農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

グラスには半分も水が入っている

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クラリスとフランクは3回あった休日に毎回フランス家庭料理を作ってもてなしてくれた

コロナ禍のこの1年を日本の中で過ごしているフランクとクラリスは
今は札幌でフランス帰国前の自主隔離中です。
我が家も昨秋の一番忙しかった約3週間滞在しました。
そのあとも時々近況をメールで伝えてくれています。
最近は旭川に小旅行をしてアイヌ記念館に行って感動したことを
書いていました。そして、フランスに行ってもアイヌのことをみんなに
伝えたいとも。

農作業をしながら人生の向き合い方についてよく話をしました。
中でもグラスに半分水が入っていたとして、
半分もあると思うか、半分しかないと思うかというたとえ話について
思い出します。
同じ世界を旅するのでもコロナがない時だったらもっと自由に
動けていたことでしょう。でも決してがっかりなどせずに
行けるところ、できることを探して日本の文化については
私なんかよりよほど詳しくなっています。
考え方一つで充実した時間に変えられることを
彼らは示しています。

クラリスはフランス人でもあまり知らないアランという哲学的な文筆家
のことを出すと、その内容まで的確に記憶していました。(プロポ)
お母さんがアランの引用をしていたということで、
要約すれば悲観主義は気分によるもので楽観主義は意志によるもの
というような考え方です。

人生は思い通りにはならず、うまくいかないことの方が多いです。
そんな時どう向き合えばいいのかわからず途方にくれることがあります。
そんな時思い出すのは「グラスの水はまだ半分もある」のこと。
すると、ふと自分がまだわずかでも持っていたものに目を向けられ、
また歩き出せそうな気持ちになるのです。

旅に出る前は企業の法律関係の仕事やテレビ番組制作で働いてきた彼ら、
今回の旅で決して普通ではない大変な状況の中からたくさんの
輝くものを汲みだしています。そして私達には見えなくなっていた
日本の素晴らしいところも伝えてくれました。
クラリスたちの生き方から学ぶことはたくさんあります。

大人の都合と子どもの心

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自分の子どもが小さいときに木のおもちゃをいくつか作りました。
電話機やくねくね曲げられるヘビや子供用の椅子なども。
でも今思い起こせばそれは自己満足にすぎなかったかもしれません。
子どもはどんなものでもおもちゃに変えられる遊びの天才です。
たまにデパートのおもちゃ売り場に行くとすごくカラフルで機能も
すごくて驚きますが子どものためというよりどうしたら大人にアピール
できるかの商魂たくましさが見え隠れします。

そこで今はこういうおもちゃがいいのではと思ったのはシンプルな積み木。
いろんな形がある方がいいのですが収納に簡単さを求めて全部20cmに切り
サンドペーパーで角を取り全部で14個。
水彩絵の具を塗りクリヤーラッカーをスプレーして出来上がりです。
色はよくある派手な色ではなく透明感のある風にしたかったのです。
これだけあればクマのベッドも滑り台もできます。
一番シンプルなおもちゃ、さあ、たくさん遊んでくれるかな?(・∀・)

今日も遊びに来てくれてありがとう

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ソリの溝にできた氷をほおばる幼な子

1歳児の脳はすごい勢いでネットワークを広げていることを書きました。
きのうまでうちの猫の名前エムちゃんを「エチュちゃん」と呼んでいたのに
今日は「エム」と発語して驚きました。
興味深いのは、もし大人の歩く姿を見なければ赤ん坊は歩けないのだそうです。
なんでも大人の真似をして覚えていくのですね。
気をつけなきゃねッ(・∀・)つ

家の中の遊びをひと通りすると必ず外での雪遊びをせがんできます。
外で遊ぶとみるみるほっぺと鼻がリンゴのように赤くなってきます。

もうすぐあれから10年

きのう国会中継の中で福島原発事故の風評被害云々との経産大臣の答弁があり
「ん?事故は終わったみたいなことよく言えるよ」と思ったのですが、
同じ日の福島テレビのニュースで以下が伝えられたのです。

「福島県沖で水揚げされた魚から、基準値を超える放射性物質を検出。
福島県の漁業組合連合会によると、福島県の新地沖8.8kmの海域でとれた
「クロソイ」から、1kgあたり500ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。
これは、国の基準値の5倍にあたることから、福島県漁連は、
安全が確認できるまで、クロソイの出荷を停止することにした。」

