農場日誌

ひろういの農に生き音楽を作る日々 Since 7th June 2007

アンホワタイ村の有機農家と交流!

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有畜複合経営をしているチョウさん

ベンチェ省バーチー郡アンホワタイ村に有機農家を訪ねて

街道沿いには木陰や屋根の下にハンモックがあり昼寝をする人たちをずいぶん見ました。
小さなクボタのトラクターや長い物を担いだバイクやリヤカー付きのバイクなど、ここを
車で走るのも大変そうです。ひやっとしたこともありますが大抵不思議な秩序で守られています。

チョウさんは68歳くらいの真っ黒に日焼けしたお百姓さん。
写真の奥の方の牛小屋に3頭の牛を飼っていてその牛糞から堆肥を作ります。
20アールの畑にトマトやメロンや葉ものやニラや唐辛子などを植えています。
共栄作物を混植したり敷き藁を敷いたり細かいベッドに分けて管理しています。
この時期はテト(ベトナムのお正月)が終わった後で野菜のあまり売れない時期だと
聞きました。野菜たちはいきいきして美味しそうでした。
草取りとか大変だけどお互い頑張りましょうと話してくれました。

この郡に幾つか有機農法を進めるグループがあり参加型保証システムという有機認証を
受けています。貧しい農家が多いので行政も認証に関わり負担を軽くしているのだそう。

まゆさんらのSeed to Tableが有機農業の研修会を開いたり村や郡にお願いして回ったり
農家同士のグループを作り共同出荷体制を整えてきました。
まゆさんはここでも農家や村の職員や農業普及員から絶大な信頼を受けています。
テルマエロマエのヤマザキマリさんが伊能まゆさんの活動を取材したものがNHKで
放映され書籍化したものがあり入手しました。4日間一緒に行動しても聞けなかった
ことがあり理解をより深めることができました。
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アジアで花咲け!なでしこたち2 ヤマザキマリ&NHK取材班
Seed to Tableのホームページ
http://seed-to-table.org/about.html


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チョウさんの堆肥、ミミズがたくさんと思ったらヤスデのような足がたくさんあるやつでした。森林のような良い香りで良く腐熟しています。

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農業普及所からもハイさんやチュクさんが来て一緒に見学です。中央の女性が伊能まゆさん


この後、すぐ近くの弟さんの農場に歩いていくとそこも花にあふれた中の気持ちの良い
有機の畑で女性たちがすでに集まり採れたての野菜で私たちのために歓迎の料理を作っている
最中でした。
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現地のまゆさんの仕事に協力するカオちゃんとTシャツ。高校生がデザインしたというSeed to Tableのオリジナルでちゃんとお金も回るようにドルが添えられています。オーガニックと経済的な自立というメッセージも入ってデザインも素敵です!

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新鮮な野菜をふんだんに使った郷土料理と手作りのお酒で交流会です

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アコーディオンで青虫の歌を歌いました。この後バイクで来る行政側の人も増えてさらに盛り上がることに。おじさんたちも踊り出したくさんの笑いがありました。ベトナムの人は陽気です。

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その村からホテルにいったん戻り今度は固定された船のレストランでベンチェ省の副知事さんから
夕食に招待していただきました。どれだけの働きをまゆさんがしてきたことかと頭が下がります。
ベンチェ町のメコン川のほとりです。庶民の暮らしが川にもあっておおらかさを感じました。
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ベトナムの高校の有機菜園

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ベンチェ省タインフー郡ルオンテーヴィン高校の学校菜園

10年ほど前スローフードフレンズ北海道主催のイタリアのドキュメント映画
「テッラマードレ」(母なる大地の意)を札幌で観る機会がありました。
トリノで2年に1度開かれるスローフード世界大会の様子と
各国での持続的農業などに取り組む姿を詩情豊かに捉えていました。
その中で自分に余韻を残し続けていたのは確かアメリカかどこかの高校で
生徒たちが校庭を耕しオーガニック農法で野菜を育てている姿でした。

それと同じ取り組みをベトナムは南部のメコン川デルタ地帯ベンチェ省の高校に
見せてもらいました。それが有機農業を巡る旅の皮切りでした。
案内してくれたのはベトナム在住の伊能まゆさん。
NPO法人Seed to tableの代表として日々貧しい人たちの生活改善として有機農業を
根付かせようと走り回っています。学校に有機菜園を定着させたのもまゆさんの力です。

