農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

薪割りのためのハウスを建てる

雨の予報が出ていたのでかぼちゃのマルチを早朝から大急ぎで
昼までに終わらせ午後から明日くる高校生のための薪割りのための
ハウスを1棟建設。
農村ファームステイで奈良から修学旅行の一環で来るのだけれど、
明日雨なら草取りもできないし玉切りにしたマキを3人に代わる代わる
割ってもらうくらいしか今は仕事がない。
それならと、春先倒して運んだマキの山をそのままハウスで覆えばいいと
考えたのだった。その隣はマキ小屋なので割る人、それを積む人と
なんとか手順は見えてきた。
ビニールをかけたら待っていたかのように雨が降ってきた。
さすがに急いた仕事だったので疲れたが間に合ってホッとした。

プロフィールには今までにないくらいやる気の感じられない文章で
それもまた楽しみである。

断酒22日目

すもも降る下で

すももの小さな白い花が降ってくる。
古い大木の根元にはスズランが突き出している。
トウキビのマルチと豆のマルチを連れと終わらせてから
かぼちゃの準備を暗くなるまでする。
我が家の家周りオオウバユリが増えている。
庭の手入れは連れがやっていて増えて困るとこぼす。
けど僕はオオウバユリが好きで増えてくれて嬉しい。
植物には好みがあって気に入ればそこで増えるが気に入らなければ
絶えてしまう。
作物にも相性のいい畑とそうでない畑があるように
そういう見えないことが見えるようになればといつも思っている。

野の花に

きのうトウキビの畑を準備していると隣の牧草地の青々して
きている中に茶色の夏毛に変わった野ウサギに気がついた。
狐とウサギはシーソーゲームのような関係でトウキビを横取り
される狐が数を減らしているのかと少し期待する。
こちらに気がついたウサギは見事な跳躍で風そよぐ草原を横切り
消えていった。狩られるものとして生まれ厳しい冬も耐え連綿と
生命のバトンを渡し続けてきた結果の姿。歴史を超えて生命が躍る。

同じ有機農家の友人と共同管理しているトラクターを取りに
自転車で坂を下る。新緑のこの季節は魔法の国だ。
道路の法面に続くオオバナノエンレイソウの白い群れ。
エゾエンゴサクはどうやら後進に道を譲るように青が目立たなく
なってきた。そしてもう花の終わる頃だが今年初めて気がついた
キケマンソウ、黄色い小さなホルン型の花。
フキの花はいつの間にか綿毛になって種をふわふわ気流に乗せる。
谷を抜け、下りの惰性も消えペダルを踏み始めると開けた牧草地に
出る。すると陽光の中で道の両側から祝福するようなタンポポの色。
野の花に気持ちを豊かにさせてもらった。

夕方からかぼちゃの畑の下準備ロータリー

断酒20日目

畑、時々修繕の日々

セルフビルドの家も間もなく築20年になろうとしている。
まだちゃんと建っているがプラの換気口カバー4か所が風化して崩れ
蜂の巣があったりリスの休み場になっていたりするので
長年の懸案事項だったのがついに交換することが出来た。
2階のはかなり高くはしごの上での作業はかなりスリリング。
壁材のカラマツの板を外す時のくぎぬきは特に反動がこわかった。
あと20年後にまた交換か・・いや次は無理(笑)

昼から新内のプラウ。日当たり、土質、前作、何をどこに
植えるかあれこれ考えながら土を反転させていく。いつもの新緑の季節。

もうコンビニの前も素通りできる 断酒16日目

芋植え終了!

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時々霧雨が舞う寒いお天気でしたが家族や友人合わせて4名に機械に乗ってもらい
芋植えを無事終えました。寒さも吹き飛ぶ楽しい時間でした。感謝

冬の間しまってあったシカの電柵を設置、また長い闘いが始まります。

明日に向かって蒔け

プランターを畑まで移動
エゾエンゴサクの地味な青オオバナノエンレイソウ白く大きく清楚
今年初のロータリーハロー 夕方から急速に冷えてきた
霜が怖いので明朝種芋を持って行こう

断酒12日目

芋植え準備

きのうは雨でパラパラ大きな音のハウスの中で種芋切りを
して今日で切り終え最終チェック。
周りは物凄い勢いで緑が膨らみつつあります。
我が家でもようやく桜が満開になりました。
いつも芋植えの頃は桜の花が舞う頃です。
あさって植えられるかな?