さらに、先日の震度6の地震の後この頃になって原発本体の様々な
損傷が明らかになってきています。
NHKオンラインニュースで見て驚いています。
必ず締めくくりとしては外部への放射性物質漏れは認められなかったで
終わっていますが・・・


普段私たちは壊れた原発が未だ事故を終わらせることができていない
ということを忘れるようにして暮らしています。
いつもそんなことばかり考えるのはしんどいからです。
でも10年が経ち廃炉の道筋は見えていないという現実と向き合う時
とても開催される東京オリンピックに、たとえコロナがなかったとしても、
拍手する気にはなれないのです。

24日加筆

猫かわいがり日記

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猫は何も生産しないけれど人を笑顔にしてくれます。
母のお腹の中にいるみたいだ。

今日のそば

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そば絶賛発売中!蕎麦湯も限りなく美味しい 10把3500円送料別

情熱のヒョウ柄

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ボタンアコーディオン豹柄毛布に包んで

この冬以上に練習する時間を持てたことはないボタンアコーディオン。
覚えが悪く何回も練習を繰り返すため家族には大変な迷惑なので部屋の
防音をできるだけしたものの十分とは言えません。
そこで右手ボタン以外全部ヒョウ柄の毛布で覆っています。
左手にもバスとコードボタンがありますが、毛布の隙間から左手を
潜り込ませて使います。ビジュアル的には原始人っぽい感じになります(笑)

結局楽器の習得はアスリートと全く一緒で何回も同じ反復練習を積み重ねる
ことです。私たちの日常でも同じように行動を繰り返すことでほとんど
無意識にできるようになっていることがたくさんあります。
楽器の場合もそうして自動化することで脳の使用領域を節約し、新たな
インスピレーションが生まれるためのスペースを空けられるということ
なのでしょう。それが練習の意味だと理解しています。

「努力は決して人を裏切らない」とは至言だと思います。
アスリートも音楽家もすごいと絶賛される人はやはりそれなりの
膨大な時間をかけて反復練習を積んできた結果だと思うのです。
自分が下手なのは単に十分な時間と努力を投入していないからなのは
間違いないのです。

その努力の元になるのは・・・そう、情熱です。
今宵も情熱をヒョウ柄でまとい反復練習に励もうっと!

出会いを乗せて

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幸せってこう言う顔?パパの腕に抱かれて

ななちゃんのパパママは人に食を提供する仕事なので時々
忙しい時に子守りを頼まれます。
春になればそんな時間も取れないので今だけの役得です。
ただまっさらな幼児の心と向き合うことは責任を感じるとともに、
素晴らしい本を読むくらい勉強になり興味深くもあるのです。
そしてふたたび、子どもってなんて素晴らしい存在
なのかと思い至るのです。

「おとなは、だれも、はじめは子供だった。
しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない」
星の王子さま巻頭の言葉より サン=テグジュペリ

昨夜、連れは日本メノナイト帯広キリスト教会関係の姉妹の
前夜式に参列してきました。
柔和で清潔感のある小林さとみさんは帯広厚生病院で長年看護師として
働き定年退職後も同じ職場に勤めようとしたその時に脳の腫瘍の病気が発覚、
大変な闘病の末ついに力尽きてしまいました。
謹んで哀悼の意を表します。

夫の小林喜一郎さんは10年ほど前に亡くなってしまいましたが、
トムラウシの牧場で私と一緒に牛舎の建設のアルバイトをした時期があります。
エアコンプレッサーのベルトに指を挟んで怪我をして屈足の医者まで連れて
行った思い出がありますが絵描きだったので指のことを心配しましたが大事には
至らなくてホッとしました。
海外放浪の経験もあり自由な考えの持ち主でその時は独身でしたが、
のちにメノナイト教会で同じクリスチャンのさとみさんと結婚式をして
髭もじゃの小林さんがあんな天使のような女性を捕まえたのが可笑しかったです。
その後も英語塾をしながら陶芸をしたり絵を描いたり幸せな暮らしが
あったと思います。今は二人天国で再会を喜び合っていると思っています。

この二つの記事を書いたのはやはりいろいろあっても
人生は面白い、人にはまだまだ素晴らしい可能性が眠っているという
ことを確認したかったからかもしれません。
結婚式の時に、さとみさんよりだいぶ年上の小林さんが「最終のバスに間に合った
という感じです」と言って参列者を笑わせたことを思い出します。
みんな幸せに包まれていました。

人はみな生まれてきて思いがけない出会いを乗せていつか終わっていく、
そんな風に俯瞰できたらもう少し真面目に面白がって日々を送れそうな気がしたのです。

ふたたび脳を知りたい!