まゆさんは去年春にベトナムの人々を北海道の研修旅行に引率する前に
新得に大町さんというスローフードの友達と来た時に我が家に一泊しました。
楽しい陽気な宴の時に出たのが私たちのベトナム訪問の話でした。
コンサートツアーをベトナムでなんて半分冗談で盛り上がりました。

偶然は重なるもので同じ頃、数年前ウーフで滞在したベトナムに長年在住の
翻訳家&アーティストのオーストラリア人女性からメールをもらったりして、
もうこれはベトナムに呼ばれているから行くっきゃないと思い込んだのでした。

ココヤシの中の田舎の街道を総勢8名でミニバスに乗って赤地に黄色い星の
国旗はためく高校に着きました。乾季なので暑いけれど風が気持ち良い2月末でした。

校長先生ははつらつとした笑顔の美しい人で、え?こんな人がとちょっとびっくり。
この方も昨年春に占冠山菜市で会っているはずです。
先生方も若い人が多いし生徒たちもピュアーな感じの子が多くみんなで
私たちを歓迎してくれました。
高校生と校長先生が私たちを学校菜園に案内して説明してくれました。
強い日差しとスコールを避ける為透明と黒の寒冷紗が交互に張られています。
堆肥を作ったり水をあげたり混植を考えたり唐辛子やにんにくで自然農薬を作ったり
生徒が当番制で世話をしています。敷き藁を丁寧に敷いていたり作物は生き生きと
元気に育っていました。この辺りは時に塩害が起こるのでそれが一番大変そうでした。

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そのあとは大きな部屋に移動して有機菜園の取り組みを子供たちがプレゼンテーション。
とても楽しんでやっていること、出来た10種類の野菜を地域で販売もしているとのこと。
野菜の味はある生徒が家に持ち帰って両親に内緒にしていて食べた後この美味しい野菜は
どうしたんだと言われとても嬉しかったことを話してくれました。

そこには省の教育長や党の幹部のような人も来ていました。
そんな偉い人が最後にはっきりと環境に配慮することや有機農業の大事さを話したことに
すごい!と思いました。

学校菜園は始めた当初は単なる農業体験としてスタートさせたけれど
有機に変えてから子供たちが興味を持ち出して卒業生の中で4人が農業の専門家として
学ぶようになったと校長先生は話しました。

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高校生たちがデザインコンペで描いたオーガニック菜園の看板

プレゼンも終わった頃、菜園では当番の子供たちがジョウロで水をやったり
生えの良くない場所に何かの苗を移したりしていました。
その表情は生き生きしていて本当に大事なものを育てている風でした。
そんな子供たちを前に持って行ったアコーディオンで青虫の歌を歌いました。
こんな夢見たいな風景で歌わずにはいられませんでした。

さてそんな水やりに励む子供たちをよそに
体育館の中では先生方全員と交流会の名のもと酒宴が始まりました。
このあたりも規則にうるさい日本ではありえないことでしょう。
手作りの料理、海沿いなのでカニやエビもたくさん用意していただき
地酒を握手しつつ酌み交わしました。まゆさんが通訳してくれたからこそですが、
国の違いがどこかへフッと消えたように感じていました。
しかもオーガニックで繋がっているなんてとても素敵なことです。
ベトナムの人々のおおらかさとホスピタリティに感動した夜でした。
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冬から春へ

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今年は一度も屋根の雪下ろしをしていない。
十勝は全体に雪が少ないけれどうちは例外。
なぜなら高台の下がった東側に位置しているので風が雪をたっぷり運んでくるから。
除雪する距離が半端なくあるのでトラクターでも故障したらもう陸の孤島だ。

ジーコを連れて林の中を歩けば表面は硬く中は柔らかい最中状態になっている。
スノーシューで何度か歩けば長靴でも行けるがたまに踏み抜くとまだ50〜70cmほどはある。
連れ合いは確定申告に四苦八苦、僕も有機認証の書類作りに四苦八苦。
気晴らしにジーコと歩けば春の兆しはあちこちに。
今年の農業をどういう風にしようか?一番の課題はどう自分の年齢にあった働き方にするかだ。

