシーの妹さんがライブ開催に奔走してくれたが
今回は茨城である企業の部長をしている弟さんが奔走してくれた。
ヨッシーは兄弟からも愛されているんだな。

会場の里山ホテルときわ路に着いた。
まず驚いたのは出迎えてくれたスタッフの方の気さくな感じの良さ。
あとで名刺をいただいたら肩書きは「さかせる係」
青虫ノッポの音源を聴いて「うちにぴったりですね」と即答してくれたという。
すごいのは中庭にテニスコートがあったのを畑にしてしまい
残飯なども使いヤギを飼い落ち葉を集め堆肥を作り野菜を作っているのだそう。
薪割りをしてくれたら宿泊料割引きなど。

ふかふかのソファーがたくさん置いてあり子どもの遊び場のあるロビーが
会場だ。弟さんご家族、有機農業をしている近くの人、新得で新規入植した
友達のお母さんなどが来てくれた。

特に嬉しかったのは2008年前にウーファーで秋の収穫期に滞在した
さやかさんがご主人と小さな娘さんと共に来てくれたこと。
幸せそうな笑顔で約10年ぶりに会うことができた。

ライブ途中でぼろぼろ涙を流していて終了後そのわけがわかった。
娘さんを産んだあと自身の体に異変があり手術や抗がん剤の治療など
大変なことがあったことを打ち明けてくれた。

それでもご主人は動じずずっと彼女をサポートし続けてくれたそうだ。
病室では泣き続けたけどご家族やご主人の支えで乗り越えられたと話してくれた。
そんなつらい思いも経てこうして自分に会いに来てくれたとを思うと
ジンと来てしまった。

彼女がプレゼントとして渡してくれたものを紙バッグから出してみたら
それは大きな写真アルバムだった。
80枚近くに及び「ジャガイモ畑でつかまえて」のイベントの様子や
人参収穫や箱詰めの様子、まわりの風景、連合いの用意した朝昼晩の
それぞれ全食事まできれいにレイアウトされコメントまで添えられている。
「ああ、こんなこともあったんだ」と忘れていたことまで思い出す。

以降コンサート会場ではこのアルバムをたくさんの人に見てもらい
自分の夏のあいだの暮らしぶりを知ってもらうのにとても役立った。
これからもこのアルバムは我が家の家宝であるのは間違いない。

さて、ライブが終わり支配人の方とお話した。
まだ40代の若い方で名刺には支配人などと書かず「そだてる係」とある。
見るからに優しい方で僕らがここに来てからホスピタリティの質の高さに
驚きましたというと「従業員が聞いたら喜びます」と笑顔を見せてくれた。

古い頭のかたい大人達の考えるホスピタリティではない新しい価値観、
実は本当に人がリラックスできるのはどういうことかをしっかり考えた
結果なのであって新しいも古いもないはずなのだが、従業員ひとりひとりが
自分の仕事に誇りを持ってお客をもてなす雰囲気になっていることが
まず気がついたことだった。

しかもオーガニックなことの価値をわかっている。
ヨーロッパではアグリツーリズモなどですでに始まっていると思うが、
既存のスタイルのホテルが変貌しそういうコンセプトを持ち始めたのは
日本では先駆的存在なのではないだろうか?

この日は土曜日でもあるしどんどん客が入る忙しい中
僕たちにお茶を何度も持って来てくれたり終始笑顔で
気さくに話しかけてくれた「さかせる係」の舘さん。
以前からの知り合いであったような方がこのホテルを
本当の意味で咲かせているような気がして来た。
人間性で勝負している新しさを感じるホテル。
口ではうまく説明出来ないが本当に驚いたホテルだった。
http://satoyama-hotel.com/