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この本のタイトル「スマホ脳」はあまり好きではないセンスでしたが、
ページをパラパラめくるとこれは読んだ方がいいと思い購入しました。

少し前東京に出て電車などに乗ると誰もかれもがスマホを
食い入るように見ていてなんだかみんな賢くなったように見えて
すごいなと感じました。まるで自分は取り残されてしまったようで。

でもふと思うのです。手塚治虫や水木しげるはスマホなどない時代でも
あれだけの想像力を発揮し日本が世界に誇る漫画文化を轟かせたけれど、
情報を瞬時に集められ技術をスピーディに駆使できる現代であれにかなう
作品はあるだろうか?歌番組で大勢のイケメンやかわいい少女たちがダンス
しながら歌う歌詞を追ってみても昭和の歌謡曲の歌詞と比べると何かが深まった
のだろうか?などとスマホがなかった時代の人たちの方が賢く創造性に富んで
いたのではないかと思ってしまうのです。

この本のポイントは私たちの脳はサバンナを自然の脅威と闘いながら歩いていた
頃からほとんど進化していないこと。生存本能から様々な情報を集めることが
今はスマホによって行われるようになり、それゆえ手放せなくなり依存しやすく
なることに警鐘を鳴らしています。

その依存性をうまく利用したことがSNSサービスなどの企業を大成功に導いた
と言います。そういうことを知っていくとその害から子どもたちをどう守って
いけばいいのかとても気になってきます。
ゼロ歳児からタブレットで遊ばせているという話も聞きます。
幼児にとって指先の感覚を積み木などで養っていくことはとても
大事で画面をこするよりはるかに脳の発達に役立つだろうと思っています。

時代は変わっても脳はそう変わらないということは興味深い洞察です。
そう思うと電車で見た一見賢そうな人たちは思ったほどではないのかも
しれません。使いこなしているという意味では私よりずっと賢いのは間違い
ありません(笑)

しかしながらフェイクニュースをやすやすと信じてしまう人も周囲に多く、
スマホなどに対して正しい理解、というより脳に対しての正しい理解を
もっと深めていくことが必要だと最近は痛感しています。

無常感

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きのう日中プラス7℃にもなり
とがった雪は丸みを帯び、ツララは下に落ち無残な姿となり、
山は遠くにのんびりかすみ、春がそろそろやってきたという
感慨です。季節は常に動きを止めない超低速のメリーゴーランドで
誰もが同じ乗り物の上にいます。生きている間だけ感じられると
思うとそのどれをも愛おしく感じられる、だから先人たちは俳句や
短歌にそれを込めたのでしょう。儚いものを永遠にするにはどうしたら
良いかということを。

東日本大震災からまさかの10年後に大きな地震が起きて、
被害が出ていて気象庁はこれはあの時の余震だと発表しました。
そのスパンの大きなこと、改めて天災は忘れた頃にやってくるという
言葉を思い出します。

2年前の夏、裏の畑でジョージワシントン大生のエミーが
日本語で「しょうがない」という言葉が英語にはないので面白いと言いました。
その時、日本の私たちはたびたび地震や津波や台風などの大きな災害に襲われてきて
そのことが日本人のメンタリティを醸成する1要素となっていると思いました。
四季があること、また何ものも永遠に安定することはありえない
ということを自然から見せつけられ「しょうがない」とつぶやくことで
また前に向くきっかけとしてきたのでしょう。

それでも「しょうがない」では済まされないこともあります。
災害列島のへりにぐるりと散りばめられた原発のことです。
東電福島原発の地上15mにある使用済み燃料のプールは10年経っても
手付かずのまま。今回の地震で少量の水が漏れたが環境への問題はないと
いう抽象的な発表があっただけでそのままスルーされています。
思えばマリオの着ぐるみから現れた前首相が「(原発事故による)汚染水は
アンダーコントロール」と言って決まった東京オリンピックは
その後もスポーツと平和の祭典というには首を傾げたくなる
薄汚れた大人の事情ばかりが浮かびあがりドタバタで、
同じようなムラ社会がやっぱり原発群と並列となって
多くの人には見えています。