今日も楽しく断酒11日目

ゴールデンウィークらしい日

昨日は雨だった前日と変わり天気も良くポテトプランターの整備や
種芋の準備をしました。たった1日使われるだけの機械ですが油をさし
グリスを送り込みます。

お昼、子供連れの友人家族総勢8人が来訪、
連れ合いが採ったばかりのコゴミやギョウジャニンニクの天ぷらを揚げ
農場産そばを茹でみんなで賑やかにテーブルを囲みました。
他に今年最後の人参ジュース、人参だけの人参ジュースの美味しさに
驚いてくれるのが嬉しくて✖️2

遠くは横浜から今回東京の神田と日本橋のライブ企画してくれたご家族とご主人の同僚。
バリバリの東京の仕事人も食べた後はウーの森の大ぶらんこで大盛り上がり、
大人も童心に帰り森の中にみんなの歓声が響き渡りました。
楽しい訪ずれ、ありがとう。

今日は小雨が降ったり止んだり、ハウスの中の種いも切り。


また新たな出発 断酒9日目

五月晴れ

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4月5日にライブツアーから帰り順調に日常に戻ったかというと
そうでもなく、ゆうパック運賃が一気に跳ね上がったことへの対策
や有機認証申請書作り、はたまた乗用車のミッションが突然壊れたり
毎年4月に来る鬱っぽい気分もあり最低限の仕事をこなすだけで
精一杯でした。
さっぱりブログの更新もなかったので友人も心配してメール
くれたりしていました。

昨日で畑のプラウ耕起3枚終えました。
あとは新内の1枚です。
今年は雪が多かったものの4月の気温が高いので畑の乾きも早かった。
桜がきっと新得山に咲いてると思い行ってみると咲き始めていました。
レンギョウの黄も鮮やかに、遅い時は1週間も後なので今年は随分早いのです。

先日ベトナムで有機農業を普及させる活動をしている現地に20年も住んでいる
女性がスローフード関係の打ち合わせで帰国中に我が家に1泊されていきました。

その方から聞いたいいニュース、ベトナムに日本が大きく関わる原発の計画が
あったのですが最近それを断念したそうです。
どうもその理由は日本のような国でも事故を防げなかったのだから自分たち
には到底無理と判断したことのようです。
ブラボー!

実はその計画を知ったのは数年前に我が家にウーフで来たベトナム在住
のオーストラリア人女性からでした。
写真家の彼女がバイクで静かなエビ漁で暮らしを立てる貧しい漁村を訪れた時、
そこに日本が大きく関わる原発の計画があることを知ったと言います。
誘致後の近代的な都市になった未来の村を描いた大きな看板のことや
現地の人々が危険性について何も知らされずいることを聞いて、
心底そんなものを売る日本を恥ずかしく思いました。
その友人が昨日うちにふと懐かしくなったからとメールをたまたまくれました。
彼女にも確認したところやはり本当にヴェトナムは断念したようです。
彼女もまたメールの中でベトナムに誘ってくれているのでもうすっかりその気です。
来冬かな?新しい有機農業つながりもできてベトナムでライブツアーも
なんて冗談を言っていたのがひょっとすると本当になるかもしれません。

旅行記 イギリス編

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3月7日 Glustonbury tor にて

我が家にウーファーとして20才の時と26才の時に滞在した
サミュエルをイギリス南部サマセット州に訪ねました。
イギリスのブリストル空港に着いた私たちを車で迎えに来たサミュエルは
土で汚れたジーンズで現れ思わず親近感で笑ってしまいました。
ガーデナーとして少し仕事をしてきたところだと言います。
2012年に東北の震災復興ボランティアに来たついでに我が家に
2ヶ月滞在して以来の再会でした。

サミュエルの実家にお世話になり数日間サミュエルと共にまた別の
ウーファーだったベンを訪ねてコーンウォール州に小旅行もしました。

写真は世界屈指の野外ロックフェスの毎年行われるグラストンベリーの
アーサー王の伝説にも有名な丘の巡礼の小道にて。
はるか昔にはケルト人の聖地でもあったそうです。
サミュエルと妹のクロウィーと私たち夫婦の4人で歩きました。