ライブ予定

宇井ひろしコンサート

カフェ水曜日 東京都練馬区石神井台2−26−26
3月21日 午後4時スタート
ライブ料金 2000円(1ドリンク付) 
定員15人ほどのため、事前にご予約ください。
※終演後 夕食交流会 1500円(子ども500円) 要予約
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2年続けて青虫ノッポで演奏しましたが今回はソロでライブをします。
昨年うちで収穫や小屋大工を手伝ってくれたウイーン大学生のカロリーナが
現在首都大学に留学中で来てくれそうです。
チェコの人気バンドの美しい曲を教えてもらったのでアコーディオンの伴奏で
歌ってもらいます。

小さな青虫ノッポツアーから戻り

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雪が重たくなって春の雪になってきました

ギャラリー光影よしだよしこライブ
9日、東京も寒波に襲われ次の便から欠航という帯広空港行きで
よしだよしこさん奇跡の来道。帯広広小路にあるギャラリー光影にてライブ。
昨年春神田でのライブに遊びに来てくれて以来の再会。
3曲ほどにアコーデオンで参加させてもらう。
終了後一人の男性が、よしこさんの歌を聴くまで心臓の具合が悪かったのが治ってしまったと言っていた。とても納得。

10日は新得駅でピックアップ、この日のライブのため芦別まで2時間車で送る。
芦別の貘のマスターが僕にシャロンシャノンのアコーデイオンのCDを送ってくれたことで随分レパートリーが増えた。それもよしこさんのライブに行かなかったら出会えなかったこと。

ギターケースとマウンテンダルシマーとスーツケースの旅姿、細い体で全国を歌いつなぐ。
こんなシンガーソングライターがいたなんてと数年前に感じた驚きは今回も色褪せない。

青虫ノッポ はやきたこども園ライブ
16日、ヨッシーの車で久々の青虫ノッポツアー。
朝9時半頃には震災のあった安平町にある「はやきたこども園」に到着。
園のすぐそばには仮設住宅が並ぶ。
15人ほどの子供達は元気で30分ほどのライブ、
泣いていた子も最後は笑顔になり踊ったりノリノリ。
演奏曲 青虫ノッポがやってきた 青虫の歌 ちっちゃなおしり サンライズ1号車 みつばちブーン さんぽ エースモーターブルース

よしだよしこ&青虫ノッポ 玄米レストランじょじょライブ
安平町から札幌手稲区の坂の住宅街にある玄米レストランじょじょへ。
まだお客さんが食事中の中到着、夕方からのライブに備えつつよしこさんを待つ。
店主のせっちゃんの元気な笑顔、そして厨房に立つきれいなロングヘアーの息子さん。
ここの玄米ご飯は絶品だし豊富なメニューはどれも美味しい。
ちょうど「たかとしランド」という人気テレビ番組で放映されたばかりということで
口コミでディレクターの耳に入ったのだと思う。
うちの野菜も使ってもらっていてキャベツが美味しかったとせっちゃんが言ってくれる。

よしこさんも間もなくタクシーでやってきた。
僕とヨッシーでよしこさんの曲で特に好きな「ラ・ストラーダ」「道ばたでおぼえた唄」の
2曲を練習してあったのでリハーサル。1部よしこさん、2部青虫ノッポで最後にまた
よしこさんに出てきてもらってこの2曲を歌ってもらう。成功だった。この歌のニュアンスを
うまく生かせた演奏ができたと思う。
聴きに来てくれた人もそれぞれが個性的で魅力的な生き方をしている人たちで
オーガニックな野菜を市内で売る人やブラジルでサッカーで3年いたことのある長沼に
新規就農した若者や被災地で植物多様性によって回復させようとしている人や医療に関わっている
人や星占いで有名な人などライブ後の懇親会は星空のように豊かなものだった。

早朝ホームコンサート
その晩は主催してくれた同じ手稲のKさん宅に泊めていただく。
(2年前ヨッシーの車の4駆が故障で坂を登れず仕方なくパチンコ屋の駐車場に停めておいたら朝行ってみると除雪のショベルで埋められそうになった思い出がある)
Kさんが近所の子供たちと若いパパママを呼び集めてくれて早朝ミニライブをする。
前回初めて生でアコーディオンを聴いた小さな楓ちゃんは終始口をぽっかーんと開けて
可愛かったけど、みんな1年分成長しているのがわかり楽しい定点観測だ。
昔のような近所付き合いがあり子供もみんなで育てあっている感じがあってとても素敵なことだ。
保育のプロでもあるKさんが中心になって近くの公園でプレイパークという遊びのイベントの
仲間でもある若い家族たち。
高い雪の壁の向こうの窓からみんなが手を振って見送ってくれた。