「しょうがない」で済ませてきた結果が原発なのかもしれません。
もう直ぐ3・11です。今一度どういう世の中に住みたいかを問い直して
みたいです。ジェンダーのことであれだけ短期間に問題を明るみに出し、
全世界的に共有することができたのなら原発をストップさせることだって
できるはずです。どちらも科学的におかしな認識によって起きていること
なのですから。

そしていつかまたゆっくりとして、過ぎ行く季節と移ろう自然を愛でながら
無常感とともに生きる喜びを書きとめられるような日々が来ることを夢見ます。

川村兼一さんの訃報

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きのう新聞を開いて旭川の川村カ子トアイヌ記念館館長の
川村兼一さんが2月9日亡くなられたことを知りました。

30年数年前に音楽活動を通して知り合ってから
様々なイベントでご一緒しました。
一緒に台湾で原住民が一堂に集まる大規模なフェスに
出演し台北の街を散策した思い出があります。

川村さんたちアイヌの人たちとの親交がもし無かったら
私は全く違う気持ちで北海道に暮らしていたと思います。
今を生きるアイヌの人たちの気持ちを何も知らぬままに。

心よりご冥福をお祈りします。

一緒に座ろう

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その積み木を乗せる小さな指は滑らかに繊細に動いていて思わずみとれます

最近はななちゃんという1歳のともだちが出来てとても嬉しいのです。
小さいし予測不能の動きもあるから怪我などから守ってあげないと
いけないけれどそれ以外は同等だと思って付き合っています。
それは感じ、痛みを抱き、今を生きるという存在の核みたいなものは
まったく同じだという意味で。

本人が納得できないのに大人が無理に移動させたり着替えをさせたり
すると抗議の大泣きもするし、嫌なことははっきり「やら」(やだのこと)
と意思表示をする。もし大泣きしても気持ちの切り替えは早い。
たくさん学ばなければならないのはこちらの方なのです。

階段の中腹に座り自分の隣に来てとばかりに小さな手のひらを置いて、
隣に座るとそれだけで納得した表情を浮かべます。
きっとあちらも「ともだち」と思ってくれているのでしょう(笑)
ただ隣に座るだけの幸せ。

いろんなこの世のことをすごいスピードで学んでいる幼児ですが、
ヒトがもっとも安心する時は誰かと寄り添う時なのだと教えてくれます。
そこでは差異は溶けています。

差異から的外れな分類を導き出した古いものの見方が
浮かび上がってきました。(オリンピック組織委員会会長の発言)
その古いものの見方は会長だけにではなくあちこちに見受けられます。
それは育ってきた背景から刷り込まれているものなので
新しい見方を受け入れることはそうたやすくはありません。
それでも世界は動いていきます。
新しい知見は世界全体をもっと生きやすい場所に変えていく
はずです。

「個人」というものは幻想なのだと哲学者のマルクス・ガブリエルが
NHKのドキュメントで語っていたことを思い出しました。
凡庸なこの頭ではなかなか理解するのが難しいけれども、
私たちは全体の一部でその境界はあるようでないということなら
わかります。そこから何かを引き出すことができないものだろうか?
自分に目を向ければ気がつかないところで人の心を傷つけることもあるし、
それらの問いがぶつかりながら引き続きグルグルと回っています。

でも一番大切なことはななちゃんが教えてくれたように
ただそばに一緒に座ること、寄り添うことなんだと思っています。
感じ、痛みを抱き、今を生きる同じ存在として。

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ななちゃんと二人雪の上に仰向けに倒れます。楽しそうに笑います。




脳をよく知りたい

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うちの猫のエムくんは寝るときもお行儀よく尻尾をくるりと足に巻きつけています(笑)

ネットが万能のように思えてしまう今だからこそ、
大変やっかいな問題がそこに横たわっていることを感じています。
ファクトチェックを十分にしないまま表面だけをさらって世界観
を構築してしまうことです。中にはあまりに一般の認識からかけ離れた
ものもあります。

なぜやっかいかというと自分自身そうだと思っていることも大半は
メディアに乗ってきたもので自ら調べ上げたことでもないから
本当にそうか?と自問すると途端に自信がなくなるからです。
だから謙虚でありたい。今の所これはこうだと思っているが間違って
いるかもしれないと。