いろんなことでジンと来た里山ホテル。
宿泊はヨッシーの弟さん宅、黒板には僕たちへのウエルカムボード。
暖かいね。いよいよ明日は東京へ。

仙台編 ゼロ村カフェ ライブ

3月17日
泊めていただいてお世話になった小松さんに見送られ
アンダーパスに消える僕たち。小松さんは北海道出身で
東京で出版のお仕事をしていている。
最近は東北の震災復興支援のための自転車レース、ツール・ド東北にも参加
しているそうだ。

歴史を感じさせる一関をあとに一路仙台市をめざす。

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ゼロ村カフェ

仙台市の閑静な住宅地にある西村くんの妹さんの家にお昼ころ着いた。
お母さんも待っていてくれた。
妹さんはバレエ教室の先生で姿勢がすっと伸びて透明な美しい人だった。
それをヨッシーに話すと。すかさず「いや、半透明」などという(笑)
家事に仕事に忙しい中、妹さんは兄貴の得体の知れないバンドのために
仙台でライブのできる場所さがしに奔走しチラシも作ってくれた。
「青虫ノッポ」などというヘンな名前だし、縁もない所にライブさせてもらう
お願いをするのはそれだけで大変なことなのだ。

さて、ゼロ村カフェは想像以上に広い1階フロアーにあり、
ペレットストーブの販売もするお店らしく違う型のストーブ
がいくつも展示されていた。
置いてあるチラシから見て明らかに脱原発のスタンスだ。
ストーブの火が踊るのを背にライブはスタートした。

来てくれた人は実に多彩、40年前に民宿で知り合った人、野菜のお客さん、
娘のだんなのお母さんとカラオケ仲間、札幌のスローフード仲間でAIR-Gの
パーソナリティの方までたまたま仙台に来たからと来てくれたり。

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「のうのうのう」のあと清志郎の「サマータイムブルース」のフレーズを
短くやったあとで皆で手を斜め上にかかげ、
伸ばした人差し指をクイックイッと曲げる。
これは青虫のサインで原発に象徴される世界からオーガニックな生き方を
めざそうという決めのポーズ(笑)

とてもいい雰囲気の場所で妹さんが気に入ったカフェだったからなおさら
僕たちのライブがだめで足を運びづらくなったらどうしようとか心配
したけれど杞憂だった。暖かいライブが出来て良かった。
妹さんに感謝です。やはり僕のイメージは透明なまま(笑)

岩手編 奥州市水沢区のアートなカフェでライブ!

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3月16日 奥州市水沢区カフェ&ギャラリー1231店

陸前高田市からくねくね山道をぬけると急に広い市街地に出た。
それが奥州市で最大級の扇状地に位置しているため肥沃で
1231店のご主人はりんご農家で特に水沢区はおいしいりんご
産地で有名なのだそうだ。
お店をやっているのは元美術教師のはるひさん、武蔵野美術大生の同期に
奈良美智さんがいるという。店内はさすがにアートを感じさせる色と
アトリエにいるような豊かな気持ちになった。
お店の前にかかる白い布はのれんというより風に揺れるオブジェみたいだし、
大粒の石炭が黒く光り子ども達が走りその感触を面白がっていた。

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ライブは盛況で満席、江別出身で宮沢賢治が好きでそれがきっかけになり
岩手に移住した人、札幌のみんたるのお友達など北海道にゆかりのある人も来てくれた。
ここも陸前高田のジャズタイムジョニーを紹介してくれた東京の鈴木さんが
つないでくれた。やはりよしだよしこさんもここで歌っている。

雰囲気的に大丈夫なのでちょっとロックでサイケなアサツユもここでは入れた。
リンゴ農家のご主人は東京でプロのロックギタリストだったくらいでライブ
が終わってから3人でセッションになった。

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このセッションもなかなかすごかった!

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ヨッシーのギターを弾く姿絵になってるね!
背中に天使の羽根が生えて来たみたいだ(笑)
久々のギター小僧3人楽しかったな。

とてもいい集まりでした。はるひさんありがとう。

夜は一関市の鈴木さんの伯母さんの古民家に鈴木さんのお連合いに
連れて行ってもらい宿泊。
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