下川町モレーナライブ
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モレーナは2年ぶり、前回は猛吹雪で半分の人が来られなかったがどうだろう?
曇りで場所によって雪に降られ心配ではあったが4時半頃無事到着。
お昼は滝川のまるかつ食堂でカレーうどん、ヨッシーはカレーそば。
一律330円という安さ。カウンターには地元の常連がびっちりでお客の
頼み方が「天ぷらダブル、後のせで」とか専門用語でかっこいいのだ。
40年ぶりにカレーうどん、案の定食べると服にカレーの汁がつく。

モレーナのライブは久しぶりにフルサイズでたくさん聴きに来てくれた。
下川町は森林を活かした持続可能な地域社会を目標に掲げているだけあり
来てくれた人もそのためか移住者が多かった。
地元の人も来てくれてその中に前回から青虫ノッポのCDにはまった幼児が
いて一緒に歌っていたのには驚いた。
帰りがけにヨッシーはその子が「ああいい夜だった」と大人みたいにつぶやいたのを聞いたという(笑)古い廃校でゲストハウスをしている人、マキを作って売る若者はパタゴニアの旅から
帰ったばかりでさらにエコな暮らしの夢を語る、羊と牛の放牧酪農を始める若者、森林教育のNPOに
働く人などここから新しい文化が生まれているのを感じる。

松本冬水さん弘子さんを訪ねて

モレーナに泊めてもらい心のこもった朝食を昨夜のライブ後の打ち上げから
泊まった人も一緒にいただく。マスターは古い友人で一人でお店をやっている。
大変な病気を経て懸命にリハビリして、さらに僕らがきっかけとなって音楽に
再び情熱を傾けるようになったと何回も便りを頂いていた。
もし自分だったら生きる気力をなくしたであろう状況にも立ち向かい今もこうして
お客を受け入れて地域の交流の場としてお店を続けていることはすごいことだ。
たくさんの国を若い頃から放浪してきて培った哲学があるからかもしれない。

11時くらい空は晴れて雪がまぶしい中みんなに見送られ名寄の友達に会いに。
松本さん夫婦はトムラウシに住んでいた頃よく遊びに行かせてもらったが、今は名寄の
農村地帯に住んでいる。能面をたくさん作り今は仏像修復の依頼に応える日々の様子。
昨夜のライブにも来てくれたがヨッシーにいつか松本さんの暮らしや作品を見せたいと
思ってきたのでそれが実現できて良かった。
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作品はどれもこれもすごくてため息しか出ないのだが、
気さくで少年のような好きなことに熱中する目を持つ素敵な人だ。
何につけ深く観察し追求する人で虫の拡大写真を撮ることにも夢中でいかに不思議に
満ちているかを語りだすと脇で弘子さんが「長くなるから帰る時間もあるから適当にね」
と僕に囁く。10歳くらい年上だけれど二人とも気持ちは少年少女だ。
尊敬する愛すべき人たち。

こうして小さな青虫ノッポツアーは終わった。
コンサートを企画してくれた人、来てくれた人、そして何より全行程安全に運転をして
機敏で的確な演奏で僕をサポートしてくれたヨッシーに感謝!
もう一度自分が音楽を続けていく意味を与えられたように思いながら
月明かりの吹き溜まりを踏みしめて家にたどり着いたのでした。



記録的寒波がやってきて

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エムとジーコはしょっ中ケンカしますがこの間は向き合って抱き合ったまま眠っていました(笑)

記録的寒波と騒がれていてもたかをくくっていたら温水の方の
パイプが凍って大変な思いをしました。
寝る前に出ないことに気づき床下に潜り這いながら石油ストーブを
設置して1時くらいにようやく出てホッとして眠りにつきました。
皆さんの所では大丈夫でしたか?