ただ、思うのはみんな誰しももう少し脳について勉強した方がいいということです。
私たちの究極の目的は生きることで進化の過程で身につけた生存戦略が備わっている
と言います。道端に落ちていたロープが蛇だと思って飛び退くことがあります。
それは生物が危険をとっさに避ける為脳が身につけたものです。
真実ということにおいて私たちの脳は簡単に騙されやすいものだともっと
私たちは知る必要があると思うのです。
「幽霊の正体見たり枯れ尾花」とも言いますね。
過去の戦争や虐殺でも突き詰めればこんな単純な仕組みから始まったことも
多いのです。
いろんな言説がありますが全てを誰かが意図的に企てたものと考える人も
いることを知っていますがその前に私たちの脳の仕組みを知ることはもっと
大事です。

デフォーの小説ペストでは1600年代のロンドンで人々がパニックになり
多くのデマが流れにわか予言者がたくさん現れた描写がありました。
デフォーは実はたくさんの博愛的な行為もあり高く評価した一方、
不安に陥った人間のとる行為を滑稽に描いていました。
その時のロンドン市民と現代の私たちは本質は何も変わっていません。

プラス、現代ではネットというものが加わり嘘だろうが本当だろうが
すごい勢いでグローバルに拡散されるのです。
深く考える時間を持たずに次から次へと情報を追い求めていった時、
頭の中にとんでもないカルト的な歪んだ世界が構築される可能性が高いのです。

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だから、たまに深呼吸して夕焼けの空を仰いでみよう。
ネットをオフにしてインクの匂いのする本を読んでみよう。
不安な時代だからこそ大切なこと。

(2月3日加筆)

冬の真ん中を過ぎゆく

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1月ももう終わり、冬の半分を超えた感があります。
先日ZOOMによるリモート会議を初めて経験、
有機農家と北海道有機農協の冬の会議としては初の試み。
連絡のあり方と有機農産物の価値をどう伝えていけばいいのか
話し合いました。家にいながら会議が出来るってやっぱりすごい。


天使の愛情タンクを意識しよう

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この本の著者の心理療法士は私たちと同世代ですが両親への
謝辞でどれほど聡明な親であったかうかがわせる一文を載せています。
昔のヨーロッパの映画でよく子どもがお尻を打たれるシーンが
ありましたが両親はそのただなかを過ごしてきたのでしょう。
なぜ子育てで子どもの脳を理解し、
そして、常に天使の愛情タンクを満たして安心感を与えることが
どれほど大切なことなのかわかる文章です。
この本にあるような知識がもし自分の子育て期にあったらと
思わずにはいられません。 以下抜粋


「最初に、私の両親、アンヌ=マリーとレミに感謝します。
今、私たちが知っているような脳についての知識がなかったにも
かかわらず、あなたたちの時代には多かった罰せられたり、
侮辱されたり、たたかれたりした子どもの辛さを知っていて、
私が傷を負うことがないように気遣ってくれました。

自由な教育のおかげで、私は自分で考え、先入観や偏見の
フィルターを排除して世界を見るようになれました。
私に恥をかかせたり怖がらせたりすることなく、
子どもは罰したり叩いたりしなくても、愛情深く、
自律的な、責任感のある、社会の一員になれるのだと
教えてくれました」

子どもの気持ちがわかる本 著者イザベル・フィリオザ

(加筆)ただし、著者も述べているように子どもを大人のミニチュアとして捉えても
的外れなことも多いことにも気をつけないといけないようです。
また、必ずしも愛情不足とは限らない原因からくる行動もあるようです。
まるで謎解きのような子どもの内面の状態、でもそれを学んでいくことは
とてもワクワクすることでもあります。きっと子どもの可愛さはその
探求の旅を助けてくれるでしょう。



子どもの気持ちがわかりたい!