ここはサミュエルの育った町に近く、子どもの頃よく大人達の間を
くぐり抜けポールマッカートニーやニールヤングのライブを間近に観たといいます。

丘のてっぺんには旧聖ミカエル教会の屋根のない塔がありこの辺一帯の
シンボルとなっています。

グラストンベリー・トアと呼ばれるその丸い丘からの眺望は
まさに牧歌的ということばがぴったりです。
白い点々は羊の群れ、ヘッジロウと呼ばれる1.5mほどの生け垣が
ゆるやかなカーブを描いて牧草地を見渡す限り区切っています。
農家もしっとり落ち着いたレンガ作りでこの国の歴史を感じました。

グラストンベリーの町におりハイストリートを歩くと、
ロックフェスの影響からかヒッピーカルチャーが根付き
オーガニックレストランやスピリチュアル系のお店が連なり
道往く人のファッションも自由で様々でした。

楽器屋の前にストリートギターと書かれたギターがあったので手にとり
ブルースを弾きだすと通りすがりのおばさんが「私ブルース好きなの」と
言っていきなり即興で合わせてブルースを歌いだし「わあ、さすがここは違う!」
とびっくりしました。

ライブツアー ポスター集

仙台市泉区 あしびな 3月21日
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千葉県大網 カフェリズム 3月24日
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東京都中央区日本橋 OBI HOSTEL  3月25日
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東京都千代田区神田 BAR18神田店 3月26日
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神奈川県藤野 SYU 3月28日
うい2018


東京都石神井 カフェ水曜日 3月29日
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〒270-2253 千葉県松戸市日暮1-10-5 Organic Camoo 3月30日 19:30 投げ銭
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栃木県那須町 小野御酔邸 3月31日
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栃木県足利市 4月1日

青虫ノッポツアー予定

青虫ノッポ 3月ライブツアー予定 詳細は後日

3/21(水) 仙台 あしびな  start 15:00 \2000

3/24 (土)千葉 大網 カフェ リズム  19:30 \2000

3/25(日) 東京 東日本橋 オビホテル  \2000 start 17:00

3/26 (月)淡路町 Bar 18 神田店 一部19:30 ,二部 21:00 投げ銭

3/28 (水)横浜 藤野 Shu   start 17:00 start 18:00 投げ銭

3/29 (木)東京 石神井 カフェ 水曜日  open 18:30 start 19:00

3/30 (金)千葉 松戸 Camoo  19:30 投げ銭

3/31(土) 那須 小野邸  open 17:00 start 18:00 \1500 1drink

4/1 (日)栃木 足利 オーネット  start 19:00 \2000

今ウーファーに会う旅の途中で
フランスにいます。
今度のライブに活かせたらなと考えています。
失敗談もお楽しみにー

2月17日 じょじょライブ

青虫ノッポの2人と馬頭琴・ホーミーの第一人者である嵯峨治彦さんの
札幌じょじょでのセッションは最高でした。

西村ヨッシーはつい最近アップライトベースを手に入れました。
ウッドベースを細身にしたようなものですが、
長身のヨッシーが弾くと様になってピッタリはまるのです。
ロンカーターみたくカッコいいのです。

嵯峨さんとは何度も共演させてもらったことがありますが、
今回半分くらいはお互いの楽曲に混じり合ってやった中で、
「最後のシマフクロウ」は忘れられないセッションになりました。
ヨッシーはアップライトベース、そして嵯峨治彦さんの
馬頭琴、なんとぜいたくな音なのかと感じながら歌いました。
この曲はいかに風景を描き出せるかがポイントだと思っていて
それができたのは2人のプロ奏者の力量だと感動したわけです。
感動したせいで言葉がひとつ飛びそうになりました(笑)
ミュージシャンはクールでなければいけませんね。
それでもこの3ピースに新しい可能性を感じました。

来てくれたのは大人から子どもまで約20人、満員御礼でした。
雪はたっぷりあるものの予報をはずれておだやかないい天気で
坂の手稲の小さな路地のあちこちで除雪に精を出す人達がいました。

じょじょは体に優しいおいしいもののたくさんあるお店、
昨年も青虫ノッポでライブをさせてもらいました。
そして通年ではないのですがうちの人参やじゃがいもも
八百屋さんを通して使って頂いています。

店主のせっちゃんは打ち上げでみんなにリクエストされて
ギターでいろいろな国の民衆の歌を本人の訳詞で歌ってくれました。
風景が浮かび喜び悲しみが盛られ、旅をしているような気分になる
素晴らしい日本語訳なのです。

僕がおみやげに渡したそばをさっそくソバサラダにしてふるまってくれたり、
主催した方がサプライズで用意した嵯峨さんとせっちゃんの誕生日ケーキが
現れたりと心温まる夜を過ごしました。

青虫ノッポ プロフィール

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青虫ノッポ

アコーディオンやギターに乗せて北海道の暮らしから生まれたハッピーな歌を
お届けします。十勝の2人のミュージシャンによるベジタブルなミュージック!