古い方の家にいたころ、冬は凍結との闘いだったけれど
水道には塩ビ管を自分で配管しているので凍結で破損しても安価で
すぐに取り替えられましたがここは金属なのでヒビでもできたら業者頼み
なので大変なことになっていました。

こんなことも初めて、セルフビルドのこの家も早20年断熱性能も落ちてきたせいもある
にしてもこの季節でマイナス15度近辺をうろうろしているってやっぱり記録的なこと
なのでしょう。
うちはほとんど冬は温水はマキストーブの上ので間に合いボイラーを使わないので
しばらくは小まめに蛇口をひねってみようと思います。

今日は見事な冬晴れ。これが過ぎたら春に向かいますね。
冬は自分にとって音楽の季節、真剣に楽しみたいと思います。

よしだよしこさんライブツアー

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ローザ・パークス

その昔アメリカでバスの席が黒人と白人で分けられていた頃、
一人の黒人女性が白人席に座り続け逮捕されるという事件があった。
その事件がきっかけになり黒人たちはバスに乗ることをボイコット、
そのことが公民権運動につながった。

よしだよしこさんの「She said NO!」という歌を聴いてそのことを
初めてはっきりと脳裏に思い描くことができた。
日本にもこんな素晴らしいシンガーソングライターがいたことは嬉しい驚きだった。

そんなよしださんの北海道厳冬期ツアーが始まります。
皮切りは2月9日7時から広小路ギャラリー光影にて。
(私もアコーディオンで何曲か参加します。16日には札幌で青虫ノッポとのジョイントライブがあるので予習も兼ねて)
Don't miss it!

作業部屋完成!

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手がけていた作業部屋と倉庫が完成、ドア1枚引き戸2枚大小様々な窓もつけて明るくなり使い勝手も良くなりました。

古い昭和30年代に建った牛舎を直しながら使ってきました。
なんだか身の丈に合っているような気がします。
もらったり拾ったりしてあった建て具はずいぶん使いましたが
ちぐはぐではあるけれど昭和のものばかりなので統一感はあるのです。
柱が多少傾いていてそれに合わせて材を切るのは根気がいりますが、
目を細めて見ればなかなかちゃんとした建物に見えます(笑)

冬の中でも一番気温の低くなる時期、外では結晶がひときわ輝いています。

AIかオーガニックか

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帯広のコープベルデの有機やさいコーナーに当農場産じゃがいもを見つけました!

先日の有機農協の2日にわたる冬の会議で一番印象に残ったのは
参加していた自然食品店や天然酵母パンや有機農場を多角的に手がける
社長さんの言葉「AIかオーガニックか」だった。
どちらに未来があるかという意味で、その方の穀物の会社はもう直ぐ息子さんに
経営を譲りこれからは子や孫の世代にためにオーガニックを世に広めることに
専念するつもりだと熱く思いを語ってくれた。頼もしい!

他にも有機農産物の卸会社や八百屋や農家からも同じように今の世の中で
ますますオーガニックなものが求められる時代になってきたことを感じて
いることが語られた。
それだけ得体の知れない病気、例えば化学物質過敏症の増加などが
その背景にあるという。普通に暮らしていた人がある日突然アレルギーとなり
駆け込み寺的に大丈夫な野菜や食品を求めてくることが多くなったそうだ。

無農薬で野菜を作り出した当初は実は念頭にあったのは癌くらいだったけれど
アトピーや化学物質過敏症などは想像もしていなかった。
有機農業をしていながらもボーッと生きていた自分は再びこの会議で
多くの仲間たちがオーガニックなものをどうしたら世の中に広げられるか
真剣に語るのを聞いて反省することしきり。

小さいながら札幌の町中でオーガニックな野菜やジュースを売るショップを
起業した若者も来ていた。オーガニックとはものそのものより生き方、
価値観の転換を提案する役割を果たそうと考えている。
自分たちの野菜がそういう場所で売ってもらえているのはとても嬉しいことだ。

さあ、目を覚まして自分もできることをしていこう。

そば乾麺出来上がりました

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待ちに待った乾麺出来上がりの一報が
奈井江町で開かれた1泊2日の北海道有機農協の冬の会議から
の帰路の途中に入りました。

家に帰り吹き溜まりの道を急いで除雪してから隣町の製麺所に行き
真っ暗になった頃無事受け取り帰りました。

その夜のうちにステッカー貼りをして注文の郵送分を昨日発送しました。
道内は本日、道外は明日到着予定です。
大変お待たせして申し訳ありません。

年越しはすべて切らしていたので仕方なくスーパーで一番美味しそうなものを
選んだつもりが全然美味しくなくてがっかりすると同時に自分のところの
そばの価値を再認識した次第です。

手刈り、自然乾燥の5割そばです。1把で2人分たっぷり食べられます。(200g)
1把350円 25束入り8000円(税込 送料別)

玄ソバは全部で10俵弱(そばは1俵45kg)’17年の2倍も採れたので
在庫はたっぷりあります。
人参と白菜がダメだったので積極的に販売していきたいです。
よろしくお願いします。

乾麺出来上がりについてお知らせ

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製麺所に問い合わせたところソバ出来上がりは下旬になるということです。
大変お待たせして申し訳ありません。

新年のご挨拶

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年末に送られてきた今年の農村ホームステイのカレンダー1月の写真は当農場の人参畑で草取りをした埼玉県の高校生二人でした。NPO法人「食の絆を育む会」はこの9年で2万人の修学旅行の高校生を受け入れたそうです。ブラボー!