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アンパンマンとガーガーさんとななちゃんと

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私とななちゃんと尻滑り

子どもの頃の記憶を思い出せるのは3歳くらいからだと一般に言われています。
けれどもそれまでの間も子どもは様々な外からの刺激を受けながら脳のニューロンを
ものすごいスピードで発達させているということです。

今しょっちゅう会うことができる幼児がいるので図書館で借りる本も
子育てに関する本が多くなってきました。
そしていかに生まれた直後からの子どもの気持ちを理解していくことが大切かを
あらためて知っていきます。
子どもの脳はワンダーランドです。そこには見ることができないけれど、
のちの固有の精神を形作るためのネットワークが日々伸びていっています。

それを想像することは自分自身の至らなかった子育てを振り返り反省し、
また自身のダメな部分の生成過程にも目を向け、
ひいては世界の有りようにまで思いをはせられるものすごく
根っこにあるものとしてそこにありました。

もしその仕組みを理解できたなら小さな子どもの脳の中を知るだけのことではなく
人と人がわかりあい社会の諸問題をどう解決していくかもわかるような気がします。
過去何世紀にもわたって子どものしつけは悪いことをしたら罰を与えるという
ことが当たり前でしたが近年の脳科学の研究でそれがいかに脳にダメージを与え
長期わたってその人を苦しめるかが解明されてきました。

自分の子ども時代を振り返っても父親は怖い存在で体罰を与えられたことは未だに
残りそこから何ら前向きになれる教訓は得られていません。

幼児は毎瞬新しい事態に対処していかなければならず大変なストレスを抱えています。
何回も滑って転び机の角に頭をぶつけあまり大人が慣れてしなくなった痛い経験を
たくさんしています。ドアノブには手が届かず大人に開けてもらわなければ行きたい
場所にも行けません。そこからコミュニケーションが生まれていくわけですが、
いちばん大事なのは子どもを未熟な人間などではなく
たまたま生まれた時がずれているだけの対等な人間として見る見方を
大人が備えていることだといいます。
なるほどそういう視点で見れば子どもに対して威圧的になることも
過度に甘やかしてしまうことも避けられるような気がします。

子どもの脳、それは宇宙に浮かぶ神秘の器官です。
もし私たち大人が優しい太陽や雨が大地を潤すように愛情を
たっぷり注いでいけば十二分にその能力を開花させると信じます。
子どもこそ未来の希望であり財産です。
参考にした文献は下の2冊です。ななちゃん早く遊びに来ないかな〜

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お知らせ

明日朝10時半からBSプレミアムで北の出会い旅という番組が全国放送となります。
ほんのちょっとだけななちゃんも映ります。
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/program/c2d/





言葉が生まれるところ

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雪の滑り台の頂上にアンパンマン

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よく遊びに来る1歳半を過ぎたななちゃんのために
ソリ遊び用の滑り台を作ったのでした。
てっぺんにはななちゃんの大好きなアンパンマンの雪像。
雪にお尻がはまりながらイイネをしています。

そしたら家に帰って使える限りの言葉を並べてママに
一生懸命伝えようとしたのだそうです。
「アンパンマン、ユキ、シューッ」

自分の子供が一生懸命に言葉を手繰りながら大人に伝えようとしていた
時のことを思い出しました。
まるで重いものを持ち上げる時のように息を止めて言葉を探す姿が
可憐であると同時に真剣さに心打たれました。

人間が言葉という目には見えないけれど強力な道具を
使い始める瞬間に居合わせるということは幸運なことです。
たった3つの単語を並べるだけでその風景を相手の脳裏に
浮かべることができるというのは考えてみたらすごいことです。

バイデン大統領が誕生しましたが、
就任式では分断に苦しむアメリカならびに世界にとって
本当にそうあって欲しい言葉がたくさんスピーチの中に
盛り込まれました。やはり言葉は力を持っています。
魂が言葉に命を吹き込む時さらにその言葉は広がりを持ちます。
(どこかの国の首相のように原稿を読むだけでは何も響いてきません)
多くのアメリカ人が望むように新大統領が分断を融和に導き、
傷ついた世界を癒してくれることを期待します。

「ことばに光あれ」


ウイルスより恐ろしいもの



日本赤十字社が作った「絵本アニメ」考えさせられました。
ピンチはチャンス。このパンデミックは私たちに何が必要で
何が無駄なのかを気づかせるために現れたとしか思えません。
世界中に拡散されて欲しい動画だと思いました。

雪の朝に

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風のない夜が過ぎ羽毛のように軽く積もった雪が
朝の光を浴びる時間。
いつも何かが新しく始まるような気がします。

そばあります

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当農場産そば粉5割を使用した乾そば全部入庫しました。
2kg箱10束入り3500円
5kg箱25束入り8000円
(送料別)
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