宇井ひろし

歌・アコーディオン・ギター
十勝の新得町にて今年39年目を迎える宇井農場を経営。
国内外からやってくる若者と生活を共にしオーガニックな価値観を分かち合う。
並行して音楽活動を続け、人呼んでシンガーソングファーマー。

ギタンバ ヨッシー(西村 嘉洋)

ベジタブルをこよなく愛する菜食料理人でもあり、ギタリスト、ベーシスト。
土着アフロレゲエ民謡バンド、スペース土チャントのメンバーとしても活動など多岐に渡る。
今回、自作のギターとベースの合体した楽器ギタンバで演奏。
十勝在住。

3月ライブツアー

うい2018


昨年に引き続き青虫ノッポのツアーを始めます。
広島は受け入れ態勢も出来ていたのですが、そこまで車で
たどりつくためのライブ場所が確保できず今年は断念、来年は
関西ツアーができそうなので延期させてもらいました。

3月中過ぎから仙台市、茨城、千葉、東京、神奈川、那須をまわります。
日程確定 3月24日千葉県大網、28日神奈川県藤野、29日東京石神井、30日千葉県松戸
31日栃木県那須

4月3日あたりまでを予定しています。
24日と28日と30日はピアニスト川本真理も参加。
イタリアで3年間料理の修業を積みながらピアノを弾いてきました。
新曲も交えたソロと青虫ノッポとのセッションご期待下さい!

じょじょライブ詳細

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●青虫ノッポ&嵯峨治彦 ライブ in じょじょ
 2018年 2月17日 (土) 
 会場:玄米ごはんカフェじょじょ(札幌市手稲区富丘5条4丁目18?6)
 出演:青虫ノッポ
      宇井ひろし [歌、ギター、アコーディオン]
      西村ヨッシー [ギタンバ、ギター、ベース]
    嵯峨治彦 [馬頭琴、喉歌、ドシプルール]
 開場:16:00 開演:16:30
 料金:2500円(ワンドリンクつき)
 問合:のどうたの会 thro@sings.jp

 ※終演後に同会場で交流会(お食事500円)

http://genmai-jojo.com/index.html

エゾリスと朝食を

朝食はいつもエゾリスとです。

と言ってもガラスが隔てていますが。
晩秋に連れが集めてあったクルミもほとんどなくなり
今はかぼちゃの種を食べています。
実に器用に殻をはずしたまにクルミをみつけたら雪の下
に隠しに行きます。

時々手をまるめてのびをしてあたりの様子をうかがう姿は
とても愛くるしい。

しかーし、昨年はかぼちゃ置き場に入られずいぶんかじられました。
はじめてのことでした。
ネズミのようにあちこちひとかじりではなく1個を集中して食べるから
まだマシにしてももう少し暖かくなったら入られないように大工を
する予定です。

2月に入り日射しが春を感じさせるようになりました。
それを告げるかのようにそのリスの現れるテラスにヤマゲラという
大きなキツツキが来ました。
ウグイス色に近い緑色でおでこが深紅、しばらく見とれていました。
林の中はストライプが光る雪面に並びます。

札幌玄米レストランじょじょにてライブします

2月17日(土) 札幌手稲区のじょじょさんで馬頭琴と喉歌の嵯峨治彦さんと
      ジョイントライブをします。4時半からです。http://genmai-jojo.com/index.html

先日長沼町で1泊2日の北海道有機農協冬の会議に行って来ました。
長沼温泉だったのですが元有機農協職員の黒川さんという女性が
長沼銀座で野歩というお弁当屋をはじめたと聞き6人くらいで会いに
行って来ました。スローフードのつながりもある方で地元のメノヴィレッジ
などの野菜や地元の食材を使ったヘルシーなお弁当を作っています。
自分の娘と同じようなことをしていてうれしく思いました。

のれんの向こうから顔を出したのはどこかで会ったことのある青年、
思い出せずにいると向こうからじょじょのライブに行きましたと。
あっそうだあれは2011年原発事故で元気をなくしてちゃいけないと
札幌何カ所でライブをさせてもらった時でタッキーという名前で思い出した!