蕎麦について
1月7日に原料を乾麺工場に持ち込みましたが、
ずいぶん長くかかっています。注文頂いた方には
出来次第送りますのでよろしくお願いします。

12月に大体の農作業終わりドンと疲れが出てしばらく休息が必要でした。
いつも農作業はじめと終了後は鬱っぽくなります。
静かな日常を送りアコーディオン練習をして小屋の改装をするうちに
少しずつ落ち着いた気持ちになってきました。
今年で農業を始めて40年の宇井農場を
あらためましてよろしくお願いします。
小屋の内部は画期的に使いやすくなり今年の野菜の作業も楽しみです。

コンサートの予定も入ってきました。
2月9日帯広で北海道ツアーに来るよしだよしこさんのライブに何曲かサポートで入ります。
2月16日は札幌じょじょで青虫ノッポとよしだよしこさんのジョイントライブ。
2月17日は下川町モレーナで青虫ノッポライブ。





百姓大工ふたたび

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腕白兄弟今日も仲良くケンカする

ようやく野菜仕事も一段落ついてそれを待っていたかのように
雪が降り風が吹いて吹き溜まりが出来る真冬の様相だ。
小屋の中では廃材を焚きながら大工仕事。
いつも時間切れでダンボールで仮に止められていた壁を解体し断熱材を入れ板で仕上げる。
古材も使うのでパッチワークのようだけれどキチンと隙間なく壁が出来ると
やはり気持ちが良い。
来年の納屋での作業が少しでも楽になるように思い描きながら。

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ジーコは口の中にエムの頭を入れてしまう、負けじとエムも猫パンチで反撃

新そば出来上がり時期


ソバの出来上がり時期について

水分量調整のため持戻った玄ソバを薪とファンで乾燥させること10日
ようやく2日前持ち込みできました。2%落とすということがどれだけ
大変か身にしみました。過去に1度だけ同じように持戻ったことがあり
ますが多分1%くらいだったのでしょう。これほど長くはかかりませんでした。

年内に製粉はされますが、今度は製麺所がラッシュで粉を持ち込めるのが
年明けて7日となり乾麺出来上がりは1月なかばとなる予想です。

早くからご注文頂いた方には年越しにも間に合わず申し訳ありません。
ご理解のほどよろしくお願いします。

ソバの乾燥に難儀

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出戻りソバ乾燥中の小屋の中

12月5日、過半数の風選が終わった分を製粉所に持ち込んだ。
奇しくも昨年と同じ日だけれど十分遅い。
あろうことか水分が18%近くありそれでは殻に粉がついてしまい
歩止まりが悪くなるので16%まで落としたほうがいいということで出戻り。
さあ、大変。
袋から全部出しネット袋に移し天井に釘を打ちぶら下げた。
外気はマイナス5度くらいだしマキストーブで温度を上げ扇風機を常時回し
空気を動かす。乾きすぎてもダメだし時々おろし計りにかけ位置をずらす。
ジリジリと時間ばかり過ぎ簡単には乾いてくれない。
年内の製造は難しくなってきた。

何がいけなかったかというと
あの日天気の読み間違いで島立してあったソバを落とし場所に全部集めたところで
小雨が降り出した。せっかく乾いたのにとシートをかけた。
次の日にはムレないように工夫をしたのだけれどそれから天気が悪く
えらく手こずってしまった。
ドレッドヘアーのエドとHちゃんにせっかく重い島立を集めてもらったのにね。

農作業はちょっとしたタイミングで明暗が分かれてしまうことがある。
それをどう読むか。どこまで行っても難しい。

追記

午後サンプルを持って行って見てもらった。
苦労した割にはほとんど変わっていなかった。ショック!
帰ってまたシャッフルするためにネットからネットへ移し換える。
重い、無間地獄にいる気分だ。
外は厳冬、しかも吹き溜まりさえできてやることがなかなか減らない。
手はガサガサのヒビだらけ、嗚呼。

ソバを急げ!