二人で来てくれるかな?黒川さんもじょじょのせっちゃんとはお知り合いのようだし。

主催してくれる方はわざわざ札幌から新得に11月のおおたか清流さん達と嵯峨さんと
青虫ノッポのライブを見に来てくれた方です。
私と同年齢、今とっても輝いています。

西尾さんの講演

先日北海道がんセンター名誉院長である西尾正道さんの講演が新得町公民館であった。
いわゆる反原発に偏った人ではなく医師として放射線医療にも長年携わって来た経験
をもとに原発事故後の現実と向き合っている方だ。
わからないものはわからないと明言されるところがいい。
たとえばサンマなどの漁獲量が減っているのは放射性物質によるものなのかという
質問に対して。

国民の2人に1人がガンになるといわれ戦後急増しているのは
くりかえし行われた大気中核実験による放射性物質汚染が一番考えられる
という見解だ。

もちろん化学農薬などもあるだろうし疑わしい原因は枚挙にいとまなく複合的で
あるにせよ、放射性物質、特に内部被曝については健康に良くないのは間違いないらしい。

ショックなのは泊村と岩内町のがんによる死亡率が突出していて
全道平均の2倍という高さだということだった。
西尾さんはたとえ事故がなくても原発、特に加圧水型は運転するだけで発生する
トリチウムという放射性物質がその原因ではないかとおっしゃった。
トリチウムに関しても資料を示しながら説明してくれたが
凡庸な自分の頭では理解出来なかったけれども、
一度ネットに上がったのに問題にする人が現れたとたん削除されたというから
これは本物だと思った。

会場には子育て中の若い母親の姿もたくさんあった。

そもそもこの講演を依頼したのは新得町の学校給食の食材のセシウムなどの
チェックを依頼されていた方だった。
昨年福島近隣県産の野菜から委託されてから始めてセシウムが検出されたが
あろうことか結果を見る前に学校給食に出されてしまったというのだった。
抗議すると国の基準値100ベクレルを大きく下回っているから大丈夫だと
言われたということだ。
そこで専門家をお呼びしてみんなで勉強しようと開催されたのだった。

西尾さんの口から国や世界の原子力機関のやっていることに対して
何度もインチキだという言葉がついて出た。

たとえばモニタリングポストは実際計測するとどれも4割くらい低く表示されて
いるという。子どもほど放射線に敏感であるのに放射線管理区域と同じだけの
線量で通学させ生活させていることに憤っておられた。
除染もまた効果があるのは2割くらいでゼネコンの儲けにしかならないということだ。

まだこの町にはこれらのことに問題意識を持っている人がいるから
こんな有意義な講演も聞くことができる。
それはかすかな救いでもあり希望でもあると感じた4時間もの講演であった。

ちなみに2011年直後はたくさん講演依頼があったが今年はここ新得のみだという。
事故後7年もたてば人の関心はうすれ忘れられていくということなのだろう。
自分だって哀しいかなこのような講演でもなければ忘れてしまうのだ。
それが一番怖いことだと思う。

ナイトウォーク

昨日の夜寒暖計はマイナス15度を示して月明かりが
明るいので歩いてみた。
枝の影はなんと暖かいのだろう。
歩けばおでこや頬にキンと冷えを感じるけれど
風景が動いてなんとも違う惑星に降り立ったような気がする。
畑も堅い雪の下でゆっくり休んでる。
しからば自分もこの冬に羽根をのばそう。

今は指が痛くなるまでアコーディオンを練習出来る。
好きなだけ、なんたる幸せ。
理想はボタンの上を軽やかにアイリッシュダンスでも
してるかのように指がステップを踏むこと。

幸せって何だろうかと歩きながら考えた。
今のところ幸せって自分がこの世界に生きていていいんだと
思えること、自分は自分でいられてそれを心地好く感じられること。
そしてそれを実現する手助けをするのが政治や社会の役割だと思う。

ところが今の世の中資本主義のいきつく果てにいるのではと思うことたくさんあり。
人の幸せよりもいかに儲けるかが優先されるしくみ。
結局富の不平等がはびこり結果武器産業がさかえ、
やめられないからといって始末の付け方さえわからない原発を再稼働させる。
確かに破滅に向かっているような気もする。
資本主義の代わりになるものが何かは誰にもわからないのだろう。

でもまだ開発されていないものが人の中に可能性という名できっと
横たわっているような気がする。
出来ないことも繰り返しの努力で出来るようになるかもしれない。

いつかきっと。

今日はさらに月が大きく昇って来た。
また歩きに行こうか。
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