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どうでしょう?エムちゃん幸せな寝顔、最近去勢したばかりです。

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ついでにジーコの幸せなお昼寝

お知らせ:ソバのご注文頂いているお客様へ 今回野菜の作業がずれ込んでソバの作業が
遅れたことと、製麺所が混み合っているという情報があり年内の発送ができない可能性があります。
年越しに間に合わずご迷惑をおかけしますが予めご了承ください。


12月1日、最後の大きな出荷。大型トラックが闇に消えていくのを見送った。
前日までは外気がマイナス6度くらいだったのでマキストーブを焚き
毛布さらにブルーシートでカバー。兎にも角にも肩の荷がだいぶ軽くなった。
シートを外に出し毛布をたたみ掃除をして小屋はガランとなった。
いよいよソバの調整にかかれる。

そして昨日唐箕をNさんにお借りして始めた調整。
風でソバの実とそれ以外を分ける汚れるけれど綺麗になる作業だ。
暗くなるまでやってようやく荒く1回が終わった。
場所はキャベツに占領されていたハウスの中でやり、
今日は小屋の中に移動し何回か磨きをかけることになる。
さあラストスパート!

ジャガイモ箱詰め終了

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ジャガイモ箱詰め作業中、この山が終わればA品の箱詰め終了です。先が見えてきたぞ!

選別は連れ合いに任せ、見計らって箱を閉じ積み上げます。
同時進行で次の寒さに備えマキストーブを設置。
午後この山がすっかりなくなり掃除も済ませて広い場所ができた。
明日からここに大根を運び袋づめが始まる。
今日もプラス気温になったので煙突を立てる大工仕事もやり易かった。
このまま暖かい1週間でありますように。

気温が緩み

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ジーコは主人が良く見えるキャベツのハウスに移動、空の犬小屋の周りも雪が溶けてきました。背後に調整を待つソバの袋

朝まだ一滴の水も落ちなかったツララから10時頃にもなると一斉にあちこちで
溶けた水が落ちだした。連日の氷点下の中でキャベツや白菜や大根の出荷準備を
したことを思えば1℃でも天国にいる気分だ。
昨日も3トン近くを見送り連れも私も筋肉痛と関節痛に見舞われている。
こんな時気温が緩んでくれてまったく助かっている。
しばらせないためにやる多くのことを免れているからだ。
野菜が全部出て行くまでは気を抜けない温度との闘い。
次の土曜日で出荷のピークだ。あと1週間が踏ん張りどころ。

収穫終了日

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2年前の日仏合作の屋外トイレも雪をかぶりました

枯れアジサイが風に振れている朝、寒暖計はマイナス3度。
きのう小屋でキャベツをむいていると雪が暗くなるほど降ってきた。
電柵に雪がつくと重みで地面に着く恐れがあるので撤去しに行った。
大根がまだあったのでギリギリ置きたかったがあきらめて。
腕にケーブルを巻き取っていく。
今年も畑からはたくさん美味しいものをいただいた。
たくさんの若者たちともここで働き笑いあった。
雪はどんどん積もり夕暮れとともにあたりは灰色に沈む。
ケーブルが外された瞬間に畑は野生に帰っていくのだ。
ということで、きのうが記念すべき収穫終了日11月22日。
感謝して。

ナットはどこへ?

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可愛いジーコ。だが・・・

いつもギリギリ、雪が来てからのタイヤ交換は
何かと不都合が多い。
例えば今日乗用車の前輪を外した後オイルスプレーを
取りに行ったほんの少しの間にジーコが雪の原に喜び
何かをくわえて遊んでいる。嫌な予感がしてタイヤのナットを
数えに行くと一つ足りない。
飛んで行ってジーコを追い詰めた時何かが確かに口の中にあった。
手を伸ばすとあろうことか飲み込んだように見えた。
案の定その近くの地面を磁石で探っても何もない。

4つあるうちの1個ないだけでタイヤ交換は中断。
ナットを街に買いに出るためには軽トラのタイヤも替えねばならず
こうして貴重な半日を無駄にしてしまった。

ナットは多分ジーコの胃袋の中。
そのうち出てくるだろう。それを祈る。
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